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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2008年04月30日

鳥居川の水車・・・・・・水に親しかった頃

太公望には、またとない時期の到来です。
鳥居川も釣りにいい季節となりました。

その、鳥居川を使って、江戸末期から大正期に掛けて、「水車」が活躍しました。

鳥居川の水を、引き入れて、その水力を利用して、米や小麦を引いたのです。
往時、鳥居川の水車があった豊野町大倉入地区(イリ地区)には、20箇所ほどの
水車が活躍していたそうです。

信州とりわけ、北信濃では、「おやき」を中心に粉食が盛んであったわけですが、豊野地区でも、リンゴが作付けされる以前は当時の豊野町北部は、「菜黄麦青」といわれたように、春には、菜の花の黄色と、麦の青さが際立つ春であったわけです。

今の時季善光寺平の豊野辺りでは、「菜黄麦青」の面影は無く、リンゴや梨の白い花が奇麗に咲いていますが・・・・。

刈り取った小麦をこの水車を使った、「精米やさん」に粉に引いてもらったのでしょう。そうして、北信名物の「丸茄子」など使って「北信ならではの丸ナスのおやき」をずっと今の時代に伝えてきたのです。
おやきの文化は、こうして麦の栽培から、麦を挽いて、自家で米の代わりに主食として、伝わったのでしょう。

「水車」は、電力が発達する、大正末期までかなり繁盛したようです。

こういった小さな水車は、須坂の町にもあったようです。

須坂は、ご存知のように、岡谷と並ぶ製糸の街でしたが、
製糸に使う糸を繰る機械に水車の動力は欠かせなかったようです。

今は、豊野町入地区でも須坂でも水車の面影はありません。

川は、ひとたび豪雨になると、家をも飲み込む脅威でしたが、
田んぼの水を引いたり、水車に使ったり、身近に上手く川を利用していたに違いありません。

鳥居川で、泳いだり、石の下に手を突っ込んで、魚を捕まえたりは、
もうしていないのでしょう。

鳥居川は、生活に無くてはならなかった川はもとよりですが、
昭和50年代の小学生にとっては、遊びに欠かせない絶好の遊び場でした。

もっと言うならば、鳥居川は、小学生にとっては身近な場所でした。

最近、鳥居川の川辺に行っていません。
釣りもトンとご無沙汰です。
「水車」はなくなり、川で遊ぶ小学生も今ではいないでしょうが、
もっと身近に川を考えたいものだと思う今日この頃です。




鳥居川大倉入地区付近。
この辺りから、用水に水を引き、水車を回したのでしょうか。




石の下に手を突っ込むと、「ハヤ」や「オイカワ」をつかまえることが出来たが、今はどうでしょうか。
ニジマスは、簡単に釣れますが、技術を要する「友釣り」をしなければならない「鮎釣り」は、
我々小学生にとって、憧れであった。




鳥居川が、千曲川のに合流する付近。
未踏の地に探検するには、勇気が要った。
河口付近は、千曲川が身近でなかったせいか、「恐怖感」があり、
近寄りがたかった。






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Posted by ドジヒコ at 13:40Comments(0)風土・歴史・民俗

2008年04月29日

風にも負けず・・・か弱い可憐な花たち。

4月も末、昨日は終日強い風が吹いた。

4月も終わりで、5月になると、「若葉」の季節で、初夏といっても過言ではない。

こんな、春も後半の4月末に吹く風は、もう「青嵐」と言ってもいいのだろうか?

「青嵐」は、初夏の季語である。
青葉の季節に、吹く強い風を言うのらしいが、木々に「若葉」も見える頃であるから、
昨日の風は、青嵐と言っても過言では無いような気がする。
花咲く中に「突風」のような強い風が一日吹いていた。

昔、今の石原都知事や色々と物議を醸す中川昭一さんのお父さんの故中川一郎さんたちが、
「青嵐会」という集団を自民党の中に作っていた。

当時の自民党に、「青嵐」のような風を送り込んで、改革しようと言う趣旨であったらしい。

政界に「青嵐」を吹かせたかどうかは、わからないが、血気盛んな集団だったような記憶がある。

生臭い話とは、縁が無いように、北信濃では、強い風に、吹かれても
色とりどりの花が咲いている。

昨日は、強い風であったが、か弱い花を散らすまでの「力」は無かったようである。
「青嵐」も意外と力が無いということか・・・・・・・????
それとも本来の「青嵐」は、もっと凄いものであるのか・・・・???




