2008年02月08日
リンゴの値下げ。
我が家のリンゴ、お値下げいたしました。
ご家庭用コース「主婦の友」と加工用リンゴ「お料理美人」の2つのコースをご案内しています。
まだまだ美味しくリンゴはいただけますし、長い夜なべにアップルパイなどにお使いいただけるようリンゴを煮たりしてはいかがでしょうか。
全て、送料込みです。(沖縄県は一部追加送料を申し受けます。)
アップルパイ用の「煮りんご」の作り方も順次ご案内していきたいと思います。
約20年の一人暮らしで培った料理方法もご案内していきます。
ホームページも一部更新しましたのでよろしくお願いいたします。
ご家庭用コースです。
蜜はかなり「飛んできて」無くなってきました。



善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
ご家庭用コース「主婦の友」と加工用リンゴ「お料理美人」の2つのコースをご案内しています。
まだまだ美味しくリンゴはいただけますし、長い夜なべにアップルパイなどにお使いいただけるようリンゴを煮たりしてはいかがでしょうか。
全て、送料込みです。(沖縄県は一部追加送料を申し受けます。)
アップルパイ用の「煮りんご」の作り方も順次ご案内していきたいと思います。
約20年の一人暮らしで培った料理方法もご案内していきます。
ホームページも一部更新しましたのでよろしくお願いいたします。
ご家庭用コースです。
蜜はかなり「飛んできて」無くなってきました。



善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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09:58
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2008年02月08日
コネツケ 北信濃の郷土料理。
昨日は、「ダンゴ汁」のお話しをしましたが、今日は「コネツケ」。
こちらも北信を中心とする郷土料理のようです。
ダンゴ汁との違いは、「コネツケ」は、ご飯が余ったときにのみ作る田舎料理です。
調理方法は簡単。余ったご飯に、小麦粉か米粉を混ぜ、これを
こねます。(混ぜます)。
(名前の由来は、この こねる から来たのだと思います。)
こねて、生地を作りましたら、餡を入れてフライパンに油を敷いて焼きます。
餡は、自家製の味噌に砂糖を入れて和えた物が主ですが、先日、西山地方の方から中に野沢菜を入れたものもいただきました。
コネツケの餡は、味噌と砂糖と決め込んでいたのですが、地域によって色々なものがあるということがわかりました。
油で焼いたら、出来上がりです。
ご飯が余ったときにつくり、あくまで子供のおやつのような食べ物です。
同じようなものに、「五平餅」もありますが、五平餅は中信から南信に掛けてのご飯の再利用方法ではないかと思います。
コネツケと五平餅。何れもご飯を再利用しての一品です。「ご飯」を大事に粗末にしないと言うことから出来たものでしょう。
子供の頃から、祖母にご飯を大事にしないと「目がつぶれる」(失明する)とよく叱られ、米粒一つに関しても粗末にしないようにきつく言われていました。
東京での約20年近い一人暮らしですっかりその発送を忘れてしまいました。
コンビニで、賞味期限切れのお弁当が廃棄処分に大量に出される時代、何とかそういったお弁当を始めとする食品が何とかならないものかと思います。
一方で、「赤福」のような賞味期限改ざんの事件もありました。
なかなかその頃合が難しいと思いますが、粗末にしないよう努めていきたいものです。
結構キツネ色になりましたが、油を余り使わないと、「おこげ」の部分も出来てまた香ばしくなり、美味しいです。
祖母が作ったものは、余り油を使用しない「おこげ」があるタイプでした。

