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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2008年05月11日

藁のシュレッダーを使う

梨の摘果作業がスタートしました。
僕は、その合間を縫って、藁をカットし、梨の木の下に敷く作業を行ないました。

藁は、農家にとっては万能選手です。
今の時季ですと、
「イチゴの畝と畝の間に敷く」
「えんどう豆の棚で、豆の蔓が上って来やすいように垂らす。」
等々で、これから夏野菜のシーズンになると、活躍の場が更に広がります。

そんな藁を10センチほどの長さにカットし、梨の木の根元に敷くのです。

その昔は、手動で、「押し切り鎌」という大型の鎌で、切っていました。
しかし、膨大な時間と労力を要します。

今では、自動の「藁のシュレッダー」とも言える、このカッターを使います。

藁を切ったものは、今回だけでなく、農家の四季を考えると、
常に使うものです。
このシュレッダー式の藁のカッターがあると非常に便利。

「押し切り鎌」のときは、いちいち藁の束を切っていたのですが、
今では、カッターのなかに、藁の束を入れるだけ。

「必要は、発明の母」とはいいますが、こういった機械を発明する方には
頭が下がります。

僕が、高校生の頃までの農業と比較すると、
随分と機械化が進みました。

徐々に、様々な機械もご紹介していきたいと思います。



右の口から、藁の束を放り込むと・・・・・



左の口から、カットした藁が飛び出す。
昔の手動の「押し切り鎌」と比較すると、
時間・労力、10分の一くらいでは??










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Posted by ドジヒコ at 06:18Comments(0)野菜・農産物関連

2008年05月10日

塔立ち玉ねぎ・・・・・信州玉ねぎを先取り

たまねぎが随分と成長してきました。
この時季、たまねぎ畑で、「塔」が立ったものを見かけます。

たまねぎは、まだまだ大きくなってもらわなければいけないのですが、
この時季に「塔」が立ってしまうと、その「塔」に栄養分が行ってしまうことなり、肝心のたまねぎの「玉」に栄養分が行かなくなります。

ということは、塔が立ったたまねぎは、それ以上成長して玉が大きくならないのです。
こうした塔が立ったたまねぎを「塔立ち」と呼んで、このあたりの農家では、旬の先取りで美味しくいただきます。

油味噌といって、この「塔立ち玉ねぎ」を砂糖と自家製の味噌で炒めていただく方法もあるのですが、僕のオススメは、そのまま「生食」です。

「塔立ち」を千切りにして、水に浸け、ちょっと辛味を抜きます。
水気を切って、ポン酢と粉カツオをかけて出来上がりです。

生食ですが、まだ成長途上なのでしょうか思った以上に辛くないのです。
たまねぎの辛味は多少ありますが、新鮮で若いですから、
「オニオンスライス」のようにドンドンいただけます。

市場では見かけませんし、市場に上ることもありませんが
この「塔立ち」は、農家ならではの楽しみで
一足早く「信州たまねぎ」をいただけます。

雪解け水を吸って一気に成長している「信州たまねぎ」。
あと1ヶ月、大きくなり、「新たまねぎ」ならではの味もまた楽しみです。




塔立ちを千切りし、ポン酢と粉カツオをかけて、そのままいただく。


塔立ちは、これくらいで成長がストップ。
6月からが旬の「信州玉ねぎ」を先取りです。



「塔立ち」がたくさん取れることは、農家にとってはありがたくないのですが、新鮮な「塔立ち」はお裾分けすると、非常に喜ばれます。






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Posted by ドジヒコ at 06:20Comments(1)野菜・農産物関連

2008年05月09日

梨の実が付いて・・・・・摘果作業を前に

ゴールデンウイーク中の桃に始まり、梨・りんごの花の受粉作業も終わり、このあと「摘果」作業に移ります。

今年は、いいお天気だったせいか、受粉作業は順調に進み、
桃・りんご・梨ともたくさんの実が付きました。

たくさん実がつくと言うことは、この後の「摘果作業」が相当大変になると思われます。
ちょっと嵐の前の静けさといったところでしょうか。

梨畑では、西洋タンポポもゴールデンウイーク中に黄色のじゅうたんとなっていましたが、綿帽子になり、風に吹かれて、飛んでいくのを待っていました。

5月も、半ば。このあと慈雨の時季を迎え、
梨もタンポポも一気に成長していきます。

木々や草花の成長とともに、農作業は続きます。




受粉して、結実した梨の実。
中心の一番大きな実を残し、後は落とします。



梨の棚は、若葉が成長し、緑色にかなり込み合ってきました。



梨畑で見つけた西洋タンポポの綿帽子。
西洋タンポポや「姫の踊り子草」など帰化植物が
かなり跋扈するようになりました。

昔、学校の帰りに道草で、遊んだ草花たちの姿は
かなり見かけなくなりました。





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Posted by ドジヒコ at 04:47Comments(0)信州 善光寺平の桃