りんごの早生種一番手の「つがる」の花。



内務省堤防から、小布施橋を望む。
小布施橋周辺は、桃が真っ盛り。



野沢菜の花。
晩秋に収獲しなかった、野沢菜も菜の花のように、紺に奇麗に。
我が家周辺の田んぼでも、チョコチョコ見かける。

苗の定植の季節であるから、この風景もしばらくしたら、耕されて
夏野菜の畑へと一新である。





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Posted by ドジヒコ at 08:48Comments(0)季節

2008年04月28日

花粉を使って・・・・旬の農作業「受粉」

4月も末になると、「花粉症」の話は聞かなくなりました。
僕は、花粉症ではないのですが、ある年突然になるということですから、可能性はあるのですが・・・。

花粉に敏感な方には、信じられないような話かもしれませんが、
只今、我が家では「花粉」を扱って大忙しです。

梨の受粉作業です。
梨は、我が家では、メインで4種類栽培しているのですが、
一番早く花咲いた長野県オリジナルブランド梨の「南水」のときに、
花を摘み、その花で受粉用の「花粉」を作っておきました。

今は、豊水・幸水の9月末から収獲の梨の受粉作業です。
雨が降って、湿っていても、暑すぎても、受粉作業には向きません。

かといって、余り天候を選んでいると、せっかく咲いた花が散ってしまいます。

花が咲いている、短い期間に、蜂と一緒に受粉をするのです。


こういった作業はリンゴでもします。
リンゴも、花が咲き始めました。
比較的早く咲く種類のリンゴから、「花粉」をとり、
奥手のリンゴの受粉に使います。

しばらく「花粉」と付き合わなければなりそうです。
「花粉症」になったら出来ない作業かな???
農家にとっては、無くてはならない「花粉」の作業なのです。




蜂も書き入れ時。蜜を集めて大忙しのようです。



ハタキのようなものを使って、受粉作業。




梨の花粉。これを使って「受粉作業」をします。



長野県オリジナルブランドの「秋映え」の花も咲き始めました。
リンゴもいよいよ花が咲くシーズンです。







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Posted by ドジヒコ at 13:32Comments(0)信州 善光寺平の桃

2008年04月27日

北信濃 田んぼの花回廊

ここ数日雨が続いたが、ようやく晴れた。

菜種が咲く頃の、雨だからこれがまさに「菜種梅雨」である。
小布施橋辺りの河川敷に、結構広い「菜の花畑」があって、
昨年もきれいに、菜の花が咲いたのであるが、今年はまだ行かずじまいである。

その分、今年は田んぼで桃・梨の花を存分に愛でている。
数日前は、梨は「南水」の花だけであったが、「豊水」の花も咲いている。

桃の花も、まだ頑張って咲いている。

リンゴは、比較的早い「王林」や「陽光」が花を開き始めた。

リンゴは、長野市の長沼辺りでは、結構咲き始めたが、中野市に近くなると、まだつぼみである。

これからのゴールデンウイーク、リンゴの花も楽しめそうだ。

うまくいったら、桃・梨・リンゴと3種類の花が楽しめる。

善光寺花回廊も見事であるが、
北信濃の田んぼの花もこれまたきれいなものである。

我が家は、蜂と一緒に桃や梨の受粉に大忙しである。
忙しいものの、桃の鮮やかな赤い花や、梨の可憐な白い花を見ると、
忙しいのも、納得がいくものである。


咲き始めた「豊水梨」の花。



梨棚の白い花。
右奥に見える「ピンク」は桃の花。



菜種梅雨が上がった後の桃畑もまだご覧おとおり。



田んぼ道は、花に囲まれている。奥の白いのは、梨の花。
ここにうす紅のリンゴの花が加わると、まさに「北信濃花回廊」である。



一輪だけ咲いたりんご 「陽光」の花。


「サンふじ」のリンゴ畑はまだ咲いていない。
代わりに「西洋タンポポ」の花が地面に一面に咲いている。




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Posted by ドジヒコ at 13:32Comments(0)北信濃ならでは

2008年04月26日

梨の花咲く・・・・アップルラインは、花街道。

午前中、くすぶっていたお天気が、午後に好天しました。

ここ数日の気温の上昇で、桃の花が一気に咲き始めましたが、
「私もとばかり・・・」と梨の花も一気に咲き始めました。

桃の受粉作業は、ほぼ終了したのですが、今度は開花を始めた「梨」の受粉作業をしなければなりません。

梨畑がいくつかあり、蜂を放っているのですが、桃と同様、期待をしていないわけではないのですが、蜂だけでは間に合いません。
受粉は、手作業です。

我が家には、9月半ばから、「幸水」「豊水」「あきづき」ときて、10月末の長野県オリジナルブランドの梨「南水」と時間をずらし、善光寺平の梨を収獲、ご紹介しています。

熟す順番は、上記のとおりなんですが、面白いことに、花の咲く順番は、全く逆です。

収獲が一番最後の「南水」から始まり、「豊水」「あきづき」と咲き、一番早く収獲する「幸水」の鼻が一番最後に開花します。

なんとも面白いもので、「自然の摂理」には、わからないものがあります。

ここしばらくは、この受粉作業を続けます。
豊野から中野にかけて、ここ数日、桃・梨・プルーン・プラムと、各農家の各畑では、白やピンクの花が真っ盛りです。
蜂もこう花が咲いていては、忙しすぎるでしょう。