高井富士と呼ばれる「高社山」が奇麗に見える、善光寺平の最北が豊野町浅野です。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
こちらも北信を中心とする郷土料理のようです。
ダンゴ汁との違いは、「コネツケ」は、ご飯が余ったときにのみ作る田舎料理です。
調理方法は簡単。余ったご飯に、小麦粉か米粉を混ぜ、これを
こねます。(混ぜます)。
(名前の由来は、この こねる から来たのだと思います。)
こねて、生地を作りましたら、餡を入れてフライパンに油を敷いて焼きます。
餡は、自家製の味噌に砂糖を入れて和えた物が主ですが、先日、西山地方の方から中に野沢菜を入れたものもいただきました。
コネツケの餡は、味噌と砂糖と決め込んでいたのですが、地域によって色々なものがあるということがわかりました。
油で焼いたら、出来上がりです。
ご飯が余ったときにつくり、あくまで子供のおやつのような食べ物です。
同じようなものに、「五平餅」もありますが、五平餅は中信から南信に掛けてのご飯の再利用方法ではないかと思います。
コネツケと五平餅。何れもご飯を再利用しての一品です。「ご飯」を大事に粗末にしないと言うことから出来たものでしょう。
子供の頃から、祖母にご飯を大事にしないと「目がつぶれる」(失明する)とよく叱られ、米粒一つに関しても粗末にしないようにきつく言われていました。
東京での約20年近い一人暮らしですっかりその発送を忘れてしまいました。
コンビニで、賞味期限切れのお弁当が廃棄処分に大量に出される時代、何とかそういったお弁当を始めとする食品が何とかならないものかと思います。
一方で、「赤福」のような賞味期限改ざんの事件もありました。
なかなかその頃合が難しいと思いますが、粗末にしないよう努めていきたいものです。
結構キツネ色になりましたが、油を余り使わないと、「おこげ」の部分も出来てまた香ばしくなり、美味しいです。
祖母が作ったものは、余り油を使用しない「おこげ」があるタイプでした。

