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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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< 2008年12>
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2008年12月24日

日本の明かり博物館

隣町の小布施のことを書きましたら、
メッセージをいただき「日本の明かり博物館」の
初代館長を勤められた金箱正美さんの訃報をしりました。
一昨日お亡くなりになられたそうです。

高校時代に日本史を学ばず、都内での学生時代にも、
ヨーロッパの近現代史を修めていたぼくにとって
日本の田舎のこと特に、地方の農業の歴史だとか
昔の人々の「生活の営み」には、お恥ずかしい話ですが
まったく興味がありませんでした。

きっかけは、もうお亡くなりになってしまいましたが
網野善彦さんの著書を田舎にユーターンする3年ほど前に
読んだことです。

以来、大きな時代の営みには、関わりのない「庶民の歴史」
こそが歴史の積み重ねであり、庶民の歴史こそが
現代の我々の年取りやお正月などの「作法」に
繋がっているのだと考えるとい興味が尽きません。

長くなりましたが、そんな庶民の歴史生活の営みを
時代を追って楽しめるのが、「日本の明かり博物館」です。

亡くなった金箱正美さんは、そこの初代の館長として
同じく若くしてお亡くなりになった山崎ます美さんと
北信濃の明かりの歴史だけでなく、北信濃の民俗も
丹念に調べ、伝えてくれました。

僕は残念ながら、金箱さんとも山崎さんともお会いできずに
お二人の著書のみでしか、実績をうかがいしれませんが
「日本の明かり博物館」には、お二人が研究された
北信濃の明かりを中心とする庶民の営みが、
細かに展示されています。

本体は、栗菓子の竹風堂さんが経営されているようですが
私立の博物館として、また金箱・山崎の博学な重鎮を据えての
博物館経営には、営利を追わず、あくまで北信濃の民俗を
知って欲しい、共に残して欲しいという熱意が伝わります。

一時期の流行った「メセナ活動」は最近の景気後退で
後に戻るのではないか心配です。

何しろ、本来自治体が担うべき文化だとか、教育だとかに
競争原理を導入してしまっているのですから。

本来、教育だとか文化には、そろばん勘定はあわないはずです。
営利を追求する民間企業が、教育や文化をソロバンのものさしで
図るならいざ知らず、自治体が、ソロバンを持ち出すのは
いかがなものでしょう。

厳しい時代にはなりましたが、
小さな博物館がいつまでも続き、庶民の生活の歴史が
学べる・伝えられる そんな時代ことが、
美しい21世紀のあり方ではないかと思うのですが。







日本の明かり博物館。
竹風堂の本店裏の駐車場の隣です。



豊野町では、町内の宝蔵院の「火防大日如来」のお札をはり
火の神をまつっている。
これが市内に行くと権堂の秋葉神社であり、
秋葉社は長野市内にも多数ある。
生活に切っても切れない、火の信仰は今の世にも見られる

そういった火と庶民の営みが、日本の明かり博物館には
紹介されている。




右上が、山崎ます美さんの著書「燈火・民俗見聞」
長野市善光寺門前西沢書店で購入可能。

右下金箱正美さん著書エッセー「燈火遊楽」
日本の明かり博物館で購入可能。

左は博物館蔵の目録。





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Posted by ドジヒコ at 22:54Comments(0)北信濃ならでは

2008年12月24日

小布施ワイナリーにちょっと立ち寄ってみては・・・

隣町の小布施の小布施町の小布施ワイナリーに行ってきました。
直線距離で言うと、千曲川を挟んで1キロほどなのですが
千曲川は、この小布施町と旧豊野町のあたりが
一番河川敷が横に広がっています。

したがって、ただでさえゆったりと流れる千曲川なのですが
この小布施と豊野町の間が、一番のんびりと
淀んでいるようにゆったりと流れていきます。

全長1キロの、千曲川にかかる橋の中では
もっとも長い「小布施橋」を渡って
小布施町の繁華街の中町を左折して中の延徳方面に。
しばらく行くと小さなワイナリーがあります。

入り口には、大型バス出の観光客様お断りの文字が。
こじんまりとしたワイナリーで、ゆっくりと試飲も出来ます。

お車でなければいかがですか??と試飲を勧められますので
興味のある方は、是非運転手つきで行くことをおススメいたします。

小布施町産のサンふじで作ったりんごジュースからワインまで。
はたまた小布施ワイナリーでは、「高井鶴」という日本酒も
作っています。

小布施はいまや、北信濃ではかなりの観光スポットとなりました。
北斎館、岩松院、日本の明かり博物館など観光スポットをめぐったあとにちょっと足を伸ばして小布施ワイナリーにいかがでしょうか。

中心部からちょっと離れていますが、ブティックワイナリーならではの、
こじんまりとしたスペースです。
もちろん、味は各界から絶賛を浴びていることは言うまでもありません。

この冬、北信濃においでの際は
是非足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。







蔵を改造したと思われるお店です。



大きな看板もなく、ややもすれば通り過ぎてしまいそうな入り口。




近くには、千曲川の洪水時の水位の過去の記録のポールが。
ゆったりと流れる千曲川ですが、ひとたび暴れると脅威です。

小布施ワイナリーのあるy「押羽地区」にも
洪水の苦い歴史があるようです。

千曲川の洪水の歴史に関しては、また日をあらためてご案内します。










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Posted by ドジヒコ at 13:30Comments(2)北信濃ならでは