天気がいいと、志賀高原が見え、山の頂には、残雪が見えます。
このゴールデンウイークには、スキーも可能のようです。

善光寺平の北部では、桃のピンクの花・梨の白い花と花真っ盛り。
なんとも信州ならではのコントラストです。




南水の白い花。



梨の棚伝いに咲く花の受粉作業を行なう。


ピンクは桃の花、白はプラムの花。
こんな花の色のコントラストも見られるのも、善光寺平ならでは。






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Posted by ドジヒコ at 05:50Comments(0)北信濃ならでは

2008年04月25日

北信濃の花アレコレ・・桃から始まって・・

雨が降ったりやんだりの一日でしたが、
桃の花は、散ることも無くきれいな深紅のピンク色でした。

梨畑の白い花もチラホラ咲き始めました。

リンゴ畑では、つぼみに赤い花びらのつぼみが・・・・・・。

桃畑のそばにご近所の方の畑で「芍薬」の畑があります。
我が家でも、少々庭で作っているのですが、これほどではありません。

雨上がりの田んぼには、芍薬がすくすくと伸びていました。

芍薬というと、思い浮かべるのは、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
というように美人・美しい花を形容する言葉でしょうか・・・・

それとも

CMで宣伝されているような「漢方薬」を思い浮かべるでしょうか。
漢方薬の場合は、根っこを使用します。

また田んぼの畦には、つくしがすくすくと伸びています。
今日のお湿りで、またすくすく伸びるでしょう。


北信濃では、桃・梨・リンゴと花は続きますが、「芍薬」も見事なもの。
これからしばらく、花には欠かさない時季の到来です。





雨上がりの桃畑



赤く色づいたリンゴの花。
実際に咲くと、リンゴの花は、白です。



芍薬畑の芍薬の木。
開花は、5月末ごろでしょうか。
美しい大輪の花を咲かせてくれます。






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Posted by ドジヒコ at 09:11Comments(0)信州 善光寺平の桃

2008年04月24日

桃の花が咲く・・・・・・信濃路の春。

気温がかなり上がり、暑いほどの陽気となりました。

櫻の花が、日曜日辺りが最終の見ごろだった豊野町辺りでしたが、
その陽気の誘われて、今度は「桃の花」が一気に咲き始めました。

櫻の「薄いピンク」と違い、かなりピンクは濃くなります。
桃の種類にもよって、花の色は違います。

桃の花もめでていればよいのですが、
農家にとってはそうもいきません。

この桃の花の開花時期に、
桃の受粉作業を行なわなければなりません。

蜂に手伝ってもらい、受粉作業をしていますが、
いかんせん蜂も、こう一気に桃の花が咲いていたのでは
間に合いません。

昨日は、この辺りでは、その受粉作業の桃畑をいくつも見つけました。
お天気は変わりやすいために、快晴のときに一気にしなければなりません。

桃の花を愛でて、桃の花の下で、「花見」と行きたいところですが、
お預けのようです。

桃が咲き、梨が咲き、月末には、リンゴが咲くと思います。
昨年に比べ、一気に温かくなってきて、平年より少し進んでいるようです。


アップルラインは、今後、桃・梨・リンゴの花で沿道の田んぼは、
色とりどりの花で、色づけられます。


豊野中学校の校歌は、

「りんご 花咲く 信濃路 往けば、
山が呼び合う 国境。
春だ 千曲の雪解け水が・・・・・・・」

国道18号線も、長沼辺りからリンゴ畑・桃畑が広がります。
長沼・豊野と行き、18号を右折して、中野方面へ。
中野方面を県境の山ノ内町に向かって。

こんな感じで、信濃路の北信は、これあから花で埋め尽くされるでしょう。







真紅が鮮やかな、桃の花。
櫻より、かなり濃い色の花となる。




ピンクに染まる、桃畑。



蜂に懸命に、受粉してもらっているのですが、間に合いません。




小布施橋近辺の堤防(内務省堤防)から桃畑を望む。
桃の種類によって、花の色が違うため、
奇麗なグラデーションとなって、桃の花が楽しめました。





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Posted by ドジヒコ at 06:59Comments(0)信州 善光寺平の桃

2008年04月23日

北信濃の火除けの信仰のご開扉

以前お話した平和観音がある「宝蔵院」で「火防大日如来」のご開扉が行なわれました。

毎年、4月22日に行なわれ、地元浅野地区を始め、各地から「講」を組み、この小さなお寺の「火除けの如来」の年に一度のご開扉に参詣し、
宝蔵院の檀家の女性たちが作る、手作りの味を櫻の花をみつつ、年に1度のこの行事が執り行われる。

冬の閑散期に、宝蔵院の和尚さんに聞いた話によると、江戸末期の善光寺地震の火災の頃から、講での参詣が始まったそうである。

以後、先の15年戦争中も途絶えることなく、遠くは群馬県や、長野市安茂里地区、山ノ内町など新酒の北信を中心に各地から、「火除け」のお寺として、4月22日のご開扉には、多数の参詣がある。

