2015年10月24日
イナゴが食卓にあった時代
田んぼでは稲刈りや脱穀も終わり
脱穀後に残った「稲わら」を片付ける風景が見受けられます。
今年も、そんな水田で「イナゴ」をいくつも見ました。
バッタに似た「イナゴ」
一応稲を食べる「害虫」のようですが
イナゴにコメを食われてしまって困る」などと
「害虫」と呼んでいた記憶は子供のころからありません。
この「イナゴ」、
たくさん獲って、熱湯で息の根を止め
お砂糖やしょうゆで味付けにし
佃煮に出来ます。
イナゴの佃煮です。
「ゲテモノ食い」とか「グロテスク」と
言われそうですが、
今でこそ佃煮にすることは
行っていませんが、
僕の子供の頃は、散々集めて、祖母に渡し、
佃煮にしてもらっていました。
「イナゴの足」を取り除かないと
引っかかったりして具合が悪いので
その「イナゴの足」を取り除くのが
面倒でしたが、非常に「美味」でした。
除草剤や農薬を
多量に使用していると
敏感なイナゴは、出現しません。
昨今、除草剤使用が少なくなったからでしょうか
イナゴを多く見かけます。
しかしながら、「イナゴ獲り」の風景は
一向に見かけません。
イナゴを食べる「習慣」、「食文化」が
薄れてきたからでしょうか。
「ゲテモノ食い」と申しましたが
「ゲテモノ」と」決め付けているのは、
当該の動植物を食べない、「周辺」の人たちです。
当の捕まえたり、採集したりする人たちは
一向に「ゲテモノ」などとは思っていません。
蚕のさなぎ「ドキョ」、「ハチの子」・・・・
いわゆる「ゲテモノ」と呼ばれている動植物は
数を挙げたらキリがありません。
しかしながら、こうした食生活は
地域の食文化の賜物であって
いわゆる「ゲテモノ」と呼ばれるものであっても
地域に根ざし、地域の風土・気候にマッチしたものであり
「地域の伝統食材」とは、重要なものです。
グローバルな時代となって
スーパーに行くと、
全国各地の野菜や肉が集まり、
地域ならではのこうした食生活をしなくとも簡単に3食摂れますし
「貴重なタンパク源」としての「イナゴ」や「ドキョ」の
貴重なタンパク源としての役割も徐々に薄れてきました。
我が家でも。、祖母が亡くなり
忙しがっていて
イナゴの佃煮を作らなくなりました。
しかしながら、子供の頃に散々食べたあの「イナゴの味」
忘れられません。
デパートの食品売り場に行くと
かなり良いお値段で購入できます。
手軽に気軽に口に出来るのが
地域に根ざし、地域の食文化としての「風土食」の
良い点です。
デパートに行って
わざわざ購入するようであれば
先ほどの「グローバルな食生活」と
一向に変わりありません。
今年、イナゴの時期「旬」です。
祖母から直接、作り方を教わっておきたかったのですが
残念ながら、もう出来ません。
懐かしい、あのイナゴの味・・・・
今年もイナゴは見かけましたが
「イナゴ獲り」はできませんでした。
今年も「懐かしい味」で終わりそうです。
イナゴ
香ばしくて、実に美味しくいただけます。

「イナゴの足」が口にする際には引っかかります。
この「足」を取り除くのが
非常に手間がかかります。

梨獲りをしていたら
イナゴが、梨畑に迷い込んできたのでした。

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今年も、そんな水田で「イナゴ」をいくつも見ました。
バッタに似た「イナゴ」
一応稲を食べる「害虫」のようですが
イナゴにコメを食われてしまって困る」などと
「害虫」と呼んでいた記憶は子供のころからありません。
この「イナゴ」、
たくさん獲って、熱湯で息の根を止め
お砂糖やしょうゆで味付けにし
佃煮に出来ます。
イナゴの佃煮です。
「ゲテモノ食い」とか「グロテスク」と
言われそうですが、
今でこそ佃煮にすることは
行っていませんが、
僕の子供の頃は、散々集めて、祖母に渡し、
佃煮にしてもらっていました。
「イナゴの足」を取り除かないと
引っかかったりして具合が悪いので
その「イナゴの足」を取り除くのが
面倒でしたが、非常に「美味」でした。
除草剤や農薬を
多量に使用していると
敏感なイナゴは、出現しません。
昨今、除草剤使用が少なくなったからでしょうか
イナゴを多く見かけます。
しかしながら、「イナゴ獲り」の風景は
一向に見かけません。
イナゴを食べる「習慣」、「食文化」が
薄れてきたからでしょうか。
「ゲテモノ食い」と申しましたが
「ゲテモノ」と」決め付けているのは、
当該の動植物を食べない、「周辺」の人たちです。
当の捕まえたり、採集したりする人たちは
一向に「ゲテモノ」などとは思っていません。
蚕のさなぎ「ドキョ」、「ハチの子」・・・・
いわゆる「ゲテモノ」と呼ばれている動植物は
数を挙げたらキリがありません。
しかしながら、こうした食生活は
地域の食文化の賜物であって
いわゆる「ゲテモノ」と呼ばれるものであっても
地域に根ざし、地域の風土・気候にマッチしたものであり
「地域の伝統食材」とは、重要なものです。
グローバルな時代となって
スーパーに行くと、
全国各地の野菜や肉が集まり、
地域ならではのこうした食生活をしなくとも簡単に3食摂れますし
「貴重なタンパク源」としての「イナゴ」や「ドキョ」の
貴重なタンパク源としての役割も徐々に薄れてきました。
我が家でも。、祖母が亡くなり
忙しがっていて
イナゴの佃煮を作らなくなりました。
しかしながら、子供の頃に散々食べたあの「イナゴの味」
忘れられません。
デパートの食品売り場に行くと
かなり良いお値段で購入できます。
手軽に気軽に口に出来るのが
地域に根ざし、地域の食文化としての「風土食」の
良い点です。
デパートに行って
わざわざ購入するようであれば
先ほどの「グローバルな食生活」と
一向に変わりありません。
今年、イナゴの時期「旬」です。
祖母から直接、作り方を教わっておきたかったのですが
残念ながら、もう出来ません。
懐かしい、あのイナゴの味・・・・
今年もイナゴは見かけましたが
「イナゴ獲り」はできませんでした。
今年も「懐かしい味」で終わりそうです。
イナゴ
香ばしくて、実に美味しくいただけます。
「イナゴの足」が口にする際には引っかかります。
この「足」を取り除くのが
非常に手間がかかります。
梨獲りをしていたら
イナゴが、梨畑に迷い込んできたのでした。
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