2013年02月15日
信州ならではの「おやき」・・・・・・・長野の「粉もん」
先日京都に寄ったついでに
大阪にも立ち寄り道頓堀で
たこ焼きとお好み焼きを頂いた。
しかしながら、道頓堀界隈の
たこ焼きやとお好み焼き屋の
店の数の多さには驚いた。
朝日新書に「粉もん 庶民の食文化」と言う新書がある。
著者は大学院にて、たこ焼き中心に粉食文化を研究し、
この新書では、お好み焼きやたこ焼きが中心に
全国津々浦々のいわゆる「粉食」の
郷土料理について書かれていて、面白かった。
その著者が言う
地域を代表する庶民の味・ローカルフードの「粉食」は
今や「地域だけの味」としてではなく
敢えて大阪に行かなくとも
長野の地でも様々に頂くことができる。
国道18号線沿いを走っていても
たこ焼き・お好み焼きに讃岐うどん・・・
さすがに八戸せんべい汁は無いと思うが
全国のかなりの「粉もん」を
頂くことができる。
大阪など関西のたこ焼き・お好み焼き、
香川県の讃岐うどん、
いずれも全国区となり、
名の知れたチェーン店も多数存在している。
しかしながら、長野の「おやき」、
果たして大阪で香川で食べられているであろうか??
20年ほど東京に住んでいたが
長野のおやきを口に出来るのは
デパートの信州物産展だけであった。
おやきは、実家に帰ってきていただいた。
冬は信州ならではの「野沢菜」、
夏はこれまた信州ならではの「丸ナス」。
信州の四季のものをおやきは頂ける。
「粉もん」が、いくら「庶民の味」とか
ご飯の「代用食」と言っても
おやきは、いわゆる大衆的な「B級グルメ」でもないし
そばと違って「代用食」でもないような気がする。
おやきは、お盆にも春祭り・秋祭りなど
長野の地では「ハレの日」に欠かせない存在でもある。
かといって「赤飯」のように
折り詰めにして引き出物としてまでの「存在」には至っていない。
代用食でもなく、高級すぎず、大衆的過ぎず・・・・、
でも郷土食豊かな庶民の味。
「おやき」の地位はそんなところであろうか。
今の季節は調度古くなった野沢菜の漬物を
細かく刻み煮込んで、具材にした「おやき」が
「旬」で美味しい。
そしてもう少しすると
春の風物詩「フキノトウ」を使った
フキ味噌のおやきも美味しい。
長野の「粉もん」、おやき。
道頓堀界隈で行列を作っていた
たこ焼きやサンまでとは行かなくとも
もう少し頑張って欲しいものである。
「ハレの日」だけの郷土食でもなく
長野の地でしか味わえない郷土食でもない
どこでも気軽に頂ける「粉もん」としてのおやき。
香川県まで讃岐うどんを食べに行く時代である。
「週末は信州までおやきを食べに行こう!!」
とまでは行かなくとも
気軽に手軽におやきを食べることが出来
信州ならではの「粉もん」=おやきが
全国に広まって欲しいと思う。
高校生がたこ焼き片手に・・・・
ではなく
高校生がおやき片手に・・・・。
お焼きが気軽な存在に、
いつかそんな時代が来て欲しいと思っている。
野沢菜のおやき。
古くなった野沢菜漬けを細かく切り
鍋で煮込んでおやきの具材に。

お焼きの具材。
煮込んだ野沢菜漬けを小さく丸めて具材に。

お焼きの生地で包んだ後、我が家ではこれを「蒸かす。」
その他にも
広い長野県 地域によっては
油で「揚げる」
生地を焦がすように「焼く」
と調理方法も様々。

「蒸かして」出来上がり。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
信州のくだもののある生活をご一緒に
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。
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大阪にも立ち寄り道頓堀で
たこ焼きとお好み焼きを頂いた。
しかしながら、道頓堀界隈の
たこ焼きやとお好み焼き屋の
店の数の多さには驚いた。
朝日新書に「粉もん 庶民の食文化」と言う新書がある。
著者は大学院にて、たこ焼き中心に粉食文化を研究し、
この新書では、お好み焼きやたこ焼きが中心に
全国津々浦々のいわゆる「粉食」の
郷土料理について書かれていて、面白かった。
その著者が言う
地域を代表する庶民の味・ローカルフードの「粉食」は
今や「地域だけの味」としてではなく
敢えて大阪に行かなくとも
長野の地でも様々に頂くことができる。
国道18号線沿いを走っていても
たこ焼き・お好み焼きに讃岐うどん・・・
さすがに八戸せんべい汁は無いと思うが
全国のかなりの「粉もん」を
頂くことができる。
大阪など関西のたこ焼き・お好み焼き、
香川県の讃岐うどん、
いずれも全国区となり、
名の知れたチェーン店も多数存在している。
しかしながら、長野の「おやき」、
果たして大阪で香川で食べられているであろうか??
20年ほど東京に住んでいたが
長野のおやきを口に出来るのは
デパートの信州物産展だけであった。
おやきは、実家に帰ってきていただいた。
冬は信州ならではの「野沢菜」、
夏はこれまた信州ならではの「丸ナス」。
信州の四季のものをおやきは頂ける。
「粉もん」が、いくら「庶民の味」とか
ご飯の「代用食」と言っても
おやきは、いわゆる大衆的な「B級グルメ」でもないし
そばと違って「代用食」でもないような気がする。
おやきは、お盆にも春祭り・秋祭りなど
長野の地では「ハレの日」に欠かせない存在でもある。
かといって「赤飯」のように
折り詰めにして引き出物としてまでの「存在」には至っていない。
代用食でもなく、高級すぎず、大衆的過ぎず・・・・、
でも郷土食豊かな庶民の味。
「おやき」の地位はそんなところであろうか。
今の季節は調度古くなった野沢菜の漬物を
細かく刻み煮込んで、具材にした「おやき」が
「旬」で美味しい。
そしてもう少しすると
春の風物詩「フキノトウ」を使った
フキ味噌のおやきも美味しい。
長野の「粉もん」、おやき。
道頓堀界隈で行列を作っていた
たこ焼きやサンまでとは行かなくとも
もう少し頑張って欲しいものである。
「ハレの日」だけの郷土食でもなく
長野の地でしか味わえない郷土食でもない
どこでも気軽に頂ける「粉もん」としてのおやき。
香川県まで讃岐うどんを食べに行く時代である。
「週末は信州までおやきを食べに行こう!!」
とまでは行かなくとも
気軽に手軽におやきを食べることが出来
信州ならではの「粉もん」=おやきが
全国に広まって欲しいと思う。
高校生がたこ焼き片手に・・・・
ではなく
高校生がおやき片手に・・・・。
お焼きが気軽な存在に、
いつかそんな時代が来て欲しいと思っている。
野沢菜のおやき。
古くなった野沢菜漬けを細かく切り
鍋で煮込んでおやきの具材に。
お焼きの具材。
煮込んだ野沢菜漬けを小さく丸めて具材に。
お焼きの生地で包んだ後、我が家ではこれを「蒸かす。」
その他にも
広い長野県 地域によっては
油で「揚げる」
生地を焦がすように「焼く」
と調理方法も様々。
「蒸かして」出来上がり。
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Posted by ドジヒコ at 06:04│Comments(0)
│地元郷土の料理