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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2014年06月28日

桐の樹とは・・・・・・・

最近見かけませんが
「桐の箪笥」というと高級和服をしまう専用の箪笥、
そして「桐箱」というと高額な商品券が入っていたりと
「桐」というと高級なイメージが浮かびます。

そして、「桐の紋章」は高貴なイメージの代名詞でもあり
古くは豊臣秀吉から現在の日本国政府に至るまで
政権担当者の証としても使用されているようです。

ところでその「桐」、見たことありますか??

「桐箱」に入った高級カステラですとか
桐の箱は見かけますが
「桐の樹」となるとなかなか見かけないのではないでしょうか。

我が家のリンゴ畑の隣の畑に
その「桐の樹」が、威風堂々と植わっております。

その桐の葉っぱの大きいこと!!
大人の手のひらが二つ分くらいあります。

山の多い長野県ですが
山に自生していることはあるのでしょうか??
僕は、今まで山で桐の木を見かけたことはありません。
畑の隣に植わっていて、
最初は何の樹か全く気にしていませんでした。

余りの葉っぱの大きさに、
何の樹か聞いたところ「桐の樹」と判明しました。

結構、普段眼にしているものでも
実物や原材料をハッキリと見たことがないものってありますよね。

以前、ご紹介したアカシアはちみつの原料である
「ニセアカシア」の樹も意外と知られていませんでした。

また同じ紋章でいうと徳川家の「葵紋」の
「葵」は見たことがありません。

我が家周辺でも見かける「タチアオイ」とは
同じアオイ科でも全く違うようです。

最近タブレットを購入しました。
何だか子供の頃に帰ってわからないことを
「どうして??」と調べています。

でも、実物を自分の足で出かけ、
自分の目で見るのが一番と言う気も致します。
便利な時代になりましたが、
「欲」はどこまでも続くようです。














立派な桐の樹






桐の葉の大きいこと!!








大きな桐の葉が所狭しと並んでいます。















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Posted by ドジヒコ at 18:14Comments(0)ふとした光景

2014年06月22日

五月雨を集めて早し・・・・・・・

五月雨を集めてはやし最上川
松尾芭蕉の奥の細道紀行の途上の句である。

10年ほど前に山形を旅行したのだが
最上川の様子は、全く記憶にない。

梅雨時の大雨で
「ゴーゴー」と音をたてて流れるほど急流なのか・・?
普段はおとなしい川だけれど、
今のような五月雨の時期、
連日の大雨で水かさが増し、急流なのか・・・・??

さて、芭蕉は、最上川を詠んだが
どっこい信州にもも、五月雨を…の句に匹敵するほどの
大河として千曲川がある。

何しろ、長野県の北半分に降り注ぐ雨を
一手に引き受けるのであるから
五月雨の季節になると
物凄い水かさとなることもある。

北アルプスを源流とする高瀬川の水も犀川も
もちろん東信、北信の全ての河川の水が千曲川に注ぐ。

そんな大河であるが
五月雨の季節、連日の大雨となると
普段はおとなしく見える、千曲川は
「集めて早し・・・」どころか
それ以上の恐怖感を覚えるほどの激流ともなりうる。

昨今、千曲川に新幹線の橋梁がかかる中野市側の
橋げたの下あたりに、
「千曲川の船橋跡」の史跡の碑が移設された。

鉄橋である立ヶ花橋がかかる以前
旧豊野町と中野市は、
千曲川にかかる船橋で結ばれていた。

中野市教育委員会の説明文によると
千曲川に鉄橋が掛かったのが大正14年、
船による「渡し」から、船橋が架設されたのが明治15年
約半世紀ほど、ここに船橋が掛かっていたわけだ。

船を横に何艘も浮かべその上に、板を渡し、
橋のように渡れるようにしたのが船橋だ。

台風や大水の時は、
板を取り、船を岸に戻し、船橋はお休みとなる。

なんともゆったりとした話だが、
何しろ先ほども述べたが、
長野県の北半分を引き受けて流れるのだから
五月雨の季節となると、
船橋の架設・撤去は大変であったろうと想像する。

