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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2008年01月08日

千曲川 その1

昨日は、小布施の北斎館に行ってきました。北斎のことはまた書くとして、北斎を江戸から招いて、小布施の地で北斎館にある祭り屋台の天井画や岩松院の鳳凰の天井画を描いてもらったのが、豪商「高井鴻山」です。鴻山は、江戸末期から明治期に掛けて活躍した人で、塩屋とも呼ばれたことからその地域の塩の扱いを一手に担っていたようです。
もともとは、「市村」姓でしたから、現在の「枡一酒造」や栗菓子の「小布施堂」は、市村氏の経営ですから、今でも豪商の名残は伺えます。子供の頃は、高井鴻山の末裔の市村郁夫という方は、確か県議会議員もしていたような記憶があります。
さて、その市村鴻山こと「高井鴻山」は、千曲川の水運を利用して、新潟から千曲川を使って小布施の地まで海運業(水運業)を営もうとした節があるようです。
当時、小布施やここ豊野町は、リンゴなどまだ無く、明治初頭ですから、はたまた「蚕」もまだ本格的に始まっていなかったようで、綿を栽培していたようです。今でも、小布施や豊野の千曲川沿岸に無数の「菜の花」が春になると咲き誇るのはその名残でしょう。油は、絞って、油にし、須坂から峠を越え、群馬県に運ばれ、江戸に移出されたようです。その油は、行灯等に使われたようです。そうした油などを千曲川を使って、新潟まで運び、新潟からまた山国長野に無い物資を運び、販売する方法が考えられたのでしょう。

明治20年代に入り、信越線が開業し、長野新潟間が、鉄道で結ばれるようになると、千曲川の水運業の話は、一気にその力を失っていったようです。
その当時もし、千曲川の水運業が盛んになり、新潟長野間の通運の一大勢力になっていれば、今の千曲川にも、東京の隅田川や江戸井川のように、ポンポン船が行き来し、もう少し華やかな光景が今でも見られたのかもしれません。


現在、千曲川は、昔のような「サケ漁」もなく、船の行き交うことも無く、ゆったりと流れていますが明治の初頭には、交易の担い手たらんとしようとしたことはなかなか奥が深い川だと改めて痛感いたします。


小布施の街の北斎館。
北斎館を中心に、栗菓子の老舗が立ち並ぶ。







善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 

「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
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Posted by ドジヒコ at 10:04Comments(0)

2008年01月08日

リンゴの木

31日から3日ほど雪が降り続いた信州北信濃ですが、3日からかなり良いお天気で、連日積もった雪もすっかり融けました。リンゴ畑では、12月5日頃までりんごの収穫を行い、その頃はまだ木に「葉っぱ」があったのですが、いつの間にかすっかり「葉」が落ち、りんごの裸木だけが、田んぼの中に、あります。
隣の家のリンゴ畑には、小リンゴの「アルプス乙女」がまだ木についていました。
小さなこのリンゴは、倭リンゴで、在来のりんごの一種です。今のサンふじのような大きなリンゴは、明治期にアメリカ等から入ってきたリンゴの一種です。ほとんど観賞用の倭リンゴですが、スズメにとっては絶好の餌のようです。この時季、雪に覆われて、何も啄ばむものが無くなりますから、木にまだ実っているこの「倭リンゴ」は僕ら人間は見向きもしませんが、スズメには越冬するための食料となるでしょう。
農作業は、この後「剪定」が、リンゴ・桃・梨でスタートします。
今年は、大雪になりそうだと天気予報は述べていましたが、どうかなあ???というのが今のところの状況。雪が降らなければ、剪定作業はかなりはかどりますから。剪定の専門技術が無い僕は、今年も大先輩たちに混じって、技術の習得に努めたいと思います。



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Posted by ドジヒコ at 07:08Comments(0)