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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2012年06月12日

「ドキョウ」・・・・蚕のサナギの佃煮

ゲテモノ食いという言葉があるが
何を持って「ゲテモノ」にするのか
判断が分かれるところだ。

今日ご紹介の「ドキョウ」も
そんな「ゲテモノ」と呼ばれている食品であるが
常に身近にあった人間にとっては
「ゲテモノ」とは全く思っていない場合もある。

「ドキョウ」は、蚕のサナギである。
信州でも南信地域で多く多食されてきた。

「されてきた」としたのは
既に「蚕」を飼育している養蚕農家は
かつて、「蚕糸王国信州」とまで言わしめた
長野県においても、今の世では
ほとんど無いと思われるからだ。

さて、僕が3歳の頃に祖父が亡くなったのであるが
その祖父は、大の釣り好き・魚好きであった。

その祖父が魚好きが高じて
山にあったため池に大量の「鯉」を放ち
養鯉を一時趣味だか本職だか分からないほど
夢中になって行なっていたらしい。

その養鯉の際に
鯉のえさとしてこの蚕のサナギ「どきょう」を
良く使っていた。

3歳の頃であるから
何しろ記憶はかすかなのであるが
この「どきょう」のニオイは
ハッキリと脳に記憶されているようで
今でもニオイだけでドキョウと判別できる自信はある。

甘辛く味付けしてあり、一口食べると
「ドキョウ」独特のにおいと味が思い出される。

3歳と言えば
チョコレートや甘いものが盛んに欲しい時だが
よく「ドキョウ」など口にしたものだと
自分自身のことにもかかわらず、
感心したりしてしまう。

祖父が亡くなり
ドキョウが手に入らなくなると
我が家の食卓に「ドキョウ」は
上らなくなった。

あれから云十年も経た今日でも
「ドキョウ」を口にすると
昔の味・ニオイが蘇るのだから
何とも不思議なものである。

現在ではゲテモノの「珍味」とし
お土産として扱われているが、
僕にとってはドキョウは
珍味であっても「ゲテモノ」では
無いのである。





珍味「ドキョウ」こと蚕のサナギの佃煮




甘辛く独特のにおい















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Posted by ドジヒコ at 04:48Comments(0)ふとした光景