2014年05月27日
桃の摘果作業・・・・猫の手も借りたいのですが・・・・。
ここ毎日桃の摘果作業を進めています。
8月上旬から中旬にかけて収穫できる川中島白鳳。
今年もピンク色の花が咲き
実がビッシリと枝伝いに実りました。
これをすべて実らせたら養分の分散もあり
すべて中途半端な小ぶりな桃になってしましますので
選別して数個だけ残し、栄養分を集中させます。
枝の真上に実っているものや
他の枝にあたって、将来傷がついてしまいそうなものなど
いろいろと想像して、峻別し残していきます。
せっかく実ったのに何だかもったいないような気も致しますが
大きくて美味しい桃を収穫するためには
なるべく早い段階でこの作業を終えなければなりません。
こういった摘果作業は桃だけではなく
我が家で栽培している梨やリンゴなど
他のくだものでも欠かせない作業です。
猫の手も借りたい・・・・・・・・。
でもネコのあの手先ではこの作業は無理か・・・・・・・。
21世紀になりましたが
この作業は僕の子供の頃と全く変わりません。
田んぼの田植は、
早乙女の手から大型の機械にとって代わられました。
摘果作業はいまだ人海戦術。
形の良いもの、大きくなりそうなもの
想像して見極めて進めることが出来るのは人間ならでは。
手のかかる作業、まだまだ続きます。
枝の右に左に・・・・・、上に下に・・・・・
ビッシリト実が付きました。

下向きで枝ずれが起きそうでなく
且つ大きな実になりそうなものを峻別。

中にはこんな双子のような実も。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「信州のくだもののある生活」をごいっしょに!!
たくさん食べたい信州のりんご・・・・・・・・・・サンふじ ご家庭用コース ご好評販売中
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8月上旬から中旬にかけて収穫できる川中島白鳳。
今年もピンク色の花が咲き
実がビッシリと枝伝いに実りました。
これをすべて実らせたら養分の分散もあり
すべて中途半端な小ぶりな桃になってしましますので
選別して数個だけ残し、栄養分を集中させます。
枝の真上に実っているものや
他の枝にあたって、将来傷がついてしまいそうなものなど
いろいろと想像して、峻別し残していきます。
せっかく実ったのに何だかもったいないような気も致しますが
大きくて美味しい桃を収穫するためには
なるべく早い段階でこの作業を終えなければなりません。
こういった摘果作業は桃だけではなく
我が家で栽培している梨やリンゴなど
他のくだものでも欠かせない作業です。
猫の手も借りたい・・・・・・・・。
でもネコのあの手先ではこの作業は無理か・・・・・・・。
21世紀になりましたが
この作業は僕の子供の頃と全く変わりません。
田んぼの田植は、
早乙女の手から大型の機械にとって代わられました。
摘果作業はいまだ人海戦術。
形の良いもの、大きくなりそうなもの
想像して見極めて進めることが出来るのは人間ならでは。
手のかかる作業、まだまだ続きます。
枝の右に左に・・・・・、上に下に・・・・・
ビッシリト実が付きました。
下向きで枝ずれが起きそうでなく
且つ大きな実になりそうなものを峻別。
中にはこんな双子のような実も。
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2014年05月21日
ノビロ(野蒜)のおやき
山菜や野草が豊富な季節となり
おやきの具材がまた一段と豊富となった。
この時期ならではのおやきの具材に
「ノビロ」がある。
正式名称は、「野蒜」。
漢和辞典では、蒜一文字で「ノビル」の意味があり
うまい草とある。
またこの「蒜」には、ニンニクの意味もあるようである。
うまい草とかニンニクの意味もあるように、
ノビルは、ニンニクほどではないが香りもよく味も非常に良い。
ノビルは、地上部分と地下の球形部分に分けられるが
おやきで使うのは、地上部分。
細かく刻んで、自家製の味噌と和え
おやきの具材にする。
旬のノビルを使ったおやきは
今の時期ならではの美味しさである。
スーパーでも「ノビル」は販売されているのを見かけたこともないし
おやきの盛んな長野市内でも
ノビルのおやきは、数が少なくて
この時期ならではの隠れた味でもある。
田んぼの隅っこに必ずと言っていいほど
何気なく無造作に生えているこうしたノビルであるが
おやきの具材にすると格別なのである。
おやきを作るといっても
ごはんは炊飯器が焚いてくれるが
おやきは、おやき製造機などない。
具材のノビロを収穫し
細かく刻み、餡を作り
粉を捏ねて、ノビロの餡を包む。
それから蒸して出来上がり。
ごはんを炊くのと違い
実に時間が掛かる。
しかしながら、野や山の「旬」の野草や山菜を
具材に出来て、地物野菜を豊富にいただくことが出来る事が
おやきの素晴らしさである。
山菜や野草が美味しい季節。
おやきの具材にも事欠かない季節だ。
農産物直売所では、量も種類も多い。
今日は、久しぶりの雨・・・・。
おやきつくりにはもってこいである。
ノビルの地上部分を細かく刻んでおやきの具材に。

