2008年04月12日
春の野沢菜・・・・・黄色い花が咲く頃
櫻が咲く今日この頃、田んぼに黄色い花を見かけるようになりました。
善光寺平は、江戸後期から「菜種」の大栽培地帯であり、
その菜種を使った、「菜種油」の産出が、小布施や須坂で行なわれました。
栽培された「菜種」は、抽出され、「菜種油」となり、須坂経由で大笹街道を通り、鳥居峠を越え、江戸の町にまで「菜種油」が移出され、江戸の町に
信州北信濃の善光寺平の「菜種油」の明かりがともったことは、以前にもご案内いたしました。
小布施辺りの、千曲川河川敷ではそろそろその「菜種」の花、
いわゆる「菜の花畑」が見られる頃です。
しかしながら、この辺りの田んぼには、チョロチョロと同じような「黄色い花」を見つけることが出来ます。
この「黄色い花」は、野沢菜の花です。
野沢菜は、晩秋の10月末に蒔き、11月末までに収穫を終え、
12月初頭までには、北信濃では、野沢菜の漬け込みが行なわれます。
しかしながら、全てを収穫するのでなく、少しばかり残しておいて、
越冬させます。
春、雪解けの水を吸って、野沢菜は、成長を再開します。
その柔らかな「雪解けの水を吸った野沢菜」を北信濃では、煮て頂いたり、辛し和えにしたりしますが、
そろそろその「野沢菜」も花をつけ始めました。
一見すると、菜の花に見える「野沢菜」です。
トウが出てくると、全体は固くていただけなくなります。
こうした場合、「トウ」の部分の柔らかな部分を獲って、いただきます。
今回は、簡単な漬物にしました。
湯がくというより、サッと熱湯をかけ、そこに塩を振り、漬けます。
一晩くらいが一番美味しいです。
漬け込むとしょっぱくなってしまうので、一夜の浅漬けが一番です。
難しいものではありませんが、漬物が不足してくる櫻の咲く昨今は
新鮮で結構いけます。
晩秋から春先にかけ、とことん野沢菜にお世話になる信州北信濃の
櫻の咲く頃の、野沢菜の話です。
善光寺平の北部の田んぼで見かける「春の野沢菜の花」

菜の花にそっくりな野沢菜の花。

花が咲く直前の柔らかな花のつぼみをいただく。
全くスーパーで販売されている春の風物詩「菜花」と同じよう。

湯がかずにサッと熱湯をかけるだけ。
後は塩を振り、一晩おくだけ。

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信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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その菜種を使った、「菜種油」の産出が、小布施や須坂で行なわれました。
栽培された「菜種」は、抽出され、「菜種油」となり、須坂経由で大笹街道を通り、鳥居峠を越え、江戸の町にまで「菜種油」が移出され、江戸の町に
信州北信濃の善光寺平の「菜種油」の明かりがともったことは、以前にもご案内いたしました。
小布施辺りの、千曲川河川敷ではそろそろその「菜種」の花、
いわゆる「菜の花畑」が見られる頃です。
しかしながら、この辺りの田んぼには、チョロチョロと同じような「黄色い花」を見つけることが出来ます。
この「黄色い花」は、野沢菜の花です。
野沢菜は、晩秋の10月末に蒔き、11月末までに収穫を終え、
12月初頭までには、北信濃では、野沢菜の漬け込みが行なわれます。
しかしながら、全てを収穫するのでなく、少しばかり残しておいて、
越冬させます。
春、雪解けの水を吸って、野沢菜は、成長を再開します。
その柔らかな「雪解けの水を吸った野沢菜」を北信濃では、煮て頂いたり、辛し和えにしたりしますが、
そろそろその「野沢菜」も花をつけ始めました。
一見すると、菜の花に見える「野沢菜」です。
トウが出てくると、全体は固くていただけなくなります。
こうした場合、「トウ」の部分の柔らかな部分を獲って、いただきます。
今回は、簡単な漬物にしました。
湯がくというより、サッと熱湯をかけ、そこに塩を振り、漬けます。
一晩くらいが一番美味しいです。
漬け込むとしょっぱくなってしまうので、一夜の浅漬けが一番です。
難しいものではありませんが、漬物が不足してくる櫻の咲く昨今は
新鮮で結構いけます。
晩秋から春先にかけ、とことん野沢菜にお世話になる信州北信濃の
櫻の咲く頃の、野沢菜の話です。
善光寺平の北部の田んぼで見かける「春の野沢菜の花」

菜の花にそっくりな野沢菜の花。

花が咲く直前の柔らかな花のつぼみをいただく。
全くスーパーで販売されている春の風物詩「菜花」と同じよう。

湯がかずにサッと熱湯をかけるだけ。
後は塩を振り、一晩おくだけ。

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Posted by ドジヒコ at 15:28│Comments(0)