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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2008年06月08日

ズクが無いイモ??・・・サトイモ

信州では、手間を掛ける事を「ずくを出す」といいますが、
その「ずく」を出さない芋で
「ズク無し芋」と呼ばれているのが、「サトイモ」です。

ちょっと寒ければ、成長のスピードを緩めてしまい、
なかなか「ズクを出して」成長してくれない
大きくなろうという「ズク」が無いイモから来た名前のようです。

その辺が、南米原産でいまや世界中を席巻したジャガイモや
たった1本の、茎と葉っぱから、成長し房なりとなり
戦時中を中心にその旺盛な成長力でもてはやされた「サツマイモ」
と違うのかもしれません。

サトイモというとその名のとおり、
「里の芋」「田舎の芋」というイメージがあって、
煮ころがしなどの煮つけなど「田舎料理」を思い浮かべます。

都内にいた頃は、おそらく純日本料理など
滅多にいただかなかったですから
「サトイモ」を、いただく機会はほとんどありませんでした。

ただ山形に旅行に行ったときにいただいた
イモ煮は具だくさんで、美味しかったのを覚えています。

どちらかというと、田舎料理のイメージの「サトイモ」です。
湿り気の多い田んぼで栽培されます。

葉っぱが特徴的で、子供の頃は
サトイモの葉っぱにたまった水滴「しずく」を溜めて
習字に使うと字が上達すると、習いました。

最近では、サトイモそのものを
田んぼでも見かけなくなりましたから、
そんな「言い伝え」も聞かなくなったでしょう。

別名「ズク無しイモ」で自ら「ズク」を出して大きくなろうとしない
手間が掛かるイモ「ズク無しイモ」ことサトイモは、
土の中で株状に芋が付き、そのあとが大変です。

サトイモの皮は、結構厚い皮で、
しかも椰子のように、繊維があってむきにく、
同じイモ科のサツマイモやジャガイモより手間が掛かります。

栽培後、調理するにも時間が要り、手間が掛かる芋ですから、
「ズク無しイモって名前も妙に納得してしまうサトイモ。

昨年は、手間が掛かるから栽培をせず、
ということで今年は、「ズク無し芋」を
ズクを出して栽培しようかと思っています。



芽が出た「ズク無しイモ」ことサトイモ



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スーパーで、購入していただいたのですが、
やはり自家栽培のものが食べたい。
  


Posted by ドジヒコ at 08:29Comments(0)野菜・農産物関連