2008年05月08日

ジャガイモが芽を出して・・・・季節の移り変わり

毎日、いいお天気が続きます。
こうお天気がいいと、雨が無く、
農作物、特に野菜は大丈夫かと思います。

そんな心配をよそに、ジャガイモが芽を出しました。
昨年は、なかなか芽を出さずにやきもきさせてくれましたが、
今年は、ほぼ平年並みのようです。

まだ小さな芽ですが、夏には、信州ならではのホクホクのジャガイモが
出来ることを期待したいと思います。

ジャガイモの横の、梅の木も実をつけました。
まだほんの小さな実ですが、大粒の梅になることを期待したいと思います。
豊野町の浅野付近では、塩と紫蘇を使って、酸っぱくつける「梅漬け」と
甘く付ける「甘梅」の両方を漬ける家庭が多いようです。

まだ昨年の梅漬けと甘梅がありますが、両方ともほぼ1年を経過し、
結構いい味を出してくれています。

櫻の花も散り、リンゴの花も散って、木々はいよいよ若葉を茂らせ
実をつける頃となりました。

ジャガイモも梅の実も順調のようですから今年も
季節に合った旬の味わいを楽しみ、また農家ならではの知恵で
いつまでも美味しくいただきたいと思う昨今です。



地中の種芋から芽を出したジャガイモ。



まだ全てが芽を出したとはいえませんが
今年は順調に芽を出してくれました。



実った梅。まだ本当に小さな実です。
散った花の残りがまだ付着しています。



大粒の実になるまでまだまだ時間が掛かります。







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Posted by ドジヒコ at 09:16Comments(1)野菜・農産物関連

2008年05月07日

枝豆・・・・夏の楽しみ

ゴールデンウイーク中は、「初夏」というより
「盛夏」を思わせるほど暑い日が続きました。

こう暑いとビールや生酒を冷やしたものが美味しくなる季節です。

昨年、ユーターン1年目で一番気に入ったのが、自家製の枝豆です。
枝豆は、夏の暑い日に、ビールや冷や酒と抜群に合います。

都内にいた頃は、仕事が上がると、誘い誘われて居酒屋へ直行し、
先ずはジョッキで「中生」と「枝豆」で一息と言うパターンが
よくあったものです。

ここ豊野町浅野地区には、居酒屋さんはありませんから、
仕事上がりの一杯は、自分で作らなければなりません。

お店にいると、すぐに出てくる枝豆も、自分で作るとなると、
今の時季辺りから、栽培し、茹でるのも自分で行います。

塩加減も自分でしなければなりません。
普段、気に留めなかった「塩」にもいくつも種類があって
味わいが違います。

料理は、一人暮らしが長かったため一向に苦にならないのですが、
ビールにありつけ、枝豆をいただけるまでかなりの時間を要します。

枝豆も、通常の緑色のまめに加え、山形の「ダダ茶豆」のような「茶豆」や黒豆の枝豆もあり、それぞれ風味も味も違って、枝豆一つとっても
奥が深いものがあります。

長くなるであろう夏を想定して、今年も時間をずらして、青豆・茶豆・黒豆の「枝豆」をつくり、収穫期を長くして楽しもうかと思っています。


居酒屋のようにすぐに出てきませんが、
手間が掛かる「農家ならではの枝豆」を
味わいたいと思っています。



結構大きくなった枝豆。
今日は、土を両脇から盛りました。




夏の一杯のために、枝豆を今の段階で2種類作りました。
このあと、黒豆を蒔き、黒い枝豆も楽しみたいと思っています。



枝豆が植わっているそばでは、「牡丹」が咲いていました。
北信濃特に中野市あたりでは
今月末から「シャクヤク」が奇麗に咲きます。
シャクヤクの艶やか姿もまた楽しいものです。





