2018年11月23日
お蚕さんのさなぎ・・・「ドキョウ」を味わう・・・美味なの?珍味?ゲテモノ食い?大丈夫なの?
ゲテモノ食いという言葉があるが
何を持って「ゲテモノ」にするのか
判断が分かれるところだ。
今日ご紹介の「ドキョウ」も
そんな「ゲテモノ」と呼ばれている食品であるが
常に身近にあった人間にとっては
「ゲテモノ」とは全く思っていない場合もある。
「ドキョウ」は、蚕のサナギである。
信州でも南信地域で多く食されてきた。
「されてきた」としたのは
既に「蚕」を飼育している養蚕農家は
かつて、「蚕糸王国信州」とまで言わしめた
長野県においても、今の世では
ほとんど無いと思われるからだ。
養蚕が少なくなっている以上
蚕のサナギ「ドキョウ」も少なくなっているはずだ。
さて、僕が蚕のさなぎ「ドキョウ」を知ったいきさつをご紹介したい。
3歳の頃に祖父が亡くなったのであるが
その祖父は、大の釣り好き・魚好きであった。
その祖父が魚好きが高じて
組合を作って山にあったため池に大量の「鯉」を放ち
養鯉を一時趣味だか本職だか分からないほど
夢中になって行なっていたらしい。
僕はそのおじいさんのバイクの前に特等席を作ってもらいまたがって
毎日のようにため池の鯉に遭いに行ったそうだ。
両親・祖母が仕事に忙しがっていたので
孫の面倒は、祖父にもっぱら見てもらっていたようである。
その養鯉の際に
鯉のえさとしてこの蚕のサナギ「どきょう」を
良く使っていた。
3歳の頃であるから
何しろ記憶はかすかなのであるが
この「どきょう」のニオイだけは
ハッキリと脳に記憶されているようで
今でもニオイだけでドキョウと判別できる自信はある。
そして3歳で「ドキョウ」の味を覚えたのだから
「ドキョウ」というとまさに「パブロフの犬」状態である。
甘辛く味付けしてあり、一口食べると
「ドキョウ」独特のにおいと味が思い出される。
3歳と言えば
チョコレートや甘いものが盛んに欲しい時だが
よく蚕のさなぎ「ドキョウ」など口にしたものだと
自分自身のことにもかかわらず、
感心したりしてしまう。
祖父が亡くなり
ドキョウが手に入らなくなると
我が家の食卓に「ドキョウ」は一切上らなくなった。
そしてかつて蚕糸王国信州といわれていた
信州でも養蚕がほとんどなくなり
巷から蚕のさなぎ「ドキョウ」は消えた。
ところがである・・・・・・・・・。
ながの東急の地下の専門店街に「ドキョウ」が売っていたのだ。
まぎれもないあのグロテスクな「ドキョウ」である。
あれから云十年も経た今日でも
「ドキョウ」を口にすると
昔の味・ニオイが蘇るのだから
そして臭い言葉で言うと「思い出も甦る」のだから、何とも不思議なものである。
現在ではゲテモノに分類され
「珍味」として高級なお土産として扱われているが、
僕にとってはドキョウは
子供のころに散々ため池の鯉に与えた「餌」であり
甘辛く煮つけた「おやつ」であって
決して「ゲテモノ」でも「珍味」でも「高級食品」でも無いのである。
今でこそ「ゲテモノ食い」っていうけれど
所詮「その地域」の文化であり、食生活として当たり前であったのだ。
日本全国画一化され、グローバル化が幅を利かせ、日本全国がどこを切っても同じ「金太郎あめ状態」になる中
珍味といわれようがゲテモノといわれようが、
地域ならではの食文化・食生活は守り、後世にも伝えたいと思う。
そして、食文化のみならず衣服文化、習わし、風習も含め、たとえ「陋習」といわれようが、
守っていき、次世代に伝えていきたいものである。
それが今世紀、例え「陋習」と判断されても、
我々の子供たち孫たちが大人になるころには
「文化」として「伝統」として日本人が歩んできた足跡を見つめる「キーポイント」になることは間違いがないことだと思う。
まさにこういった20世紀の「日常の何でもないようなこと」が
次世代にとって「レガシー」になってくれると確信している。
決して「レガシー」とは大きな建物だけではないのだから。
珍味「ドキョウ」こと蚕のサナギの佃煮

甘辛く独特のにおい・・・・・oh,ノー、なんともグロテスク

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「信州のくだもののある生活」をごいっしょに!!
