2011年03月27日
野菜を作りませんか!!・・・・・春の播種を前にして。
ここ数年、春が早かったせいか
昨年の日記帳をひっくり返して
作業をしようとすると
今年はまだ無理なことが多数ある。
しかしながら、先日野菜の種の播種を開始したように
ホームセンターなどでは、春野菜・夏野菜の種が
多数店頭に並んでいる。
リンゴや桃の発芽もまだの昨今
ちょっと早いかなあと思いつつ
ナスの種を蒔いた。
ナスといっても「小布施丸ナス」
長野県の伝統野菜である。
昨年、小布施丸ナスを初めて栽培した。
信州名物おやきに最適とのことであったが
その「キャッチフレーズ」は
物の見事に当たった。
北信で夏のおやきというと
「丸ナスのおやき」が一番人気なのであるが
小布施丸ナスは、とにかく締まっていて
中身がしっかりしていて
おやきにすると実に美味しい。
大振りにしてしまい、
こんなに大きければ「種だらけだろう」と
危惧したにもかかわらず、
身が固く、大きなナスのおやきを作るにはもってこいの
「丸なす」であると判明した。
ただ、残念なことはたくさん実が付かない。
また、「台木」が付いた小布施丸ナスの苗木の販売が
無いようなのである。
「台木」は野菜でも果樹でも非常に重要で
根っこの部分を担当するのであるが
台木がしっかりしていて強力であると
地上部の実が付く野菜や果樹が
病気にならなかったり、樹の樹勢がしっかりする。
従って、果樹はこれから
4月になると、梨やリンゴの台木に
フジであるとか、西洋梨であるとかを接ぎ木して
苗木を育てていく。
同じことは野菜の場合も言えて、台木に接ぎ木をして
「接ぎ木苗」にすると
ナスやトマト、きゅうりなど
病気に強く、長期間安定的に収獲が可能となるのだ。
残念ながら、果樹の接ぎ木は出来るのであるが
僕は、野菜の接ぎ木が出来ない。
本を読みながら挑戦してみようかと思ったのだが
台木を作るのに「台木の種子」が
必要となるのであるが
その「台木の種子」の販売単位が
なんと、1,000粒とかで、しかも値段も結構するのだ。
趣味の範囲で、野菜を作っているのに
台木の種子が、1,000粒も必要ない。
と言うわけで、今年「小布施丸ナス」の
栽培に再びチャレンジするが
苗木は、台木無しでの栽培である。
その点だけちょっと残念であるが
また今年も、身が締まった「小布施丸ナス」の
おやきをいただけるように、
大事に育てていこうと思う。
更に、長野県伝統野菜は
たくさんあって、北信の夏野菜では
ほかに、須坂市の「八町きゅうり」や
「善光寺きゅうり」がある。
いずれも、実際にまだ食べたことがないのであるが
長い間の信州北部の生活上、必要であるから
「伝統的」に長きに渡って作られてきたのであろうから
北信のこの地には、
きっと食生活でもマッチするであろうと思う。
様々な種が並び始めたこの季節
ぜひ、野菜つくりにチャレンジしてみてはいかがであろうか。
小布施丸ナスの種子。
長野市の昭和通の清水種苗で購入しました。