往時は、臨時列車まで出て、境内では、その「おもてなし」が出来ず、近所の蚕室を借りて、行なったとか・・・。

お寺が、講や各地からの参詣に訪れた方々に振舞う、お酒も4斗樽が、16個にもなったそうであるから、凄かったのであろう。

江戸の町ほど、密集はしていなかったが、今のように「ガス」でなく、直接釜戸で「火」を扱い、冬場は、炭火のコタツで過ごしていたわけであるから、「火」に対する恐怖心というか、考え方は今とは違ったものであったと思う。


最近は、「講」の一団の方々も高齢化してきたという。
しかしながら、こうした伝統は、既に一つの「風土・地域文化」である。
何が出来るかわからないが、こうした
信州の、信州の中の北信の、北信の中の豊野町のといった具合に
地域の行事を受け継ぎ、伝えていきたいと思う。



宝蔵院の境内に、特設の「おもてなし会場」が作られ、午前中は、「講」の方々が、午後は地元の方々が中心に、女性部の振る舞いの料理を味わう。



櫻の花が咲く下で、屋台が出ての賑わい。
今の時季「苗」を定植する時季であるから、
「苗」も結構売られている。



桜が満開の中での、小さなお寺の「火除け」の信仰は、
今年も大勢の「講」の信者を迎えた。



女性部の方々が、かまどを使って、もてなし料理を作る。



「火除け」のお札。
参拝者には、このお札を受ける。
お札は、台所など「火」を扱う場所に張り、
今年1年、火の事故を起こさないように、守ってもらう。




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Posted by ドジヒコ at 08:40Comments(0)風土・歴史・民俗

2008年04月22日

農家にとっての八十八夜

トマトの苗の定植を行ないました。
トマトは、比較的栽培が難しくて、途中で枯れてしまったり、大きくなっても実が割れたり、手入れが結構大変です。

家庭菜園で作る野菜の中で一番難しい野菜ではないでしょうか?
最近は、作りやすいミニトマトの「アイコ」や品種改良された「桃太郎シリーズ」も出てきて、作りやすくなりましたが。

長野でも、安曇野などでは、北アルプスの「雪形」で季節やその年の気候の様子を見ながら、種まきをするようです。

北信では、妙高山と飯綱山に雪形が出るようですが、その「雪形」に「種まき爺さん」などと固有名詞を付けて呼んで、その年の気候の様子を見るようです。

我が家からは、残念ながら「雪形」が現れる山々は見えません。
「雪形」が無いからでしょうか、「八十八夜」が農家の叔母さんやおじさんと話していると、季節の区切り目として良く登場します。

「八十八夜」の頃に種を蒔く・・・・・・とか。
「八十八夜」の頃に、大事に育てた苗を定植するとか・・・・。

「八十八夜」を以って、遅霜は終了とされます。

昔は、「霜」が大敵で、霜によって、せっかく育てた「苗」も、一回の霜で台無しということも、結構あったようです。

最近は、小さな霜よけなどで覆い、「八十八夜」を待たずに、
種まきや定植が行なわれるようにもなりましたが、
「八十八夜」は農家にとっては大きな「区切り目」です。

随分と暖かくなり、日中はかなり汗ばみますが、
「八十八夜」までは、まだまだ気が抜けません。


トマトの苗。我が家は、桃太郎です。



まだ か弱い「トマト苗」。霜は一気に苗を台無しにしてしまいます。
八十八夜を過ぎると、霜の心配は無くなるとされます。



サクランボの花が咲き始めています。
信毎には、南信の梨の花の様子が掲載されていました。
梨もサクランボも同じ、白い花です。
北信の梨の花は、今月末くらいでしょうか。





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Posted by ドジヒコ at 09:08Comments(0)北信濃ならでは

2008年04月21日

小さな虫が食べるということは、「安全」なのでは・・・・

白菜の仲間「山東菜」が結構大きくなってきました。
毎日、間引いて、間引いた小さな芽は、味噌汁の具にしています。

間引いていると、山東菜の葉っぱが、柔らかいせいか、「ナメクジ」の食害に遭っていることに気づきました。

ナメクジは、「歯」が無いですから柔らかいものを好むのでしょうか?
山東菜の柔らかな部分を中心的に食害されています。

一緒に蒔いて、こちらも結構大きくなった「コマツナ」は、こちらの方が、
葉っぱに厚みがあって「硬い」からでしょうか?「ナメクジ」の食害は、山東菜より遭っていません。

農薬は、極力使いません。
出来れば、「青物」は、サラダでいただくのが一番栄養も豊富ですし、「ベター」であると思っています。


サラダは、単純に洗うだけ・・・・・。
それだけで「口」に入っていきます。
一番安全でありたいものです。

ナメクジの食害に対しては、農薬もあるのでしょうが、ここは一つ
単純に「見つけたら潰す」という方法で、食害を防ぎたいと思います。

泥も付いていなく、葉っぱに食害のキズが無いほうが、
見た目も奇麗でしょうが、
ここは一つ、「小さなナメクジでも食べても安全だった!!」ということで
このまま山東菜を育てていきたいと思います。