2歳と4歳の甥っ子が作ったおやきは
形も大きさもさまざま。
おやきにも満足したが
おやき作りもかなり楽しかったようである。

ノビルの地下の球形部分。
酢味噌和えにしてもこちらもまた美味しい。

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おやきの具材がまた一段と豊富となった。
この時期ならではのおやきの具材に
「ノビロ」がある。
正式名称は、「野蒜」。
漢和辞典では、蒜一文字で「ノビル」の意味があり
うまい草とある。
またこの「蒜」には、ニンニクの意味もあるようである。
うまい草とかニンニクの意味もあるように、
ノビルは、ニンニクほどではないが香りもよく味も非常に良い。
ノビルは、地上部分と地下の球形部分に分けられるが
おやきで使うのは、地上部分。
細かく刻んで、自家製の味噌と和え
おやきの具材にする。
旬のノビルを使ったおやきは
今の時期ならではの美味しさである。
スーパーでも「ノビル」は販売されているのを見かけたこともないし
おやきの盛んな長野市内でも
ノビルのおやきは、数が少なくて
この時期ならではの隠れた味でもある。
田んぼの隅っこに必ずと言っていいほど
何気なく無造作に生えているこうしたノビルであるが
おやきの具材にすると格別なのである。
おやきを作るといっても
ごはんは炊飯器が焚いてくれるが
おやきは、おやき製造機などない。
具材のノビロを収穫し
細かく刻み、餡を作り
粉を捏ねて、ノビロの餡を包む。
それから蒸して出来上がり。
ごはんを炊くのと違い
実に時間が掛かる。
しかしながら、野や山の「旬」の野草や山菜を
具材に出来て、地物野菜を豊富にいただくことが出来る事が
おやきの素晴らしさである。
山菜や野草が美味しい季節。
おやきの具材にも事欠かない季節だ。
農産物直売所では、量も種類も多い。
今日は、久しぶりの雨・・・・。
おやきつくりにはもってこいである。
ノビルの地上部分を細かく刻んでおやきの具材に。
2歳と4歳の甥っ子が作ったおやきは
形も大きさもさまざま。
おやきにも満足したが
おやき作りもかなり楽しかったようである。
ノビルの地下の球形部分。
酢味噌和えにしてもこちらもまた美味しい。

