2008年02月29日
アラレ。正月のお飾りを使って。
正月に使った「お飾り」を使用して、「アラレ」を作りました。
剪定作業が、真っ只中で、近所のおじさんと従兄弟の「よっちゃん」に剪定に来てもらい、急ピッチで進めています。
寒い中、10時と15時のお茶の時間は、ホッとします。
熱いお茶をすすり、野沢菜をつまみます。
アップルパイも出しましたし、市販の洋菓子も出しました。
今日は、久しぶりに、打って変わって「アラレ」を出します。
お飾りが、使用期間が終わった正月明けから、ずっと乾燥させておきました。
餅は、自家栽培の餅米で、防腐剤等添加物は一切使用していませんから、結構カビが生えやすい。
カビが生えないように乾燥させていくと、「お飾り」にひびが入り、
アラレにちょうどいい塩梅の大きさとなります。
それを、油で揚げて、砂糖とお醤油を混ぜたものの中で、味をつけます。
非常に簡単ですが、本来が「もち米100%」ですから、美味しいはずといえばそれまでなのですが、結構いい味になります。
まだ挑戦していないのですが、「塩味」にしても美味しいかもしれません。
もち米を自家で栽培し、正月に祝い用として使った後は、「再利用」という言葉がふさわしいとは思わないのですが、最後まで使用して、美味しくいただく。
当たり前のことなのですが、なかなか「面倒」という言葉の前でつい億劫になってしまいます。
祖母のよく言っていた「米を無駄にしたら眼がつぶれる。」
(ちょっと表現が過激で申し訳ございません。)
「ケチ」とか「吝嗇」といった言葉とは全く違います。
いつまでも、そういった気持ちで食べ物に接していきたいと思います。

大鍋でたくさん作り、しばらくお茶のお供にします。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
剪定作業が、真っ只中で、近所のおじさんと従兄弟の「よっちゃん」に剪定に来てもらい、急ピッチで進めています。
寒い中、10時と15時のお茶の時間は、ホッとします。
熱いお茶をすすり、野沢菜をつまみます。
アップルパイも出しましたし、市販の洋菓子も出しました。
今日は、久しぶりに、打って変わって「アラレ」を出します。
お飾りが、使用期間が終わった正月明けから、ずっと乾燥させておきました。
餅は、自家栽培の餅米で、防腐剤等添加物は一切使用していませんから、結構カビが生えやすい。
カビが生えないように乾燥させていくと、「お飾り」にひびが入り、
アラレにちょうどいい塩梅の大きさとなります。
それを、油で揚げて、砂糖とお醤油を混ぜたものの中で、味をつけます。
非常に簡単ですが、本来が「もち米100%」ですから、美味しいはずといえばそれまでなのですが、結構いい味になります。
まだ挑戦していないのですが、「塩味」にしても美味しいかもしれません。
もち米を自家で栽培し、正月に祝い用として使った後は、「再利用」という言葉がふさわしいとは思わないのですが、最後まで使用して、美味しくいただく。
当たり前のことなのですが、なかなか「面倒」という言葉の前でつい億劫になってしまいます。
祖母のよく言っていた「米を無駄にしたら眼がつぶれる。」
(ちょっと表現が過激で申し訳ございません。)
「ケチ」とか「吝嗇」といった言葉とは全く違います。
いつまでも、そういった気持ちで食べ物に接していきたいと思います。

大鍋でたくさん作り、しばらくお茶のお供にします。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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2008年02月28日
大根の煮物
ここ数日雪が降り続いています。
10月にたまねぎの苗を定植した頃に蒔いたほうれん草が、かなり大きくなり収穫をと思いましたが、この雪ですっかり雪の下に埋もれてしまいました。
こんな時は、11月の収穫して裏の畑に保存用に埋めておいた大根を中心に「大根の煮物」が体も温まり美味しい季節です。
大根の煮物は、冬場野菜が獲れないときに、田んぼに埋めてあった「大根、ニンジン、ジャガイモ、ゴボウ、」といった我が家で獲れたものを煮込みます。
豚肉といわしのツミレも入れます。
豚肉は、以前にもお話しましたが、北信では「肉じゃが」の肉は、牛肉ではなく、豚肉を使う場合が多く、今回の大根の煮物にも、豚肉を使用します。
これは、子供の頃、農家では「豚」を飼っている方が、この辺りでは結構見受けられました。
この辺りからも、豚肉を牛肉より多く使用する家庭が増えたのではないかとも思います。
大根は、比較的薄く切り、ゴボウはササガキです。他の野菜は、一口大に切ります。ここに「お豆腐」を崩して入れても美味しいです。
ただ「お豆腐」を崩して入れる場合、煮汁が濁るので、それを嫌がる場合もあります。
煮込めば煮込むほど、味が染みこんで生きます。
煮込め煮込むほど、味が鼈甲色に深くなっていきます。
そんな煮込んで、大根もかなり崩れかけた頃が一番美味しいです。
比較的濃厚な味なので、熱燗には打ってつけでしょう。
冬場の、我が家の保存野菜での料理。
ご飯のおかずに最適ですが、のん兵衛の僕には、酒のつまみとして打ってつけです。
美味い酒どころの信州の北信地区であるから、こういった酒にあう料理が発達したのか、
こういった塩辛い料理があるから、辛口の酒が生まれたのか、
難しいところですが、のん兵衛にはありがたい処です。
大根の煮物。今回は、お豆腐無し。
善光寺名物「八幡屋礒五郎 の七味唐辛子」をたっぷりと振り掛けていただく。

大根を煮込む。

ほうれん草は、まだこの雪の下。
土中の保存野菜を利用する。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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10月にたまねぎの苗を定植した頃に蒔いたほうれん草が、かなり大きくなり収穫をと思いましたが、この雪ですっかり雪の下に埋もれてしまいました。
こんな時は、11月の収穫して裏の畑に保存用に埋めておいた大根を中心に「大根の煮物」が体も温まり美味しい季節です。
大根の煮物は、冬場野菜が獲れないときに、田んぼに埋めてあった「大根、ニンジン、ジャガイモ、ゴボウ、」といった我が家で獲れたものを煮込みます。
豚肉といわしのツミレも入れます。
豚肉は、以前にもお話しましたが、北信では「肉じゃが」の肉は、牛肉ではなく、豚肉を使う場合が多く、今回の大根の煮物にも、豚肉を使用します。
これは、子供の頃、農家では「豚」を飼っている方が、この辺りでは結構見受けられました。
この辺りからも、豚肉を牛肉より多く使用する家庭が増えたのではないかとも思います。
大根は、比較的薄く切り、ゴボウはササガキです。他の野菜は、一口大に切ります。ここに「お豆腐」を崩して入れても美味しいです。
ただ「お豆腐」を崩して入れる場合、煮汁が濁るので、それを嫌がる場合もあります。
煮込めば煮込むほど、味が染みこんで生きます。
煮込め煮込むほど、味が鼈甲色に深くなっていきます。
そんな煮込んで、大根もかなり崩れかけた頃が一番美味しいです。
比較的濃厚な味なので、熱燗には打ってつけでしょう。
冬場の、我が家の保存野菜での料理。
ご飯のおかずに最適ですが、のん兵衛の僕には、酒のつまみとして打ってつけです。
美味い酒どころの信州の北信地区であるから、こういった酒にあう料理が発達したのか、
こういった塩辛い料理があるから、辛口の酒が生まれたのか、
難しいところですが、のん兵衛にはありがたい処です。
大根の煮物。今回は、お豆腐無し。
善光寺名物「八幡屋礒五郎 の七味唐辛子」をたっぷりと振り掛けていただく。

大根を煮込む。

ほうれん草は、まだこの雪の下。
土中の保存野菜を利用する。

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2008年02月27日
板粕。美容パックにおつまみに・・・・・。
新酒の季節である。
県内は、蔵元が多いが11月頃にスタートの酒しぼりも、そろそろ終了といった頃ではなかろうか。
新酒のお話は次回に譲るとして、今回は「板粕」について。
お酒は、「モロミ」という発酵したお酒の素の液体を「ヤブタ」という大きな機械で、搾る。
その際に、その「ヤブタ」に付いた、お酒の搾り粕が、「板粕」である。
結構固くて、以前テレビで見ていたら、「お豆腐」の仲間??と間違われていた。
利用方法は、粕汁。甘酒等々使い方は多い。
この板粕をちょと火で炙るように焼いて、お酒のつまみにしても美味しい。
もともと、お酒を搾った後の残りであるから、美味しいはずである。
お酒も結構栄養は満点だが、板粕も「たんぱく質」「アミノ酸」「ビタミン」等栄養素も豊富である。
この栄養豊富ということから、美肌用の美容パックにも昨今では大いに利用されているらしい。
また「板粕風呂」も美肌に利くとか・・・・。
酒搾りのシーズンであるから、スーパーでも結構たくさん販売されている。
最近の板粕は、完全にお酒を搾りきらないので、お酒の風味も抜群。
是非、お酒のおつまみに、美容パックに、お料理にお試しあれ。
1キロのパックにて、各酒元の酒粕は、只今販売中です。

味噌汁に入れても美味しい。
味噌汁にたっぷりといれると、「粕汁風」になって
香り・コクがあって、また美味しい。
甘酒は、板粕をつぶして、お湯に溶かし、お砂糖と塩を入れます。
塩・砂糖の量はお好みで・・・・。

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県内は、蔵元が多いが11月頃にスタートの酒しぼりも、そろそろ終了といった頃ではなかろうか。
新酒のお話は次回に譲るとして、今回は「板粕」について。
お酒は、「モロミ」という発酵したお酒の素の液体を「ヤブタ」という大きな機械で、搾る。
その際に、その「ヤブタ」に付いた、お酒の搾り粕が、「板粕」である。
結構固くて、以前テレビで見ていたら、「お豆腐」の仲間??と間違われていた。
利用方法は、粕汁。甘酒等々使い方は多い。
この板粕をちょと火で炙るように焼いて、お酒のつまみにしても美味しい。
もともと、お酒を搾った後の残りであるから、美味しいはずである。
お酒も結構栄養は満点だが、板粕も「たんぱく質」「アミノ酸」「ビタミン」等栄養素も豊富である。
この栄養豊富ということから、美肌用の美容パックにも昨今では大いに利用されているらしい。
また「板粕風呂」も美肌に利くとか・・・・。
酒搾りのシーズンであるから、スーパーでも結構たくさん販売されている。
最近の板粕は、完全にお酒を搾りきらないので、お酒の風味も抜群。
是非、お酒のおつまみに、美容パックに、お料理にお試しあれ。
1キロのパックにて、各酒元の酒粕は、只今販売中です。