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Posted by ドジヒコ at 05:56Comments(0)野菜・農産物関連

2008年05月06日

花を2つ。イチゴと胡桃の花

暦の上では、初夏となりました。
リンゴの花もほぼ終了しましたが、
今が旬の花を二つ。

イチゴの花が咲き始めました。
露地もののイチゴで、毎年栽培しています。

イチゴの生産は、なんと今では、春・夏より
冬の方が生産量が多いそうです。

我が家では、毎年露地ものを梅雨時くらいに収獲します。

そのままいただくのはもちろんですが、たくさん収獲できたときは
煮込んでジャムにして保存します。

砂糖だけを使ったジャムは、結構硬くて市販のジャムのように
パンに塗ったときに伸びませんが、自家製ならではの味わいです。

瓶詰めにして、何本も保存し、1年を通して使います。
農家でありながら僕は、都内での生活が長かったせいか
朝食は、まだパンです。

毎朝、味噌汁も作りますが、味噌汁とパンは合わないと
思われるかもしれませんが、バランスよく朝食は、
パンも味噌汁も漬物もいただきます。

まだイチゴは、収獲まで時間がありますが、
ジャムはもちろんですが、今年は新しいものが作れないかと
アレコレ考えるのも、また楽しいものです。

もう一つは、地味なクルミの花。
地味ではありますが、固いクルミは、こんな花から
出来ます。

昔は、田舎のちょっとした空き地 どこにでもあったクルミですが
最近は結構少なくなってしまいました。

クルミの花も、軒先でなく田んぼまで出かけないと
見れなくなったのは寂しい限りです。



イチゴの花。




もうイチゴの小さな実が付き始めたので、
赤く熟すのは間近と思われます。



同じ花でもこちらは「くるみ」の花。
結構地味は花です。
同じような花に「栗の花」があります。
栗の花は、もう1月遅く咲きそうです。



枝からいくつもこの「花」がぶら下がっていると
毛虫のようにも見えます。
グロテスクな花です。






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Posted by ドジヒコ at 06:47Comments(1)野菜・農産物関連

2008年05月05日

雲雀とツバメの頃

新緑の季節、若葉が美しい。
山肌は、木々の種類によって、「若葉の色」が違うようであり、
奇麗なグラデーションとなっている。

若葉の山々の奥に、妙高山や菅平や奥志賀など山々には、
白いものが見え、今の時季ならではの風景を醸しだしている。

今の時季というと、ひばりとツバメが、目に留まる。

ひばりは、たまねぎ畑の上でよくそのさえずりを耳にする。
今年は確認していないのであるが、どうやらたまねぎ畑の中に「巣」を作っているらしい。

うつくしや  雲雀の鳴きし あとの空 小林一茶

一茶も雲雀の「美しい」さえずりを聞きながら、
この空の「美しい」青さを感激したのかもしれない。



ツバメもここ数日で物置の1階の昨年巣を作った場所3箇所に
ツバメがいるのを確認した。

まだ卵を抱くまでに至っていないので、今年この家のこの場所巣に
卵を産んでも大丈夫だろうか??
と確認をしているようにも見える。

毎年、同じ地域にツバメは戻ってくるらしいが、
「同じ巣」に戻ってくるかどうかは、不確かである。


「雲雀」と「ツバメ」。
まさに五月晴れと言うにふさわしい「真っ青な空」
残雪見える奥信濃の山々。


この時季ならではの風景であり、楽しみである。


新緑の山々と、妙高山の白い残雪。




リンゴの木には、白い花が咲き、
山々の緑は、若葉と言うにふさわしい。
リンゴの花は、平地の田んぼでは散り始めた。



我が家に「巣の確認」に来ている??ツバメ。
巣が3つあるのであるが、今年も3つに卵を孵してくれるだろうか?