今は、立ヶ花橋を車でものの1分もあれば
千曲川を渡ることが出来る。

船で渡っていた頃・・・・・、
そして船橋が掛かっていた頃・・・・・・・、
五月雨を集めて早し千曲川
五月雨を集めて恐し千曲川であったのであろう。

















中野市側新幹線橋梁下に移設された立ヶ花船橋跡碑








大水が氾濫したりせぬよう
水神様の祠もある。



左側が来年開通の北陸新幹線橋梁。
対岸が豊野町。

対岸の曽峰公園には
立ヶ花の船付き場の碑があり
そこから、渡し船で対岸に渡っていたり
飯山行きの「船」が出ていたことを説明する碑文がある。









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Posted by ドジヒコ at 05:48Comments(0)北信濃ならでは

2014年06月19日

栗の花の自己主張

この時期ならではの「ニオイ」がやってきた。
悪い意味での「臭い」と書くべきか、
良い意味での「匂い」と書くべきか・・・・。
栗の花の「ニオイ」である。

今の時期、りんごの摘果の作業の真っ只中であるが
小布施橋辺りに畑がある我が家にとって
この「ニオイ」を嗅がざるを得ない。

「生臭いニオイ」と表現する方もおられるが
この時期ならではの、「季節を告げる匂い」で
なんとも言えない匂いなのだ。


そもそも栗の花は、なぜ匂うのか???

くだもののの場合、
花が香りを放ち、その香りにおびき寄せられて
やってきた虫に、受粉の媒介をしてもらう
いわゆる「虫媒花」が多数ある。

そういった子孫を残すために、
「栗の花」もあのニオイを放ち
虫の来訪を促すのであれば納得である。

ところが、「栗」は、虫によって受粉が行われるのではなく
「風」によって受粉が行われる「風媒花」。

現に、栗の花をちょっと触るだけで、いとも簡単に
無数の花粉が、手に付き
風によって雄花から雌花に
「花粉」が運ばれやすいようになっている。

しかも雄花は雌花のすぐ隣にあるのだから
ちょっとした風でも受粉は行われるであろう。

雄花は、毛虫のようで
色合いも白で、お世辞にも「きれい」とは言えない栗の花。
りんごのような、可憐な白
桃のような薄っすらとしたピンク
鮮やかな色合いのかけらも無い・・・・・。

どちらかというと
くだものの花は、きれいであり
「お花見」も出来るくらいであるが、
栗の花は、地味で実に目立たない。
しかも「ニオイ」が先ほど述べた「臭い」とも
表現できるような香りであるし。

だから、風薫る季節ではあるが
栗の花の下で「花見」なんて聞いたこともないし
「可憐な花」と一緒に写真撮影とはいかない。

そんな「外見」が、地味な栗の花の自己主張であろうか、
しっかりと栗の花は「匂い」を放っているのである。

強力な香りでの自己主張、
この栗の花の自己主張
「くさい」とは言わず、
「栗の花の季節がやってきた」と
いい意味で解釈をしたいものである。

「金木犀」の香りがすると
晩秋を感じるように
「栗の花」の香りがしたら
夏の到来としたいものである。

せっかくの自己主張を
「生臭い」などと言わずに
もっと素直に受け入れてあげなければなるまい。







満開の栗の花




こちらが「雄花」



手に触れると
無数の花粉が手に付く。





雄花の根元の
「イガ」のようなものが「雌花」
そう言えば、「栗のイガ」にも見えます。












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Posted by ドジヒコ at 04:31Comments(0)北信濃ならでは

2014年06月05日

ニセアカシア…本家を凌ぐ有名さ

千曲川沿いや道路ののり面で
かわいい木から結構な巨木まで
真っ白な花が咲いている。

花の名は、「ニセアカシア」
マメ科の植物で白い房状の花が
「たわわ」と言った表現がふさわしいように
無数に咲いているのだ。

一見きれいに見えるこの真っ白な花、
実にリンゴ農家にとっては、大敵なのだ。

リンゴにもいくつか病気があるが
この「ニセアカシア」は、炭そ病と言う
腐敗性の病気を媒介するのだ。

先ほど「結構な巨木」と書いたが
巨木のニセアカシアを伝染源とし
風に吹かれて、炭そ病の菌が
リンゴ畑に飛散し梅雨明け頃に発病となる。

実に困った病気であるが
この「ニセアカシア」は
比較的短い時間で巨木となり
養分も少ないやせた土地でも育つことから
堤防や道路ののり面の強化対策として
植えられることが多いそうだ。