味噌汁に入れても美味しい。
味噌汁にたっぷりといれると、「粕汁風」になって
香り・コクがあって、また美味しい。
甘酒は、板粕をつぶして、お湯に溶かし、お砂糖と塩を入れます。
塩・砂糖の量はお好みで・・・・。

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2008年02月26日
雪を楽しむ。スキーに行こう。
土曜日以来の雪が、やっと小康状態となり晴れ間も見えた日曜日でした。
リンゴの剪定を急がなければならないのですが、この雪で今日もまたお休みです。
リンゴの剪定は、近所の70歳になるおじさんと、父の実家の高山村の従兄弟の「よっちゃん」にきてもらい進めます。
よっちゃンは、高山村で果樹農家としてリンゴを栽培していますが、冬場は、地元高山村の南志賀高原のスキー場で、スキーの指導員をしています。
高山村には、南志賀高原として、山田温泉スキー場・山田牧場のスキー場があり、子供の頃からスキーに触れる機会が多いため、高山村のみなさんは、スキーはかなりうまいです。
高山村生まれの我が家の父も、子供の頃から馴染んでいたせいか、腕前はかなりのものです。
今は、スピードを要求するようですが、父の頃のスキーは、
「如何に美しく、すべることが出来るか!!」
というのが、主題ですから、スピードこそゆっくりですが、とにかくフォームを美しく、奇麗に見せるかが目標となります。
僕も、幼稚園の頃からスキー場に父に連れて行かれ、父の「股」に入って、スキーを「半ば無理やり」覚えさせれました。
以後、休みのたびに父のお供で連れて行かれ、半ば滑れるようになり、スピードは出ませんが、
「美しくすべる」
という父のフォームを踏襲しました。
5歳離れた弟は、父に連れられていったものの、独自の滑り方で滑ったり、スキー教室に入ったり、スポーツマンであったため、友人らと連れ添って、スキー場に頻繁に出かけたりして、スキーを習得し、
かなりの腕前にまでなったようです。
スキー教室では、インストラクターの資格もあるようで、学生時代は結構アルバイトもしたようです。
どちらかというと僕や父の滑り方とは違い、スピードはかなりあり、大きな「コブ」ももろともせず、
コブを征服するような「技能派」の滑り方です。
剪定をしてくれる「よっちゃん」の滑り方は見たことがありません。
父も結構な歳になり、スキーにはほとんど行っていないようです。
僕はといえば、都内にいた頃は、上越新幹線や車を用いて1年に2回から3回は出かけたものですが、
専ら「飲酒目的」でまともに滑っていませんでした。
機会があったら、よっちゃンや父・弟と一緒に滑りたいものです。
それぞれ世代が違いますから、滑り方も様々でしょう。
スキー人口が減っている昨今、せっかくの雪、長野県に生まれたのですから、スキーに馴染んで欲しいものです。
雪が降ると嫌われ者の雪ですが、雪を楽しむのも必要かと思います。
3月になりますが、3月のスキー場は、ポカポカな陽気の日もありとても楽しいものです。
雪が荒れた後のリンゴ畑。
剪定は、今日はお休み。

梨畑。伸びている枝をくくりつける「枝付け」が3月には待っています。

田んぼも雪が降り積もりました。

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リンゴの剪定を急がなければならないのですが、この雪で今日もまたお休みです。
リンゴの剪定は、近所の70歳になるおじさんと、父の実家の高山村の従兄弟の「よっちゃん」にきてもらい進めます。
よっちゃンは、高山村で果樹農家としてリンゴを栽培していますが、冬場は、地元高山村の南志賀高原のスキー場で、スキーの指導員をしています。
高山村には、南志賀高原として、山田温泉スキー場・山田牧場のスキー場があり、子供の頃からスキーに触れる機会が多いため、高山村のみなさんは、スキーはかなりうまいです。
高山村生まれの我が家の父も、子供の頃から馴染んでいたせいか、腕前はかなりのものです。
今は、スピードを要求するようですが、父の頃のスキーは、
「如何に美しく、すべることが出来るか!!」
というのが、主題ですから、スピードこそゆっくりですが、とにかくフォームを美しく、奇麗に見せるかが目標となります。
僕も、幼稚園の頃からスキー場に父に連れて行かれ、父の「股」に入って、スキーを「半ば無理やり」覚えさせれました。
以後、休みのたびに父のお供で連れて行かれ、半ば滑れるようになり、スピードは出ませんが、
「美しくすべる」
という父のフォームを踏襲しました。
5歳離れた弟は、父に連れられていったものの、独自の滑り方で滑ったり、スキー教室に入ったり、スポーツマンであったため、友人らと連れ添って、スキー場に頻繁に出かけたりして、スキーを習得し、
かなりの腕前にまでなったようです。
スキー教室では、インストラクターの資格もあるようで、学生時代は結構アルバイトもしたようです。
どちらかというと僕や父の滑り方とは違い、スピードはかなりあり、大きな「コブ」ももろともせず、
コブを征服するような「技能派」の滑り方です。
剪定をしてくれる「よっちゃん」の滑り方は見たことがありません。
父も結構な歳になり、スキーにはほとんど行っていないようです。
僕はといえば、都内にいた頃は、上越新幹線や車を用いて1年に2回から3回は出かけたものですが、
専ら「飲酒目的」でまともに滑っていませんでした。
機会があったら、よっちゃンや父・弟と一緒に滑りたいものです。
それぞれ世代が違いますから、滑り方も様々でしょう。
スキー人口が減っている昨今、せっかくの雪、長野県に生まれたのですから、スキーに馴染んで欲しいものです。
雪が降ると嫌われ者の雪ですが、雪を楽しむのも必要かと思います。
3月になりますが、3月のスキー場は、ポカポカな陽気の日もありとても楽しいものです。
雪が荒れた後のリンゴ畑。
剪定は、今日はお休み。

梨畑。伸びている枝をくくりつける「枝付け」が3月には待っています。

田んぼも雪が降り積もりました。

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2008年02月25日
雪・雪・雪。
昨日は終日雪。
土曜日に結構強く降っていたが、塩カルを撒く、市の自動車がひっきりなしに動いていたので、大丈夫だろうと高をくくっていたら、朝起きてびっくり。
結構な雪である。
国道18号線も、久しぶりに雪が融けずにいて、本来国道だけは灰色の地肌を表しているのだが、その日は真っ白であった。
スピードも出せないため、みな40キロくらいで走っていた。
中古車屋さんでは、朝から大勢の男性スタッフが出勤して、商品である「車」の周囲の雪かきをしていた。
新生活のスタート前の日曜日であるから、免許を取り立ての新人ドライバーなど、書き入れ時になるであろう日曜日のはずであった。
我が家も含め隣近所は、朝から「雪かき」。
季節外れでもないのだが、「もうそんなに降るまい」と予測していて、
田んぼでもリンゴや梨の剪定やら、小枝の片付けなどある程度の計画を立てていたのだが、すっかり狂ってしまった。
雪かきは、ほぼ午前中一杯掛かった。
結構な仕事になってしまった。
雪は計画的に降るわけでもなく、事前にこれだけ降ると予測して降るわけでもないから、厄介である。
除雪をするにしても、除雪費が掛かるわけで、大まかな予算こそ組んでいるであろうが、この雪ばかりは、計画立てていかない。
2月も終わりと、思っていたら、この雪。
今しばらく辛抱ということか。
受験生は、今日前期試験とか。
昔の共通一時の頃が懐かしまれる。
突然の雪に、乱されること無く、1年間の頑張りを発揮して欲しいものである。
駐車場がある施設では、とても人力では適わない。
農産物直売所「アグリ長沼」

道路も、雪が融けずに踏み固められたため、結構滑りやすく危ない。
道路が融けないのは、久しぶり。

庭には、結構な量の雪が積もる。

松の枝にも、こんもりと雪が・・。

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土曜日に結構強く降っていたが、塩カルを撒く、市の自動車がひっきりなしに動いていたので、大丈夫だろうと高をくくっていたら、朝起きてびっくり。
結構な雪である。
国道18号線も、久しぶりに雪が融けずにいて、本来国道だけは灰色の地肌を表しているのだが、その日は真っ白であった。
スピードも出せないため、みな40キロくらいで走っていた。
中古車屋さんでは、朝から大勢の男性スタッフが出勤して、商品である「車」の周囲の雪かきをしていた。
新生活のスタート前の日曜日であるから、免許を取り立ての新人ドライバーなど、書き入れ時になるであろう日曜日のはずであった。
我が家も含め隣近所は、朝から「雪かき」。
季節外れでもないのだが、「もうそんなに降るまい」と予測していて、
田んぼでもリンゴや梨の剪定やら、小枝の片付けなどある程度の計画を立てていたのだが、すっかり狂ってしまった。
雪かきは、ほぼ午前中一杯掛かった。
結構な仕事になってしまった。
雪は計画的に降るわけでもなく、事前にこれだけ降ると予測して降るわけでもないから、厄介である。
除雪をするにしても、除雪費が掛かるわけで、大まかな予算こそ組んでいるであろうが、この雪ばかりは、計画立てていかない。
2月も終わりと、思っていたら、この雪。
今しばらく辛抱ということか。
受験生は、今日前期試験とか。
昔の共通一時の頃が懐かしまれる。
突然の雪に、乱されること無く、1年間の頑張りを発揮して欲しいものである。
駐車場がある施設では、とても人力では適わない。
農産物直売所「アグリ長沼」