藁をたらし、藁伝いに蔓を伸ばす、「えんどう豆」がこんなに大きくなった。

農産物直売所「アグリ長沼」を見ていても、
菜の花や青菜など「菜っ葉もの」はほぼ終了。
これから「えんどう豆」や「春キャベツ」など、春物野菜第2弾の登場である。





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Posted by ドジヒコ at 06:07Comments(0)北信濃ならでは

2008年05月04日

丸茄子 北信のご当地野菜の定植

新緑の季節、丸ナスの定植を行ないました。

昨年から、信州北信濃 坂爪農園のホームページ「信州ギフト」で
「旬の野菜」の販売を開始したのですが、
「旬のお野菜セット」のなかで、一番質問をいただいたのが、
「丸茄子」で、またご好評なのも「丸茄子」なのです。

「丸茄子」は、北信地方のみで栽培の「ご当地野菜」の一種です。
子供の頃から、「茄子」といえば、「丸茄子」とばかり思っていて、
食卓に上るのも「丸茄子」の方が多いです。

特に隣町の小布施町では、「小布施丸茄子」という品種もあって、
通常の「丸なす」より一段と大きい丸茄子もあるくらいです。

ナスを使った料理となると、一般には、「マーボ茄子」など思い浮かべますが、マーボ茄子の場合は、長ナスを使いますから、いわゆるお料理の本では、「長ナス」の調理法が掲載されています。

北信では、「丸茄子」は、一番は「おやき」でしょう。
コロンブスの卵ではありませんが、「おやき」が先なのか、丸茄子があるから「おやき」が発達したのか、それほど、北信の「おやき」と「丸茄子」は、切っても切れない関係にあるのです。

次いで、「しん焼き」と言って、丸ナスを「輪切り」にして、油を敷いたフライパンで、焼き、それを辛子醤油か生姜醤油でいただきます。

夏の暑い日に、これで冷や酒やビールをいただくと最高です。
辛子と生姜の二つそろえておくと、両方味わえますので、お酒がぐいぐい進みます。

ただ、昨年調理していておもったのですが、茄子はとにかく「油を吸う」
でも、油を吸っていれば吸っていたほうが、上手いわけですが、
ウェストが気になる、僕は、油の摂り過ぎは、要注意。



事前に、「接木」をしておいた「接木苗」を使い、日中は、りんごの受粉に終われますので、朝飯前を利用して定植しました。

「接木苗」は、ホームセンターでも販売していますが、結構高価です。
しかし、色々長所がありますから、ぜひこの「接木苗」をおすすめいたします。


ギンギンに冷やした「トマト」。
「丸茄子」のしん焼き。

夏野菜が、登場まであとしばらく。
お酒が更に進んでしまうのではないかと心配な夏でもあります。





丸ナスの苗。



ナスは、水を好みますが、水はけのよい場所を選んで定植します。


艶がある「丸茄子」
昨年8月撮影のもの。





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Posted by ドジヒコ at 05:32Comments(0)北信濃ならでは

2008年05月03日

リンゴの花と「カチューシャ」

リンゴの花が満開の豊野です。
僕は、リンゴの花で思い浮かべるのが、「カチューシャ」の歌です。

カチューシャに関しては、松井須磨子の「カチューシャの唄」とロシアのポップス「カチューシャ」の二つあります。
ちなみに松井須磨子女史は、長野市松代出身だそうです。

「カチューシャ」は

りんごの花ほころび
   川面(かわも)にかすみたち
   君なき里にも
   春はしのびよりぬ
・ ・・・・・

以下2番・・・・


と続き、なんともノンビリとした唄で、リズムからは切なさも感じるロシア民謡かと思っていましたが、
第二次大戦時の独ソ戦で使った、「カチューシャ砲」とかかわりがある
唄のようです。
ですから、ロシアの民謡ではなく、旧ソ連の戦時下でのポップスのようです。

どうりで、「カチューシャ」をスピードを上げて聞くと、アップテンポのリズムから、戦闘を鼓舞するようにも聞こえます。

物騒な話の「カチューシャ」の唄の誕生ですが、

歌詞の「川面」を千曲川にたとえると、この唄は、善光寺平ののどかな春にピッタリとあうようにも聞こえたのか、どうも僕の耳に焼き付いていました。

旧ソ連で誕生して、しかもなんともまあ「生臭い」誕生秘話のある歌を、中学校で覚えたのか、学校で習ったのか、全く記憶に無い「カチューシャ」ですが、
唄の誕生にこんなエピソードがあったとは、ちょっと「興ざめ」してしまいそうですが、素直に聞きたいと思います。

北信では、昨日の新聞に飯綱町の「丹霞郷」で桃の花が満開とありました。
豊野では、桃は散り、りんごが満開です。
飯山では、菜の花が畑一面に満開のようです。
田んぼでは、また西洋タンポポもまた黄色のじゅうたんのように咲いています。