露地もののアスパラもようやく伸びてきました。
太陽の光を燦々と浴びた「アスパラ」
出荷も間近です。



ところどころに「ナメクジ」の食害が見られる山東菜。



ナメクジ・・・青物を食べてしまうとは、知りませんでした。



伸び始めた「アスパラ」
太陽の光を浴びて、すくすくと育ちます。




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Posted by ドジヒコ at 09:26Comments(0)野菜・農産物関連

2008年04月20日

花の色は 移りにけりな いたづらに

桜が満開となり、北信濃では、須坂の臥龍公園や飯綱町の地蔵久保の櫻が見事なようです。

桜の季節に、庭のサクランボの花が咲き始めました。
ピンクの「櫻」に対し、白い「サクランボ」の花です。

まだ満開とまで行きませんが、白い可憐な花はまた櫻の花とは違った美しさを感じさせてくれます。

我が家から、車で5分くらいのところに上信越道の「信州中野インターチェンジ」がありますが、その辺りには、サクランボ狩り用のビニールハウスが結構あります。

毎年、サクランボ狩りの季節になると、ラジオでサクランボ狩り解禁のCMが流れます。
今年はまだ聞いていませんが、そろそろ時季なのかなあ??

近所の田んぼでは、えんどう豆の棚に「藁」が付けられました。
エンドウ豆は、上に上に伸びる性格を持っていますが、
自力で上に這っていけません。

そのために絡みやすく「藁」を棚につるして上げます。

お陰さまで、依頼されていたネギ苗の出荷も終了しました。
本日、小布施の玄照時の苗市で販売されるようです。

ネギ苗が終了し、サクランボの花が咲き、えんどう豆の蔓が延び始める。
北信濃では、着々と、季節が移り変わっていきます。
農作業も季節とともに進む作業ですから、季節に順じて移り変わっていきます。

待ちに待った「櫻」は今日が見ごろでしょう。
この後、桃・リンゴの花が咲き、いよいよ「新緑の季節」を迎えることとなります。

櫻からリンゴ・桃の花へ・・・「種まき」に忙しくなるのもこの季節。
田んぼでの作業も次の作業へ変わっていきます。

「久方の光のどけき 春の日に しづ心無き 花の散るらむ」

百人一首の櫻の花が散っていくさまを歌った一首ですが、
確かに、美しい桜の散るさまは、悲しげですが、櫻の後にも次の花が・・・
そして新緑の若葉が続きます。

色々な野菜やくだものを扱い、農作業を通じて、四季の美しさを感じていきたいものです。



サクランボの白い花。




えんどう豆が蔓を絡ましやすいように、藁をたらしてあげる。



JR飯山線の信濃浅野駅に2本ある櫻も満開に。
花見客こそいませんが、美しい花を付け、
小さな駅から、出立する人々を和ませてくれます。





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Posted by ドジヒコ at 06:45Comments(0)北信濃ならでは

2008年04月19日

山東菜を間引く。

先日蒔いた「山東菜」が大きくなりました。

山東菜は、白菜の仲間ですが、「結球」しないため、玉のように膨らみません。
やわらかいのが特徴で、油で炒めたり、浅漬けにしたり春の菜もの野菜の一つで使い方色々です。

昨年の秋「ほうれん草」を蒔いたときに、「薄くまばらに」蒔いてしまったため、失敗してしまったため、今回は、「ビッシリ」と蒔きました。

ビッシリと芽が出てきたのはいいのですが、このままでは「共倒れ」になってしまいますから、「間引き」します。

毎朝、朝食の味噌汁に、間引いた「山東菜」を入れています。
あと、大量に間引いたときは、「オヒタシ」にしたり。

菜もの類は、間引いたものをいただけますが、
「きゅうり」とか「トマト」は、いただけませんから、
近所にお裾分けするつもりです。

「もったいない」という言葉がありますが、常に気をつけたいものです。
自分が扱える範囲のものを、手がけるようにしています。
無理をしたり、欲張りはしない。

多すぎたら、「お裾分け」
苗も小さな芽も、ようやく芽を出してくれたわけですから、
無駄にしないようにしたいものです。

確かに人間優先の社会に生きていますが、
自然とともに生きているわけですから、
自然から「お裾分け」してもらっているという「つもり」で
常にいたいものだと思う昨今です。





