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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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< 2013年02>
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2013年02月15日

信州ならではの「おやき」・・・・・・・長野の「粉もん」

先日京都に寄ったついでに
大阪にも立ち寄り道頓堀で
たこ焼きとお好み焼きを頂いた。

しかしながら、道頓堀界隈の
たこ焼きやとお好み焼き屋の
店の数の多さには驚いた。

朝日新書に「粉もん 庶民の食文化」と言う新書がある。
著者は大学院にて、たこ焼き中心に粉食文化を研究し、
この新書では、お好み焼きやたこ焼きが中心に
全国津々浦々のいわゆる「粉食」の
郷土料理について書かれていて、面白かった。

その著者が言う
地域を代表する庶民の味・ローカルフードの「粉食」は
今や「地域だけの味」としてではなく
敢えて大阪に行かなくとも
長野の地でも様々に頂くことができる。

国道18号線沿いを走っていても
たこ焼き・お好み焼きに讃岐うどん・・・
さすがに八戸せんべい汁は無いと思うが
全国のかなりの「粉もん」を
頂くことができる。

大阪など関西のたこ焼き・お好み焼き、
香川県の讃岐うどん、
いずれも全国区となり、
名の知れたチェーン店も多数存在している。

しかしながら、長野の「おやき」、
果たして大阪で香川で食べられているであろうか??

20年ほど東京に住んでいたが
長野のおやきを口に出来るのは
デパートの信州物産展だけであった。

おやきは、実家に帰ってきていただいた。
冬は信州ならではの「野沢菜」、
夏はこれまた信州ならではの「丸ナス」。
信州の四季のものをおやきは頂ける。

「粉もん」が、いくら「庶民の味」とか
ご飯の「代用食」と言っても
おやきは、いわゆる大衆的な「B級グルメ」でもないし
そばと違って「代用食」でもないような気がする。

おやきは、お盆にも春祭り・秋祭りなど
長野の地では「ハレの日」に欠かせない存在でもある。
かといって「赤飯」のように
折り詰めにして引き出物としてまでの「存在」には至っていない。

代用食でもなく、高級すぎず、大衆的過ぎず・・・・、
でも郷土食豊かな庶民の味。
「おやき」の地位はそんなところであろうか。

今の季節は調度古くなった野沢菜の漬物を
細かく刻み煮込んで、具材にした「おやき」が
「旬」で美味しい。

そしてもう少しすると
春の風物詩「フキノトウ」を使った
フキ味噌のおやきも美味しい。

長野の「粉もん」、おやき。
道頓堀界隈で行列を作っていた
たこ焼きやサンまでとは行かなくとも
もう少し頑張って欲しいものである。

「ハレの日」だけの郷土食でもなく
長野の地でしか味わえない郷土食でもない
どこでも気軽に頂ける「粉もん」としてのおやき。

香川県まで讃岐うどんを食べに行く時代である。
「週末は信州までおやきを食べに行こう!!」
とまでは行かなくとも
気軽に手軽におやきを食べることが出来
信州ならではの「粉もん」=おやきが
全国に広まって欲しいと思う。

高校生がたこ焼き片手に・・・・
ではなく
高校生がおやき片手に・・・・。
お焼きが気軽な存在に、
いつかそんな時代が来て欲しいと思っている。






野沢菜のおやき。
古くなった野沢菜漬けを細かく切り
鍋で煮込んでおやきの具材に。






お焼きの具材。
煮込んだ野沢菜漬けを小さく丸めて具材に。








お焼きの生地で包んだ後、我が家ではこれを「蒸かす。」
その他にも
広い長野県 地域によっては
油で「揚げる」
生地を焦がすように「焼く」
と調理方法も様々。







「蒸かして」出来上がり。















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Posted by ドジヒコ at 06:04Comments(0)地元郷土の料理

2013年02月14日

桃の剪定作業始まる。

昨日朝方随分と雪が降り
困ったものだと思いましたが
日中陽が出て気温が上昇、
その雪もかなり融けて一安心。

この時期剪定作業に追われています。
リンゴに桃、梨と
昨年伸びた枝や大きくなりすぎた枝の
整理整頓作業です。

この作業をせずには
品質の良い美味しい果実が実りませんので
農家にとっては必須作業です。

何もこの寒い時期に・・・・・
とも思えるのですが
葉っぱがついていない裸木の今の状態が
枝や樹のバランスを考え
剪定作業で整理するには都合がよいのです。

今年も美味しい実が実りますように!!
多雨に旱魃、高温に低温、遅霜・・・・・等々
自然災害の要因を挙げればキリがありませんが
無事に育ってくれることを願います。







こちらは桃畑。
4月下旬には、ピンク色の
可憐な花が咲きます。









陽の光がよく当たって
美味しい実が実りますように・・・・
枝や幹ををバサバサと剪定。













桃の花の芽。
ふっくらと膨らんでくるのも
もう直ぐです。























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Posted by ドジヒコ at 06:45Comments(0)信州善光寺平の桃

