2012年06月22日
「麦秋」をご存知ですか???
「麦秋」と聞いてどれだけの方が
ピンと来るであろうか?
「麦秋」・・・・・・・
ネットで検索すると
小津安二郎監督の映画の題名と出る割合が多いが
麦が稔り穂を垂れる初夏、調度6月上旬の初夏あたりが
「麦秋」である。
「初夏」と言えば、青葉が瑞々しく美しく
青一色のイメージが思い浮かぶ。
田んぼでも、最近では田植えが
随分と早くなってきたせいか
植えた苗がかなり生長し、青々としてきている。
そんなイメージとは、全く逆の黄金色・茶色の
「秋・晩秋」のイメージを彷彿させるのが
収穫間近の「麦」なのである。
我が家では、今現在麦は栽培していないが
遠い昔、二毛作の稲の裏作として
「麦」は、周辺地域も含め、散々栽培されたはずである。
母親や叔母もよく祖父に言われ
春に「麦踏み」をするよう言いつけられたと
話している。
その裏作の麦が
僕の子供の頃には、
より収入につながる「玉ねぎ」に移り
最近では、後継者不足や
流通網の発達により
安価な野菜が出回るようになり
二毛作自体が、行なわれなくなってきた。
「二毛作」という言葉も消えつつあるのである。
因みに、僕が中学生の頃
高知県など南国では米の「二期作」が出来ると習ったが
米価も低迷し、tpp問題などで揺れ動いている昨今
そんな「二期作」という言葉も
消えつつあるのかもしれない。
さて、その「麦秋」の黄金色の風景は
千曲市の屋代高校をしばらく進んだ田んぼや
須坂市の八重森・沼目地区周辺で
見かけることが出来る。
何とも、この季節に、「黄金色の田んぼ」とは
眼を見張ってしまうのであるが
「二毛作」が盛んな時代では、
当たり前の風景であったのであろう。
そう考えると
今当たり前の、秋の黄金色の稲刈り風景も
どうなるのか分からない。
何しろパンやうどんなどで
使われる日本の小麦の自給率が
今や14%という数字であるのだから。
なお、この数字は決して
後継者不足や農家の諸事情で
ここまでの数字に至ったのではないと思う。
あくまで、安価な輸入小麦に
国産小麦が価格面で、どう頑張っても
「太刀打ち」出来なかったせいだと思われる。
「麦秋」、そして「二毛作「二期作」と言う言葉が
いつまでも続く田園風景であって欲しいと思っている。
見事なまでの一面の小麦畑 千曲市屋代

高さ80セントくらいであろうか、小麦の穂。

まさに「黄金色」
須坂市八重森地区の小麦畑

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「麦秋」・・・・・・・
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麦が稔り穂を垂れる初夏、調度6月上旬の初夏あたりが
「麦秋」である。
「初夏」と言えば、青葉が瑞々しく美しく
青一色のイメージが思い浮かぶ。
田んぼでも、最近では田植えが
随分と早くなってきたせいか
植えた苗がかなり生長し、青々としてきている。
そんなイメージとは、全く逆の黄金色・茶色の
「秋・晩秋」のイメージを彷彿させるのが
収穫間近の「麦」なのである。
我が家では、今現在麦は栽培していないが
遠い昔、二毛作の稲の裏作として
「麦」は、周辺地域も含め、散々栽培されたはずである。
母親や叔母もよく祖父に言われ
春に「麦踏み」をするよう言いつけられたと
話している。
その裏作の麦が
僕の子供の頃には、
より収入につながる「玉ねぎ」に移り
最近では、後継者不足や
流通網の発達により
安価な野菜が出回るようになり
二毛作自体が、行なわれなくなってきた。
「二毛作」という言葉も消えつつあるのである。
因みに、僕が中学生の頃
高知県など南国では米の「二期作」が出来ると習ったが
米価も低迷し、tpp問題などで揺れ動いている昨今
そんな「二期作」という言葉も
消えつつあるのかもしれない。
さて、その「麦秋」の黄金色の風景は
千曲市の屋代高校をしばらく進んだ田んぼや
須坂市の八重森・沼目地区周辺で
見かけることが出来る。
何とも、この季節に、「黄金色の田んぼ」とは
眼を見張ってしまうのであるが
「二毛作」が盛んな時代では、
当たり前の風景であったのであろう。
そう考えると
今当たり前の、秋の黄金色の稲刈り風景も
どうなるのか分からない。
何しろパンやうどんなどで
使われる日本の小麦の自給率が
今や14%という数字であるのだから。
なお、この数字は決して
後継者不足や農家の諸事情で
ここまでの数字に至ったのではないと思う。
あくまで、安価な輸入小麦に
国産小麦が価格面で、どう頑張っても
「太刀打ち」出来なかったせいだと思われる。
「麦秋」、そして「二毛作「二期作」と言う言葉が
いつまでも続く田園風景であって欲しいと思っている。
見事なまでの一面の小麦畑 千曲市屋代
高さ80セントくらいであろうか、小麦の穂。
まさに「黄金色」
須坂市八重森地区の小麦畑
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Posted by ドジヒコ at
05:35
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