桃の「丹霞郷」には、西條八十の「丹霞郷小唄」(旧豊野音頭)
りんごのアップルラインには、「カチューシャ」
飯山の菜の花には、高野辰之の「朧月夜」

ちょっと花を満喫しながら、こういった歌を楽しみ「誕生秘話」を調べるのものも
花見とは違って、またいいかもしれません。




ちょっとピンクの濃い「陽光」の花。
一番早く咲くため、受粉用に使います。


フジは、6つ花が咲きます。
中心花を残して、後は「花摘み」してしまいます。


枝には、リンゴの花が一杯に。





田んぼの下では、西洋タンポポが黄色のじゅうたんを敷く。





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2008年05月02日

リンゴの花ほころぶ

リンゴの花が奇麗に咲いています。

国道18号線は、「アップルライン」と呼ばれますが、柳原を越え、長沼辺りからの両脇は、リンゴの花が見事に咲いています。

ゴールデンウイーク真っ只中ですが、この辺りでは、
休日返上でりんごの受粉作業に大忙しです。

りんごの開花時期に、以前「梨の受粉」でお話したように、
人の手を借りて受粉してあげるのです。

開花時期に「霜」にあたると、りんごが変形したりしますので、
この時季はりんご農家にとっては、非常に大事な時期です。

今年は、霜の心配もどうやらなさそうです。
昨年のブログをひっくり返してみたら、ほぼ同時期に、
りんごは開花していました。
りんごの成育も「ほぼ平年並み」ということでしょうか。

まずは、ホッと一息。

今年も、これから
開花に伴う「受粉」、
りんごの小さな実が付き、「摘果」と忙しく続きますが、
秋の収穫まで無事に育って欲しいものです。

ゴールデンウイーク中は、終盤を除き、お天気は持つ様子。
「上を向いての受粉作業」は、はなはだ首が痛くなる作業です。

桃に始まり、かれこれもう1週間近く、桃・梨・りんごの「受粉作業」を行なっていますが、もう陽と踏ん張りしようと思っています。



フジの花。
中止の花に、最終的に秋に実が付くようにします。



秋映えの花。
秋映えの深紅の実と同じように、花もフジより色が、濃いです。



りんごの木に、花が「ほころぶ」







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Posted by ドジヒコ at 06:13Comments(0)リンゴ関係

2008年05月01日

ツバメが飛来する頃・・・・「インゲン豆」の定植

5時ごろ起床。
調度、日が昇る頃でした。
我が家からは、北志賀高原と四阿山(あずまさん)の中間辺りから、陽が昇ります。

もうすでに、5月です。
つい1週間前には、庭で鶯の声を聞いたのですが、
いつの間にやら5月。
ツバメがまた今年も戻ってきたようです。
毎年、ツバメは我が家に来てくれるようです。
もうすぐ「カッコウ」も啼くかもしれません。

そんなに山の中でもなく、結構人家が密集しているのですが、
朝方に、鶯やカッコウの鳴き声を聞くと、和みます。

八十八夜前後に、霜を避けるため。苗を定植することは、前にお話しましたが、今朝は、「インゲン豆」の定植を行ないました。

茹でて、マヨネーズやゴマであえたり、サラダ感覚で使える「豆」です。
「豆粒」をいただくというより、「豆」を含んだサヤ全体をいただきます。

今は、コマツナや山東菜、カキ菜、菜の花など「菜もの」が野菜の中心で、食卓にも上りますが、これからは、こうしたインゲンやトマトやきゅうりなど、実が付くもの「夏野菜」が中心となります。

インゲンを含めトマト、かぼちゃなど「夏野菜」はまだ定植したばかり。
ここ数日、結構な暑さが続きます。
八十八夜も過ぎて、「遅霜」の心配もなくなるでしょう。

いよいよ五月。若葉の季節、野菜たちも一気に大きくなっていくのでしょう。


インゲン豆の苗。
苗の定植シーズンで、ホームセンターでも、各種夏野菜の苗が
ところ狭しと並んでいます。



北志賀高原と四阿山の中間辺りから昇る太陽。



インゲンを定植。
インゲンは、2メートルくらいまで、背丈が伸びる。






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