道路も、雪が融けずに踏み固められたため、結構滑りやすく危ない。
道路が融けないのは、久しぶり。

庭には、結構な量の雪が積もる。

松の枝にも、こんもりと雪が・・。

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2008年02月24日
お試しあれ。2つ釦のノータックスーツ。細身スーツのススメ。
都内に住んでいる友人から電話があり、昨日土曜日東京では「春一番」が吹いたそうです。
こちら長野では、昨日は午後から雪が吹雪のように舞い、気温も一気に下がり真冬に戻ったかのようでした。
三寒四温といった具合でしょうか。日中かなり暖かい日もあり、徐々に春になっていくようですね。
春といえば、「新入学・新生活」の季節です。また人事異動の季節でもあり、新しい地での生活スタートもあります。
この時季、従って、スーツを新調される方も多いかもしれません。
特に僕らのような、35歳くらいから40歳くらいまでの方に是非オススメしたいのは、
「2つボタンの、ノータックのスーツ」
を新調されたらいかがでしょう。
この世代は、バブル華やかりし頃で、モードは、イタリアンテイストで、体に似合わないような大き目のジャケットを羽織る方が多いのでは?
アルマーニやダナ・キャランとかゼニヤとか・・・・。ずーとそういうイメージでしたよね。
この当時はまた、3つボタンスーツが大流行した頃。スーツは、3ボタンときめていらっしゃる方も多いのでは??
かくいう私も、バブル世代ですから、上の条件に全く当てはまる世代で、大きめなスーツを羽織り、3ボタンスーツが
「スーツの定番」と思っていて、入社以来ずっとそれで通してきました。
ところが、
東京を離れる前の1年ほど、紳士服のイージーオーダーの仕事をしました。
そこで今までの条件を捨て、
「2つボタンの、ノータックのスーツ」
を着るように言われ、新調しました。
それは抵抗ありました。
今まで、大きめジャケットに、タック(プリーツ)は2つ必ず入っていましたから。
それをいきなり、ノータックで、2つボタン。
はっきり言って、ノータックは「体のライン」が出ます。
2つボタンのそれも細身ですから、女性の「ボディコン」ではありませんが、ある程度ピッタリなんです。
2つボタンは、「貧相なイメージ」が僕にはありました。
今まで約15年近くまとってきたスーツの大転換です。
年齢も30代後半。体のラインを出すほど美しい体をしていないし、ジムで鍛えているわけじゃないし・・・・・・・。
業務命令ということで、
「2つボタンの、ノータックのスーツ」
をまとうことになった私・・・・。
以来、1年。馴れました。
「ノータックのパンツ」にも。
「細身のジャケット」にも。
「2つボタン」にも。
30代後半。年齢的にはかなり厳しいところ・・・・。
でも、細身の2つボタンのノータックのスーツで通しています。
こちらに来て食生活がよくなったせいでしょうか。
「Y」体であった僕の体は、「A体」になってしまいました。
それでも、
細身の2つボタンのノータックのスーツ
で通しています。
30代の方々、3つボタンから2つボタンに。
ノータックパンツに
是非今シーズンからご挑戦あれ。
今週は、何回か僕のスーツ感・30代後半の男のおしゃれについて
綴りたいと思います。
2つ釦スーツ。
ある程度体にフィットした、ジャケットで、着丈も短いです。
お尻もスッポリ隠れません。

スラックスはノータック。
最初はかなり抵抗がありました。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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こちら長野では、昨日は午後から雪が吹雪のように舞い、気温も一気に下がり真冬に戻ったかのようでした。
三寒四温といった具合でしょうか。日中かなり暖かい日もあり、徐々に春になっていくようですね。
春といえば、「新入学・新生活」の季節です。また人事異動の季節でもあり、新しい地での生活スタートもあります。
この時季、従って、スーツを新調される方も多いかもしれません。
特に僕らのような、35歳くらいから40歳くらいまでの方に是非オススメしたいのは、
「2つボタンの、ノータックのスーツ」
を新調されたらいかがでしょう。
この世代は、バブル華やかりし頃で、モードは、イタリアンテイストで、体に似合わないような大き目のジャケットを羽織る方が多いのでは?
アルマーニやダナ・キャランとかゼニヤとか・・・・。ずーとそういうイメージでしたよね。
この当時はまた、3つボタンスーツが大流行した頃。スーツは、3ボタンときめていらっしゃる方も多いのでは??
かくいう私も、バブル世代ですから、上の条件に全く当てはまる世代で、大きめなスーツを羽織り、3ボタンスーツが
「スーツの定番」と思っていて、入社以来ずっとそれで通してきました。
ところが、
東京を離れる前の1年ほど、紳士服のイージーオーダーの仕事をしました。
そこで今までの条件を捨て、
「2つボタンの、ノータックのスーツ」
を着るように言われ、新調しました。
それは抵抗ありました。
今まで、大きめジャケットに、タック(プリーツ)は2つ必ず入っていましたから。
それをいきなり、ノータックで、2つボタン。
はっきり言って、ノータックは「体のライン」が出ます。
2つボタンのそれも細身ですから、女性の「ボディコン」ではありませんが、ある程度ピッタリなんです。
2つボタンは、「貧相なイメージ」が僕にはありました。
今まで約15年近くまとってきたスーツの大転換です。
年齢も30代後半。体のラインを出すほど美しい体をしていないし、ジムで鍛えているわけじゃないし・・・・・・・。
業務命令ということで、
「2つボタンの、ノータックのスーツ」
をまとうことになった私・・・・。
以来、1年。馴れました。
「ノータックのパンツ」にも。
「細身のジャケット」にも。
「2つボタン」にも。
30代後半。年齢的にはかなり厳しいところ・・・・。
でも、細身の2つボタンのノータックのスーツで通しています。
こちらに来て食生活がよくなったせいでしょうか。
「Y」体であった僕の体は、「A体」になってしまいました。
それでも、
細身の2つボタンのノータックのスーツ
で通しています。
30代の方々、3つボタンから2つボタンに。
ノータックパンツに
是非今シーズンからご挑戦あれ。
今週は、何回か僕のスーツ感・30代後半の男のおしゃれについて
綴りたいと思います。
2つ釦スーツ。
ある程度体にフィットした、ジャケットで、着丈も短いです。
お尻もスッポリ隠れません。

スラックスはノータック。
最初はかなり抵抗がありました。

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2008年02月23日
道祖神
渋温泉の温泉の華やかな街を橋を渡ると「道祖神」がありました。
道祖神は、信州・越後に多いようですが、わが町「豊野」では見かけません。
道祖神の建立は、江戸時代中期以降に盛んであったようで、
天災・飢饉・疫病を防ぐため。
また五穀豊穣や夫婦二人が仲良く揃って彫られていることからも夫婦愛から子孫繁栄などを祈って立てられたもののようです。
温泉街のはずれにもあったのですが、
渋温泉の温泉街の中にも道祖神を祭ってあり、「双体道祖神」で夫婦二人が彫られていますから、街中のものは夫婦愛とか子孫繁栄を祈願してのものでしょう。
安曇野に良くあるようですが、私の住む豊野町浅野地区の村はずれには、道祖神ではなく「疫病除け」の石の祠が、江戸時代に建立されました。江戸の頃の浅野村など豊野地区で、どうして道祖神が建立されなかったかは是非調べたいものです。
1月15日頃の小正月に行なわれる、「ドンド焼き」を「ドウロクジン」と呼び、村はずれの道祖神のあるような場所で行なわれますから、「ドウロクジン」は「道祖神」と関係があるようです。
我が地区でも「ドンド焼き」は行なわれますから、道祖神こそ無いものの道祖神信仰に類するものはあったのでしょうか。
江戸中期以降豊野地区など北信では、「コロリ」(コレラだと思います。)が流行し、そうした疫病は村外からやってくるされ、村の境に道祖神の無い豊野地区では、「疫病除け」の祠が道祖神の変わりに立ったのでしょうか。
渋温泉の街中にある道祖神を祭った場所。
「お湯掛け道祖神」とあった。

渋温泉のはずれ 橋を渡った場所にある「双体道祖神」
雪に埋もれていました。

旧浅野村の村はずれにある「厄病除け」の祠。
麻のでは、「赤地蔵さん」と呼ばれている。

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道祖神は、信州・越後に多いようですが、わが町「豊野」では見かけません。
道祖神の建立は、江戸時代中期以降に盛んであったようで、
天災・飢饉・疫病を防ぐため。
また五穀豊穣や夫婦二人が仲良く揃って彫られていることからも夫婦愛から子孫繁栄などを祈って立てられたもののようです。
温泉街のはずれにもあったのですが、
渋温泉の温泉街の中にも道祖神を祭ってあり、「双体道祖神」で夫婦二人が彫られていますから、街中のものは夫婦愛とか子孫繁栄を祈願してのものでしょう。
安曇野に良くあるようですが、私の住む豊野町浅野地区の村はずれには、道祖神ではなく「疫病除け」の石の祠が、江戸時代に建立されました。江戸の頃の浅野村など豊野地区で、どうして道祖神が建立されなかったかは是非調べたいものです。
1月15日頃の小正月に行なわれる、「ドンド焼き」を「ドウロクジン」と呼び、村はずれの道祖神のあるような場所で行なわれますから、「ドウロクジン」は「道祖神」と関係があるようです。
我が地区でも「ドンド焼き」は行なわれますから、道祖神こそ無いものの道祖神信仰に類するものはあったのでしょうか。
江戸中期以降豊野地区など北信では、「コロリ」(コレラだと思います。)が流行し、そうした疫病は村外からやってくるされ、村の境に道祖神の無い豊野地区では、「疫病除け」の祠が道祖神の変わりに立ったのでしょうか。
渋温泉の街中にある道祖神を祭った場所。
「お湯掛け道祖神」とあった。

渋温泉のはずれ 橋を渡った場所にある「双体道祖神」
雪に埋もれていました。

旧浅野村の村はずれにある「厄病除け」の祠。
麻のでは、「赤地蔵さん」と呼ばれている。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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10:08
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2008年02月22日
光の春 春の訪れ。
先日の朝日新聞天声人語に「光の春」のことがサッラと書かれていました。
「光の春」はバレンタインデー辺りの昨今を言い、寒さはまだ厳しいものの、太陽のの光はかなり強くなり、その日の光だけが「春を先取りした様」を言うようです。
もともとは、ソ連の言葉で長野市出身で母校の先輩でもあるお天気キャスターとして有名な倉嶋 厚さんが広めたようで、俳句の新しい季語としても定着しつつあるようです。
信州の寒さはまだ厳しく、先日降った雪は、踏んでみると固く凍ったようかにも見えます。
しかし、日中の光は強く、軒下のツララは、ポタリ ポタリと雫を垂らしています。このツララも、日中は融けていますが、夜の寒さで再び氷り、そのツララの身長を伸ばします。
なんとも「融けてまた伸びて」と呑気なものですが、この優雅な作業の繰り返しで、ツララは生を保っているのですが、いつの間にか小さくなり消え、着実に春になっていきます。
ネコヤナギも確か、2月にその猫のような「ふくらみ」を開かんばかりになりましたが、それっきり2月の寒さで芽を開くのを辞めてしまったかのようで、遅々として、ネコヤナギの可愛げなふくらみを見せてくれません。しかし、ここに来てようやくその「ふくらみ」が成長したような気がします。
毎日厳しい寒さが続きますが、2月ももう下旬。
3月1には、高校の卒業式も挙行されるようです。
「春は名のみの風の寒さや・・・♪♪」
の早春賦も長野県で作られた歌。
「光の春」はもともとソ連の言葉ですが、長野にふさわしい言葉です。
ウキウキするような春。
いよいよ春の登場。
そんな春の訪れの予感です。
ふくらみが大きくなった「ネコヤナギ」

