2010年06月21日
桑の実・・・懐かしい味、今が旬
りんごの摘果真っ只中
ちょっとしたおやつが食べたくなる。
今の時期、わざわざおやつを持参しなくとも
信州には、とっておきのおやつがある。
「桑の実」、かっこいい言い方をすると「マルベリー」
遠い江戸の頃から、
信州では養蚕が始まり、
明治維新を迎えると、「養蚕」は、大いに盛んとなり
長野県は、全国一の蚕糸王国となる。
その蚕糸王国信州を支えたのも
りんごや梨ぶどう桃などフルーツ王国と呼ばれる前の
信州の農家である。
今でこそ、その痕跡を探すのは難しいのであるが
僕が子供の頃は、養蚕のために使用したであろう
桑の木が、田んぼの隅っこによく植わっていた。
子供の頃、初夏になるとそんな桑の木の実が、
熟して真っ黒になり、それも捥いで
パクパク食べるのである。
甘く、酸味もほのかにあり
絶好のおやつであった。
何より、田んぼの隅っこに
放置され、大人は誰も見向きもしないので
桑の実は、子供達が独占できたのである。
駄菓子屋が決して無かったわけではないが
子供達の格好のおやつでたくさん食べると、
口も手も桑の実の果汁で真っ黒となる。
しかしながら、甘くちょっと酸っぱく
止まらなくなってしまうのである。
食べ過ぎると、お腹をこわすから程ほどに
と親から言われていたが
当時、かなり放任主義に子供達は育てられていたし
子供達は子供達で、
どれくらい桑の実を食べるとお腹をこわすかを
身をもって体験しつつ、学習した。
いつの間にか、桑の木を見かけなくなり
故郷を離れて都内で暮らし
桑の木のことなど全く忘れていた頃
久しぶりに見付けた桑の実
今では、本来「子供たちのご馳走」であるはずの
桑の実も子供達の相手にもされず
鳥たちが啄ばむ程度のようである。
頬張ると、この味だと納得できる
懐かしい味でもある「桑の実」
農家の手を離れ、
今の子供たちもそんな桑の実なぞ
食べもしないであろうから、
その甘く酸っぱい実は、
残念ながら、鳥にだけにしか相手にされていないようであり
益々その存在が薄くなってきてしまった。
ひっそりと佇むしかないような桑の木であるが
いつまでも残っていて欲しいと思うのは、
今日に至っても、鳥達や僕だけではあるまい。
懐かしい味、「桑の実」、今が「旬」です。
真っ黒になった頃が食べごろの桑の実

こんあ熟した実を頬張るのである。
甘くちょっと酸味があって、非常に美味しい

子供の頃、確か「グミ」と呼んでいた。
今のグミキャンデーのような「グミ」とは
全く違うのであるが・・・・・・・・

残念ながら、誰にも見向きされなくなった今日の桑の実は
アラフォーの僕が独占してしまった。
子供達には、是非野山で遊び
こんな「桑の実」を口にして欲しいのであるが・・・・

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
しぼりたての美味しさをお届け・・・・・・・信州北信濃 坂爪農園のりんごジュース
りんごが「ゴロッ」と入った素朴な味わい・・田舎のりんごジャム 販売中。
滴る果汁と濃厚な甘さ これぞ信州 ・・・・信州の銘桃「川中島白桃」 ご予約承り中
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長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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食べもしないであろうから、
その甘く酸っぱい実は、
残念ながら、鳥にだけにしか相手にされていないようであり
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ひっそりと佇むしかないような桑の木であるが
いつまでも残っていて欲しいと思うのは、
今日に至っても、鳥達や僕だけではあるまい。
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こんあ熟した実を頬張るのである。
甘くちょっと酸味があって、非常に美味しい
子供の頃、確か「グミ」と呼んでいた。
今のグミキャンデーのような「グミ」とは
全く違うのであるが・・・・・・・・
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タグ :桑の実
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Posted by ドジヒコ at 04:50│Comments(0)
│信州ならでは