2008年09月13日
丸ナスとおやき
丸ナスは、信州特有特に「北信地方」で栽培が非常に盛んであることは前にもお話しましたが、
この丸ナスの大活躍の場は、やはり「おやき」です。
信州の北部(北信)地域では、昔から、お米が収穫できなかったわけではないのですが、「おやき」とか「そば」とか粉食をいただく習慣があります。
これがどうしてこんなに粉食が発達したのか面白いので、是非知りたくて、色々と調べているのですが、食文化についての項目が少ないのが残念です。
信州の粉食文化の発達の背景を調べた方がいましたら、是非教えていただけるとありがたいです。
県内には、大手の製粉メーカーがいくつもありますから、小麦栽培が盛んだった名残なのかなどと推察はしてみたものの、いまひとつ シックリときません。
さらに今日のおやきの話題とはズレマスが、
そのほかに、残ったご飯を利用して、「おやき」のようにベッタリした食べ物に「コネツケ」と呼ぶものもあります。コネツケは、残ったご飯を押しなべて、平らにし味噌をつけてフライパンで甘辛く焼くものでこれもご飯の代わりになります。
貴重なご飯を最後までいただこうという「コネツケ」のあり方は
昨今の大量消費社会では、是非見習いたいものです。
さて、おやきの作り方には、「焼く」「蒸す」「揚げる」があることは、
依然お話しましたが、我が家のおやきは「蒸します」。
丸ナスを輪切りにして、味噌あん
(味噌に、砂糖等を入れたもの。僕は、酒飲みで辛いものが好きなので、ここに少々「七味唐辛子」を入れたら美味しいと思います。七味唐辛子も、地元長野県の「八幡屋磯五郎」のものが一番ではないでしょうか。信州で唐辛子というとここ「八幡屋磯五郎」のものです。これが都内に行くと浅草の「ヤゲン」のものとなり、近畿でも違うと思ったのですが。この「七味唐辛子」なぜ信州の八幡屋礒五郎が大量消費地の江戸の「やげん」と肩を並べる程にまでなったのか、も是非知りたいところです。)
を入れて、蒸し器で蒸します。このとき「ベーキングパウダー」をいれるか否かで我が家では、母親と僕は対立します。ベーキングパウダーをいれると、蒸しあがりはいいようですが粉の味が失われるような気がするのですが・・・・。
僕は、したがって「ベーキングパウダー」は入れない派です。
こうして信州の中で、各家庭で作り方も味も違う「おやき」は出来上がりです。時間が無いとなかなか作ることが出来ないのですが、信州北信濃では、名物というより「ご馳走」で、祭りなど「ハレ」の日の食事としては必ず登場します。
丸ナスは、朝晩の冷え込みで、身が締まってきて
「秋茄子は嫁に食わすな」といわれるほどに、美味しいと言われます。
丸ナスも最盛期を過ぎました。ナスのおやきをいただけるのももうあとわずかです。
県内では、秋の日本酒に解禁日を設け、9月9日以降「秋の冷おろし」のが店頭に並び始めました。
酒も食べ物も美味しくなる季節。
これ以上ウエストが膨張しない程度に、
酒と信州の食とこの秋付き合いたいと思います。
手前の平べったいのが丸ナスのおやき。
まん丸のやや小ぶりが、小豆のおやき。
小豆ももちろん自家製です。
今年も小豆は、順調に成長中。


丸ナスを輪切りにしておやきに。
お焼き好きな北信では、おやき専用とも言えるナス「小布施丸ナス」も発達しました。
小布施丸ナスは、硬めのナスで、型崩れしないため、おやきには
適しているそうです。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
瑞々しさをご堪能あれ・・・・・・4っの味わい 信州の梨シリーズ
信州ならではの、甘いリンゴ・・・「シナノスイート」
美味しい信州ならではの産直サイト
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
この丸ナスの大活躍の場は、やはり「おやき」です。
信州の北部(北信)地域では、昔から、お米が収穫できなかったわけではないのですが、「おやき」とか「そば」とか粉食をいただく習慣があります。
これがどうしてこんなに粉食が発達したのか面白いので、是非知りたくて、色々と調べているのですが、食文化についての項目が少ないのが残念です。
信州の粉食文化の発達の背景を調べた方がいましたら、是非教えていただけるとありがたいです。
県内には、大手の製粉メーカーがいくつもありますから、小麦栽培が盛んだった名残なのかなどと推察はしてみたものの、いまひとつ シックリときません。
さらに今日のおやきの話題とはズレマスが、
そのほかに、残ったご飯を利用して、「おやき」のようにベッタリした食べ物に「コネツケ」と呼ぶものもあります。コネツケは、残ったご飯を押しなべて、平らにし味噌をつけてフライパンで甘辛く焼くものでこれもご飯の代わりになります。
貴重なご飯を最後までいただこうという「コネツケ」のあり方は
昨今の大量消費社会では、是非見習いたいものです。
さて、おやきの作り方には、「焼く」「蒸す」「揚げる」があることは、
依然お話しましたが、我が家のおやきは「蒸します」。
丸ナスを輪切りにして、味噌あん
(味噌に、砂糖等を入れたもの。僕は、酒飲みで辛いものが好きなので、ここに少々「七味唐辛子」を入れたら美味しいと思います。七味唐辛子も、地元長野県の「八幡屋磯五郎」のものが一番ではないでしょうか。信州で唐辛子というとここ「八幡屋磯五郎」のものです。これが都内に行くと浅草の「ヤゲン」のものとなり、近畿でも違うと思ったのですが。この「七味唐辛子」なぜ信州の八幡屋礒五郎が大量消費地の江戸の「やげん」と肩を並べる程にまでなったのか、も是非知りたいところです。)
を入れて、蒸し器で蒸します。このとき「ベーキングパウダー」をいれるか否かで我が家では、母親と僕は対立します。ベーキングパウダーをいれると、蒸しあがりはいいようですが粉の味が失われるような気がするのですが・・・・。
僕は、したがって「ベーキングパウダー」は入れない派です。
こうして信州の中で、各家庭で作り方も味も違う「おやき」は出来上がりです。時間が無いとなかなか作ることが出来ないのですが、信州北信濃では、名物というより「ご馳走」で、祭りなど「ハレ」の日の食事としては必ず登場します。
丸ナスは、朝晩の冷え込みで、身が締まってきて
「秋茄子は嫁に食わすな」といわれるほどに、美味しいと言われます。
丸ナスも最盛期を過ぎました。ナスのおやきをいただけるのももうあとわずかです。
県内では、秋の日本酒に解禁日を設け、9月9日以降「秋の冷おろし」のが店頭に並び始めました。
酒も食べ物も美味しくなる季節。
これ以上ウエストが膨張しない程度に、
酒と信州の食とこの秋付き合いたいと思います。
手前の平べったいのが丸ナスのおやき。
まん丸のやや小ぶりが、小豆のおやき。
小豆ももちろん自家製です。
今年も小豆は、順調に成長中。
丸ナスを輪切りにしておやきに。
お焼き好きな北信では、おやき専用とも言えるナス「小布施丸ナス」も発達しました。
小布施丸ナスは、硬めのナスで、型崩れしないため、おやきには
適しているそうです。
善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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