高井富士と呼ばれる「高社山」が奇麗に見える、善光寺平の最北が豊野町浅野です。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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09:42
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2008年02月07日
ダンゴ汁 北信の粉食文化
長野県は、「粉食文化」が発達しているとよく言われます。そばにうどん、おやきに始まり、3月にはいると「やしょうま」もあります。
前日や前々日の余ったご飯と小麦粉を使って、「コネツケ」という方法で食事をすることもあります。
今日は、「ダンゴ」のお話。
「ダンゴ」と言っても、みたらしや餡子のお団子ではありません。
「ひんのべだんご」です。
通称「ダンゴ汁」と我が家では呼んでいます。
小麦粉を練ったものを、伸ばして(ひん伸ばして)小さくちぎり、具沢山の味噌汁に入れていきます。
いわゆる「すいとん」です。
具沢山とは、かぼちゃ・たまねぎ・ジャガイモそのほかに旬の野菜を入れ、味噌で味付けしたものですが、調理方法は単純なものです。
「ひんのべだんご」とは、小麦粉を練ったものを「ひん延ばす」からついた名前でしょうか。
僕は、この「ひんのべだんご」こと「だんご汁」がどうしても嫌いでした。
子供の頃から、農家ですから、お米もあるのに、どうして「すいとん」などつくり、夕食の食卓に並べるのだろう?といつもいぶかしげに見ていたものです。
戦時中の「ひもじさ」も「食糧難」も経験したことはありませんが、本やテレビで、「すいとん」の出てくる風景を見て、いつの間にか、食糧難の時のお米が食べられないときの「非常食」「代用食」というイメージが付いてしまった。
都内にいた頃は、同じ類の「ほうとう」を友人らに誘われて、山梨までよく食べに行きました。こちも、僕から言わせてもらえるのであれば、僕の嫌いな「ひんのべだんご」と同じで、どうしても「味噌仕立て」の中に、小麦粉の練ったものが入っているのが、好きになれませんでした。誘われるがまま何度もほうとうを食べに中央道を山梨まで通ったわけですが、「田舎の味がする」と盛んにみな誉めていましたが、
「ほうとう」=「ひんのべだんご汁」=「代用食」の公図があってか、好きになれませんでした。
他にも、ご飯の代用として、北信では、そばやうどん・おやきもあったわけで、そばも祖母がよく打って、茹で食卓に登りましたが、それらはすんなり受け入れました。
どういうものか「ダンゴ汁」は、受け入れられず、今も苦手です。
まだ全てを調べてみたわけではないのですが、江戸の頃から天変地異による飢饉はあったものの、稲作は、現在の戸隠や小川村など西山地方を除き、北信では何ら変わりなく行なわれていたのですから、そばにおやきにダンゴ汁といった代用食の「粉食」が盛んになったのはなぜでしょう?
大戦前の、養蚕が盛んな頃でも、田んぼのお米つくりはしっかり行い、田んぼを養蚕用の桑畑に転用するといったことは無かったようです。
(下伊那地方ではあったようですが・・・。)
これから調べてみないといけない課題ですが、おやきやダンゴ汁といった「粉物」が、庶民の間で、遠い昔から重宝され食べられたのには、まだまだ奥深い訳がありそうです。
市内を歩いてみても、蕎麦屋さんがたくさんあり、そばもかなり奥行きが深くなり、結構高級な食事に変化してきました。庶民の間で簡単に作られ食べられた「そば」とはまた趣向が変わってきたような気がします。
「おやき」もしかりで、都色々とアレンジされた「おやき」は、都内の物産展では、結構人気です。
「ダンゴ汁」が、「ほうとう」のように、知名度が上がり、第3の北信地方の「粉食」となるか、また「ダンゴ汁」をメニューに出す外食屋さんが、信州に登場するかはなはだ疑問ですが、「ダンゴ汁」は「信州の旨いもの」に挙げられるようになるか粉食の一部としての「ダンゴ汁」に期待をしつつ、僕はその前に「ダンゴ汁」嫌いを克服しなければと思っています。
かぼちゃ・ジャガイモ・たまねぎ・油揚げ・あと豚肉
肉は、牛肉でなく、「豚肉」です。肉じゃがといえば、牛肉で作りますが、北信では、「豚肉」で作る家庭が多いようです。
この「豚肉」と「牛肉」の利用の差も北信ならではです。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
前日や前々日の余ったご飯と小麦粉を使って、「コネツケ」という方法で食事をすることもあります。
今日は、「ダンゴ」のお話。
「ダンゴ」と言っても、みたらしや餡子のお団子ではありません。
「ひんのべだんご」です。
通称「ダンゴ汁」と我が家では呼んでいます。
小麦粉を練ったものを、伸ばして(ひん伸ばして)小さくちぎり、具沢山の味噌汁に入れていきます。
いわゆる「すいとん」です。
具沢山とは、かぼちゃ・たまねぎ・ジャガイモそのほかに旬の野菜を入れ、味噌で味付けしたものですが、調理方法は単純なものです。
「ひんのべだんご」とは、小麦粉を練ったものを「ひん延ばす」からついた名前でしょうか。
僕は、この「ひんのべだんご」こと「だんご汁」がどうしても嫌いでした。
子供の頃から、農家ですから、お米もあるのに、どうして「すいとん」などつくり、夕食の食卓に並べるのだろう?といつもいぶかしげに見ていたものです。
戦時中の「ひもじさ」も「食糧難」も経験したことはありませんが、本やテレビで、「すいとん」の出てくる風景を見て、いつの間にか、食糧難の時のお米が食べられないときの「非常食」「代用食」というイメージが付いてしまった。
都内にいた頃は、同じ類の「ほうとう」を友人らに誘われて、山梨までよく食べに行きました。こちも、僕から言わせてもらえるのであれば、僕の嫌いな「ひんのべだんご」と同じで、どうしても「味噌仕立て」の中に、小麦粉の練ったものが入っているのが、好きになれませんでした。誘われるがまま何度もほうとうを食べに中央道を山梨まで通ったわけですが、「田舎の味がする」と盛んにみな誉めていましたが、
「ほうとう」=「ひんのべだんご汁」=「代用食」の公図があってか、好きになれませんでした。
他にも、ご飯の代用として、北信では、そばやうどん・おやきもあったわけで、そばも祖母がよく打って、茹で食卓に登りましたが、それらはすんなり受け入れました。
どういうものか「ダンゴ汁」は、受け入れられず、今も苦手です。
まだ全てを調べてみたわけではないのですが、江戸の頃から天変地異による飢饉はあったものの、稲作は、現在の戸隠や小川村など西山地方を除き、北信では何ら変わりなく行なわれていたのですから、そばにおやきにダンゴ汁といった代用食の「粉食」が盛んになったのはなぜでしょう?
大戦前の、養蚕が盛んな頃でも、田んぼのお米つくりはしっかり行い、田んぼを養蚕用の桑畑に転用するといったことは無かったようです。
(下伊那地方ではあったようですが・・・。)
これから調べてみないといけない課題ですが、おやきやダンゴ汁といった「粉物」が、庶民の間で、遠い昔から重宝され食べられたのには、まだまだ奥深い訳がありそうです。
市内を歩いてみても、蕎麦屋さんがたくさんあり、そばもかなり奥行きが深くなり、結構高級な食事に変化してきました。庶民の間で簡単に作られ食べられた「そば」とはまた趣向が変わってきたような気がします。
「おやき」もしかりで、都色々とアレンジされた「おやき」は、都内の物産展では、結構人気です。
「ダンゴ汁」が、「ほうとう」のように、知名度が上がり、第3の北信地方の「粉食」となるか、また「ダンゴ汁」をメニューに出す外食屋さんが、信州に登場するかはなはだ疑問ですが、「ダンゴ汁」は「信州の旨いもの」に挙げられるようになるか粉食の一部としての「ダンゴ汁」に期待をしつつ、僕はその前に「ダンゴ汁」嫌いを克服しなければと思っています。
かぼちゃ・ジャガイモ・たまねぎ・油揚げ・あと豚肉
肉は、牛肉でなく、「豚肉」です。肉じゃがといえば、牛肉で作りますが、北信では、「豚肉」で作る家庭が多いようです。
この「豚肉」と「牛肉」の利用の差も北信ならではです。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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2008年02月06日
桃太郎の絵本
弟の長男の「こうせい」クンがこの2月で3歳を迎えます。
男の子らしく、やんちゃで外で遊ぶのが大好きなようです。
祖母に当たるうちの母親は、豊野に遊びに是非来てほしい様子。
そこで一計を案じたのが、「本を読んであげよう」ということらしいようです。
何でも、郵便局に、毎月絵本を配達してくれるシステムがあるとか。
毎月その年頃に会った子供たちにふさわしい絵本を宅配してくれるシステムのようです。
しょっちゅう本屋に出かける僕は、絵本を頼まれるのですが、なかなか難しい。どんな本を選んであげたらいいのやら。
でも懐かしい本が結構並んでいます。
「グリとグラ」 「3匹のヤギのがらがラドン」 「スーホの白い馬」など。
でも「桃太郎」や「一寸法師」や「因幡の白兎」など、昔からの絵本はどこの本屋さんに行ってもなかなか見当たりません。
何れも学校の社会科の先生には怒られそうな本ばかりですが、
まずは、3歳ですからこんな本があったなあという「記憶」があればいいのではないかと思っています。
色々な本を読んで、感性を磨いてくれればと思っています。
でもまあ、その前に元気が一番。
雪があるのですから、庭に雪だるまや、かまくらを作って冬の遊びを覚えてほしいと思います。
「ムテキング」に夢中な3歳の少年に、田舎から色々なことを教えてあげたいと思っています。
郵便局の宅配のカタログ

