2010年04月19日
ゲテモノとは??? 何でも食べるぞ信州人???
「ゲテモノ食い」と言う言葉があるが
過日、親戚より「ザザムシ」の佃煮をいただいた。
「なんでも食べるぞ 信州人」という
信毎にもよく載っている中田敬三氏の著書によると、
「ザザムシ」という名前の虫はいないそうである。
何でも、浅瀬を流れる「ザーザー」という
擬音からザザムシと呼ぶようで、
トビケラやカワゲラの幼虫の総称であるらしい。
(郷土出版社刊 p178~)
冬の寒さの中、天竜川で
この「ザザムシ」漁は行われるらしい。
獲ったザザムシは、砂糖・醤油などで
味付けをしていただくのである。
グロテスクな割には
香ばしいと感じた。
信州には、都合20年は棲んでいるのであるが
恥ずかしい話だが、この「ザザムシ」は
初めて食した。
この香ばしさや、砂糖や醤油で味付けをするのは
「イナゴ」にも似ているように感じた。
「ザザムシ」は、「ゲテモノ」と述べたのであるが、
面白いことに、僕にとって
「イナゴ」は、ゲテモノであると感じない。
イナゴは、子供の頃より、
秋の食卓に上っていたし
イナゴを食すことに何の抵抗も感じなかった。
「ゲテモノ」とは、
普段それらを食さない側からの分類の仕方であって
それらが、「日常」になっている場合
決して「ゲテモノ」では無いのである。
そう言えば、
蚕の蛹を食べた記憶もある。
まだ祖父が健在であった頃
祖父は、大の釣り好きであった。
近くの鳥居川での川釣りのほか
「つつみ池」と言う「ため池」で
鯉を飼っていた。
その鯉の餌として
蚕の蛹を使っていた。
蚕の蛹を「どきょ」と呼んでいて
遠い昔のことであるが
我が家に、ふんだんにあった記憶がかすかにある。
その蚕の蛹「どきょ」を
炒りつけたのか、
味付けをどうしたのか、
記憶が定かではないのであるが
食したような記憶がかすかにあるのだ。
この「どきょ」も
僕の生活の食習慣の一部になっていれば
いまでも「すんなり」と食べることができたかもしれない。
しかしながら、祖父が亡くなり
つつみ池の養鯉もいつの間にか
途絶えてしまった。
イナゴだけは、
祖母が大好きで
数年前の健在の頃まで、よく作ってくれた。
蚕の蛹「どきょ」は
それっきり食しておらず
僕の分類では、いつの間にか「ゲテモノ」になってしまった。
さて、「ゲテモノ」・・・・
日本中に様々あるのであろうが、
決して、食すのに勇気も度胸もいらないのである。
日常食していれば、
決してその人には「ゲテモノ」にはならないのであるから。
ザザムシの佃煮
香ばしく感じたが、イナゴのような
歯ごたえは無かった。
下は、楊枝で比較すると
非常に小さいことがわかる。

郷土出版社刊 「なんでも食べるぞ信州人」
中田敬三著
長寿県 長野の秘密を
推察するのも楽しい。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
母の日にりんごを使った贈り物・・・・坂爪農園のりんごの「ホイリゲ シュトルム」と「シードル」
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しぼりたての美味しさをお届け・・・・・・・信州北信濃 坂爪農園のりんごジュース
りんごが「ゴロッ」と入った素朴な味わい・・田舎のりんごジャム 販売中。
美味しい信州ならではの産直サイト
長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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「なんでも食べるぞ 信州人」という
信毎にもよく載っている中田敬三氏の著書によると、
「ザザムシ」という名前の虫はいないそうである。
何でも、浅瀬を流れる「ザーザー」という
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信州には、都合20年は棲んでいるのであるが
恥ずかしい話だが、この「ザザムシ」は
初めて食した。
この香ばしさや、砂糖や醤油で味付けをするのは
「イナゴ」にも似ているように感じた。
「ザザムシ」は、「ゲテモノ」と述べたのであるが、
面白いことに、僕にとって
「イナゴ」は、ゲテモノであると感じない。
イナゴは、子供の頃より、
秋の食卓に上っていたし
イナゴを食すことに何の抵抗も感じなかった。
「ゲテモノ」とは、
普段それらを食さない側からの分類の仕方であって
それらが、「日常」になっている場合
決して「ゲテモノ」では無いのである。
そう言えば、
蚕の蛹を食べた記憶もある。
まだ祖父が健在であった頃
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その鯉の餌として
蚕の蛹を使っていた。
蚕の蛹を「どきょ」と呼んでいて
遠い昔のことであるが
我が家に、ふんだんにあった記憶がかすかにある。
その蚕の蛹「どきょ」を
炒りつけたのか、
味付けをどうしたのか、
記憶が定かではないのであるが
食したような記憶がかすかにあるのだ。
この「どきょ」も
僕の生活の食習慣の一部になっていれば
いまでも「すんなり」と食べることができたかもしれない。
しかしながら、祖父が亡くなり
つつみ池の養鯉もいつの間にか
途絶えてしまった。
イナゴだけは、
祖母が大好きで
数年前の健在の頃まで、よく作ってくれた。
蚕の蛹「どきょ」は
それっきり食しておらず
僕の分類では、いつの間にか「ゲテモノ」になってしまった。
さて、「ゲテモノ」・・・・
日本中に様々あるのであろうが、
決して、食すのに勇気も度胸もいらないのである。
日常食していれば、
決してその人には「ゲテモノ」にはならないのであるから。
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香ばしく感じたが、イナゴのような
歯ごたえは無かった。
下は、楊枝で比較すると
非常に小さいことがわかる。
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お蚕さんのさなぎ・・・「ドキョウ」を味わう・・・美味なの?珍味?ゲテモノ食い?大丈夫なの?
長野県ならではの南水梨・・・・・・・・・・信州ならではのお歳暮に
イナゴ・・・・・懐かしい思い出の味
夏の終わりに・・・・・
大衆メロンよ再び!!・・・・プリンスメロン
ルバーブ・・・・・信州のハーブ
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Posted by ドジヒコ at 22:42│Comments(0)
│信州ならでは
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