種子は普通のナスの種のようです。

左が小布施丸ナス
右が通常の丸ナス
でっぷりとしていて、横幅がある大振りな丸ナスです。

ナスを厚めに切って、信州味噌をはさんだ「ナスのおやき」は
実に美味です。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
信州のくだもののある生活をご一緒に
恒例 「レッド バザール」 お値下げ開始・・・・・・・・・サンふじ ご家庭用コース マークダウン
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。
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長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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昨年の日記帳をひっくり返して
作業をしようとすると
今年はまだ無理なことが多数ある。
しかしながら、先日野菜の種の播種を開始したように
ホームセンターなどでは、春野菜・夏野菜の種が
多数店頭に並んでいる。
リンゴや桃の発芽もまだの昨今
ちょっと早いかなあと思いつつ
ナスの種を蒔いた。
ナスといっても「小布施丸ナス」
長野県の伝統野菜である。
昨年、小布施丸ナスを初めて栽培した。
信州名物おやきに最適とのことであったが
その「キャッチフレーズ」は
物の見事に当たった。
北信で夏のおやきというと
「丸ナスのおやき」が一番人気なのであるが
小布施丸ナスは、とにかく締まっていて
中身がしっかりしていて
おやきにすると実に美味しい。
大振りにしてしまい、
こんなに大きければ「種だらけだろう」と
危惧したにもかかわらず、
身が固く、大きなナスのおやきを作るにはもってこいの
「丸なす」であると判明した。
ただ、残念なことはたくさん実が付かない。
また、「台木」が付いた小布施丸ナスの苗木の販売が
無いようなのである。
「台木」は野菜でも果樹でも非常に重要で
根っこの部分を担当するのであるが
台木がしっかりしていて強力であると
地上部の実が付く野菜や果樹が
病気にならなかったり、樹の樹勢がしっかりする。
従って、果樹はこれから
4月になると、梨やリンゴの台木に
フジであるとか、西洋梨であるとかを接ぎ木して
苗木を育てていく。
同じことは野菜の場合も言えて、台木に接ぎ木をして
「接ぎ木苗」にすると
ナスやトマト、きゅうりなど
病気に強く、長期間安定的に収獲が可能となるのだ。
残念ながら、果樹の接ぎ木は出来るのであるが
僕は、野菜の接ぎ木が出来ない。
本を読みながら挑戦してみようかと思ったのだが
台木を作るのに「台木の種子」が
必要となるのであるが
その「台木の種子」の販売単位が
なんと、1,000粒とかで、しかも値段も結構するのだ。
趣味の範囲で、野菜を作っているのに
台木の種子が、1,000粒も必要ない。
と言うわけで、今年「小布施丸ナス」の
栽培に再びチャレンジするが
苗木は、台木無しでの栽培である。
その点だけちょっと残念であるが
また今年も、身が締まった「小布施丸ナス」の
おやきをいただけるように、
大事に育てていこうと思う。
更に、長野県伝統野菜は
たくさんあって、北信の夏野菜では
ほかに、須坂市の「八町きゅうり」や
「善光寺きゅうり」がある。
いずれも、実際にまだ食べたことがないのであるが
長い間の信州北部の生活上、必要であるから
「伝統的」に長きに渡って作られてきたのであろうから
北信のこの地には、
きっと食生活でもマッチするであろうと思う。
様々な種が並び始めたこの季節
ぜひ、野菜つくりにチャレンジしてみてはいかがであろうか。
小布施丸ナスの種子。
長野市の昭和通の清水種苗で購入しました。
種子は普通のナスの種のようです。
左が小布施丸ナス
右が通常の丸ナス
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2011年03月27日
気持ちを変えて・・・新生活のスタートを前に。
季節はずれともいうべき大雪となり
10センチほども積もったであろうか。
が、気温はやはり高いのであろう
随分と雪は融けた。
暦どおり、着実に春は訪れていて
木々の芽吹きももう直ぐである。
春は新しい季節の始まりであると同時に
仕事や生活においても一区切りし
新たな試みの始まりでもある。
ここ2週間を振り返って
随分な事になってしまったが
悲観ばかりしていても前に進むわけでもないし
そもそも、このような状況となっては
以前と全く同じような生活も不可能である。
「以前と全く同じ生活」と述べたが
先ずは、食べ物を大切にしたい。
恥ずかしいことであるが、
昭和40年代に生まれ
高度経済成長の名残を受け生活レベルも向上し
バブル期に東京で学生生活を迎えた。
90年代にバブル崩壊を迎えたわけであるが
食べ物はふんだんにあったし
何より「先行きが全く分からない」という状況ではなかった。
まだまだ日本は、発展の可能性があり
生活レベルは、向上の一途を辿った。
しかしながら、今日中国に経済大国の地位を奪われ
今回の未曾有の大災害に遭遇した。
僕は、トイレットペーパーやティッシュや牛乳が
スーパーの棚から全くなくなるという経験を初めてしたし、
ガソリンを入れるのに、延々と並ぶという経験も初めてした。
もはや、以前のような考え方では
生活が出来ないかもしれない。
「節約」と会社努めの頃は経費削減から散々言ったものだが
それが、自分の現実の生活に
これからは「当たり前」となる。
よく祖母から、「ご飯を粗末にするな」と
口うるさく言われたものであるが
お米を大切にしよう。
そして、何より「もったいない」の精神で
生活していかなければ、資源が無いのであるから
やむをえない。
ここで問題となるのが
「倹約」と「成長」は相反し、余り倹約ばかりすると
益々経済が停滞するのではないかと危惧することである。
倹約で培った余剰分を拡大再生産に使い
被災しなかった我々は、
以前にも書いたように「牽引役」となり
頑張っていこう。
春、新しい季節の始まりである。
気分を換えて、新生活に望みたいものである。
ネコヤナギの芽

梨の芽。
ふっくらと膨らんできた。

リンゴの芽。
桃・梨・リンゴの中では
リンゴが一番花が咲くのが遅い。

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が、気温はやはり高いのであろう
随分と雪は融けた。
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春は新しい季節の始まりであると同時に
仕事や生活においても一区切りし
新たな試みの始まりでもある。
ここ2週間を振り返って
随分な事になってしまったが
悲観ばかりしていても前に進むわけでもないし
そもそも、このような状況となっては
以前と全く同じような生活も不可能である。
「以前と全く同じ生活」と述べたが
先ずは、食べ物を大切にしたい。
恥ずかしいことであるが、
昭和40年代に生まれ
高度経済成長の名残を受け生活レベルも向上し
バブル期に東京で学生生活を迎えた。
90年代にバブル崩壊を迎えたわけであるが
食べ物はふんだんにあったし
何より「先行きが全く分からない」という状況ではなかった。
まだまだ日本は、発展の可能性があり
生活レベルは、向上の一途を辿った。
しかしながら、今日中国に経済大国の地位を奪われ
今回の未曾有の大災害に遭遇した。
僕は、トイレットペーパーやティッシュや牛乳が
スーパーの棚から全くなくなるという経験を初めてしたし、
ガソリンを入れるのに、延々と並ぶという経験も初めてした。
もはや、以前のような考え方では
生活が出来ないかもしれない。
「節約」と会社努めの頃は経費削減から散々言ったものだが
それが、自分の現実の生活に
これからは「当たり前」となる。
よく祖母から、「ご飯を粗末にするな」と
口うるさく言われたものであるが
お米を大切にしよう。
そして、何より「もったいない」の精神で
生活していかなければ、資源が無いのであるから
やむをえない。
ここで問題となるのが
「倹約」と「成長」は相反し、余り倹約ばかりすると
益々経済が停滞するのではないかと危惧することである。
倹約で培った余剰分を拡大再生産に使い
被災しなかった我々は、
以前にも書いたように「牽引役」となり
頑張っていこう。
春、新しい季節の始まりである。
気分を換えて、新生活に望みたいものである。
ネコヤナギの芽
梨の芽。
ふっくらと膨らんできた。
リンゴの芽。
桃・梨・リンゴの中では
リンゴが一番花が咲くのが遅い。
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Posted by ドジヒコ at
06:41
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