2011年08月13日
昭和は遠くになりにけり!!???
農産物直売所へ桃の出荷に行ったときのこと、
年のころ、50過ぎの女性から
「おじさん、どの桃が美味しいかしら???」と質問。
「おじさん???」
「おじさんと言ったって、貴女から見ればお兄さんじゃないの???」
口まで出かけましたが
そんなことは言えませんでした。
「おじさんか・・・・」と思いつつ
収獲して並べた
川中島白鳳と早生黄金桃、あかつきの品種の違いを
説明いたしました。
そうなんですね。
もうスッカリ「おじさん」と呼ばれる年齢になったんですね。
甥っ子やら子供たちから「おじさん」と呼ばれる分には
何とも思っていなかったのですが、
年上からもおじさんと呼ばれるのは
ちょっと抵抗を感じる次第です。
でも、20代の頃振り返ってみると
40歳辺りの上司は、
スッカリおじさんで、加齢臭がして
ネクタイやワイシャツもセンスが無くて・・・・・。
自分では、いつまでも若いと思っていたのですが
いつの間にやらアラフォー。
「年相応」ってあるもんですね。
若い頃の洋服を手に通そうとも思いませんし、
ノースリーブやジーンズ・短パンは
「ちょっと止めようかな」と思い
身に付けるのを躊躇するようになりました。
松山出身の俳人中村草田男の句に
「降る雪や 明治は遠くになりにけり」というのがあります。
中村草田男が、母校に立ち寄ったときに
自分たちが通った当時は「着物に下駄」であったのに対し
訪れたときの生徒たちが、金ボタンの外套(いわゆるハーフコート)を
身に付けていたのに対し
時代の流れを感慨深げに詠んだ句です。
草田男先生朗詠、そのときが、昭和6年、
明治が終わった43年から起算すると
約20年後に詠んだことになります。
昭和が終焉し
平成となって早20数年。
昭和40年代生まれの身としては
まさに草田男先生同様の歳月の隔たりを
あちらこちらで感じる昨今です。
小麦色が羨ましくて
あれほど湘南まで、休みのたびに
体を焼きに行った20台の頃。
今となっては、「シミ」が気になり
長袖着用でなるべく肌を露出しないように
努めています。
戦後も66年、半世紀以上経ちました。
昭和も終わり、20年以上経ちました。
8月16日を前に
あらためて、
戦前・戦中・戦後の昭和を
見つめなおすいい機会かもしれませんね。
僕らが育った、高度経済成長期
そして青年期のバブル経済
バブル破綻後の銀行破たんなど経済の大混乱。
僕だけでも、こんなに経験しています。
長い昭和は、もっと激動であったでしょう。
おじさんと呼ばれるのが定着してしまったら
恐ろしいのですが、
年齢的にちょっと過去を振り返ってみようと思う昨今です。
いい塩梅に色づき始めた「あかつき」
「あかつき」はこのように「薄っすら」と色づきます。
この薄っすら。ほんのりピンクがいいですね。
今年は少雨などのため
より糖度があがり美味しく仕上がっています。

ハッキリと色づいた川中島白鳳。
シャキシャキした歯ざわりが特徴の
信州ならではの桃です。
こんな感じに説明しましたが
「おじさん」にはちょっとショックでした。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
信州のくだもののある生活をご一緒に
瑞々しさをご堪能あれ!! ・・・・・・・・・「信州善光寺平の梨シリーズ」ご予約開始
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。
美味しい信州ならではの産直サイト
長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
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年のころ、50過ぎの女性から
「おじさん、どの桃が美味しいかしら???」と質問。
「おじさん???」
「おじさんと言ったって、貴女から見ればお兄さんじゃないの???」
口まで出かけましたが
そんなことは言えませんでした。
「おじさんか・・・・」と思いつつ
収獲して並べた
川中島白鳳と早生黄金桃、あかつきの品種の違いを
説明いたしました。
そうなんですね。
もうスッカリ「おじさん」と呼ばれる年齢になったんですね。
甥っ子やら子供たちから「おじさん」と呼ばれる分には
何とも思っていなかったのですが、
年上からもおじさんと呼ばれるのは
ちょっと抵抗を感じる次第です。
でも、20代の頃振り返ってみると
40歳辺りの上司は、
スッカリおじさんで、加齢臭がして
ネクタイやワイシャツもセンスが無くて・・・・・。
自分では、いつまでも若いと思っていたのですが
いつの間にやらアラフォー。
「年相応」ってあるもんですね。
若い頃の洋服を手に通そうとも思いませんし、
ノースリーブやジーンズ・短パンは
「ちょっと止めようかな」と思い
身に付けるのを躊躇するようになりました。
松山出身の俳人中村草田男の句に
「降る雪や 明治は遠くになりにけり」というのがあります。
中村草田男が、母校に立ち寄ったときに
自分たちが通った当時は「着物に下駄」であったのに対し
訪れたときの生徒たちが、金ボタンの外套(いわゆるハーフコート)を
身に付けていたのに対し
時代の流れを感慨深げに詠んだ句です。
草田男先生朗詠、そのときが、昭和6年、
明治が終わった43年から起算すると
約20年後に詠んだことになります。
昭和が終焉し
平成となって早20数年。
昭和40年代生まれの身としては
まさに草田男先生同様の歳月の隔たりを
あちらこちらで感じる昨今です。
小麦色が羨ましくて
あれほど湘南まで、休みのたびに
体を焼きに行った20台の頃。
今となっては、「シミ」が気になり
長袖着用でなるべく肌を露出しないように
努めています。
戦後も66年、半世紀以上経ちました。
昭和も終わり、20年以上経ちました。
8月16日を前に
あらためて、
戦前・戦中・戦後の昭和を
見つめなおすいい機会かもしれませんね。
僕らが育った、高度経済成長期
そして青年期のバブル経済
バブル破綻後の銀行破たんなど経済の大混乱。
僕だけでも、こんなに経験しています。
長い昭和は、もっと激動であったでしょう。
おじさんと呼ばれるのが定着してしまったら
恐ろしいのですが、
年齢的にちょっと過去を振り返ってみようと思う昨今です。
いい塩梅に色づき始めた「あかつき」
「あかつき」はこのように「薄っすら」と色づきます。
この薄っすら。ほんのりピンクがいいですね。
今年は少雨などのため
より糖度があがり美味しく仕上がっています。
ハッキリと色づいた川中島白鳳。
シャキシャキした歯ざわりが特徴の
信州ならではの桃です。
こんな感じに説明しましたが
「おじさん」にはちょっとショックでした。
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Posted by ドジヒコ at 04:17│Comments(0)
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