南斜面の田んぼではすっかり雪が融けました。

大きくなるのに「下に」伸びるツララ。
南斜面には雪が無いのに、北側では、雪がまだ融けていません。

高社山はまだ雪の装い。

真っ青な2月の空。
松の上の雪は、強い光を浴び、徐々に解けていく。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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「光の春」はバレンタインデー辺りの昨今を言い、寒さはまだ厳しいものの、太陽のの光はかなり強くなり、その日の光だけが「春を先取りした様」を言うようです。
もともとは、ソ連の言葉で長野市出身で母校の先輩でもあるお天気キャスターとして有名な倉嶋 厚さんが広めたようで、俳句の新しい季語としても定着しつつあるようです。
信州の寒さはまだ厳しく、先日降った雪は、踏んでみると固く凍ったようかにも見えます。
しかし、日中の光は強く、軒下のツララは、ポタリ ポタリと雫を垂らしています。このツララも、日中は融けていますが、夜の寒さで再び氷り、そのツララの身長を伸ばします。
なんとも「融けてまた伸びて」と呑気なものですが、この優雅な作業の繰り返しで、ツララは生を保っているのですが、いつの間にか小さくなり消え、着実に春になっていきます。
ネコヤナギも確か、2月にその猫のような「ふくらみ」を開かんばかりになりましたが、それっきり2月の寒さで芽を開くのを辞めてしまったかのようで、遅々として、ネコヤナギの可愛げなふくらみを見せてくれません。しかし、ここに来てようやくその「ふくらみ」が成長したような気がします。
毎日厳しい寒さが続きますが、2月ももう下旬。
3月1には、高校の卒業式も挙行されるようです。
「春は名のみの風の寒さや・・・♪♪」
の早春賦も長野県で作られた歌。
「光の春」はもともとソ連の言葉ですが、長野にふさわしい言葉です。
ウキウキするような春。
いよいよ春の登場。
そんな春の訪れの予感です。
ふくらみが大きくなった「ネコヤナギ」

南斜面の田んぼではすっかり雪が融けました。

大きくなるのに「下に」伸びるツララ。
南斜面には雪が無いのに、北側では、雪がまだ融けていません。

高社山はまだ雪の装い。

真っ青な2月の空。
松の上の雪は、強い光を浴び、徐々に解けていく。

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2008年02月21日
酒蔵見学 温泉日記 最終日
外湯めぐりは、9つの湯を巡り終えたのですが、
ひたすら湯に浸かる「湯治」の目的からついつい眼が他にも行ってしまいます。
なんと、渋温泉が並ぶ横手川の向いに「玉村本店」という蔵元があり、
日本酒を醸造していることを発見。急いでいってきました。
「志賀高原の麓で、酒造り???」
と思ったのですが、玉村本店で醸し出している「縁喜」は専ら同じ下高井郡の木島平村のお米を使用しているようです。
木島平村のお米は、僕が依然勤めていた都内の百貨店では、「ブランド米」として販売されており、美味しかったのを覚えています。
そんな木島平のお米と志賀高原から湧き出る良質な水を使用してのお酒です。
玉村本店は、渋温泉の横手川を渡って登ったすぐにあり、販売もしていますが、2階にはギャラリーがあり、玉村本店ゆかりの画家たちの絵が飾ってあり、1階では試飲できます。
「田舎の酒屋さん」といった言葉がふさわしいお店で、落ち着いた雰囲気のお店です。200年近く続いているということからも、玉村本店が醸し出す「縁喜」が美味い酒として認められているのではないでしょうか。
お店の隣には、ビール工場があります。
玉村本店で醸造している「志賀高原ビール」です。
志賀高原の湧水を使い、じっくりと作る手作りビールだそうです。
お仕事の邪魔にならないように伺ったところ、「ホップ」はご自分たちで作っているそうです。
ホップといえば、以外にも長野県の北信地方特に千曲川の河東は、「ホップ」栽培が盛んでした。
僕の父親も、上高井郡の高山村の出身ですが、僕も子供の頃に、父親の実家の高山村に行った折、よく「ホップ」の畑を目にしたのを覚えています。
また昔、中野市でたくさん「ホップ」が栽培され、中野産の「ホップ」は、サッポロビールで使用されていたため、中野の方は、「サッポロビールをよう購入するんだ」とお酒屋さんに伺ったことがあります。
今は、ビールも飲酒量が少なくなったせいでしょうか、高山村や中野の辺りを車で回っても、「ホップ畑」を目にすることは無くなってしまいました。
温泉最終日、温泉といえば「温泉饅頭」がお土産ですが、僕はやはりお酒に走ってしまい、「縁喜」のしぼりたて 生酒を購入してしまいました。
せっかく外湯めぐりをして「奇麗な体??」になったにもかかわらず、またアルコールが入ってしまい、また今年も思いやられる気がいたします。昨年の健康診断の結果も余り芳しくなかったので、程々に美味しい「縁喜」のお酒を楽しみたいと思います。
一番オススメ「大湯」
9つの外湯めぐりですが何度も入ってしまいました。
「外湯巡り」は、原則渋温泉への宿泊者の方のみの限定ですが、渋温泉の旅館組合に相談いただければ、宿泊しなくとも「外湯巡り」は出来るそうです。

玉村本店。渋温泉から徒歩でもいけます。

店内では、試飲も出来ます。2回はギャラリーになっています。

玉村本店のお店のすぐ横が「志賀高原ビール」の工場。

結構良いお天気であったため旅館でも雪下ろしをしていました。
汗をすごくかきますから、雪下ろしの後のビールは美味いでしょう。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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ひたすら湯に浸かる「湯治」の目的からついつい眼が他にも行ってしまいます。
なんと、渋温泉が並ぶ横手川の向いに「玉村本店」という蔵元があり、
日本酒を醸造していることを発見。急いでいってきました。
「志賀高原の麓で、酒造り???」
と思ったのですが、玉村本店で醸し出している「縁喜」は専ら同じ下高井郡の木島平村のお米を使用しているようです。
木島平村のお米は、僕が依然勤めていた都内の百貨店では、「ブランド米」として販売されており、美味しかったのを覚えています。
そんな木島平のお米と志賀高原から湧き出る良質な水を使用してのお酒です。
玉村本店は、渋温泉の横手川を渡って登ったすぐにあり、販売もしていますが、2階にはギャラリーがあり、玉村本店ゆかりの画家たちの絵が飾ってあり、1階では試飲できます。
「田舎の酒屋さん」といった言葉がふさわしいお店で、落ち着いた雰囲気のお店です。200年近く続いているということからも、玉村本店が醸し出す「縁喜」が美味い酒として認められているのではないでしょうか。
お店の隣には、ビール工場があります。
玉村本店で醸造している「志賀高原ビール」です。
志賀高原の湧水を使い、じっくりと作る手作りビールだそうです。
お仕事の邪魔にならないように伺ったところ、「ホップ」はご自分たちで作っているそうです。
ホップといえば、以外にも長野県の北信地方特に千曲川の河東は、「ホップ」栽培が盛んでした。
僕の父親も、上高井郡の高山村の出身ですが、僕も子供の頃に、父親の実家の高山村に行った折、よく「ホップ」の畑を目にしたのを覚えています。
また昔、中野市でたくさん「ホップ」が栽培され、中野産の「ホップ」は、サッポロビールで使用されていたため、中野の方は、「サッポロビールをよう購入するんだ」とお酒屋さんに伺ったことがあります。
今は、ビールも飲酒量が少なくなったせいでしょうか、高山村や中野の辺りを車で回っても、「ホップ畑」を目にすることは無くなってしまいました。
温泉最終日、温泉といえば「温泉饅頭」がお土産ですが、僕はやはりお酒に走ってしまい、「縁喜」のしぼりたて 生酒を購入してしまいました。
せっかく外湯めぐりをして「奇麗な体??」になったにもかかわらず、またアルコールが入ってしまい、また今年も思いやられる気がいたします。昨年の健康診断の結果も余り芳しくなかったので、程々に美味しい「縁喜」のお酒を楽しみたいと思います。
一番オススメ「大湯」
9つの外湯めぐりですが何度も入ってしまいました。
「外湯巡り」は、原則渋温泉への宿泊者の方のみの限定ですが、渋温泉の旅館組合に相談いただければ、宿泊しなくとも「外湯巡り」は出来るそうです。

玉村本店。渋温泉から徒歩でもいけます。

店内では、試飲も出来ます。2回はギャラリーになっています。

玉村本店のお店のすぐ横が「志賀高原ビール」の工場。

結構良いお天気であったため旅館でも雪下ろしをしていました。
汗をすごくかきますから、雪下ろしの後のビールは美味いでしょう。

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2008年02月20日
外湯巡り 渋温泉日記2日目。
北信州 渋温泉での日記、2日目です。
渋温泉の名物に、「外湯めぐり」があります。
渋温泉には、9つの「外湯」があります。
旅館には、「内湯」といって、その旅館の大浴場や露天風呂がありますが、渋温泉では銭湯のような「外湯」とううのが9箇所あって、湯治の間、その9つの外湯を順にめぐり、それぞれの「湯」を楽しみます。
広い渋温泉郷ですから、源泉も多数あり、湯の種類は、色も温度も9つの湯それぞれ違います。
「目洗いの湯」といってすごく湯が透き通るように奇麗で、「目を洗うことが出来るほど澄んでいる」湯もあれば、
「大湯」のように少し濁っていて、硫黄の香りがほのかに香る「湯」もあります。
こんな「湯巡り」を2日も3日も掛けて行なうのです。
昔は、なかったのですが今は、写真のような「外湯めぐりの手ぬぐい」があって、入った湯で、その湯のスタンプを押します。
こんな手ぬぐいをぶら下げながら、のどかな渋温泉の街を、外湯巡りをしながら、下駄でそぞろ歩くのもまた楽しいものです。
要所、要所には、「足湯」もあり、下駄で冷えた足を温めることも出来ます。
私の母や叔母も祖母に連れられて、湯治にやってきたようですが、
その当時は、
「信玄袋」に米を入れ、それを背負って、米を持参して湯治に来たものだ。
と申していましたが、
ボンネットバスに揺られ、米を背負っての湯治から比べると、下駄を踏み踏み、足湯に浸かりつつ、道端で作られている「温泉卵」を口にすると、随分と変わったものだなあと思います。
ただ変わらないのは、この「外湯巡り」。
外湯では、体を洗えません。
掛け湯をしたら、ただひたすら「湯に浸かり」熱くなったら、上がり、また浸かります。
それを繰り返しながら、体を癒します。
全くの裸で、無防備ですから、全く知らない人との話も弾みます。
都内での銭湯では、考えられないことです。
子供の頃に祖母に連れられての外湯めぐりをした当時と全く変わらなく、外湯では、各地からの老若男女が「お国自慢」を話し、「四方山話」をする風景は、もう30年近く経た今日も変わらないようです。
これからも続いて欲しいと思う、この「外湯巡り」です。
スタンプを押しての「外湯巡り」