また、アカシアはちみつで有名なように
いわゆる我々が普段言っている「アカシア」は
この「ニセアカシア」を指す。

だからアカシアはちみつは、
本来は「ニセアカシアはちみつ」であり
関口宏さんの奥様である西田佐知子さんが歌った
「アカシアの雨が止むとき」も
「ニセアカシアの雨が止むとき」が正しいのだ。

そもそもがこのニセアカシアは外来植物で
明治のころに日本に入ってきたころに
直訳すると「偽のアカシア」と訳されることから
「ニセアカシア」と言う名前が付いたらしい。

「ニセアカシア」と「偽(にせ)」がつくとは
なんともかわいそうな名前であるが
本来のアカシアを凌ぎ
有名となってしまった。

亡くなった清岡卓行の「アカシアの大連」も
石原裕次郎の歌の歌詞にも出てくる「アカシア」も
すべてこの「ニセアカシア」である。

だからと言って決して昨年世間を賑わした「偽装表示」を危惧して
正しい「表示」の「ニセアカシアの大連」に戻そうとは思わないし
偽(ニセ)と付くと何だかすべての名称が興ざめしてしまうのも
このニセアカシアの宿命かもしれない。

本家を上回ったアカシアこと「ニセアカシア」、
可憐なきれいな花を咲かせてくれ見事ではあるが
リンゴの病気を媒介するので
困り物でもあるのだ。











ニセアカシアの花



山の谷を流れる小川ののり面で


「たわわ」といった表現がふさわしい
















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Posted by ドジヒコ at 05:22Comments(0)季節

2014年06月01日

ガラパゴスな?いちご。

「大きくて甘くて・・ちょっとお値段が高いが・・・」
最近のイチゴはこんなイメージであろうか。

「トチオトメ」などで有名なイチゴの本場栃木県と新興の福岡県などで
新品種の育種競争が行なわれ
遂には、1パックではなく
一粒1000円もする白いイチゴも登場。

福岡では知事自らが、県産イチゴのPRに乗り出し
県を挙げて、販売促進活動を行い
新品種育成を積極的に行っている。

今や、1年365日収穫が可能となったイチゴで
今述べたように品種も百花繚乱といったところだが
我が家のイチゴは、俗に言う「ガラパゴス」である。

我が家では、僕が子供の頃だから
かれこれ30年近くも前から
同じ品種を栽培している。

「宝交早生」という品種で
調べてみると昭和30年代に
育成された品種であるらしい。

新品種の育成ラッシュの中にあって
昭和30年代のイチゴをまだ作り続けているとは・・・・
しかもこの「宝交早生」、余り甘くない。
粒も大きくは無い。

子供の頃を思い出すと
イチゴにたっぷりと砂糖を掛けて食べていた。

イチゴは、甘いものであるはずだが
そのいちごに砂糖を掛けて食べるとは
何ともおかしなものだ。
それだけ、甘さが控えめなのだ。

では、新品種ラッシュのイチゴにおいて
砂糖を掛けるほどの糖度が高くない品種を
なぜ作る続けているかというと
放任していてもシッカリ実るからのようだ。
要は、全くの無農薬で手間が掛からないそうだ。

我が家のイチゴは、自家用であって
出荷など一切していない。

リンゴや桃・梨の栽培の合間に
株を植え替えて、水をたまに与えるだけで
後は、申し訳ないけれど
何もしてあげない。

それでも、この「宝交早生」、立派に育ち、
毎年毎年梅雨の直前、5月月末には
実を付けてくれる。
手が掛からずに育ってくれるのだ。

大事に大事に手を掛けず
放任しておいても、しっかり育ってくれる・・・・。
それが、我が家がいまだガラパゴスな品種「宝交早生」を
作る理由である。

ちょっと酸が強くて
砂糖をかけて食べるイチゴ「宝交早生」。
毎年この時期になると「旬」を届けてくれる。



ところで、「ガラパゴス」化とは
ダーウインによると
独自の「進化」を遂げていることを言うらしい。
ガラパゴスな携帯電話も
日本独自の進化を遂げ「ガラ携」と言う。
果たして、我が家のイチゴが
独自の「進化」を遂るであろうか・・・・?
ちょっと「ガラパゴスのイチゴ」とは
修飾が過ぎたか・・・・・・・。












我が家の露地イチゴ。
毎年5月末が「旬」である。


最近のイチゴのように大きくて甘くは無いが
イチゴの「旬」を届けてくれる。
















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Posted by ドジヒコ at 04:10Comments(0)野菜・農産物関連