2013年02月12日

京都 南禅寺・・・・修学旅行以来を楽しむ。

3連休に京都に行って来ました。
中学校・高校の修学旅行が京都で
ゆっくりと散策するのはそれ以来です。

仕事の都合で社会人になって
何度か京都には行きましたが
お寺の拝観などは一切無しでしたので
本当に云十年ぶりです。

どこも混んではいましたが
南禅寺が比較的混んでおらずに
のんびりと楽しめました。

しかも、室町時代からの南禅寺の歴史に加え
後から寄進され江戸時代に建立された巨大な山門、
そして明治の頃の琵琶湖も水を引くため建立された
ローマ風なレンガ造りの水道橋、
3つの時代の建造物が
それぞれの趣を呈していました。

残念ながら、時間がなくて
あれもこれもと欲張っていたのですが行けずじまい。
次回に譲りたいと思います。





江戸時代に藤堂高虎が寄進した巨大な山門
善光寺山門を二周りくらい大きくしたような巨大さ。











琵琶湖の水を引くために
境内に建設されたローマ風の水道橋。

お寺の境内にレンガ造り???と思いましたが
これも京都の歴史のひとコマ。





























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Posted by ドジヒコ at 08:24Comments(0)ふとした光景

2013年02月09日

餃子をたっぷりと食べる。・・・・・「餃子の王将」じゃないけれど。

雪が融けてくると
寒締めのほうれん草や雪菜など
青物野菜を頂くことができますが
融けてきた頃になると
また積もるの繰り返しで
なかなか畑にほうれん草を獲りにいけません。

そんなときに重宝するのが
大根や白菜、キャベツの類です。

我が家では、晩秋に収穫して
「凍みない」ように貯蔵し
春先まで使います。

鍋物・おでん・煮物と使い方色々、
バリエーションも豊富になりますが
最近のお気に入りは、自家製の餃子。

キャベツを中心に白菜もふんだんに使い
「長ネギ」はみじん切りにして隠し味的に
豚のひき肉もたっぷりと入れて
自家製ならではの大きめに作ります。

東京に住んでいたころ、
新宿でも澁谷でも各地に「餃子の王将」があり
随分とお世話に成りました。

そのお陰で、餃子は大き目のものを
お酢やラー油がたくさん入った
パンチの効いた「タレ」にたっぷりとつけて
頂くのが好きに成りました。

どうも市販の餃子ですと
小振りで「お上品」過ぎて・・・・。

餃子を作るなんて
面倒だなあと当初思っていたのですが
これがまた簡単!!

とにかく細かく野菜の類いを切って
ひき肉を入れて、
お酒・ごま油など調味料を入れて練るだけ。
以上で具材は出来上がりです。

ここでポイントは、自家製の「味噌」を入れること。
「味噌」を入れると、「コク」が出ます。

ほかの料理は味見をしつつ、
調味料を入れて「塩気」の加減を出来ますが
餃子の具の場合、豚のひき肉を使っていますので
味見が出来ず、塩加減は、あくまで「適当・適宜」。

焼いて、先ず食べるまで
塩気のバランスや、味噌の加減が分からない
と言う具合です。
でもそこが、男の料理にとっては楽しいのですが。

先ず焼いてみて、味に納得が出来たら
一気に餃子を作って焼いて行きます。

そして出来上がったら
たっぷりのラー油とお酢の入ったタレで
いただきます。

なかなか最近東京に出かけていませんが
「餃子の王将」に行ったつもりで
都内に住んでいた頃と同様
餃子だけは楽しんでいます。









具材をたっぷりと入れて出来上がり。
ちょっと焦げ付き気味も
男性の料理ならでは??でご愛嬌。










フライパンを2つ使って
フル回転で焼きます。





ネギのみじん切りと味噌を入れると
味にコクが出てビールのお供に最高です。



























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Posted by ドジヒコ at 04:20Comments(0)家庭料理