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Posted by ドジヒコ at
04:40
│Comments(0)
2014年05月17日
しょうゆ豆……北信濃の郷土食
「しょうゆ豆」をご存じであろうか?
ネットで検索してみたら
香川県でも「しょうゆ豆」があるそうだが
香川のしょうゆ豆は、
「豆」の形がしっかりと残った
「お醤油」に漬け込んだ豆のようである。
今回ご紹介する「しょうゆ豆」は、
黒豆を麹とお醤油で仕込んで発酵させた
ドロッとした豆。
「豆」を頂くというより
豆と一緒に発酵した「餡」を
ホカホカの御飯に載せて頂くといったほうが
適切かもしれない。
甘しょっぱくて、ドロッとしていて
調度納豆のようにご飯にかけてそのまま頂く。
その「しょうゆ豆」も
北信濃ならではの郷土食で
子供のころから頂いた懐かしい味である。
いつの頃から食していたのか
さっぱり記憶が無いし、
食卓にどんな風に載っていたのか
そちらも記憶が無い。
ただ、しょうゆ豆のパッケージは
おそらく子供のころから変わっていないであろうし
食してみると、その味に
子供の頃からの懐かしい味の「記憶」がある。
県内では、どこまでの地域で販売されているか判らないが
北信地域のスーパーでは、見かけることが出来る。
しかし都内に住んでいた頃は、
スーパーでは見かけなかった。
同じように味噌風の餡でごはんを頂くとなると
「金山寺味噌」が有名だ。
「金山寺味噌」は全国区で有名だが
その金山寺味噌をもう少し辛くして
ドロッとした餡の中に、黒豆が入っていると
イメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。
「しょうゆ豆」と言う名前ではあるものの
その「豆」をいただくより
メインは、お醤油が発酵した甘しょっぱい
その「エキス」が美味しいのである。
信州北信濃の郷土食で
味噌醸造が盛んな北信濃ならではの
郷土の味である。
信州北信濃では、味噌は本来個々人の家庭で
春に大豆を仕込む自家製のものであった。
我が家でも、味噌屋さんで、
煮込んだ大豆を潰し絞り出す機械を借りて
「味噌玉」を作り、その味噌玉を潰し
「麹」も自分たちで作り、味噌を仕込んだ。
とても個人の家庭だけでは仕込むことが出来ないので
ご近所で奥さんたちが、助け合って寄り合い
みんなの家庭の味噌を仕込んでいた。
こうしてどの家庭でも味噌は自家製であったし
三度の食事に自家製の味噌汁は
つき物であった。
昨今では、減塩が叫ばれ
味噌や醤油の肩身は狭い。
ご近所での寄り合い的な味噌作りも
ほとんど聞かれなくなってしまった。
納豆ブームが起きたり発酵食品が声高に叫ばれていたりするが
信州北信濃の「しょうゆ豆」も
郷土が育んだ発酵食品である。
アツアツのご飯に載せると
それだけで、軽く一膳はいけてしまうものである。
また、粗い木綿豆腐に
しょうゆ豆をたっぷりと掛けて
酒のつまみにしても実に美味しい。
アレンジいろいろのしょうゆ豆
是非お試しあれ。
中野市の味噌屋さんの「しょうゆ豆」
ネットでの購入も可能なようである。