道沿いに外湯はあります。
下駄を引っ掛けつつ巡ります。

温泉寺のそばの足湯

温泉卵。
箱根の大涌谷にも真っ黒でカチカチに固い温泉卵が販売されていますが、
こちらは少し控えめな「緩い温泉卵」

「ケロリン」の洗面器と木製の洗面器。
「ケロリン」の洗面器には、学生時代杉並の銭湯で随分とお世話になりましたが、いまでも都内の銭湯にはあるのでしょうか?

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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渋温泉の名物に、「外湯めぐり」があります。
渋温泉には、9つの「外湯」があります。
旅館には、「内湯」といって、その旅館の大浴場や露天風呂がありますが、渋温泉では銭湯のような「外湯」とううのが9箇所あって、湯治の間、その9つの外湯を順にめぐり、それぞれの「湯」を楽しみます。
広い渋温泉郷ですから、源泉も多数あり、湯の種類は、色も温度も9つの湯それぞれ違います。
「目洗いの湯」といってすごく湯が透き通るように奇麗で、「目を洗うことが出来るほど澄んでいる」湯もあれば、
「大湯」のように少し濁っていて、硫黄の香りがほのかに香る「湯」もあります。
こんな「湯巡り」を2日も3日も掛けて行なうのです。
昔は、なかったのですが今は、写真のような「外湯めぐりの手ぬぐい」があって、入った湯で、その湯のスタンプを押します。
こんな手ぬぐいをぶら下げながら、のどかな渋温泉の街を、外湯巡りをしながら、下駄でそぞろ歩くのもまた楽しいものです。
要所、要所には、「足湯」もあり、下駄で冷えた足を温めることも出来ます。
私の母や叔母も祖母に連れられて、湯治にやってきたようですが、
その当時は、
「信玄袋」に米を入れ、それを背負って、米を持参して湯治に来たものだ。
と申していましたが、
ボンネットバスに揺られ、米を背負っての湯治から比べると、下駄を踏み踏み、足湯に浸かりつつ、道端で作られている「温泉卵」を口にすると、随分と変わったものだなあと思います。
ただ変わらないのは、この「外湯巡り」。
外湯では、体を洗えません。
掛け湯をしたら、ただひたすら「湯に浸かり」熱くなったら、上がり、また浸かります。
それを繰り返しながら、体を癒します。
全くの裸で、無防備ですから、全く知らない人との話も弾みます。
都内での銭湯では、考えられないことです。
子供の頃に祖母に連れられての外湯めぐりをした当時と全く変わらなく、外湯では、各地からの老若男女が「お国自慢」を話し、「四方山話」をする風景は、もう30年近く経た今日も変わらないようです。
これからも続いて欲しいと思う、この「外湯巡り」です。
スタンプを押しての「外湯巡り」

道沿いに外湯はあります。
下駄を引っ掛けつつ巡ります。

温泉寺のそばの足湯

温泉卵。
箱根の大涌谷にも真っ黒でカチカチに固い温泉卵が販売されていますが、
こちらは少し控えめな「緩い温泉卵」

「ケロリン」の洗面器と木製の洗面器。
「ケロリン」の洗面器には、学生時代杉並の銭湯で随分とお世話になりましたが、いまでも都内の銭湯にはあるのでしょうか?

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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09:13
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2008年02月19日
温泉日記 その1
北志賀の麓、渋温泉に今シーズンリンゴの作業でお世話になった方々と一緒に、湯治に出かけました。
長野市の最北部の我が豊野町から、車で40分くらい。
随分と楽になったものです。
僕が子供の頃、祖母に連れられて、湯治に出かけた頃は、信州中野までバスに乗り、そこから神林温泉行きというバスに乗り、2時間くらい掛けて行ったものです。
渋温泉は、横手川の川沿いにある北志賀温泉温泉郷の中でも上流の最北端にあります。
川伝いに下っていくに従い、湯田中や星野・安代といった温泉が続きます。
都内にいた頃、温泉は、一泊で行くことはあったのですが、今回2泊3日というのは久しぶりです。
都内にいた頃は、箱根によく行っていました。会社の保養施設があったのと、小田急線で新宿から小1時間という便利さも手伝って、結構出かけました。
ただ、温泉に行っても、「湯治」というより、「飲酒」なんですよね。
夜は、大騒ぎで、お酒飲んで騒いで、「湯にゆっくり浸かる」なんて無かったんじゃないでしょうか。
渋温泉の中でも一番奥に「温泉寺」という武田信玄が懇ろにした、お寺もあります。
戦人信玄公も、湯に浸かり戦の疲れを癒したのだそうです。
これから3日間、今回こそはゆっくり湯に浸かり「湯治」をしたいと思います。
川沿いに旅館ホテルが立ち並ぶ「渋温泉」

源泉掛け流し。こんないいお天気の下、一杯やったら最高かと思います。
温泉寺。
真田家 ご本陣 「つばたや」
歴史を感じさせてくれる建物です。
古くから庶民にまた武士にも愛された「渋温泉」を伝えてくれます。

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長野市の最北部の我が豊野町から、車で40分くらい。
随分と楽になったものです。
僕が子供の頃、祖母に連れられて、湯治に出かけた頃は、信州中野までバスに乗り、そこから神林温泉行きというバスに乗り、2時間くらい掛けて行ったものです。
渋温泉は、横手川の川沿いにある北志賀温泉温泉郷の中でも上流の最北端にあります。
川伝いに下っていくに従い、湯田中や星野・安代といった温泉が続きます。
都内にいた頃、温泉は、一泊で行くことはあったのですが、今回2泊3日というのは久しぶりです。
都内にいた頃は、箱根によく行っていました。会社の保養施設があったのと、小田急線で新宿から小1時間という便利さも手伝って、結構出かけました。
ただ、温泉に行っても、「湯治」というより、「飲酒」なんですよね。
夜は、大騒ぎで、お酒飲んで騒いで、「湯にゆっくり浸かる」なんて無かったんじゃないでしょうか。
渋温泉の中でも一番奥に「温泉寺」という武田信玄が懇ろにした、お寺もあります。
戦人信玄公も、湯に浸かり戦の疲れを癒したのだそうです。
これから3日間、今回こそはゆっくり湯に浸かり「湯治」をしたいと思います。
川沿いに旅館ホテルが立ち並ぶ「渋温泉」

源泉掛け流し。こんないいお天気の下、一杯やったら最高かと思います。

温泉寺。

真田家 ご本陣 「つばたや」
歴史を感じさせてくれる建物です。
古くから庶民にまた武士にも愛された「渋温泉」を伝えてくれます。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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08:14
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2008年02月18日
おやき3種類。
裏のおばさんが、油で揚げたおやきを持ってきてくれました。
ここ1週間で、おやき3種類を偶然食べることが出来たわけです。。
前にお話した
1.「蒸かす おやき」
2.「焼くおやき」
3.「油で揚げるおやき」
の3種類です。
南北に長い信州 長野県で、地域により
また同じ地域でも、それぞれの家庭により
味が違い、作り方も違うおやきです。
粉食文化盛んの地 長野ならではの、おやきの登場です。
3種類いただいて、作り手の皆さんがおっしゃるのは開口一番
「うちのが一番美味しいよ!!」
18歳まで長野にいましたが、その後20年間は東京暮らしの僕です。
そのブランクが、客観的に3種類の味それぞれを楽しめたのではないかと思います。
どれが一番美味しいというより
どれもそれぞれの地域文化や地域ごとの食生活など「背景」があり、今日のおやきに至ったはずです。
そんなことを考えながらいただくと「蒸かすのも 焼くのも 揚げるのも」、どれも美味しかったです。
3つのおやきに共通したことがあります。
どのおやきも信州の旬のもの・地の物を使って美味しくいただこうと考えていることです。
野沢菜も12月に漬けたものは結構「古漬け」になってきました。
そんなときは、野沢菜の古漬けを、細かく切り、それに鰹節やお醤油など加え、煮込みます。
そのままご飯の上に掛けても美味しいのですが、これをおやきの「具」にすると更に美味しい!
冬の保存食として、お茶請けにご飯のお供に漬けた野沢菜です。
漬けたものは、モッタイナイですから、最後まで工夫して使い切ろう
しかも「美味しくいただこう」 という考え方は是非 見習いたいです。
おやきがこうですから、信州名物の「蕎麦」にも色々あるのでしょう。
二八の白い「更科蕎麦」 つなぎをあまり使わない色が濃い「戸隠そば」
都会では、信州蕎麦は「更級そば」が有名でしたが、こちらも奥が深そうです。
ぜひ色々と味見をしたいものです。
我が家の母親は「蒸かすおやき」です。
蒸し器で蒸かしたおやきは、お饅頭のようにふっくらしています。

善光寺 大門町にある「小川の庄」のおやきは「焼くおやき」です。
具を皮で包んでそのまま焼くそうです。皮が薄く、パリパリしています。

小川の庄のお店には囲炉裏があり、僕が行ったときは実際に「焼いていました。」
1個から販売してくれますので、おやつにはもってこいです。
>
裏のおばさんのおやき。「油で揚げた」おやきです。
おばさんは、中信に近い長野市南部の出身です。
皮を水分を多めにして、薄くして包み、油で揚げます。
皮が薄いせいでしょうか、油を余り吸っておらず、たくさんいただけます。
>
中身の具は「野沢菜を刻んだもの」
野沢菜が古くなった今頃結構盛んに作られるおやきです。