桃太郎。子供は日本の童話から。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
男の子らしく、やんちゃで外で遊ぶのが大好きなようです。
祖母に当たるうちの母親は、豊野に遊びに是非来てほしい様子。
そこで一計を案じたのが、「本を読んであげよう」ということらしいようです。
何でも、郵便局に、毎月絵本を配達してくれるシステムがあるとか。
毎月その年頃に会った子供たちにふさわしい絵本を宅配してくれるシステムのようです。
しょっちゅう本屋に出かける僕は、絵本を頼まれるのですが、なかなか難しい。どんな本を選んであげたらいいのやら。
でも懐かしい本が結構並んでいます。
「グリとグラ」 「3匹のヤギのがらがラドン」 「スーホの白い馬」など。
でも「桃太郎」や「一寸法師」や「因幡の白兎」など、昔からの絵本はどこの本屋さんに行ってもなかなか見当たりません。
何れも学校の社会科の先生には怒られそうな本ばかりですが、
まずは、3歳ですからこんな本があったなあという「記憶」があればいいのではないかと思っています。
色々な本を読んで、感性を磨いてくれればと思っています。
でもまあ、その前に元気が一番。
雪があるのですから、庭に雪だるまや、かまくらを作って冬の遊びを覚えてほしいと思います。
「ムテキング」に夢中な3歳の少年に、田舎から色々なことを教えてあげたいと思っています。
郵便局の宅配のカタログ