2013年02月08日

「アグリ長沼」・・・長野市北部 地物農産物の直売所

立春を迎え、昨日北陸金沢では
春一番が吹いたとか・・・・、
早く春を迎えたいものです。

農産物直売所「アグリ長沼」にも
雪が少なくなってきたせいか
青もの野菜の農産物が出てきました。

寒締めのほうれん草に小松菜、雪菜・・・・、
ピリッと辛くて美味しい「わさび菜」などです。
まだまだ量は少ないですが
地元産のフキノトウも見かけました。

もちろん、リンゴの本場ですから
家庭用リンゴなどリンゴも豊富に揃っています。

露地ものではありませんが
地元産のアスパラガスも登場していました。

まだまだ寒さは続くようですが
こうした野のものたちが
着実に春が近いことを教えてくれます。

春もゆっくりではありますが
着実に北信濃にも近づいているのですね。




地物野菜が揃う農産物直売所「アグリ長沼」




個人ブース別に別れたリンゴコーナー
もちろん我が家も出荷しています。




地物の商品が充実、こちらは胡桃。



地元産銀杏。
こうした「製品」になるまでは大変です。







スタッフの鈴木さん。



















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Posted by ドジヒコ at 06:56Comments(0)北信濃ならでは

2013年02月04日

節分の豆まき

昨日は節分で、各地のお寺や神社等で
豆まきが行なわれたようである。

北信地域では、
善光寺や長野市権堂秋葉神社の豆まきが
芸能人らを招いて行なわれ有名であるが
実際行ったことは無い。

我が家では、専ら夕飯前に
各部屋で「福は内」と豆を蒔き
外で「鬼は外」とこれまた豆を蒔き、節分行事は終わりである。

しかしながら、ここ数年
大手コンビニやスーパーの販売促進策のお陰で
ここに「恵方巻き」を頂くことが加わった。

元来、恵方巻きは関西地方で頂くようであるが
ここ数年は、コンビニにせよスーパーにせよ
節分には、半ば「当たり前」のように扱われ
こちらとしても、豆蒔きとセットで
節分に頂くものとなってきている。

流通網も発達しネットで何でも手に入る時代、
地方のオリジナリティーが失われるのではなどと
危惧するつもりは毛頭無いが
節分一つとっても時代の変化に驚く。

さて、その節分に蒔く「豆」は何かと言うことが
ちょっと目に留まり気になった。

節分の豆は「落花生」で当たり前と思っていたが
どうも関東以南では、「大豆」であるらしい。

「らしい。」としたのは、ラジオからの受け売りで
詳細は、関西地域等で節分の豆を実地で
見聞したことは無いので、
これはあくまで伝聞である。

推察であるが、ビールのツマミにも最適な
大豆を炒った「炒り豆」ではないかと思う。
甘くも無く、ポリポリと食べられるので
一度口にすると結構食べてしまう。

一方落花生であるが
最近では、落花生を作る農家は
ここ長野の地でも非常に少ない。

我が家でも、自家用にホンのわずか栽培しているが
とにかく手がかかる。

草取りはマメにしてあげないと
草に負けてしまうし、除草剤を撒くわけにもいかない。

更に、地下に実った「落花生」は
野ねずみの絶好の餌と成り
掘り起こしてみると、
ねずみに食べられて収穫が皆無に近いなんてこともあった。

実に厄介な「落花生」の栽培なのだ。
こういう事情もあり、
スパーでは、国産の千葉産の落花生などは
中国産と比べると非常に高い。

しかし、これだけ栽培に時間も労費もかかるのであるから
当たり前と言えば当たり前の値段なのかもしれない。

それに比べると
中国産の落花生や先ほど述べた大豆の「炒り豆」は
安価で手に入りやすい。

落花生の豆まきで
一番優れている点は、「殻」がついているため
部屋の中など家中に豆まきをしても
それを集めて、殻さえ剥けば
頂くことができるので
思う存分「福は内!」が出来ることだ。
(さすがに、鬼は外は少量になってしまうが・・・・)

節分に関西発祥の恵方まきが入って
それが地に着き、当たり前のようになった。

そのうちに豆まきの「豆」も
こう栽培が難しく、値段が上がってくると
安価な大豆の炒り豆になる時代が来るかもしれない。

ただ炒り豆の場合、
いくら安価でも、「殻」がついていないため
思い切り「福は内!!」が出来るかどうか・・・??

