2008年01月19日
大好きな町 新宿 その
所用があって新宿に。
新宿は、学生時代から通っている町。
歌舞伎町に代表されるように、夜の街でもある。
金もない学生にもかかわらず、学校が終わった後、よくのみに出かけた。時代遅れな学生だったかもしれないが、花園神社の隣りの「ゴールデン街」で朝まで飲み明かした。
みんな貧乏学生だったが、「洋物」には憧れがあったせいか、よく飲んだ酒は「ズブロッカ」。ウオトカの一種である。
「ズブロッカ」を飲もうと言い出したのは僕かもしれない。北杜夫に凝っていて、よく出てきた「ウオトカ」を飲もうと言い出したような気がする。
薬臭い酒を飲んで、夢物語のような話を朝までしたものである。
しかし、夢を追い続け、市会議員や国会議員の秘書となり、政治の世界に身を任せ、夢を実現しようとするものもいる。
「夢」は「夢」でなく、自ら実現していくものだと最近つくづく痛感する。いつまでも「夢物語」といて憧れのように描いていては進歩が無い。実現すべく追い続けるから「夢」なのだと思う。
昼間から、ゴールデン街では飲むわけには行かないので、小田急の横の通称「しょんべん横丁」へ。
ここは、24時間営業していて昼間でも酒が飲める。
仕事が休みの日、歌舞伎町にあるジムに通った後、よくビールを飲んだ。散々、汗を出し、身体をシェイプ使用としたにもかかわらず、ついついビールを飲んでしまった。
最近のビールは、。ジョッキで出てくるが、。それが本当に「ビール」なのか疑問になることがある。「発泡酒」に近いものがジョッキに盛られてくる。しょんべん横丁では、ビールは、「ビール瓶」で出てくる。冷えた瓶ビールをその場で、栓を抜いてくれる。
カウンターにビール瓶を傾け、周囲を見回しながら飲むのもオツなものである。
場所柄、西口の副都心で働くサラリーマンもいれば、高田馬場が近いせいか、現場での仕事が終わった作業服姿も多い。靖国通りを一歩渡ると、歌舞伎町だから、若い歌舞伎町勤めの今風の若者もいる。
ヴィトンやアルマーニを売る高級店もあれば、歌舞伎町のような水商売の店もある。はたまた、西口の京王帝都のバス発着場には、次々と地方から高速バスがやってくる。新宿が日本社会の縮図のようであれば、ここのしょんべん横丁も、人間の縮図のようかもしれない。
戦後の「闇市」の名残であろうから、しょんべん横丁は、戦後の日本の縮図を見続けてきたのかもしれない。
ビールは今回も瓶で出てきた。
周囲を見回しても相変わらずの風景である。再開発の声もいつの間にどこへやら。いつまでも残り続けるであろう「しょんべん横丁」である。


新宿は、学生時代から通っている町。
歌舞伎町に代表されるように、夜の街でもある。
金もない学生にもかかわらず、学校が終わった後、よくのみに出かけた。時代遅れな学生だったかもしれないが、花園神社の隣りの「ゴールデン街」で朝まで飲み明かした。
みんな貧乏学生だったが、「洋物」には憧れがあったせいか、よく飲んだ酒は「ズブロッカ」。ウオトカの一種である。
「ズブロッカ」を飲もうと言い出したのは僕かもしれない。北杜夫に凝っていて、よく出てきた「ウオトカ」を飲もうと言い出したような気がする。
薬臭い酒を飲んで、夢物語のような話を朝までしたものである。
しかし、夢を追い続け、市会議員や国会議員の秘書となり、政治の世界に身を任せ、夢を実現しようとするものもいる。
「夢」は「夢」でなく、自ら実現していくものだと最近つくづく痛感する。いつまでも「夢物語」といて憧れのように描いていては進歩が無い。実現すべく追い続けるから「夢」なのだと思う。
昼間から、ゴールデン街では飲むわけには行かないので、小田急の横の通称「しょんべん横丁」へ。
ここは、24時間営業していて昼間でも酒が飲める。
仕事が休みの日、歌舞伎町にあるジムに通った後、よくビールを飲んだ。散々、汗を出し、身体をシェイプ使用としたにもかかわらず、ついついビールを飲んでしまった。
最近のビールは、。ジョッキで出てくるが、。それが本当に「ビール」なのか疑問になることがある。「発泡酒」に近いものがジョッキに盛られてくる。しょんべん横丁では、ビールは、「ビール瓶」で出てくる。冷えた瓶ビールをその場で、栓を抜いてくれる。
カウンターにビール瓶を傾け、周囲を見回しながら飲むのもオツなものである。
場所柄、西口の副都心で働くサラリーマンもいれば、高田馬場が近いせいか、現場での仕事が終わった作業服姿も多い。靖国通りを一歩渡ると、歌舞伎町だから、若い歌舞伎町勤めの今風の若者もいる。
ヴィトンやアルマーニを売る高級店もあれば、歌舞伎町のような水商売の店もある。はたまた、西口の京王帝都のバス発着場には、次々と地方から高速バスがやってくる。新宿が日本社会の縮図のようであれば、ここのしょんべん横丁も、人間の縮図のようかもしれない。
戦後の「闇市」の名残であろうから、しょんべん横丁は、戦後の日本の縮図を見続けてきたのかもしれない。
ビールは今回も瓶で出てきた。
周囲を見回しても相変わらずの風景である。再開発の声もいつの間にどこへやら。いつまでも残り続けるであろう「しょんべん横丁」である。
Posted by ドジヒコ at
09:43
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