雪が降る直前まで樹上完熟 ・・・・坂爪農園のお歳暮サンふじ
ご予約受付中
坂爪農園では、お店は構えておりませんが産地直送でリンゴを全国にお送りいたしております。
チラシが欲しい方は、「チラシ送れ」とご住所とお名前をご記入の上、ファックスください。
追って今シーズンのチラシをお送りいたします。
ファックス番号 026-257-7109
美味しい信州ならではの産直サイト
長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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何を持って「ゲテモノ」にするのか
判断が分かれるところだ。
今日ご紹介の「ドキョウ」も
そんな「ゲテモノ」と呼ばれている食品であるが
常に身近にあった人間にとっては
「ゲテモノ」とは全く思っていない場合もある。
「ドキョウ」は、蚕のサナギである。
信州でも南信地域で多く食されてきた。
「されてきた」としたのは
既に「蚕」を飼育している養蚕農家は
かつて、「蚕糸王国信州」とまで言わしめた
長野県においても、今の世では
ほとんど無いと思われるからだ。
養蚕が少なくなっている以上
蚕のサナギ「ドキョウ」も少なくなっているはずだ。
さて、僕が蚕のさなぎ「ドキョウ」を知ったいきさつをご紹介したい。
3歳の頃に祖父が亡くなったのであるが
その祖父は、大の釣り好き・魚好きであった。
その祖父が魚好きが高じて
組合を作って山にあったため池に大量の「鯉」を放ち
養鯉を一時趣味だか本職だか分からないほど
夢中になって行なっていたらしい。
僕はそのおじいさんのバイクの前に特等席を作ってもらいまたがって
毎日のようにため池の鯉に遭いに行ったそうだ。
両親・祖母が仕事に忙しがっていたので
孫の面倒は、祖父にもっぱら見てもらっていたようである。
その養鯉の際に
鯉のえさとしてこの蚕のサナギ「どきょう」を
良く使っていた。
3歳の頃であるから
何しろ記憶はかすかなのであるが
この「どきょう」のニオイだけは
ハッキリと脳に記憶されているようで
今でもニオイだけでドキョウと判別できる自信はある。
そして3歳で「ドキョウ」の味を覚えたのだから
「ドキョウ」というとまさに「パブロフの犬」状態である。
甘辛く味付けしてあり、一口食べると
「ドキョウ」独特のにおいと味が思い出される。
3歳と言えば
チョコレートや甘いものが盛んに欲しい時だが
よく蚕のさなぎ「ドキョウ」など口にしたものだと
自分自身のことにもかかわらず、
感心したりしてしまう。
祖父が亡くなり
ドキョウが手に入らなくなると
我が家の食卓に「ドキョウ」は一切上らなくなった。
そしてかつて蚕糸王国信州といわれていた
信州でも養蚕がほとんどなくなり
巷から蚕のさなぎ「ドキョウ」は消えた。
ところがである・・・・・・・・・。
ながの東急の地下の専門店街に「ドキョウ」が売っていたのだ。
まぎれもないあのグロテスクな「ドキョウ」である。
あれから云十年も経た今日でも
「ドキョウ」を口にすると
昔の味・ニオイが蘇るのだから
そして臭い言葉で言うと「思い出も甦る」のだから、何とも不思議なものである。
現在ではゲテモノに分類され
「珍味」として高級なお土産として扱われているが、
僕にとってはドキョウは
子供のころに散々ため池の鯉に与えた「餌」であり
甘辛く煮つけた「おやつ」であって
決して「ゲテモノ」でも「珍味」でも「高級食品」でも無いのである。
今でこそ「ゲテモノ食い」っていうけれど
所詮「その地域」の文化であり、食生活として当たり前であったのだ。
日本全国画一化され、グローバル化が幅を利かせ、日本全国がどこを切っても同じ「金太郎あめ状態」になる中
珍味といわれようがゲテモノといわれようが、
地域ならではの食文化・食生活は守り、後世にも伝えたいと思う。
そして、食文化のみならず衣服文化、習わし、風習も含め、たとえ「陋習」といわれようが、
守っていき、次世代に伝えていきたいものである。
それが今世紀、例え「陋習」と判断されても、
我々の子供たち孫たちが大人になるころには
「文化」として「伝統」として日本人が歩んできた足跡を見つめる「キーポイント」になることは間違いがないことだと思う。
まさにこういった20世紀の「日常の何でもないようなこと」が
次世代にとって「レガシー」になってくれると確信している。
決して「レガシー」とは大きな建物だけではないのだから。
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長野県ならではの南水梨・・・・・・・・・・信州ならではのお歳暮に
イナゴ・・・・・懐かしい思い出の味
夏の終わりに・・・・・
大衆メロンよ再び!!・・・・プリンスメロン
ルバーブ・・・・・信州のハーブ
美味、市田柿・・・・遠い昔の時代から。
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Posted by ドジヒコ at 04:22│Comments(0)
│信州ならでは