ビッシリと生えた「山東菜」



柔らかい葉っぱを狙って、この時季「なめくじ」が活動を始めます。



消毒は全くしませんから、「リーフサラダ」のように
いただいても美味しいかもしれません。





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2008年04月18日

行者にんにく・・・・・・・春の山菜をいただく

「海の幸」といえば、魚ですが、交通網の発達により、信州でもいまや1年中
様々な種類の魚がいただけるようになりました。

しかしながら、山国信州ならではの「山の幸」も控えめながら、とても美味しく、たくさんあります。

「山の幸」はこれからが旬。
春は、山菜の季節ともいえます。

山菜が多く出回るようになるこの季節、昔懐かしい色々な山菜を少しずつ、順次ご紹介していきたいと思います。

まずは、「行者にんにく」

聞きなれない名前かもしれませんが、今の季節に葉が伸び、花が咲く4月一杯くらいまでが「旬」で、
その「葉っぱ」をいただきます。

名前の通り「にんにく臭」がする山菜で、葉っぱを鼻に近づけると、強い「にんにくの臭い」がします。

一口葉っぱをかんでみると、名前の通りにんにくの香りが、口いっぱいに広がります。

いただき方は、天ぷら、オヒタシ。醤油漬け・・・・・・。

山菜は色々ないただき方が楽しめますが、まずは「天ぷら」でいただいてみてください。
「行者にんにく」ならではの、香りと、味が口の中に広がります。

交通網が、発達し冬でもトマトがいただけるようになった昨今、
まさに「旬のもの」である地の物の「山菜」をいただくのは、この上ない楽しみの一つです。

昔、山野で山岳信仰の荒行をしていた「行者」たちが、その「荒行」に耐える強壮薬として、食したことから「行者にんにく」と付いたそうです。

いくつのかの本によると、北信にもその昔は、「修験者」と呼ばれる方がいて、飯綱山や戸隠山で修行をしたようです。
そんな修験者が、こんな美味しいものをいただいていたとは・・・・・・。

これからが旬の山菜。
酒のつまみには最適です。
「タラの芽」「コゴミ」等々山菜は、。酒にあうこと間違い無しです。

山菜など「旬のつまみ」が旨いわけですから、酒も進むのは当然でしょう。
酒蔵も多いのも納得???出来るほどの春の山菜のつまみの旨さ。

信州にこれだけの酒蔵があり、美味しい酒が醸し出されるのですから、
是非、こうした「行者にんにく」など山菜をつまみに是非おすすめいたします。



行者にんにく。この葉っぱをいただきます。
花が咲くまでが美味しいとされます。




この葉っぱを天ぷらかオヒタシに・・・・。
にんにく特有の味と臭いがたまりません。

新にんにくの収獲までまだまだの時期、
是非いただいてみたいものです。



初物の「行者にんにく」を天ぷらでいただきました。
農産物直売所「アグリ長沼」に北信地域の山菜が出されていることがあります。
春だけの「旬の楽しみ」ですから、ご覧になられたら、
是非春の山菜、お試しください。







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2008年04月17日

ネギ育てませんか・・・・??

今の季節、田んぼで様々な作業が行なわれます。

ジャガイモの種芋の定植。
生ネギの定植・・・・・・・・。

我が家でも、生ネギの苗の出荷が進んでいます。

100本と50本に括り、農産物直売所「アグリ長沼」にて販売しています。
生ネギは、田んぼに畝を作り、畝に沿って、並べ、植えていきます。

最初は、根っこが隠れるくらいに土をかけ、徐々にかける土の量を増やしていきます。

気が長い話ですが、こうして半年、秋には一本のネギとなり
美味しくいただけます。

難しく無いので、是非オススメです。

田んぼでは、冬を越したネギがかなり大きくなっています。
このネギは、更に大きくし、「ねぎぼうず」が付くまで育てます。

「葱坊主」は、大きくなって採り、乾燥させて「次回の種」をとります。

気の長い作業ですが、それぞれの作物や果樹を色々気長の育てるのも楽しいものです。


収穫中のネギ苗。
日曜日は、いいお天気のようですから、
日曜日に家庭菜園での定植をオススメします。

北信では、「松本一本ネギ」と「松代一本ねぎ」があります。
「「松本一本」のpほうが細く育ちます。



アグリ長沼では生ネギ苗販売中。
100本で450円から500円くらい。
50本はその半分。



生ネギの定植の様子。
か弱そうに見えますが、これで徐々に土を掛けて育てていきます。

か細いネギ苗が、秋には立派なネギに成長し、ねべものに大活躍すると思います。



越冬したネギ。
秋には美味しくいただけますが、葱坊主を作り、「種子」を取るために
このまま成長させます。






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2008年04月16日

坊っちゃんかぼちゃ その1

リンゴと梨の仕事も一段落し、依然蒔いて芽が出ている「かぼちゃ」の定植を行ないました。

夏に収獲するかぼちゃで「坊っちゃんかぼちゃ」の愛称で呼ばれている小さめの甘くて、ホクホクしたかぼちゃです。

まだ小さいので、シートで覆って、その後霜よけの養生をします。

今の時季、一番の悩みは、「霜の恐れ」です。

キャベツですとか、ブロッコリーのような野菜は、比較的霜に強く、
霜に遭っても、害は無いのですが、
「きゅうり」「かぼちゃ」は若くて、幼い時の苗が霜に一番遭いやすく
ひとたび遭えば、苗は、台無しとなります。

