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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2008年04月04日

小布施の野菜苗市・・・・・松本一本ねぎ

先日ご紹介した、ご当地野菜の「松本一本葱」の苗の草取りを行なっている。

この「松本一本ねぎ」は、4月20日頃に開催の小布施の苗市に出荷を頼まれていて育てている。

苗市は、小布施の山王島地区で明治の中ごろに、夏の大水害で作物が壊滅的となり、その後、夏場の洪水期までに換金できる作物として、山王島地区を中心に「野菜苗」の栽培が盛んになったようである。

小布施は、もともと、江戸の頃から月に6回「市」が開かれる「六斎市」が盛んで商業が盛んだったことと、千曲川の河川敷の肥沃な堆積土で、苗つくりには適していたようである。

また「小布施茄子」の名称で知られる、丸茄子の苗が有名で、小布施茄子の苗は、苗市が好評を博してくると、当時の「サカタのタネ」からも引き合いがあったようであるから、ヒット商品としての小布施茄子の「苗」の栽培も小布施の苗市をより活発化させたのかもしれない。

小布施の苗市での苗は、中野・山ノ内・長野市北部はもちろん、遠く新潟まで利用されたらしい。


こうした江戸の頃からの、商業的な背景と、千曲川の肥沃な土壌を利用しての良質な苗作り、「小布施茄子」など、北信地域にあった野菜苗の提供が、小布施の苗市として今日まで、毎年開催され、好評を博している。

今年の小布施の苗に向け、浅野地区でも苗つくりが盛んになっている。
専ら「ねぎ苗」が多いようである。

この辺りでは、「松代一本ねぎ」と「松本一本ねぎ」とがあるようであるが、どうやら中野・小布施・豊野などの北信地域では、
「松本一本ねぎ」の方が好評のようである。

このねぎは、この4月末に定植し、秋口から晩秋にかけ、収穫となる。
冬場の鍋物に使われるねぎである。

野菜は、比較的簡単に栽培できるようであるが、
冬場に使うねぎは、昨年の晩秋に蒔いた種を
冬を越して、育て、4月末に定植。

夏を経て、秋を越してから、ねぎとして、一本立ちするのである。
なんとも長い作物である。

蕎麦にうどんに、ラーメン。鍋物に納豆に・・・・。
挙げたら切りが無い長ねぎの利用方法である。

主役には決してならない長ねぎであるが、
その脇役としての存在は、あまりに大きい。



松本一本ねぎの苗。
家庭でも簡単に栽培できるねぎは、ねぎの苗は人気である。










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Posted by ドジヒコ at 09:08Comments(0)