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ここ1週間で、おやき3種類を偶然食べることが出来たわけです。。
前にお話した
1.「蒸かす おやき」
2.「焼くおやき」
3.「油で揚げるおやき」
の3種類です。
南北に長い信州 長野県で、地域により
また同じ地域でも、それぞれの家庭により
味が違い、作り方も違うおやきです。
粉食文化盛んの地 長野ならではの、おやきの登場です。
3種類いただいて、作り手の皆さんがおっしゃるのは開口一番
「うちのが一番美味しいよ!!」
18歳まで長野にいましたが、その後20年間は東京暮らしの僕です。
そのブランクが、客観的に3種類の味それぞれを楽しめたのではないかと思います。
どれが一番美味しいというより
どれもそれぞれの地域文化や地域ごとの食生活など「背景」があり、今日のおやきに至ったはずです。
そんなことを考えながらいただくと「蒸かすのも 焼くのも 揚げるのも」、どれも美味しかったです。
3つのおやきに共通したことがあります。
どのおやきも信州の旬のもの・地の物を使って美味しくいただこうと考えていることです。
野沢菜も12月に漬けたものは結構「古漬け」になってきました。
そんなときは、野沢菜の古漬けを、細かく切り、それに鰹節やお醤油など加え、煮込みます。
そのままご飯の上に掛けても美味しいのですが、これをおやきの「具」にすると更に美味しい!
冬の保存食として、お茶請けにご飯のお供に漬けた野沢菜です。
漬けたものは、モッタイナイですから、最後まで工夫して使い切ろう
しかも「美味しくいただこう」 という考え方は是非 見習いたいです。
おやきがこうですから、信州名物の「蕎麦」にも色々あるのでしょう。
二八の白い「更科蕎麦」 つなぎをあまり使わない色が濃い「戸隠そば」
都会では、信州蕎麦は「更級そば」が有名でしたが、こちらも奥が深そうです。
ぜひ色々と味見をしたいものです。
我が家の母親は「蒸かすおやき」です。
蒸し器で蒸かしたおやきは、お饅頭のようにふっくらしています。

善光寺 大門町にある「小川の庄」のおやきは「焼くおやき」です。
具を皮で包んでそのまま焼くそうです。皮が薄く、パリパリしています。

小川の庄のお店には囲炉裏があり、僕が行ったときは実際に「焼いていました。」
1個から販売してくれますので、おやつにはもってこいです。
>

裏のおばさんのおやき。「油で揚げた」おやきです。
おばさんは、中信に近い長野市南部の出身です。
皮を水分を多めにして、薄くして包み、油で揚げます。
皮が薄いせいでしょうか、油を余り吸っておらず、たくさんいただけます。
>

中身の具は「野沢菜を刻んだもの」
野沢菜が古くなった今頃結構盛んに作られるおやきです。

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2008年02月17日
長野生まれの梨南水
今朝の朝日新聞の長野版に 「梨南水と市田柿の台湾でのフェアが好評」との記事が載っていました。
梨「南水」は、長野県の南信試験場で誕生した「長野県オリジナルブランド」の梨です。
今、NOC(長野県原産地呼称委員会)の商品が清酒やワインなどで有名となり、昨今は「長野産のお米」にも冠が付けられるようになりました。
梨南水はNOCの認定商品ではありませんが、長野生まれで南信や北信の豊野や中野で盛んに栽培されています。
東京でも結構有名となり、八百屋さんでも「南水 長野県ブランドの梨」として販売され、大変好評とのことです。
濃厚な甘さで、我が家の梨の栽培品種の中でもダントツの人気です。
日持ちがする特徴があるため、南信飯田の南水が台湾で販売されているのでしょう。
まだ味見をしていない方は、是非本年の秋にお試しあれ。
梨の中では、一番奥手の部類に属しますので、9月からの「幸水」に始まる信州の梨を色々と食べ比べるのも楽しいですよ。
梨南水の美味しさは食べ比べてみるとわかります。
そんな南水を栽培している梨畑では
只今 、剪定中。
このあと、空に向かって、伸びた梨の樹の枝を
棚にくくりつける「棚付け」の作業が、3月頃に始まります。
それまでに、梨の剪定はもちろん、リンゴの剪定も終えておかなければなりません。
今年は、寒い!!。
なかなか畑の作業もままならず、遅れ気味ですが、2月後半追い上げたいと思います。
台湾でも販売されるほどになった長野生まれの梨南水。
長野県ブランドの梨として自慢できる梨です。
その栽培の様子も今年は、つづりますので、ご期待いただきたいのと同時に応援よろしくお願いいたします。
出荷時の梨南水。
梨は、お尻を頭に向けて出荷します。

髪の毛がツンツン伸びているような「枝」を3月くらいを目途に
棚にくくりつけます。

寒さがこたえる今年、梨の剪定を進めます。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
梨「南水」は、長野県の南信試験場で誕生した「長野県オリジナルブランド」の梨です。
今、NOC(長野県原産地呼称委員会)の商品が清酒やワインなどで有名となり、昨今は「長野産のお米」にも冠が付けられるようになりました。
梨南水はNOCの認定商品ではありませんが、長野生まれで南信や北信の豊野や中野で盛んに栽培されています。
東京でも結構有名となり、八百屋さんでも「南水 長野県ブランドの梨」として販売され、大変好評とのことです。
濃厚な甘さで、我が家の梨の栽培品種の中でもダントツの人気です。
日持ちがする特徴があるため、南信飯田の南水が台湾で販売されているのでしょう。
まだ味見をしていない方は、是非本年の秋にお試しあれ。
梨の中では、一番奥手の部類に属しますので、9月からの「幸水」に始まる信州の梨を色々と食べ比べるのも楽しいですよ。
梨南水の美味しさは食べ比べてみるとわかります。
そんな南水を栽培している梨畑では
只今 、剪定中。
このあと、空に向かって、伸びた梨の樹の枝を
棚にくくりつける「棚付け」の作業が、3月頃に始まります。
それまでに、梨の剪定はもちろん、リンゴの剪定も終えておかなければなりません。
今年は、寒い!!。
なかなか畑の作業もままならず、遅れ気味ですが、2月後半追い上げたいと思います。
台湾でも販売されるほどになった長野生まれの梨南水。
長野県ブランドの梨として自慢できる梨です。
その栽培の様子も今年は、つづりますので、ご期待いただきたいのと同時に応援よろしくお願いいたします。
出荷時の梨南水。
梨は、お尻を頭に向けて出荷します。
髪の毛がツンツン伸びているような「枝」を3月くらいを目途に
棚にくくりつけます。

寒さがこたえる今年、梨の剪定を進めます。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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09:07
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2008年02月16日
善光寺まであの食べ歩き。
1時間い1本しかないJR飯山線で長野の善光寺に。
徒歩のときの楽しみは、善光寺の参道 中央通を歩きながら、「食べ歩き」が出来ること。
まずは、「ドリコノ焼き」。子供の頃から、行きつけていた。権堂の手前 善光寺に面して右側にある。
次いで、鶴屋の酒まん。
お酒の香りが漂う温かい饅頭である。
続いて、小川の庄の「縄文おやき」。
我が家の「蒸かす」おやきと違い、ことらは、生地で具を丸めて、そのまま焼く。
次いで、大門の太平堂の「まほろの月」。こちらは、都内でも渋谷の東急東横で買える。確か、「東横のれん街」のほうではなかったか。
次いで、参道のアイスクリームとおやき・饅頭。
参道ならではの楽しみは、歩きながら頂けること。
この参道の雰囲気は、葛飾柴又の帝釈天を彷彿させるが、帝釈天の参道は、善光寺ほど長くない。
仁王門を通って、「駒がえり橋」までは、飲食が可能である。
そばをいただこうかと思ったら、お菓子の食べ歩きでいっぱいになってしまった。
次回は、参道まで多数の酒屋があり、新酒の季節。
飲み歩きと行きたいものである。
ドリコノ焼き。今川焼きである。

やわらかくてきめの細かい鶴屋の「酒饅頭」

縄文おやきは囲炉裏で焼いていた。

まほろばの月。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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徒歩のときの楽しみは、善光寺の参道 中央通を歩きながら、「食べ歩き」が出来ること。
まずは、「ドリコノ焼き」。子供の頃から、行きつけていた。権堂の手前 善光寺に面して右側にある。
次いで、鶴屋の酒まん。
お酒の香りが漂う温かい饅頭である。
続いて、小川の庄の「縄文おやき」。
我が家の「蒸かす」おやきと違い、ことらは、生地で具を丸めて、そのまま焼く。
次いで、大門の太平堂の「まほろの月」。こちらは、都内でも渋谷の東急東横で買える。確か、「東横のれん街」のほうではなかったか。
次いで、参道のアイスクリームとおやき・饅頭。
参道ならではの楽しみは、歩きながら頂けること。
この参道の雰囲気は、葛飾柴又の帝釈天を彷彿させるが、帝釈天の参道は、善光寺ほど長くない。
仁王門を通って、「駒がえり橋」までは、飲食が可能である。
そばをいただこうかと思ったら、お菓子の食べ歩きでいっぱいになってしまった。
次回は、参道まで多数の酒屋があり、新酒の季節。
飲み歩きと行きたいものである。
ドリコノ焼き。今川焼きである。

やわらかくてきめの細かい鶴屋の「酒饅頭」

縄文おやきは囲炉裏で焼いていた。

まほろばの月。

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2008年02月15日
アップルパイにてんやわんや。
昨日は、朝からひたすらアップルパイを作りました。
別に、バレンタインとかは関係ないのですが・・・。
都合12個。
素人の男ならではの「アップルパイ」です。
僕は、とにかく中身の「リンゴ餡」に非常にこだわり、午前中は
ひたすらリンゴの皮をむき、「リンゴ餡」作りを行ないました。
中身のリンゴ餡をたっぷりと入れるので、結構リンゴ餡は大量に使います。
「こだわる」と「いっても「リンゴ餡」は難しくないですよ。
酒飲みののせいか、「濃い口」が好きな僕は、「リンゴ餡」も濃い目。
リンゴの甘酸っぱい香りを大切にしつつ、レモン汁と砂糖多めにこだわります。
リンゴ餡をとにかく「たっぷり」と包むのが僕流。
りんご屋ですから「リンゴの味」を味わってもらいたいです。
見かけはイマイチどころか、「ちょっと・・・・」
パイの淵が、僕が作ると盛り上がらないのです。
母親が作ると、「アップルパイ」らしく奇麗に淵が焼きあがって盛り上がるのですが・・・。そこは男の料理「ご愛嬌」
冬場の剪定の合間の縫って、まだまだリンゴの料理に挑戦したいと思います。いい料理方法があったら是非教えてください。
あと、「信州ギフト」のホームページで今月はこの自家製のアップルパイのプレゼントもあります。
味見をしてみたい方、よろしかったらどうぞ。
市販のものと違い、あくまで趣味で作る男の料理ですから、形はいびつです。
この冬一番の寒さとか・・・。リンゴが冷たい!!
都合100個くらいはむいたでしょうか。
大鍋で3回煮ました。