桃太郎。子供は日本の童話から。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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2008年02月05日
消費は美徳の世界から・・・。
東京で「大量消費」の洗礼を浴びて、約20年間を過ごしたため、「消費は美徳」とまで行かぬものの、物を購入する「消費」ということに抵抗が無い。そもそも就職先が百貨店で僕が就職したのは時あたかもバブルの真っ只中。高くてきらびやかで艶やかな「豪華」なものが飛ぶように売れた。
「コツコツためる」よりは、ある程度の投資をして、その何倍もの回収を図る株など投資の方が幅を利かせていて、企業も企業収益を上げるために、本業以上に儲けようと「財テク」までしていた時代である。そんな中で、学校を出た後、まだ何も出来はしないが1人前の給料はもらい、「消費」も1人前に、いやそれ以上に出来るようになった。
都会を離れて、もうかれこれ2年目。「消費が美徳」の世代の僕には、馴れるまで時間が掛かり、今もウロウロとしている。
今朝の食卓に馴れるまで時間が掛かった。
味噌は、「ダシ」が入っている「ダシ入り味噌」から、「自家製の味噌」にかっわた。もともとのん兵衛だから「濃い口」が好きなのだが、「ダシ」が入っていない「味噌」は、味気が無くてしょうがなかった。かといって「味噌」の量を多くしても今度はしょっぱいだけなのである。
こうして食卓は、自給自足的なおかずが並ぶ。
「漬物」 「サラダ」我が家にあるものばかりである。
冬場の今は、晩秋に獲っておいた「白菜」が幅を利かせる。
近くにあったスーパーマーケットも無くなり「消費」が一段と遠のいた。
オランダ産の「パプリカ」やメキシコ産の「南瓜」も我が家の冷蔵庫から消えた。
不便な田舎暮らしと思えばそれまでだが、「身の丈にあった生活」だと痛感している。
信州の片田舎の食卓にオランダ産の「パプリカ」は似合わないだろう。
春の野菜の種まきは3月。収穫はもっと先である。
それまで、こうした呑気な生活を送るであろう。
たまには、ノルウェー産の魚やオーストラリアビーフが登場するかもしれないが、田舎の農家の基本は、「自給自足」である。
自家製の味噌汁。具は白菜と油揚げ。ダシは、煮干を前日の晩から。

自家製の味噌。
味噌作りは子供の頃、ご近所どこの家でも行なわれていた。
大豆を煮て、「味噌玉」を作り、それを削って、麹を掛け味噌を作っていく。
味噌玉の周りの固い部分に醤油砂糖を付けて、おやつによく食べたが、結構美味しかった。

長芋をスライス。
長いもは、松代産。松代の千曲川河川敷で取れる長芋は、非常に美味である。千曲川の河川敷がある
豊野町や小布施町でも昔は、長いも栽培」が盛んだったようであるが、今はなかなか見られない。
秋に長いもの地上部分に小さな「実」がついて、それをゴマ和えでよく食べた。
決して美味しかったとは思わないが今になれば懐かしいものであった。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
「コツコツためる」よりは、ある程度の投資をして、その何倍もの回収を図る株など投資の方が幅を利かせていて、企業も企業収益を上げるために、本業以上に儲けようと「財テク」までしていた時代である。そんな中で、学校を出た後、まだ何も出来はしないが1人前の給料はもらい、「消費」も1人前に、いやそれ以上に出来るようになった。
都会を離れて、もうかれこれ2年目。「消費が美徳」の世代の僕には、馴れるまで時間が掛かり、今もウロウロとしている。
今朝の食卓に馴れるまで時間が掛かった。
味噌は、「ダシ」が入っている「ダシ入り味噌」から、「自家製の味噌」にかっわた。もともとのん兵衛だから「濃い口」が好きなのだが、「ダシ」が入っていない「味噌」は、味気が無くてしょうがなかった。かといって「味噌」の量を多くしても今度はしょっぱいだけなのである。
こうして食卓は、自給自足的なおかずが並ぶ。
「漬物」 「サラダ」我が家にあるものばかりである。
冬場の今は、晩秋に獲っておいた「白菜」が幅を利かせる。
近くにあったスーパーマーケットも無くなり「消費」が一段と遠のいた。
オランダ産の「パプリカ」やメキシコ産の「南瓜」も我が家の冷蔵庫から消えた。
不便な田舎暮らしと思えばそれまでだが、「身の丈にあった生活」だと痛感している。
信州の片田舎の食卓にオランダ産の「パプリカ」は似合わないだろう。
春の野菜の種まきは3月。収穫はもっと先である。
それまで、こうした呑気な生活を送るであろう。
たまには、ノルウェー産の魚やオーストラリアビーフが登場するかもしれないが、田舎の農家の基本は、「自給自足」である。
自家製の味噌汁。具は白菜と油揚げ。ダシは、煮干を前日の晩から。