アツアツのご飯に掛けて・・・・・・。
これだけで一膳はいけてしまうのである。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
父の日にりんごを使ったお酒の贈り物・・・・坂爪農園のりんご使用の「ホイリゲ シュトルム」と「シードル」
今シーズン最後の信州リンゴ・・・ ・・・「お徳用サンふじ 主婦の友」ラストクリアランス。
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ネットで検索してみたら
香川県でも「しょうゆ豆」があるそうだが
香川のしょうゆ豆は、
「豆」の形がしっかりと残った
「お醤油」に漬け込んだ豆のようである。
今回ご紹介する「しょうゆ豆」は、
黒豆を麹とお醤油で仕込んで発酵させた
ドロッとした豆。
「豆」を頂くというより
豆と一緒に発酵した「餡」を
ホカホカの御飯に載せて頂くといったほうが
適切かもしれない。
甘しょっぱくて、ドロッとしていて
調度納豆のようにご飯にかけてそのまま頂く。
その「しょうゆ豆」も
北信濃ならではの郷土食で
子供のころから頂いた懐かしい味である。
いつの頃から食していたのか
さっぱり記憶が無いし、
食卓にどんな風に載っていたのか
そちらも記憶が無い。
ただ、しょうゆ豆のパッケージは
おそらく子供のころから変わっていないであろうし
食してみると、その味に
子供の頃からの懐かしい味の「記憶」がある。
県内では、どこまでの地域で販売されているか判らないが
北信地域のスーパーでは、見かけることが出来る。
しかし都内に住んでいた頃は、
スーパーでは見かけなかった。
同じように味噌風の餡でごはんを頂くとなると
「金山寺味噌」が有名だ。
「金山寺味噌」は全国区で有名だが
その金山寺味噌をもう少し辛くして
ドロッとした餡の中に、黒豆が入っていると
イメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。
「しょうゆ豆」と言う名前ではあるものの
その「豆」をいただくより
メインは、お醤油が発酵した甘しょっぱい
その「エキス」が美味しいのである。
信州北信濃の郷土食で
味噌醸造が盛んな北信濃ならではの
郷土の味である。
信州北信濃では、味噌は本来個々人の家庭で
春に大豆を仕込む自家製のものであった。
我が家でも、味噌屋さんで、
煮込んだ大豆を潰し絞り出す機械を借りて
「味噌玉」を作り、その味噌玉を潰し
「麹」も自分たちで作り、味噌を仕込んだ。
とても個人の家庭だけでは仕込むことが出来ないので
ご近所で奥さんたちが、助け合って寄り合い
みんなの家庭の味噌を仕込んでいた。
こうしてどの家庭でも味噌は自家製であったし
三度の食事に自家製の味噌汁は
つき物であった。
昨今では、減塩が叫ばれ
味噌や醤油の肩身は狭い。
ご近所での寄り合い的な味噌作りも
ほとんど聞かれなくなってしまった。
納豆ブームが起きたり発酵食品が声高に叫ばれていたりするが
信州北信濃の「しょうゆ豆」も
郷土が育んだ発酵食品である。
アツアツのご飯に載せると
それだけで、軽く一膳はいけてしまうものである。
また、粗い木綿豆腐に
しょうゆ豆をたっぷりと掛けて
酒のつまみにしても実に美味しい。
アレンジいろいろのしょうゆ豆
是非お試しあれ。
中野市の味噌屋さんの「しょうゆ豆」
ネットでの購入も可能なようである。
アツアツのご飯に掛けて・・・・・・。
これだけで一膳はいけてしまうのである。
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2014年05月14日
進化とは????・・・・・くだものの花から思う。
花にもいろいろありますが
本日は果物の花で感じたことです。
昨日、山のリンゴ畑に行って見つけた紫色の花。
アケビのツルに付いているので、もしや…と思いきや
やっぱり、「アケビの花」でした。
「アケビの花」は、初めて見ました
アケビの花は、
一つの樹に雄花と雌花が咲くようです。
紫の可憐な花が雌花。
そしてまん丸いダンゴムシのような花が雄花だそうです。
1本の樹に雄花と雌花が咲き、
雄花の花粉が虫や風の仲介により
受粉して実がつく。
他方、リンゴの花は
雄花雌花の区別が無く
どれも同じ花が1本の樹に咲きます。
リンゴは、咲いた花の中に、雄しべと雌しべがあるのですが
そこからが厄介。
何と、1つの花の中に雄しべ雌しべがあるにもかかわらず
同じ品種内ノ雄しべの花粉では、雌しべで「受精」しないのです。
先ほどの「アケビ」と比べると
なんとも厄介ですね。
何故なら、アケビであれば
1本植えると、雄花と雌花が咲くので
1本で受精し収穫が可能ですが
リンゴの場合、同じ品種同士では受精しないのですから。
こうしてリンゴ農家は、リンゴの実を収穫するために
違う品種を必ず植えなければなりません。
他方、桃の花。
華麗なピンク色の花ですが
桃の場合も、咲いた花の中に
雄しべと雌しべがあります。
ところがりんごと違う箇所は
同じ一輪の花の中の
雄しべの花粉が雌しべに付着し受精が成功、
夏には桃が収穫可能となります。
我が家で栽培している範囲で言いますと
梨やスモモは、リンゴ同様、
無数に花は咲くのですが
ほかの品種の花の雄しべの花粉で
雌しべの受精が成功します。
こう見てみると
1本の樹を定植さえすれば
雄花と雌花が咲くアケビや
一輪の花の中の雄しべの花粉で
雌しべで受精可能な桃が
より高等な植物のようにも思えます。
しかしながら、これもダーウインの進化論のように
「種を守る」ため、「存在し続ける」ために
進化の過程で、植物が選択した方法であると考えるのであれば
どちらが高等・進化しているなどとは言えません。
リンゴが進化の過程で「選択」した結果
違う品種同士の花粉でないと
受精できないようにしたのですから。
人間も雌雄同体ではなく男性女性があり、
太古の昔から、
男性は狩猟や戦争、女性は家を守るという役割分担をして
今日まで至りました。
昨今ではそんな役割分担もなく
僕も個人的に、そんな男性だから・・・・女性だから…と言う
役割分担の考えには全く賛同できません。
さて、人間界ではそんな時代となり
未来に向けて更に「進化」を続けるのでしょうが
ダーウインは「種の存続」のために
進化を続けるといっています。
リンゴの花は、どうなるでしょう????
人間はどうなるでしょう????
雌雄同体????
気の遠くなるような年月ののちに
その結果は判明するでしょう。
手元の三省堂新明解国語辞典第4版では
進化とは、
「生物が形態や機能の分化・変異の過程を積み重ねながら
環境に適した状態になること」とあります。
「進化」と言うとより高度になっていくことが
進化のようにも思えますが
「環境に適した状態」になることとあります。
周囲の環境はより変化していきます。
そんな変化し続ける環境に適した「進化」とは
どうなっていくのか、楽しみでもあります。
アケビの「雌花」

写真上左側がアケビの雄花

雌雄同体と言えばそうですが・・・・梨の花。
梨の場合、同一品種の雄しべの花粉が雌しべに付着しても
受精しません。
近親相姦を防ぐため????
これも進化の過程で梨が選択した結果です。