4等分に剥いたリンゴをいちょう切りにして、レモン汁・砂糖を入れて煮ます。よく「分量」を聞かれますが、計ったことはありません。
「大体かんな感じかな??」でいきます。

僕に「リンゴ餡」の悩みは、色がイマイチなこと。
どうも市販のリンゴ餡のような奇麗な色にならないんですよね。
これで冷ますと、色がすっかり褪せてしまうんです。

中身を食べてほしいですね。
リンゴ餡をたっぷり入れます。
砂糖・レモン汁・シナモン等は、目分量ですから、
鍋によって味は違ってきます。
」
形も色々です。都合12個。1つは、味見をしつつ、作りながら食べてしまいました。
これもご愛嬌。
パイの淵が市販のパイのように盛り上がりません。
見た目は悪いですが・・・・。
「中身のリンゴ餡をお楽しみください。」

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別に、バレンタインとかは関係ないのですが・・・。
都合12個。
素人の男ならではの「アップルパイ」です。
僕は、とにかく中身の「リンゴ餡」に非常にこだわり、午前中は
ひたすらリンゴの皮をむき、「リンゴ餡」作りを行ないました。
中身のリンゴ餡をたっぷりと入れるので、結構リンゴ餡は大量に使います。
「こだわる」と「いっても「リンゴ餡」は難しくないですよ。
酒飲みののせいか、「濃い口」が好きな僕は、「リンゴ餡」も濃い目。
リンゴの甘酸っぱい香りを大切にしつつ、レモン汁と砂糖多めにこだわります。
リンゴ餡をとにかく「たっぷり」と包むのが僕流。
りんご屋ですから「リンゴの味」を味わってもらいたいです。
見かけはイマイチどころか、「ちょっと・・・・」
パイの淵が、僕が作ると盛り上がらないのです。
母親が作ると、「アップルパイ」らしく奇麗に淵が焼きあがって盛り上がるのですが・・・。そこは男の料理「ご愛嬌」
冬場の剪定の合間の縫って、まだまだリンゴの料理に挑戦したいと思います。いい料理方法があったら是非教えてください。
あと、「信州ギフト」のホームページで今月はこの自家製のアップルパイのプレゼントもあります。
味見をしてみたい方、よろしかったらどうぞ。
市販のものと違い、あくまで趣味で作る男の料理ですから、形はいびつです。
この冬一番の寒さとか・・・。リンゴが冷たい!!
都合100個くらいはむいたでしょうか。
大鍋で3回煮ました。

4等分に剥いたリンゴをいちょう切りにして、レモン汁・砂糖を入れて煮ます。よく「分量」を聞かれますが、計ったことはありません。
「大体かんな感じかな??」でいきます。

僕に「リンゴ餡」の悩みは、色がイマイチなこと。
どうも市販のリンゴ餡のような奇麗な色にならないんですよね。
これで冷ますと、色がすっかり褪せてしまうんです。

中身を食べてほしいですね。
リンゴ餡をたっぷり入れます。
砂糖・レモン汁・シナモン等は、目分量ですから、
鍋によって味は違ってきます。
」

形も色々です。都合12個。1つは、味見をしつつ、作りながら食べてしまいました。
これもご愛嬌。
パイの淵が市販のパイのように盛り上がりません。
見た目は悪いですが・・・・。
「中身のリンゴ餡をお楽しみください。」

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2008年02月13日
おやき 北信濃の文化 その1
昨日は、午後からかなり雪が吹雪いた。雪の嵐のようであった。
私は、ちょっと出かけてしまったのであるが、雪の日の合間を縫って母親が「おやき」を作った。
長野といえば、前にもお話した通りそばを始め「粉物」が非常に多い。
そんな中でも、「おやき」は長野ならではの粉物の一つではなかろうか。
しかしながら、長野は南北に広いだけあって、「おやき」の造り方はたくさんある。
善光寺参道の大門町にお店がある西山地方の代表「鬼無里のおやき」は、本当に「焼いて」ある。
長野市北部三才あたりのおやき屋さんの「おやき」は「油で揚げて」ある。
これが長野市最北端の豊野町の我が家での辺りではおやきを「蒸かす。」
こうみただけで「おやきの作り方」一つとて見ても様々で、このほかにも作り方もたくさんあるのであろうが、
更にこの上に我が家の周辺を例にとってもみても
「おやきにベーキングパウダー(膨らます粉)をいれるとか、イースト菌を入れて寝かせてから蒸かすとか・・・・・」
材料「粉」の段階からして、千差万別なのである。
使用する「粉」一つとっても各家庭によって違うから、茶飲み話が盛り上がる。
おやきは広い長野にあって、地域ごとに違い、またそれぞれの家庭によって味も作り方も違う。それぞれの地域の背景があって今日のそれぞれのおやきに至っていることを思えば、おやきも地域の一つの文化である。
あまりに奥ゆかしくて、とても1日では語りきれない「おやき」である。
我が家でも1年を通じて作るが、春は、「ノビロ」といった野に生えている旬の野菜を使い、夏は北信濃名物の「丸ナス」を使う。
そして厳冬の今は、旬の野菜が無いから、田んぼにいけてあった「大根」など冬の保存野菜を使う。
旬の野菜を味わい深く美味しくいただけるのも「おやき」ならではである。
善光寺平において「お米が農民の口に入らない」といったことから「おやき」を始めとする「粉食文化」が発達したのか不明であるが、こうして四季の野菜を美味しくいただける「おやき」というものをとらえると、
ご飯を差し置いて、敢えて「おやきをいただく」というのも頷けるような気がする。それほどおやきは北信濃には無くてはならない「名物」なのである。
左側の一番大きいのは大根の輪きりに特製味噌を挟んだもの。
手前右は、キャベツ等野菜のミックス。
右奥は、小豆。
何れも材料は全て自家で獲れたもの。

手前は、大根輪切りのおやきを二つに割ったもの。
奥は、キャベツなど野菜のミックス。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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私は、ちょっと出かけてしまったのであるが、雪の日の合間を縫って母親が「おやき」を作った。
長野といえば、前にもお話した通りそばを始め「粉物」が非常に多い。
そんな中でも、「おやき」は長野ならではの粉物の一つではなかろうか。
しかしながら、長野は南北に広いだけあって、「おやき」の造り方はたくさんある。
善光寺参道の大門町にお店がある西山地方の代表「鬼無里のおやき」は、本当に「焼いて」ある。
長野市北部三才あたりのおやき屋さんの「おやき」は「油で揚げて」ある。
これが長野市最北端の豊野町の我が家での辺りではおやきを「蒸かす。」
こうみただけで「おやきの作り方」一つとて見ても様々で、このほかにも作り方もたくさんあるのであろうが、
更にこの上に我が家の周辺を例にとってもみても
「おやきにベーキングパウダー(膨らます粉)をいれるとか、イースト菌を入れて寝かせてから蒸かすとか・・・・・」
材料「粉」の段階からして、千差万別なのである。
使用する「粉」一つとっても各家庭によって違うから、茶飲み話が盛り上がる。
おやきは広い長野にあって、地域ごとに違い、またそれぞれの家庭によって味も作り方も違う。それぞれの地域の背景があって今日のそれぞれのおやきに至っていることを思えば、おやきも地域の一つの文化である。
あまりに奥ゆかしくて、とても1日では語りきれない「おやき」である。
我が家でも1年を通じて作るが、春は、「ノビロ」といった野に生えている旬の野菜を使い、夏は北信濃名物の「丸ナス」を使う。
そして厳冬の今は、旬の野菜が無いから、田んぼにいけてあった「大根」など冬の保存野菜を使う。
旬の野菜を味わい深く美味しくいただけるのも「おやき」ならではである。
善光寺平において「お米が農民の口に入らない」といったことから「おやき」を始めとする「粉食文化」が発達したのか不明であるが、こうして四季の野菜を美味しくいただける「おやき」というものをとらえると、
ご飯を差し置いて、敢えて「おやきをいただく」というのも頷けるような気がする。それほどおやきは北信濃には無くてはならない「名物」なのである。
左側の一番大きいのは大根の輪きりに特製味噌を挟んだもの。
手前右は、キャベツ等野菜のミックス。
右奥は、小豆。
何れも材料は全て自家で獲れたもの。

手前は、大根輪切りのおやきを二つに割ったもの。
奥は、キャベツなど野菜のミックス。

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2008年02月12日
馬から高速自動車網へ。
豊野駅が奥信濃へのターミナルステーションであって大変栄えたということは昨日も含めお話しましたが、国道18号線には現代のターミナルとしての役割を担う運送会社があります。
国道18号線を長野市の東和田には長野東郵便局が、村山辺りから北上すると、右手に「日通」と「西濃運輸」がしばらくいくと左手に「ヤマト運輸」のアップルラインの支店があります。
そして、西濃運輸は昨今、長い間使用していた村山の場所から、須坂の福島に移転したようです。
須坂のこの辺りは、そのほかに佐川急便の長野支店もあります。
何れの支店も、長野市を含む、北信濃一円の荷物を集荷し、佐川さんや西濃運輸のある須坂にある長野東インターを使用して、都内を始め、全国へ、荷物が運ばれていきます。
我が家のリンゴも、ヤマト運輸や佐川急便が、集荷をしてくれ、いったんターミナルの基地に集められて後、行き先別に別れ全国へ運ばれることになります。
一昨年、ヤマト運輸のアップルラインの支店の集荷の様子を見学させてもらいましたが、すごいものでした。よくもまあ、これだけ荷物が集まるものだと驚嘆しました。
江戸の昔、北信濃の菜種油が江戸まで運ばれるには、一つには須坂から大笹街道を通り、鳥居峠を越え、群馬の倉賀野まで行き、その後は、利根川を利用して江戸までに至ったのですが、峠越えの際は、最終的には馬でなく「牛」を使ったようです。
なんともまあ「ノンビリ」とした通運だったわけですが、当時はそれが一番早かったわけですね。
菜種が運ばれたであろう江戸の末期からかれこれ200年以上。
北信濃のリンゴを始めとする、「産物」は郵便局を始め、ヤマト運輸・佐川急便といった多数の運送会社により今スピーディーに運ばれます。
菜種からリンゴ・桃・梨に運ばれるものも変わり、牛や馬から高速網を使った車に変わりました。
通運についぞ使われずに今後も使われないであろう「千曲川」は、そんな事お構いなしというがごとくゆっくりと流れていきます。
ヤマト運輸のアップルライン支店