自家製の味噌。
味噌作りは子供の頃、ご近所どこの家でも行なわれていた。
大豆を煮て、「味噌玉」を作り、それを削って、麹を掛け味噌を作っていく。
味噌玉の周りの固い部分に醤油砂糖を付けて、おやつによく食べたが、結構美味しかった。

長芋をスライス。
長いもは、松代産。松代の千曲川河川敷で取れる長芋は、非常に美味である。千曲川の河川敷がある
豊野町や小布施町でも昔は、長いも栽培」が盛んだったようであるが、今はなかなか見られない。
秋に長いもの地上部分に小さな「実」がついて、それをゴマ和えでよく食べた。
決して美味しかったとは思わないが今になれば懐かしいものであった。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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2008年02月04日
田舎にて。
昨日は終日吹雪いていました。
今朝は打って変わったようにいいお天気です。
こんな冬であればいいのですが、なかなかそうもいきません。
寒い冬が続きますが、最近車で18号の国道を走っていると、郵便配達のスタッフの方をよく見かけます。
豊野郵便局が集配を廃止したため、我が家からは約20キロほど離れた長野東郵便局から、配達のスタッフが集配をしているのです。
バイクに乗って、国道18号を北上し、雪の中集配するのはさぞや大変でしょう。
郵政民営化による結果ですが、これが「民営化の賜物」となるのかその逆なのか、判断はまだしかねますが、スタッフの方はさぞや大変だろうと思います。
比較的若いスタッフの方が多い気がします。
私が心配しているのは、30代前後の方が多いですから、みなさん「正社員」で郵便局に入り、この寒空の中懸命に集配しているのかなあと思うことです。
ちょうど90年代半ばから2000年前後あたりのいわゆる「失われた10年」の超就職氷河期に学校を卒業した世代が「ロストジェネレション」であり、当時私は全く逆の「バブル世代」で入社し、その後の不況とともに、社内では「リストラ」、外からは採用を極度に控える「就職難」をの時代を見た。
「フリター」なんて言葉も出来たのはこの頃ではないだろうか?
「フリーター」で就職し、まさに「一生フリーター」のような生活が送るとは思わなかったに違いあるまい。
しかし、現在の社会システムから見ると、ひとたび正社員」として企業人生をスタートせず、中途でスタートしようとする場合「契約社員」「派遣社員」の壁が立ちはだかり給与のしっかりとした「正社員」になるにはかなり難しいような気がする。
採用する側から言えば、正社員より、「契約」「派遣」「パート」のほうが給与など経費は安く抑えられる。
寒空の下で、懸命に働く彼らは、ぜひ前者でありたいと願うものである。
民営化に関しては、まだまだ議論百出といったところだろうか。
誤配もあるし、ご近所では誤配の余り抗議の電話を入れたと聞いた。
まだまだ結果論でものをいうのは早い。
「民営化」が軌道に乗るまで、見守ると同時に、若手スタッフたちを応援したいと思います。
山々に囲まれた北信濃