坊っちゃんかぼちゃが実を付けるのは、早くて7月。
まだまだ先ですが、かぼちゃの大きくなる様子も順次ご紹介していきたいと思います。



かぼちゃの苗。
かぼちゃの苗は、根の張り等が良いため、きゅうりの苗の台木としても重宝されます。




苗を定植し、根付くのを待ちます。



かぼちゃの葉っぱの上には、カエルが休憩。
櫻が咲き、かなり気温が上昇するとラジオで流れていましたが、
カエルも休憩し、私たちも春を満喫し
呑気な中、作業が進みました。





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2008年04月15日

櫻の花いよいよ。

宝蔵院の櫻の花が咲き始めました。
我が家周辺では、一番奇麗と思われる櫻です。

まだ咲き始めたばかりですが、今日はお天気がいいので一気に
花が開くのではないかと思われます。

宝蔵院の境内には、前にお話したビルマのインパール作戦から
奇跡的に生還した方を中心に「平和観音」が建立されていますが、
小林一茶と弟子の西原文虎の句碑があります。

一茶は、江戸期末に俳句を読み、江戸で当初、俳句の師として、生活をしていたのですが、「江戸での夢」がかなわず、故郷の信濃町柏原に戻り、柏原を拠点にして、ここ豊野町浅野や高山村など北信濃一帯を俳諧の師として地域の人々に教え、廻ったようです。

江戸末期には、かなり「俳句」が浸透したようで、北信濃一帯のお寺には、「俳額」といって、当時俳句を読みそれを表装し、額に入れ、人々の心の拠り所の「寺」や「神社」に額を飾ったようです。

そんな「俳額」が北信濃一帯にあることから、一茶の江戸では叶わなかった夢が、北信濃でようやく叶ったのではないかと拝察します。

西原文虎は、一茶の弟子です。詳細はまだ調べていないのですが、
屋号が「油や」という屋号でしたので、おそらく江戸の後期から北信濃一帯で盛んになった、「菜種油」作りに関係があったのでしょう。

菜種の黄色い花も咲き始めたようです。

ピンクの梅の花は、今が満開。

しばらくすると、5月始めには白い梨やリンゴの花が咲き始めます。

黄色・ピンク・白・・・何れも可憐な春の花です。

北信濃一帯の春が、真っ盛りとなる昨今です。



花が咲き始めた宝蔵院の櫻。


境内には、3本の櫻の花があります。
櫻の終わりの頃、4月22日に、宝蔵院の「火除け」のお祭りが行なわれます。


境内にある、小林一茶(右)と弟子の西原文虎(左)の句碑。


菜種の黄色い花。これから、黄色い花が咲き誇り、小布施橋辺りでは、「黄金島」と呼ばれるほどの菜の花畑の出現となる。




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2008年04月14日

若葉の芽が膨らむ頃・・・・・・桜の季節に。

桜の開花がテレビやラジオで伝わる頃、地物のくだものや野菜も
地味ながらもちゃんと成長を続けています。

梨の芽がかなり、膨らんできて花が咲くのも間近となりました。
我が家では、主にリンゴ・桃・梨を栽培していますが、
一番収穫が早いのが、桃・次いで梨、最後がリンゴです。

花が咲くものこの順番です。
梨の花は、4月末。
櫻や桃のピンク色の花から、真っ白な可憐な花が梨には咲きます。
梨畑では、棚伝いに白い花がびっしりと咲きます。

梨の膨らみ始めた芽。花のつぼみがハッキリとわかります。




田んぼでは、豊野町名物の「マコモタケ」の芽が出てきました。
健康食品のマコモタケは、昨年も人気でした。
こんなに小さいのですが、秋には、2メートルくらいとなり、人間の背丈より大きくなります。
秋に向けての成長も既にスタートしています。

株の合間に出てきたのが、マコモタケです。
このあと、6月に成長を待って植え替えます。



りんごの芽もかなり膨らんできました。
白い花は梨のすぐ後に咲きます。
リンゴ畑もようやく若葉の緑色が目立つようになりました。




櫻の花見が、楽しみになる昨今です。
本格的な花見を始めたのは、会社に入ってから。
最初は、新入社員の頃。場所取りが仕事でした。
その頃からでしょうか?
花見に「アルコール」がつき物になってしまったのは・・・・・。

今年は、何とか風情ある花見をしたいものだと思っていますが、
さてどうなることでしょう?





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2008年04月13日

ネギを植える頃・・・・・松本一本ネギの苗

田んぼでの夏野菜の種蒔きが行なわれる頃となりました。

一方では、ねぎやジャガイモの定植も今の時季の田んぼでの作業です。

我が家では、そうした田んぼで植える「ねぎの苗」の出荷を行なっています。
前にもお話しました、いわゆるご当地野菜の「松本一本ねぎ」です。


ネギは、成長に時間がかかり、今植えても、収穫は秋になります。
同じ時期に定植する、ジャガイモが、夏には収穫できるのと比べると、時間が掛かります。

比較的時間が掛かる作物ですが、鍋物に蕎麦やうどんの薬味に欠かせない野菜ですから、自家用にちょっと栽培するだけでも重宝する野菜です。

田んぼでは、今の時季辺りから、畝を作り、こうしたネギの苗を植え、育てていきます。

100本とか1キロ単位で出荷しますが、どこの家庭でも、平気でその束を2つも3つも購入していくことを考えると、ネギは信州には欠かせない野菜なんだなあと痛感いたします。