我が家では、そんな意味もあり
節分の恒例は恵方巻きこそは「根付いた」が
豆まきの豆はまだまだ「落花生」のままいくであろう。









節分にはピッタリ、
思い切り「福は内!」が出来る「殻つきの落花生」





恵方巻きは既に全国区。
当地にもコンビニやスーパーの販促策のお陰で定着。















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Posted by ドジヒコ at 05:24Comments(0)季節

2013年02月01日

千曲川に時代の流れを思う。

我が家の畑のそばに小布施橋が架かっています。
小布施橋はその長さがが1キロの長さもあり、
千曲川も小布施あたりでは、いかに河川敷が広く、
川幅もあり、ゆっくりと流れているのかがわかります。

この川幅が、立ヶ花あたりになると
急に狭くなってしまいます。
1キロほど川上の小布施橋辺りでは
ゆっくりと流れていますが
顆粒の立ヶ花橋辺りが川幅が狭いと言うことは
流れが急になります。

この川幅が狭くなっているため、
大雨が何日も降った場合
急に川幅が狭くなるので、そこで水が詰まっていきます。

この立ヶ花の「狭乍部」があるため、
大雨のときに、立ヶ花あたりで水が詰まり、
詰まった水はどんどん広い小布施近辺の河川敷を飲み込み
広い小布施橋あたりでも東と西の堤防間で、
水で満杯になります。

千曲川には、大小の河川が、流れ込みますが
ひとたび千曲川が上記のように満杯となると
支流の河川から、水が流れなくなり、逆流していきます。

淺川・篠井川・松川・百々川・鳥居川等々
小布施橋から立ヶ花橋にいたるまでもこれだけの河川が
千曲川が満水になると、逆流の危険が生じてきます。

そんな危険な千曲川。
過去にも何度となく洪水を起こし、近隣の農民をはじめ
人々を苦しめてきました。
僕も確か高校1年生の時と記憶していますが
千曲川が大雨の水で溢れそうになり
千曲川の恐ろしさを痛感いたしました。

今の時期は洪水に心配もなくゆったりと流れています。
そんな記憶もあり、
「千曲川」に対しては「恐怖感」のようなものが
潜在的にあるのでしょうか、
千曲川で水遊びをしようという気には、一切なれません。

そんな恐怖をも与える千曲川ですが
江戸の末期から明治にかけて
「千曲川通船」なるものが登場し
信越線や飯山線と言った鉄道が開通するまでは
江戸の頃からの従来の北国街道や飯山道に代わり
通運上の交通の要にもなりうるはずでした。

「成りうるはずでした。」としたのは
色々調べてみても、
この千曲川通船は期待以上の通運上の
役割を担うことがなく
次の交通の要である信越線や飯山線の鉄道に
交代していったようです。

新潟から千曲川を遡上して長野や上田など
「船」の交通網が直接繋がっていれば
もう少し今の文化や食生活も
新潟風??に変わっていたかもしれません。

豊野の蟹沢あたりにも飯山行きの、通船の
船乗り場があり、明治の初めには
島崎藤村もこの千曲川の通船に乗ったようです。

ひとたび洪水となると、脅威となる千曲川ですが
船でゆったりと松代から飯山間を
往来できる時代もあったのです。

善光寺詣でに今では車を使ったり電車で行きますが
千曲川を船を使って、上下し
善光寺に詣でるなんて時代もあったようです。

洪水の恐怖に散々さらされつつも
脅威でもある千曲川を、「通船」という船によって
千曲川の飯山~松代間という短い距離ではありますが
「利用しよう」としたかつての人々に
敬意を払いたいものです。

今、時代は変わり、千曲川には北陸新幹線の
橋げたがいとも容易に架かっていて
2014年の北陸新幹線の開通を待っています。

歩いて・・・
馬に乗って・・・・
船に乗って・・・
蒸気機関車に乗って・・・
そして新幹線で・・・、時代の流れには驚きます。











立ヶ花橋近辺の千曲川
川幅は、200メートルくらいでしょうか。
この立ヶ花あたりで、水はどんどん詰まっていき
小布施から南の広大な河川敷が水で満杯になっていきます。


通船のことを物語る看板が長野市豊野町蟹沢の
東曾峰公園にあります。


公園内には、島崎藤村の千曲川の小説の一文を刻んだ
碑があり、このあたりから、飯山まで
藤村が千曲川通船に乗ったことが記されています。



広い千曲川河川敷小布施橋周辺。
右真ん中の小さな橋が小布施橋。
小布施橋は総延長1キロ
河川敷もやはり広く、このあたりの千曲川は川幅が
かなり広いです。











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Posted by ドジヒコ at 08:43Comments(0)北信濃ならでは