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今朝は打って変わったようにいいお天気です。
こんな冬であればいいのですが、なかなかそうもいきません。
寒い冬が続きますが、最近車で18号の国道を走っていると、郵便配達のスタッフの方をよく見かけます。
豊野郵便局が集配を廃止したため、我が家からは約20キロほど離れた長野東郵便局から、配達のスタッフが集配をしているのです。
バイクに乗って、国道18号を北上し、雪の中集配するのはさぞや大変でしょう。
郵政民営化による結果ですが、これが「民営化の賜物」となるのかその逆なのか、判断はまだしかねますが、スタッフの方はさぞや大変だろうと思います。
比較的若いスタッフの方が多い気がします。
私が心配しているのは、30代前後の方が多いですから、みなさん「正社員」で郵便局に入り、この寒空の中懸命に集配しているのかなあと思うことです。
ちょうど90年代半ばから2000年前後あたりのいわゆる「失われた10年」の超就職氷河期に学校を卒業した世代が「ロストジェネレション」であり、当時私は全く逆の「バブル世代」で入社し、その後の不況とともに、社内では「リストラ」、外からは採用を極度に控える「就職難」をの時代を見た。
「フリター」なんて言葉も出来たのはこの頃ではないだろうか?
「フリーター」で就職し、まさに「一生フリーター」のような生活が送るとは思わなかったに違いあるまい。
しかし、現在の社会システムから見ると、ひとたび正社員」として企業人生をスタートせず、中途でスタートしようとする場合「契約社員」「派遣社員」の壁が立ちはだかり給与のしっかりとした「正社員」になるにはかなり難しいような気がする。
採用する側から言えば、正社員より、「契約」「派遣」「パート」のほうが給与など経費は安く抑えられる。
寒空の下で、懸命に働く彼らは、ぜひ前者でありたいと願うものである。
民営化に関しては、まだまだ議論百出といったところだろうか。
誤配もあるし、ご近所では誤配の余り抗議の電話を入れたと聞いた。
まだまだ結果論でものをいうのは早い。
「民営化」が軌道に乗るまで、見守ると同時に、若手スタッフたちを応援したいと思います。
山々に囲まれた北信濃


善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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2008年02月03日
「先ずは田んぼへ。」剪定講習から。
昨日は、厳寒の中、剪定の講習に。
冬場の農家は、「剪定」と相場が決まっています。
雪が降ろうが、寒かろうが、リンゴの樹の剪定を「男衆」はいたします。
我が家では、リンゴの樹のほかに桃・梨もあるので、結構大変です。
昨年から、「助っ人」として参加いたしておりますが、はっきり言って、「サッパリわかりません。」
父親と近所のおじさんの「壮年コンビ」に従兄弟のMさんとその友人の「若手コンビ」、そこへ僕が加わります。
色々と毎日、教えていただいてはいるのですが、なかなか理解に苦しむので、今日の参加となりました。
JAながの主催でした。結構な人数の方が、集まり、講習用の畑に。
約2時間ほど細かく教わりましたが、なかなか難しい。
JAながのの「技術指導員」の中学の頃の同級生の、Oクンがいたので、色々と聞きましたが、
ようは「経験」と「数をこなすこと」のようです。
即席では、何も出来ないということですね。
今年の剪定もまだまだ続きます。
寒いけれども、田んぼに出て、実務を積むことが大事なのですね。
そう言えば、デパートにいた頃にも、先輩の上司から、しょっちゅう
「売り場にでて、販売せよ!!」といわれましたっけ。
机上の空論はあくまで、空論です。
「先ずは、売り場へ!」は、すなわち、「先ずは、田んぼへ」
暫く寒い中、田んぼに真面目に出かけようと思っています。
老若男女が集いました。この日は、とにかく寒かったです。

寒い中、じっと枝ぶりに集中し、次はどの枝を切るのか、みんなで考えます。
お神渡りが、出来たという今日、寒さは格別。
リンゴの芽は、まだまだ冬眠の様子。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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冬場の農家は、「剪定」と相場が決まっています。
雪が降ろうが、寒かろうが、リンゴの樹の剪定を「男衆」はいたします。
我が家では、リンゴの樹のほかに桃・梨もあるので、結構大変です。
昨年から、「助っ人」として参加いたしておりますが、はっきり言って、「サッパリわかりません。」
父親と近所のおじさんの「壮年コンビ」に従兄弟のMさんとその友人の「若手コンビ」、そこへ僕が加わります。
色々と毎日、教えていただいてはいるのですが、なかなか理解に苦しむので、今日の参加となりました。
JAながの主催でした。結構な人数の方が、集まり、講習用の畑に。
約2時間ほど細かく教わりましたが、なかなか難しい。
JAながのの「技術指導員」の中学の頃の同級生の、Oクンがいたので、色々と聞きましたが、
ようは「経験」と「数をこなすこと」のようです。
即席では、何も出来ないということですね。
今年の剪定もまだまだ続きます。
寒いけれども、田んぼに出て、実務を積むことが大事なのですね。
そう言えば、デパートにいた頃にも、先輩の上司から、しょっちゅう
「売り場にでて、販売せよ!!」といわれましたっけ。
机上の空論はあくまで、空論です。
「先ずは、売り場へ!」は、すなわち、「先ずは、田んぼへ」
暫く寒い中、田んぼに真面目に出かけようと思っています。
老若男女が集いました。この日は、とにかく寒かったです。

