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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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< 2009年04>
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2009年04月13日

受粉をするハチたちの家。

北信濃 豊野でも桜の花が開花しだしました。
昨年の日記をひも解いたら、
昨年より6日ほど早いようです。

梅が咲いて、桜が咲く。
その後に、白い梨の花、
そして濃いピンクの桃の花の順に咲き
最後に白くピンクが少し入ったりんごの花が咲きます。

これからしばらくこちらでは、数々の木々の花が楽しめます。
梨、桃、りんごのそれぞれの可憐な花には、
受粉を行い、実をつけてもらいます。
しかしながら、今年はこの順番が狂って
桃、梨、りんごの花が一斉に咲くのではないかと危惧しています。

受粉作業は、「マメコバチ」という地蜂と人工的に行います。
人工的か受粉というのは、毛ハタキを使って、
花を受粉させるのです。
本来、すべてその「マメコバチ」という地蜂に
行ってもらえばいいのですが
地蜂もそうたくさんはいません。

マメコバチに頑張ってもらい、且つ人の手を借りて
受粉作業を行い、相互に補完しながら行います。
これからしばらく花が咲いたら、
その受粉作業となります。
今年、桃、梨、リンゴが、一斉に咲いたら
マメコバチも我々農家も受粉作業で
大忙しとなってしまうのです。

今朝は、そのマメコバチの家になる
葦を短く切り、束ねた「筒花」と呼ぶものをいくつも作りました。
葦を、20センチくらいに切り、束ねます。
その束ねたものを、梨畑や桃畑、りんご畑の
マメコバチのハウスに置いておきます。

マメコバチは、その葦の1本1本の筒状の中で
生活をし、卵を産み、孵化させていきます。

昨日の朝日新聞に、受粉してくれるハチが不足し
農家の受粉がピンチとありました。
毎年、輸入などして大量に賄っていた西洋ミツバチが
昨年来、突然の大量死に見舞われ、
そのハチが不足しているらしいのです。

くだものも野菜も栽培技術は日進月歩していますが
まだまだ自然に頼るところが大きいです。
この受粉作業だけは、機械化は難しいでしょう。

桃も、梨もりんごも、
地蜂のマメコバチたちの力に頼ることが大きく
あらためて、自然の賜物であると痛感しています。






マメコバチの家。
この筒状の葦の中で生活します。




長い葦を短く切ります。
節がありますから、入り口付近の節は切り落とします。



短く切った葦。


09年4月12日付の朝日新聞。
ハチが全国的に不足と報道していました。











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Posted by ドジヒコ at 05:52Comments(0)リンゴ関係