2017年06月22日
理想はきゅうりの世界??・・・・男性は必要か???
先日栗の花のことを書いた。
「花」は、何もくだものの特権ではなく
トウモロコシやジャガイモ、玉ねぎなど野菜たちも様々な花をつける。
春先に播種、若しくは定植した夏野菜たちが
花をつけ始めた。
先ずは、露地もののきゅうり。
梅雨入りしたにもかかわらず、お湿り不足で、今は一日おきに収獲しているので
物凄く貴重品である。
夏本番となると、籠一杯収獲できたり
漬物やサラダなどでは
食べきれなくなってしまうほど、獲れる。
このきゅうりの花は、
「雄花」と「雌花」が1つの株の中で別々に咲く。
りんごや梨・桃などは
一つの花の中に、
おしべ・雌しべが存在するのであるが
きゅうりは、花自体がオスの花、メスの花と別々なのである。
桃は、一つの花の中にある雄しべの花粉が雌しべの柱頭に付着し
「受粉」となり結実してゆく。(自家受粉)
リンゴやナシは、1つの花の中に雄しべと雌しべが存在するが、異品種の雄しべからの花粉が虫の媒介により
雌しべに付着し、受粉となる。(他家受粉)
因みに、きゅうりのように
雄花と雌花が、別々に咲くものは
胡桃や栗がそうである。
まだ、他にもたくさんあるであり
詳しく調べてみるのも面白いかもしれない。
花は、通常、虫たちに依って
花粉を媒介してもらい
受粉されるのであるが(虫媒)、
きゅうりは、どうも必ずしもそうでもないらしい。
我が家でも、くだものの類は
マメコバチたちが、
花を訪れ、花粉を持ち運んでくれることにより受粉が行われ
結実していくのであり、
多くのハチたちが、訪れてくれることを願って
よりきれいに、美しく「花」は、咲く。
ところが、きゅうりの場合は、
雄花が無くとも、メスの花は自分で結実し、立派な生食用のきゅうりとなる。
雄花があるにもかかわらず、雌花だけで結実するとは
実に便利と言うか
虫による花粉運びの「授粉」が無くとも生産可能ということであるから
生産が楽な野菜である。
通常、こうして「授粉」が行われなくて
実になったものには、
「種子」が存在しない。(単為結果)
きゅうりを割ってみると
「種子」らしきものは、見受けられるので
きゅうりは、雄花が無くとも
雌花は、実をつけるどころか
「種子」までも形成してしまうのか????。
「男性」の存在があるに越したことはないが
人間の世界と違い
きゅうりの世界では、男性がいなくとも「きゅうり」という生産物を残すことができるとは・・・・・。
何とも、きゅうりの世界での
男性の存在は影が薄いようであるが
「男性がいなくとも可能」と言うことであって
「男性がいたに越したことが無い」のであろう。
人間界でも「男の仕事」、「女の仕事」という
「役割」「壁」が、無くなりだしている。
「男子厨房に入らず」なんて言うのは
既に化石のような「言葉」であるし
「境界線」が無くなり
ジェンダーレスになっていくことは
大いに結構なことだと僕は思っている。
しかしながら、「男性不要」なんていう
きゅうりのような世界にだけは
なって欲しくないと思った次第である。
きゅうりの雌花。
既に「きゅうりの実」を
備えて、咲き出した。

雄花が無くとも雌花だけでも
この実は、大きくなっていけるようである。

雌花の方がたくさんあるような気がするのであるが
僕の気のせいであろうか???

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
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トウモロコシやジャガイモ、玉ねぎなど野菜たちも様々な花をつける。
春先に播種、若しくは定植した夏野菜たちが
花をつけ始めた。
先ずは、露地もののきゅうり。
梅雨入りしたにもかかわらず、お湿り不足で、今は一日おきに収獲しているので
物凄く貴重品である。
夏本番となると、籠一杯収獲できたり
漬物やサラダなどでは
食べきれなくなってしまうほど、獲れる。
このきゅうりの花は、
「雄花」と「雌花」が1つの株の中で別々に咲く。
りんごや梨・桃などは
一つの花の中に、
おしべ・雌しべが存在するのであるが
きゅうりは、花自体がオスの花、メスの花と別々なのである。
桃は、一つの花の中にある雄しべの花粉が雌しべの柱頭に付着し
「受粉」となり結実してゆく。(自家受粉)
リンゴやナシは、1つの花の中に雄しべと雌しべが存在するが、異品種の雄しべからの花粉が虫の媒介により
雌しべに付着し、受粉となる。(他家受粉)
因みに、きゅうりのように
雄花と雌花が、別々に咲くものは
胡桃や栗がそうである。
まだ、他にもたくさんあるであり
詳しく調べてみるのも面白いかもしれない。
花は、通常、虫たちに依って
花粉を媒介してもらい
受粉されるのであるが(虫媒)、
きゅうりは、どうも必ずしもそうでもないらしい。
我が家でも、くだものの類は
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花を訪れ、花粉を持ち運んでくれることにより受粉が行われ
結実していくのであり、
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よりきれいに、美しく「花」は、咲く。
ところが、きゅうりの場合は、
雄花が無くとも、メスの花は自分で結実し、立派な生食用のきゅうりとなる。
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実に便利と言うか
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通常、こうして「授粉」が行われなくて
実になったものには、
「種子」が存在しない。(単為結果)
きゅうりを割ってみると
「種子」らしきものは、見受けられるので
きゅうりは、雄花が無くとも
雌花は、実をつけるどころか
「種子」までも形成してしまうのか????。
「男性」の存在があるに越したことはないが
人間の世界と違い
きゅうりの世界では、男性がいなくとも「きゅうり」という生産物を残すことができるとは・・・・・。
何とも、きゅうりの世界での
男性の存在は影が薄いようであるが
「男性がいなくとも可能」と言うことであって
「男性がいたに越したことが無い」のであろう。
人間界でも「男の仕事」、「女の仕事」という
「役割」「壁」が、無くなりだしている。
「男子厨房に入らず」なんて言うのは
既に化石のような「言葉」であるし
「境界線」が無くなり
ジェンダーレスになっていくことは
大いに結構なことだと僕は思っている。
しかしながら、「男性不要」なんていう
きゅうりのような世界にだけは
なって欲しくないと思った次第である。
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備えて、咲き出した。
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夏野菜の花たち
白いばかりが大根じゃない!!…赤いばかりが????
ニョキニョキと・・・・・。
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冬場の大根・・・・
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Posted by ドジヒコ at 03:44│Comments(0)
│野菜・農産物関連