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本日は果物の花で感じたことです。
昨日、山のリンゴ畑に行って見つけた紫色の花。
アケビのツルに付いているので、もしや…と思いきや
やっぱり、「アケビの花」でした。
「アケビの花」は、初めて見ました
アケビの花は、
一つの樹に雄花と雌花が咲くようです。
紫の可憐な花が雌花。
そしてまん丸いダンゴムシのような花が雄花だそうです。
1本の樹に雄花と雌花が咲き、
雄花の花粉が虫や風の仲介により
受粉して実がつく。
他方、リンゴの花は
雄花雌花の区別が無く
どれも同じ花が1本の樹に咲きます。
リンゴは、咲いた花の中に、雄しべと雌しべがあるのですが
そこからが厄介。
何と、1つの花の中に雄しべ雌しべがあるにもかかわらず
同じ品種内ノ雄しべの花粉では、雌しべで「受精」しないのです。
先ほどの「アケビ」と比べると
なんとも厄介ですね。
何故なら、アケビであれば
1本植えると、雄花と雌花が咲くので
1本で受精し収穫が可能ですが
リンゴの場合、同じ品種同士では受精しないのですから。
こうしてリンゴ農家は、リンゴの実を収穫するために
違う品種を必ず植えなければなりません。
他方、桃の花。
華麗なピンク色の花ですが
桃の場合も、咲いた花の中に
雄しべと雌しべがあります。
ところがりんごと違う箇所は
同じ一輪の花の中の
雄しべの花粉が雌しべに付着し受精が成功、
夏には桃が収穫可能となります。
我が家で栽培している範囲で言いますと
梨やスモモは、リンゴ同様、
無数に花は咲くのですが
ほかの品種の花の雄しべの花粉で
雌しべの受精が成功します。
こう見てみると
1本の樹を定植さえすれば
雄花と雌花が咲くアケビや
一輪の花の中の雄しべの花粉で
雌しべで受精可能な桃が
より高等な植物のようにも思えます。
しかしながら、これもダーウインの進化論のように
「種を守る」ため、「存在し続ける」ために
進化の過程で、植物が選択した方法であると考えるのであれば
どちらが高等・進化しているなどとは言えません。
リンゴが進化の過程で「選択」した結果
違う品種同士の花粉でないと
受精できないようにしたのですから。
人間も雌雄同体ではなく男性女性があり、
太古の昔から、
男性は狩猟や戦争、女性は家を守るという役割分担をして
今日まで至りました。
昨今ではそんな役割分担もなく
僕も個人的に、そんな男性だから・・・・女性だから…と言う
役割分担の考えには全く賛同できません。
さて、人間界ではそんな時代となり
未来に向けて更に「進化」を続けるのでしょうが
ダーウインは「種の存続」のために
進化を続けるといっています。
リンゴの花は、どうなるでしょう????
人間はどうなるでしょう????
雌雄同体????
気の遠くなるような年月ののちに
その結果は判明するでしょう。
手元の三省堂新明解国語辞典第4版では
進化とは、
「生物が形態や機能の分化・変異の過程を積み重ねながら
環境に適した状態になること」とあります。
「進化」と言うとより高度になっていくことが
進化のようにも思えますが
「環境に適した状態」になることとあります。
周囲の環境はより変化していきます。
そんな変化し続ける環境に適した「進化」とは
どうなっていくのか、楽しみでもあります。
アケビの「雌花」
写真上左側がアケビの雄花
雌雄同体と言えばそうですが・・・・梨の花。
梨の場合、同一品種の雄しべの花粉が雌しべに付着しても
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2014年05月13日
こねつけ……ご飯を使った郷土食
リンゴの開花作業が続き
しばらくサボってしましました。
ようやくひと段落、再開いたしますので
暇なときに気に留めていただければ幸いです。
サテ、郷土料理もいくつかありますが
少々地味な郷土料理「こねつけ」をご存知でしょうか?
「こねつけ」も北信濃の郷土料理です。
まあ、郷土料理と言うより
余ったご飯の再利用方法というイメージが強く
どこに行っても「こねつけはご飯の再利用」で
紹介されていますので
菓子屋さんやスーパーでも見かけませんよね。
作り方は簡単。
余ったご飯に地粉を入れます。
そこに我が家では、ちょっと牛乳を入れます。
牛乳を入れることにより、
ちょと香ばしく味が深くなるような気がします。
ちょっと入れた牛乳と地粉をよく「捏ねます」
あまり無理せず、米粒が残る程度で結構です。
「こねつけ」の名前の由来は、
この「捏ねる」から来たのでしょうね。
捏ねたご飯の上に、味噌の載せます。
味噌は、もちろん自家製。
事前に、自家製味噌に、砂糖を加え、ちょっと甘辛くしておきます。
もし夏場に作っておいた「こしょう味噌」のようなものがあったら
またちょっとピリ辛くて美味しいかとも思います。
昨年は、「福耳」ですとか北信濃名物の「牡丹こしょう」ですとか
こしょう味噌の原料となる使う「唐辛子の類い」を
結構栽培したのですが
忙しがっていて、ほとんど作れませんでした。
さて味噌を載せた「こねつけ」をフライパンで焼きます。
キツネ色にこんがりと焼いて出来上がりです。
余ったご飯とはいうものの、また違った味わいです。
おやつにも最適かもしれません。
味噌にお砂糖が入っているので、甘くて
ライスバーガー感覚で結構いけます。
「アラフォー」と呼ばれる世代になり
最近ウエストが気になっている僕にとっては
ご飯をたくさん食べてしまう「こねつけ」は
夕飯時には向いていないかもしれません。
ご飯が大量に余ってしまったとか
お昼に、何もおかずが無く
おかずをあえて作るのも面倒なときに、いいかもしれません。
とても「ご飯の再利用方法」とは思えないのが感想です。
「ご飯を使ったおやき」とでも言い換えてもいいかもしれませんね。
こねつけにすいとん、そば、おやき、うどん・・・・・
お米の栽培は可能であったにもかかわらず
お好み焼きこそありませんが
ここまで「粉食文化」が発達した信州の食文化の種類の多さには
本当に驚きます。
多めに作っても結構たくさん食べてしまいます。