寒い中、じっと枝ぶりに集中し、次はどの枝を切るのか、みんなで考えます。

お神渡りが、出来たという今日、寒さは格別。
リンゴの芽は、まだまだ冬眠の様子。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
Posted by ドジヒコ at
09:38
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2008年02月01日
商店街仮店舗オープン
以前、1月12日にショッピングセンターの閉店のことを書きました。
現在ショッピングセンターは、閉店し、解体工事が行なわれています。不便なことはこの上ないのですが、ショッピングセンタに入っていた「テナント」のお店が、前の場所から約2㌔ほど、長野市内よりの国道18号沿線に6店舗が共同して、仮のお店を昨日、開店しました。
婦人服に、花、美容室、クリーニング取次ぎ所、パソコン教室が入っての仮店舗です。
僕の中学の頃の友人が、婦人服のお店をやっていてちょっと見学に。
僕は、もともと都内のデパートで婦人服を12年ほどやっていたので、それなりにはわかるつもりです。
国道の看板が、ちょっとわかりにくく、入りにくい気はします。まだ認知度は、高くないようですが、これから春物も入っていくことですから、盛り上がるでしょう。
商店街がクローズし、お店に行くにも一苦労となった昨今のこの辺り、仮の店舗で手狭とはいえ、こうした店舗を営業しようとした今回の仮店舗を営業した若手の経営者に応援を送りたいと思います。
「グラバー亭」という外食屋さんがあった場所にオープンしました。
農産物直売所、「アグリ長沼」から車で豊野方面に200メートルくらい。豊野方面に対し、右にあります。

友人の婦人服のお店。
冬物が30%から半額でした。

花屋さんも、ビニールハウスを建ててオープン。
雪一色で、花の時季はまだまだなこの辺りでは、家庭に飾る一寸した花は、心を和ましてくれます。
、
解体中の旧店舗のショッピングセンター
買物に隣の中野市か須坂市の大型店まで行くようになりました。
買物も一苦労となりました。
善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
現在ショッピングセンターは、閉店し、解体工事が行なわれています。不便なことはこの上ないのですが、ショッピングセンタに入っていた「テナント」のお店が、前の場所から約2㌔ほど、長野市内よりの国道18号沿線に6店舗が共同して、仮のお店を昨日、開店しました。
婦人服に、花、美容室、クリーニング取次ぎ所、パソコン教室が入っての仮店舗です。
僕の中学の頃の友人が、婦人服のお店をやっていてちょっと見学に。
僕は、もともと都内のデパートで婦人服を12年ほどやっていたので、それなりにはわかるつもりです。
国道の看板が、ちょっとわかりにくく、入りにくい気はします。まだ認知度は、高くないようですが、これから春物も入っていくことですから、盛り上がるでしょう。
商店街がクローズし、お店に行くにも一苦労となった昨今のこの辺り、仮の店舗で手狭とはいえ、こうした店舗を営業しようとした今回の仮店舗を営業した若手の経営者に応援を送りたいと思います。
「グラバー亭」という外食屋さんがあった場所にオープンしました。
農産物直売所、「アグリ長沼」から車で豊野方面に200メートルくらい。豊野方面に対し、右にあります。

友人の婦人服のお店。
冬物が30%から半額でした。

花屋さんも、ビニールハウスを建ててオープン。
雪一色で、花の時季はまだまだなこの辺りでは、家庭に飾る一寸した花は、心を和ましてくれます。
、

解体中の旧店舗のショッピングセンター
買物に隣の中野市か須坂市の大型店まで行くようになりました。
買物も一苦労となりました。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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Posted by ドジヒコ at
11:34
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