2008年05月14日
土手の楽しみ
最近は分かりませんが、僕が子供の頃
昭和50年代にはよく「土手」(堤防)で遊んだものです。
土手には、色々な植物があって、その植物がどんな植物か、どんな風に遊べるか、友達同士や近所のお兄さんやお姉さんに教わりつつ、覚えていったものである。
色々調べたくって、図鑑をおねだりして買ってもらったこともありましたが、地域によって植生が違うからでしょうか、このあたりの植生の草木が必ず乗っているとは限らず、お兄さん・お姉さんに聞くのが一番早く分かり易かった。
学校以外に、熟に通うことが当たり前になった昨今では、
そんな暇は無いかもしれません。
でも、「暇」があることが、子供の特権であったと思うのです。
子供は大人と違って、「暇」さえあれば、
ゴロゴロしているわけでもありませんから、
土手に遊びに行ったり、川に魚を捕まえに行ったり・・・・。
子供の視点も多い小林一茶の句に
「やれ打つな 蝿が手をすり 足をする」
というのがあります。
作家の田辺聖子さんがおっしゃるには、
子供は、暇人だから止まった蝿が、足や手をすり合わせたりするのを
よく観察できます。
大人になると、蝿の仕草など観察しませんでしょう。
暇な子供ならではの「特権」であると。
(八十二文化財団 地域文化参考)
最近の子供たちは、忙しいのか土手で遊んでいる様子も見掛けません。暇でも無いようですから、僕らの子供の頃のように、蝿を観察したりすることも無いのでは??
土手では、遊びもしましたが、
ニラを取ったり、ノビロをとったり。
ニラは、自然に生えている自生のニラが一番美味しいそうです。
ノビロは、お焼きにしていただくと美味しい。
この年になると、土手に遊びに行くわけに行きませんが、
なるべく自然に触れたいと思う今日この頃です。
土手のノビロ。
「野蒜」(のびる)が正式な呼び名のようですが、
この辺りでは、「ノビロ」です。
根っこの玉は、細かく刻んでいただくと美味しい。
葉は、細かく刻んでおやきの具にすると、これまた美味しい。

帰化植物「ヒメノ踊り子草」
ピンクの花の部分に甘味があって、「チュチュウ」吸ったものです。
しかし昨今の「ヒメノ踊り子草」の繁殖には驚くものがあります。
帰化植物ですが、完全に全国を制覇したのではないでしょうか?

スカンポ 正式名称「スイバ」
酸っぱい茎が特徴で、よく噛んだものです。
もう「野生の草」をしゃぶるようなことはしないでしょう。
「ゆとり教育」ってのがありましたが、「ゆとり」とは、学校で敢えて教えるものではないと思うのですが・・・・・。
野や山で遊んで、子供の視点で考え・ものを見る。
それが「ゆとり」だと思うのですが・・・・・。

野生のセリ。毒ぜりもありますから注意が必要です。
サッと茹でて、粉カツオをかけて、お醤油のみ。
このニオイがたまりません。
酒好きの僕には、「個性ある」強烈なニオイや味のものは、堪りません。
善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
滴る果汁と濃厚な甘さ・・・・信州の銘桃「川中島シリーズ」
安心安全な無農薬の新鮮野菜の美味しさ・・・・お野菜セット
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
昭和50年代にはよく「土手」(堤防)で遊んだものです。
土手には、色々な植物があって、その植物がどんな植物か、どんな風に遊べるか、友達同士や近所のお兄さんやお姉さんに教わりつつ、覚えていったものである。
色々調べたくって、図鑑をおねだりして買ってもらったこともありましたが、地域によって植生が違うからでしょうか、このあたりの植生の草木が必ず乗っているとは限らず、お兄さん・お姉さんに聞くのが一番早く分かり易かった。
学校以外に、熟に通うことが当たり前になった昨今では、
そんな暇は無いかもしれません。
でも、「暇」があることが、子供の特権であったと思うのです。
子供は大人と違って、「暇」さえあれば、
ゴロゴロしているわけでもありませんから、
土手に遊びに行ったり、川に魚を捕まえに行ったり・・・・。
子供の視点も多い小林一茶の句に
「やれ打つな 蝿が手をすり 足をする」
というのがあります。
作家の田辺聖子さんがおっしゃるには、
子供は、暇人だから止まった蝿が、足や手をすり合わせたりするのを
よく観察できます。
大人になると、蝿の仕草など観察しませんでしょう。
暇な子供ならではの「特権」であると。
(八十二文化財団 地域文化参考)
最近の子供たちは、忙しいのか土手で遊んでいる様子も見掛けません。暇でも無いようですから、僕らの子供の頃のように、蝿を観察したりすることも無いのでは??
土手では、遊びもしましたが、
ニラを取ったり、ノビロをとったり。
ニラは、自然に生えている自生のニラが一番美味しいそうです。
ノビロは、お焼きにしていただくと美味しい。
この年になると、土手に遊びに行くわけに行きませんが、
なるべく自然に触れたいと思う今日この頃です。
土手のノビロ。
「野蒜」(のびる)が正式な呼び名のようですが、
この辺りでは、「ノビロ」です。
根っこの玉は、細かく刻んでいただくと美味しい。
葉は、細かく刻んでおやきの具にすると、これまた美味しい。

帰化植物「ヒメノ踊り子草」
ピンクの花の部分に甘味があって、「チュチュウ」吸ったものです。
しかし昨今の「ヒメノ踊り子草」の繁殖には驚くものがあります。
帰化植物ですが、完全に全国を制覇したのではないでしょうか?

スカンポ 正式名称「スイバ」
酸っぱい茎が特徴で、よく噛んだものです。
もう「野生の草」をしゃぶるようなことはしないでしょう。
「ゆとり教育」ってのがありましたが、「ゆとり」とは、学校で敢えて教えるものではないと思うのですが・・・・・。
野や山で遊んで、子供の視点で考え・ものを見る。
それが「ゆとり」だと思うのですが・・・・・。

野生のセリ。毒ぜりもありますから注意が必要です。

サッと茹でて、粉カツオをかけて、お醤油のみ。
このニオイがたまりません。
酒好きの僕には、「個性ある」強烈なニオイや味のものは、堪りません。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
滴る果汁と濃厚な甘さ・・・・信州の銘桃「川中島シリーズ」
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