江戸末期から千曲川を使って、新潟と千曲川沿岸地域を結ぼうとする「夢」は遂に果たされなかった。

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国道18号線を長野市の東和田には長野東郵便局が、村山辺りから北上すると、右手に「日通」と「西濃運輸」がしばらくいくと左手に「ヤマト運輸」のアップルラインの支店があります。
そして、西濃運輸は昨今、長い間使用していた村山の場所から、須坂の福島に移転したようです。
須坂のこの辺りは、そのほかに佐川急便の長野支店もあります。
何れの支店も、長野市を含む、北信濃一円の荷物を集荷し、佐川さんや西濃運輸のある須坂にある長野東インターを使用して、都内を始め、全国へ、荷物が運ばれていきます。
我が家のリンゴも、ヤマト運輸や佐川急便が、集荷をしてくれ、いったんターミナルの基地に集められて後、行き先別に別れ全国へ運ばれることになります。
一昨年、ヤマト運輸のアップルラインの支店の集荷の様子を見学させてもらいましたが、すごいものでした。よくもまあ、これだけ荷物が集まるものだと驚嘆しました。
江戸の昔、北信濃の菜種油が江戸まで運ばれるには、一つには須坂から大笹街道を通り、鳥居峠を越え、群馬の倉賀野まで行き、その後は、利根川を利用して江戸までに至ったのですが、峠越えの際は、最終的には馬でなく「牛」を使ったようです。
なんともまあ「ノンビリ」とした通運だったわけですが、当時はそれが一番早かったわけですね。
菜種が運ばれたであろう江戸の末期からかれこれ200年以上。
北信濃のリンゴを始めとする、「産物」は郵便局を始め、ヤマト運輸・佐川急便といった多数の運送会社により今スピーディーに運ばれます。
菜種からリンゴ・桃・梨に運ばれるものも変わり、牛や馬から高速網を使った車に変わりました。
通運についぞ使われずに今後も使われないであろう「千曲川」は、そんな事お構いなしというがごとくゆっくりと流れていきます。
ヤマト運輸のアップルライン支店

江戸末期から千曲川を使って、新潟と千曲川沿岸地域を結ぼうとする「夢」は遂に果たされなかった。

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2008年02月11日
剪定の合間に 渋温泉へ。
剪定の合間を縫って渋温泉へ。
ここ豊野町の最北部浅野辺りでは、冬になると温泉への湯治に出かけることが多くなるが、湯治の行き先は渋温泉ないしは湯田中温泉。
明治の頃に、信越線が開通し豊野駅が開業したときは、豊野が湯田中や渋温泉など奥信濃への玄関口であった。豊野駅から湯田中への定期便として、乗りあい馬車はもちろん、乗り合い自動車も走ったようである。その後、河東鉄道(長野電鉄)が、徐々に長野駅に向けて開通していくにつれ、豊野の奥信濃へのターミナル ステーションとしても機能は薄れていく。
この頃からであろうか、豊野の農家が冬閑散期に湯治に湯田中・渋といった山ノ内に行くようになったのは。
近くには、父のふるさと上高井郡高山村の高山温泉郷もあるのであるが、この辺りで、高山温泉に出かけたというのをあまり耳にしない。
森鴎外は、豊野駅から高山温泉郷へ出かけている。
温泉につかり、日頃の疲れを癒す本来の「湯治」というよりは僕の場合は、お酒を頂き、はしゃぐといった「カラオケボックス」的な場所となりがちである。
次回行くときはゆっくりと湯に浸かり、本来の「湯治」をしたいものである。
剪定で切った枝に雪が積もってしまった。早く片付けるべきであった。
因みに枝を片付けるのは、僕の仕事である。


2種類温泉饅頭を購入したが、どちらも昔ながらの温泉饅頭で非常に美味であった。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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ここ豊野町の最北部浅野辺りでは、冬になると温泉への湯治に出かけることが多くなるが、湯治の行き先は渋温泉ないしは湯田中温泉。
明治の頃に、信越線が開通し豊野駅が開業したときは、豊野が湯田中や渋温泉など奥信濃への玄関口であった。豊野駅から湯田中への定期便として、乗りあい馬車はもちろん、乗り合い自動車も走ったようである。その後、河東鉄道(長野電鉄)が、徐々に長野駅に向けて開通していくにつれ、豊野の奥信濃へのターミナル ステーションとしても機能は薄れていく。
この頃からであろうか、豊野の農家が冬閑散期に湯治に湯田中・渋といった山ノ内に行くようになったのは。
近くには、父のふるさと上高井郡高山村の高山温泉郷もあるのであるが、この辺りで、高山温泉に出かけたというのをあまり耳にしない。
森鴎外は、豊野駅から高山温泉郷へ出かけている。
温泉につかり、日頃の疲れを癒す本来の「湯治」というよりは僕の場合は、お酒を頂き、はしゃぐといった「カラオケボックス」的な場所となりがちである。
次回行くときはゆっくりと湯に浸かり、本来の「湯治」をしたいものである。
剪定で切った枝に雪が積もってしまった。早く片付けるべきであった。
因みに枝を片付けるのは、僕の仕事である。


2種類温泉饅頭を購入したが、どちらも昔ながらの温泉饅頭で非常に美味であった。

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2008年02月10日
折り紙の雛人形。
土曜日恒例の信州歴史講座を聞きに千曲市の県立歴史館に。
現在、特別企画展として、「信濃の人形展」の開催していることは前にお話しましたが、
「折り紙で雛人形を作るコーナー」がありました。
折り紙を使って、雛人形を折りましょう!!というものですが、結構雛人形らしく、折り紙でも折れるものですね。
千代紙の文様がまた雛人形らしさを漂わせてくれます。
我が家は、母親と叔母と女の子の姉妹でしたが、祖父の兄弟が戦後の満洲からの引き揚げや混乱の中で、雛人形らしい雛人形は買ってもらえなかったとのこと。
続いて僕ら兄弟は2人とも男。
弟の子供たちも2人とも男の子というわけで、雛人形には余り縁が無いのが実情です。
子供の頃、隣の友達の家の妹の雛人形の段飾りが羨ましかったのを思い出します。
昨日は、折り方も展示してあったので、早速折り紙を折ってみました。
ひな祭りは、こちら北信濃では月遅れの4月3日です。
まだまだ春まで時間がある北信濃の冬。
今年は、折り紙で作った雛人形を飾りましょう。
もちろん、郷土の土雛「中野の土人形」も立派に飾りたいと思います。
千代紙が雛人形の雰囲気を醸し出してくれます。




善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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現在、特別企画展として、「信濃の人形展」の開催していることは前にお話しましたが、
「折り紙で雛人形を作るコーナー」がありました。
折り紙を使って、雛人形を折りましょう!!というものですが、結構雛人形らしく、折り紙でも折れるものですね。
千代紙の文様がまた雛人形らしさを漂わせてくれます。
我が家は、母親と叔母と女の子の姉妹でしたが、祖父の兄弟が戦後の満洲からの引き揚げや混乱の中で、雛人形らしい雛人形は買ってもらえなかったとのこと。
続いて僕ら兄弟は2人とも男。
弟の子供たちも2人とも男の子というわけで、雛人形には余り縁が無いのが実情です。
子供の頃、隣の友達の家の妹の雛人形の段飾りが羨ましかったのを思い出します。
昨日は、折り方も展示してあったので、早速折り紙を折ってみました。
ひな祭りは、こちら北信濃では月遅れの4月3日です。
まだまだ春まで時間がある北信濃の冬。
今年は、折り紙で作った雛人形を飾りましょう。
もちろん、郷土の土雛「中野の土人形」も立派に飾りたいと思います。
千代紙が雛人形の雰囲気を醸し出してくれます。




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2008年02月09日
自家製のアップルパイ お試しあれ。
我が家のリンゴを使ってアップルパイを作りました。
市販の「パイシート」を使えば、簡単に出来ますよ。
中身の「リンゴ餡」を作るのがちょっと手間が掛かるかな。
でも、コタツに入って、お茶をすすりながら、りんごの皮をむいて
それを短冊切りして、鍋一杯くらいにして、砂糖とレモン汁を入れて煮込みます。
30分くらいでアップルパイの中身の「リンゴ餡」が出来上がります。
冷凍の市販のパイシートを解凍してオーブンで焼くだけです。
オーブンにもよると思いますが、30分もあれば焼きあがります。
杏ジャムを加えたり、リンゴ餡とサツマイモのコラボ餡を作って中身にしたりしても、OKです。
色々アレンジしても楽しいですよ。
是非、お試しあれ。
大雑把なところが男の料理のいいところ。
見栄えは余り気にしません。
美味しく楽しくいただければ、いいのではないでしょうか。

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市販の「パイシート」を使えば、簡単に出来ますよ。
中身の「リンゴ餡」を作るのがちょっと手間が掛かるかな。
でも、コタツに入って、お茶をすすりながら、りんごの皮をむいて
それを短冊切りして、鍋一杯くらいにして、砂糖とレモン汁を入れて煮込みます。
30分くらいでアップルパイの中身の「リンゴ餡」が出来上がります。
冷凍の市販のパイシートを解凍してオーブンで焼くだけです。
オーブンにもよると思いますが、30分もあれば焼きあがります。
杏ジャムを加えたり、リンゴ餡とサツマイモのコラボ餡を作って中身にしたりしても、OKです。
色々アレンジしても楽しいですよ。
是非、お試しあれ。
大雑把なところが男の料理のいいところ。
見栄えは余り気にしません。
美味しく楽しくいただければ、いいのではないでしょうか。

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