2009年05月18日
農繁休業の思い出
我が家に子供がおらず、
また弟夫婦の子供たちもまだ就学前なので
今あるのかどうかわからないのが
「農繁休業」である。
「農繁休業」乃至は「農事休み」または「田植え休み」。
若葉の季節、農家にとってはいよいよ忙しくなるこの季節
お手伝いを率先して行うよう
学校が与えてくれる休みである。
今でこそ行わないものの二毛作を行っていた場合、
裏作の「玉ねぎ」であるとか「麦」の
収穫を田植え前に急ピッチで、農家は行わなければならない。
田植えが、6月に入ってからがこの辺りでは多かったので
本来であれば、今の時分から、1週間ほど農繁休業が
始まったのではなかろうか。
雪深い北信濃であるが、豊野辺りでは雪は比較的少ないため
水田では二毛作が可能である。
母親の子供の頃は、麦が栽培されていたようであり
稲の裏作は、信州名物のおやきにも使う「麦」であった。
僕が子供の頃は、麦栽培はスッカリ無くなり、
稲の裏作は「玉ねぎ」と決まっていた。
農家はこぞって玉ねぎを植え、
田植え前のリンゴの作業が忙しくなる前に
玉ねぎを収穫して、玉ねぎハウスに吊るすのである。
まさに農家にとっては「猫の手も借りたい」くらい忙しい季節。
まさか学校を休むわけにはいくまいが
学校も学校で、農家のその繁忙を考えてのことか
先に述べたような「農繁休業」を1週間ほど行い
お手伝い優先にお墨付きを与えていた。
専業農家も少なくなり、
また裏作の玉ねぎの作付けもスッカリ少なくなったしまった昨今
農繁休業はあるのあろうか?
子供の頃は、いやいやお手伝いをさせられて
農家の子供であることが恨めしくさえ思ったから
この「農繁休業」という学校公認の
お手伝いをさせられるお休みは、大嫌いであった。
忙しいときには、田んぼにお弁当持参で出かけ
自家製味噌にお湯を掛けただけの「味噌汁」を
飲んだのも良い思い出である。
しかしながら、休みで田んぼにいる時間が長くなると
ちょっとたんぼの周囲を探検して、雑草の名前を覚えたり
ヒバリの鳴き声はこんなものかと覚えたりしたのも
こんなお休みがあったからかもしれない。
ヒバリが鳴き、カッコウの声が聞き始めるころ
1週間ほどあった農繁休業の懐かしい思い出である。
今や、なかなか見かけなくなった「ガーデントラクター」
軽自動車が今ほど普及していなかった頃
お爺さんたちは、ガーデントラクターで
田んぼに出かけていた。

行灯と呼ばれる小さな苗の風除けが
田んぼに見られるのもこの時期ならではである。

お手伝いそっちのけで
四葉のクローバを探したり
シロツメクサの花で、冠を作ったのも思い出である。

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収穫を田植え前に急ピッチで、農家は行わなければならない。
田植えが、6月に入ってからがこの辺りでは多かったので
本来であれば、今の時分から、1週間ほど農繁休業が
始まったのではなかろうか。
雪深い北信濃であるが、豊野辺りでは雪は比較的少ないため
水田では二毛作が可能である。
母親の子供の頃は、麦が栽培されていたようであり
稲の裏作は、信州名物のおやきにも使う「麦」であった。
僕が子供の頃は、麦栽培はスッカリ無くなり、
稲の裏作は「玉ねぎ」と決まっていた。
農家はこぞって玉ねぎを植え、
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まさか学校を休むわけにはいくまいが
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田んぼに出かけていた。

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田んぼに見られるのもこの時期ならではである。

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四葉のクローバを探したり
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