中には、甘辛い味噌のみ。
とにかく簡単です。

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しばらくサボってしましました。
ようやくひと段落、再開いたしますので
暇なときに気に留めていただければ幸いです。
サテ、郷土料理もいくつかありますが
少々地味な郷土料理「こねつけ」をご存知でしょうか?
「こねつけ」も北信濃の郷土料理です。
まあ、郷土料理と言うより
余ったご飯の再利用方法というイメージが強く
どこに行っても「こねつけはご飯の再利用」で
紹介されていますので
菓子屋さんやスーパーでも見かけませんよね。
作り方は簡単。
余ったご飯に地粉を入れます。
そこに我が家では、ちょっと牛乳を入れます。
牛乳を入れることにより、
ちょと香ばしく味が深くなるような気がします。
ちょっと入れた牛乳と地粉をよく「捏ねます」
あまり無理せず、米粒が残る程度で結構です。
「こねつけ」の名前の由来は、
この「捏ねる」から来たのでしょうね。
捏ねたご飯の上に、味噌の載せます。
味噌は、もちろん自家製。
事前に、自家製味噌に、砂糖を加え、ちょっと甘辛くしておきます。
もし夏場に作っておいた「こしょう味噌」のようなものがあったら
またちょっとピリ辛くて美味しいかとも思います。
昨年は、「福耳」ですとか北信濃名物の「牡丹こしょう」ですとか
こしょう味噌の原料となる使う「唐辛子の類い」を
結構栽培したのですが
忙しがっていて、ほとんど作れませんでした。
さて味噌を載せた「こねつけ」をフライパンで焼きます。
キツネ色にこんがりと焼いて出来上がりです。
余ったご飯とはいうものの、また違った味わいです。
おやつにも最適かもしれません。
味噌にお砂糖が入っているので、甘くて
ライスバーガー感覚で結構いけます。
「アラフォー」と呼ばれる世代になり
最近ウエストが気になっている僕にとっては
ご飯をたくさん食べてしまう「こねつけ」は
夕飯時には向いていないかもしれません。
ご飯が大量に余ってしまったとか
お昼に、何もおかずが無く
おかずをあえて作るのも面倒なときに、いいかもしれません。
とても「ご飯の再利用方法」とは思えないのが感想です。
「ご飯を使ったおやき」とでも言い換えてもいいかもしれませんね。
こねつけにすいとん、そば、おやき、うどん・・・・・
お米の栽培は可能であったにもかかわらず
お好み焼きこそありませんが
ここまで「粉食文化」が発達した信州の食文化の種類の多さには
本当に驚きます。
多めに作っても結構たくさん食べてしまいます。
中には、甘辛い味噌のみ。
とにかく簡単です。
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