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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2014年05月14日

進化とは????・・・・・くだものの花から思う。

花にもいろいろありますが
本日は果物の花で感じたことです。

昨日、山のリンゴ畑に行って見つけた紫色の花。
アケビのツルに付いているので、もしや…と思いきや
やっぱり、「アケビの花」でした。
「アケビの花」は、初めて見ました

アケビの花は、
一つの樹に雄花と雌花が咲くようです。
紫の可憐な花が雌花。
そしてまん丸いダンゴムシのような花が雄花だそうです。

1本の樹に雄花と雌花が咲き、
雄花の花粉が虫や風の仲介により
受粉して実がつく。

他方、リンゴの花は
雄花雌花の区別が無く
どれも同じ花が1本の樹に咲きます。

リンゴは、咲いた花の中に、雄しべと雌しべがあるのですが
そこからが厄介。
何と、1つの花の中に雄しべ雌しべがあるにもかかわらず
同じ品種内ノ雄しべの花粉では、雌しべで「受精」しないのです。
先ほどの「アケビ」と比べると
なんとも厄介ですね。

何故なら、アケビであれば
1本植えると、雄花と雌花が咲くので
1本で受精し収穫が可能ですが
リンゴの場合、同じ品種同士では受精しないのですから。
こうしてリンゴ農家は、リンゴの実を収穫するために
違う品種を必ず植えなければなりません。

他方、桃の花。
華麗なピンク色の花ですが
桃の場合も、咲いた花の中に
雄しべと雌しべがあります。

ところがりんごと違う箇所は
同じ一輪の花の中の
雄しべの花粉が雌しべに付着し受精が成功、
夏には桃が収穫可能となります。

我が家で栽培している範囲で言いますと
梨やスモモは、リンゴ同様、
無数に花は咲くのですが
ほかの品種の花の雄しべの花粉で
雌しべの受精が成功します。

こう見てみると
1本の樹を定植さえすれば
雄花と雌花が咲くアケビや
一輪の花の中の雄しべの花粉で
雌しべで受精可能な桃が
より高等な植物のようにも思えます。

しかしながら、これもダーウインの進化論のように
「種を守る」ため、「存在し続ける」ために
進化の過程で、植物が選択した方法であると考えるのであれば
どちらが高等・進化しているなどとは言えません。

リンゴが進化の過程で「選択」した結果
違う品種同士の花粉でないと
受精できないようにしたのですから。

人間も雌雄同体ではなく男性女性があり、
太古の昔から、
男性は狩猟や戦争、女性は家を守るという役割分担をして
今日まで至りました。

昨今ではそんな役割分担もなく
僕も個人的に、そんな男性だから・・・・女性だから…と言う
役割分担の考えには全く賛同できません。

さて、人間界ではそんな時代となり
未来に向けて更に「進化」を続けるのでしょうが
ダーウインは「種の存続」のために
進化を続けるといっています。

リンゴの花は、どうなるでしょう????
人間はどうなるでしょう????
雌雄同体????
気の遠くなるような年月ののちに
その結果は判明するでしょう。

手元の三省堂新明解国語辞典第4版では
進化とは、
「生物が形態や機能の分化・変異の過程を積み重ねながら
環境に適した状態になること」とあります。
「進化」と言うとより高度になっていくことが
進化のようにも思えますが
「環境に適した状態」になることとあります。

周囲の環境はより変化していきます。
そんな変化し続ける環境に適した「進化」とは
どうなっていくのか、楽しみでもあります。











アケビの「雌花」
進化とは????・・・・・くだものの花から思う。




写真上左側がアケビの雄花
進化とは????・・・・・くだものの花から思う。




雌雄同体と言えばそうですが・・・・梨の花。

梨の場合、同一品種の雄しべの花粉が雌しべに付着しても
受精しません。
近親相姦を防ぐため????
これも進化の過程で梨が選択した結果です。
進化とは????・・・・・くだものの花から思う。




































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Posted by ドジヒコ at 04:21│Comments(0)ふとした光景
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