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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
オーナーへメッセージ
< 2009年08>
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2009年08月23日

酒粕の季節

酒粕が、スーパーで出回るようになりました。
酒粕は、この時季になくてはならないもので、
この時期「奈良漬け」に使用します。

わが家では信州のしろ瓜「長野青しろ瓜」を漬け込んで、
「奈良漬」にしますが、その際に必要とします。

そもそも、酒粕は、冬場、酒を搾った際に出るものです。
9月から酒の仕込みは始まりますが、
12月に酒は、搾り始め、いわゆる「新酒」が登場します。

酒を仕込んでドロッとした原酒を
「ヤブタ」という「濾す機械」で濾すと、
その「ヤブタ」のフィルターのような箇所に、
搾った際に原酒の「粕」が張り付きます。
それが「板粕」です。

因みに「ヤブタ」は、正式名称でなく、
「ヤブタ式」ということで、
そのろ過機の製造会社の名前だったようなが記憶がします。
正式名称をご存知の方がいらしたら教えてください。

搾ったとの酒粕に、甘く酒の成分がより多く残っていると、
アルコール度が高く美味しい「酒粕」に発酵します。
アルコール度が高いほうが美味しくなるわけですから、、
酒粕のアルコール分の残り具合と、
酒粕の味は、それぞれのメーカーによって違います。

より色が白いほうが、アルコール度が低く、
徹底して搾った後のいわゆる「絞り粕」となり、
まだ酒の成分が残って甘く搾ったかすは
「酒の成分」がまだ十分によく残り美味しいと思います。

大手を始め多数のメーカーから酒粕は出ていますが、
比較的、地元の造り酒屋の酒粕は、美味しいと思います。

さて、「奈良漬」の話に戻ると、
僕は大酒のみですから、いくらでもいただけるのですが、
全くの「下戸」であるうちの弟は、奈良漬も受け付けません。

以前、彼は、「奈良漬」が美味しくて食べたはいいのですが、
「奈良漬」の酒に酔ってしまい、
嘔吐したりひどい目に遭い、
以来それきり一切口にしなくなりました。

酒は飲める方がいいのか
飲めない方がいいのか、判断は分かれますが
美味しい「奈良漬」もいただけないのは、残念な気がします。
酒粕が出回り、奈良漬を漬ける季節となり
秋の訪れを感じる昨今です。








スーパーに特設された「酒粕」の売り場。




長野市のスーパーでよく見かけられる長野市今井酒造店の酒粕。
 



塩漬けと陰干しを何度も繰り返し、最終的に酒粕で漬け込みます。
今漬け込んで、12月くらいにはいただけるそうです。
スーパーオリジナルの酒粕も登場していました。







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Posted by ドジヒコ at 05:23Comments(0)北信濃ならでは