2011年02月28日
ゆったりと流れる春の千曲川 「ちょうま」
雪解けの水をたたえ
ゆっくりと流れる千曲川。
信越線や飯山線が開通する
大正の半ば頃まで
この千曲川が重要な交通機関の「船」をたゆたわせ
新潟から、信州から
物資を運んでいたとは
到底思えないほど、ゆっくりと流れている。
小布施橋を渡り
高速沿いの道を左折すると
すぐに小さな社がある。
「神明社」とあるから
伊勢社関係なのかもしれない。
その神明社の社内に
平べったい石がある。
「脛石」と呼ばれるその石は
先に述べた千曲川の交通と切っても切れない縁なのである。
小布施は江戸の頃から「市」が開かれ
商都として繁栄したのであるが
その商都への出稼ぎに
越後から収獲を終えた民が
千曲川の通船を使ってやってきた。
小布施の山王島辺りで降りた越後の人々は
無言で、その平べったい石の上に上り
着物をまくし上げ、「脛」(スネ)を出したのだと言う。
「脛」を見ることにより
力仕事が耐えられるか
どんな仕事がいいのか
その場で、判断し従事する仕事を割り振ったのだそうだ。
そんなことから付いた「脛石」(すねいし)
実際のほどは分からないが
葛飾北斎を江戸から招いた豪商の高井鴻山が
飯山藩の御用商人として
また京都の公家にもお金を貸していたそうであるから
相当な繁盛ぶりであながち
「脛石」も嘘ではないかもしれない。
今は、一艘も浮かんでいない船が
千曲川に何艘も浮かび
人や物資を運び
千曲川は重要な役割を担っていた。
しかしながら、千曲川
非常な「暴れ川」でもあり
北アルプスから流れる高瀬川も含め
信州の半分が、千曲川に集中するのであるから
台風の時には凄まじいものがある。
高校生の頃だったか
千曲川一杯に水を湛えるほど
満水となり、河川敷の田畑を飲み込み
架かる橋を飲み込まんばかりの
濁流を流す「恐怖」を味わって以来
どうも千曲川が怖くて堪らないのである。
釣りをする気にもなれないし
近くに寄りたくもないのが本音である。
物資を運んでくれる
交通にはなくてはならない存在である反面
洪水の恐怖と被害を与える側面も併せ持つ千曲川。
今年もジッとして満水にならないよう
天災の起きぬのを願うばかりである。
ゆっくりと今日も千曲川は流れる。
すぐそこまでやってきた春
千曲川の河川敷に黄金色の
菜の花が咲くのももうじきである。
雪も解けた河川敷
中野方面より立ヶ花橋を望む。

春の日差しを浴び
ゆっくりと流れていた。

神明社内にある「脛石」
スネを見て分かるのか????・・・・と思うが
長い間自分はスネを齧る側だったゆえ
とてもではないが「スネ」くらいなどと言えないのである。

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信越線や飯山線が開通する
大正の半ば頃まで
この千曲川が重要な交通機関の「船」をたゆたわせ
新潟から、信州から
物資を運んでいたとは
到底思えないほど、ゆっくりと流れている。
小布施橋を渡り
高速沿いの道を左折すると
すぐに小さな社がある。
「神明社」とあるから
伊勢社関係なのかもしれない。
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千曲川に何艘も浮かび
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千曲川は重要な役割を担っていた。
しかしながら、千曲川
非常な「暴れ川」でもあり
北アルプスから流れる高瀬川も含め
信州の半分が、千曲川に集中するのであるから
台風の時には凄まじいものがある。
高校生の頃だったか
千曲川一杯に水を湛えるほど
満水となり、河川敷の田畑を飲み込み
架かる橋を飲み込まんばかりの
濁流を流す「恐怖」を味わって以来
どうも千曲川が怖くて堪らないのである。
釣りをする気にもなれないし
近くに寄りたくもないのが本音である。
物資を運んでくれる
交通にはなくてはならない存在である反面
洪水の恐怖と被害を与える側面も併せ持つ千曲川。
今年もジッとして満水にならないよう
天災の起きぬのを願うばかりである。
ゆっくりと今日も千曲川は流れる。
すぐそこまでやってきた春
千曲川の河川敷に黄金色の
菜の花が咲くのももうじきである。
雪も解けた河川敷
中野方面より立ヶ花橋を望む。

春の日差しを浴び
ゆっくりと流れていた。

神明社内にある「脛石」
スネを見て分かるのか????・・・・と思うが
長い間自分はスネを齧る側だったゆえ
とてもではないが「スネ」くらいなどと言えないのである。

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