我が家のメイン出荷は、小布施の苗市で頼まれていて、出荷しますが、農産物直売所「アグリ長沼」にも出荷を考えています。

時間は掛かりますが、比較的簡単に栽培できる野菜ですから、ご自宅にちょっと庭先があるお宅は、是非試してみてください。




20センチほどに育った「松本一本ネギ」



1本づつ畝に植え、秋の収穫を待つ。








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2008年04月12日

春の野沢菜・・・・・黄色い花が咲く頃

櫻が咲く今日この頃、田んぼに黄色い花を見かけるようになりました。

善光寺平は、江戸後期から「菜種」の大栽培地帯であり、
その菜種を使った、「菜種油」の産出が、小布施や須坂で行なわれました。

栽培された「菜種」は、抽出され、「菜種油」となり、須坂経由で大笹街道を通り、鳥居峠を越え、江戸の町にまで「菜種油」が移出され、江戸の町に
信州北信濃の善光寺平の「菜種油」の明かりがともったことは、以前にもご案内いたしました。

小布施辺りの、千曲川河川敷ではそろそろその「菜種」の花、
いわゆる「菜の花畑」が見られる頃です。

しかしながら、この辺りの田んぼには、チョロチョロと同じような「黄色い花」を見つけることが出来ます。

この「黄色い花」は、野沢菜の花です。

野沢菜は、晩秋の10月末に蒔き、11月末までに収穫を終え、
12月初頭までには、北信濃では、野沢菜の漬け込みが行なわれます。

しかしながら、全てを収穫するのでなく、少しばかり残しておいて、
越冬させます。
春、雪解けの水を吸って、野沢菜は、成長を再開します。

その柔らかな「雪解けの水を吸った野沢菜」を北信濃では、煮て頂いたり、辛し和えにしたりしますが、
そろそろその「野沢菜」も花をつけ始めました。

一見すると、菜の花に見える「野沢菜」です。

トウが出てくると、全体は固くていただけなくなります。
こうした場合、「トウ」の部分の柔らかな部分を獲って、いただきます。

今回は、簡単な漬物にしました。
湯がくというより、サッと熱湯をかけ、そこに塩を振り、漬けます。

一晩くらいが一番美味しいです。
漬け込むとしょっぱくなってしまうので、一夜の浅漬けが一番です。

難しいものではありませんが、漬物が不足してくる櫻の咲く昨今は
新鮮で結構いけます。

晩秋から春先にかけ、とことん野沢菜にお世話になる信州北信濃の
櫻の咲く頃の、野沢菜の話です。




善光寺平の北部の田んぼで見かける「春の野沢菜の花」



菜の花にそっくりな野沢菜の花。




花が咲く直前の柔らかな花のつぼみをいただく。
全くスーパーで販売されている春の風物詩「菜花」と同じよう。




湯がかずにサッと熱湯をかけるだけ。
後は塩を振り、一晩おくだけ。






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2008年04月11日

梅の花で、梅漬けを思う。

長野地方でも、桜の開花が宣言されたそうですが、
午前中は、あいにくの雨でした。

北信濃 豊野町浅野地区では、櫻はまだまだのようです。
梅の花が開花し始めました。

午前中の雨にもかかわらず、午後お日様が顔を出した頃には、
薄いピンクの奇麗な花を、見せてくれました。

このあと、梅は、開花後、梅の実をつけます。
6月から7月に掛けて、この梅の実を「漬けます。」

我が家にとっては、1年中いただける保存食として重宝いたします。
甘く砂糖で漬ける「甘梅」の「梅漬け」と
塩で漬けるしょっぱい「梅漬け」
の甘辛2種類を漬けます。


都内やコンビニのおにぎりでは、
「梅干」として知られますが、
この辺りでは、「梅漬け」です。

しかもこの辺りの「梅漬け」は
「カリカリ系」で硬い梅漬けです。
四半の紀州系やコンビニのおにぎりの梅干は、「柔らか系」ですが、
しっかりと歯ごたえがあります。

これも信州の食文化なのでしょうか?
調べてみたら面白そうです。

梅は、古来から日本にありますが、平安の頃からのようですが、いつの間にか、帰化した櫻に取って代わられてしまいました。

桜を愛でる習慣が我が国では、「お花見」となってしまいましたが、
梅の花もまた鮮やかな「紅色」が美しいものです。

ただ梅の花を「花見」しようとしても、梅の花が集合して咲く場所が
この辺りには、無いのが残念です。


咲き始めた「梅の花」



この木に、一杯の花が咲くのと同時に、6月には、大粒の梅の実が
付きます。



我が家の甘梅。
「紫蘇の葉」だけでこの色が付きます。
もちろん「紫蘇の葉」も自家製です。



市販の紀州系の梅干。
こちらは、やや「柔らかい」






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