2008年07月05日
最後のツバメ巣立つ。
先日の、大雨のときに我が家の物置のハリで
ぬれた羽を休めるツバメがいました。
僕は、まったく気づかなかったのですが、
いくつもの巣を掛け、元気なツバメの子供たちは
その時は、既に巣立っていたようです。
そんな中で、雨の日にピーチク啼き、世話しなく親ツバメが
餌を運んでいたのは、どうも成長が遅く
まだ飛べないツバメの子供がいたからだそうです。
何羽もいた雛ですが、どうもその「ヒナ」だけが、親が与える餌も
兄弟たちの間で摂りはぐれ、成長も遅かったようです。
元気な雛の方たちは、餌を自分でとれるようになり、
いつの間にやら巣立って行ったのですが、
そのヒナだけは、どうしても自力で餌も取れずに
いつまでも我が家の軒先に残っていたようです。
先週の大雨のの中で、ハリで
羽を休めていたのは、そんな「ヒナ」に餌を与えようとする
親の姿だったようです。
昨今、「競争」だとか、「勝ち組」であるとか
言われていますが、競争原理で言えば
そのヒナは、本来厳しい野生の鳥たちの社会では
生存できない「ヒナ」であったのかもしれません。
そのヒナが、ここ数日見かけなくなったということは
無事巣立っていったのでしょうか??
一人で、餌をとり、無事やってていけるでしょうか??
「生存競争」という言葉がありますが、
本来であれば、その「生存競争」に生き残れなかったかもしれない
ヒナ、懸命に生きようとして、巣立っていったのでしょう。
そして、最後まで大雨のさなか、羽を雨でびしょぬれにし、
自分の子供の「ヒナ」に一生懸命、餌を与え
無事何とか、巣立たせた親ツバメ。
「親なのだから」といえばそれまでですが、
厳しい自然の社会の中でも
「弱いものを助ける」という「原理原則」があり、
無事巣立っていった弱いヒナと立派な「親ツバメ」に拍手です。
「競争」は、「蹴落とす」とか「勝ち残る」ではありません。
「競争」に参加したもの全員が、立派に一生懸命やった
一部の結果に過ぎないのです。
小学校や中学校の徒競走では、みんな一生懸命に
走り、1等2等はあくまで、その結果であり
全員が懸命に走ったことに意義があります。
我々人間も、何か不自由な方がいたら、
「ちょっと手を差し出し、助ける。」
助け合う気持ちが大切だと思います。
先に勝った「余裕があるもの」は、
そんな「余裕」こそ見せて欲しいと思います。
それこそが、「勝ち組」でしょう。
先週の大雨の中、餌を取れないヒナに餌を探して飛び回り
ちょっと羽を休める親ツバメ。

最後まで残っていた雛も巣立ち
今年の役割を終えたツバメの巣。

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ぬれた羽を休めるツバメがいました。
僕は、まったく気づかなかったのですが、
いくつもの巣を掛け、元気なツバメの子供たちは
その時は、既に巣立っていたようです。
そんな中で、雨の日にピーチク啼き、世話しなく親ツバメが
餌を運んでいたのは、どうも成長が遅く
まだ飛べないツバメの子供がいたからだそうです。
何羽もいた雛ですが、どうもその「ヒナ」だけが、親が与える餌も
兄弟たちの間で摂りはぐれ、成長も遅かったようです。
元気な雛の方たちは、餌を自分でとれるようになり、
いつの間にやら巣立って行ったのですが、
そのヒナだけは、どうしても自力で餌も取れずに
いつまでも我が家の軒先に残っていたようです。
先週の大雨のの中で、ハリで
羽を休めていたのは、そんな「ヒナ」に餌を与えようとする
親の姿だったようです。
昨今、「競争」だとか、「勝ち組」であるとか
言われていますが、競争原理で言えば
そのヒナは、本来厳しい野生の鳥たちの社会では
生存できない「ヒナ」であったのかもしれません。
そのヒナが、ここ数日見かけなくなったということは
無事巣立っていったのでしょうか??
一人で、餌をとり、無事やってていけるでしょうか??
「生存競争」という言葉がありますが、
本来であれば、その「生存競争」に生き残れなかったかもしれない
ヒナ、懸命に生きようとして、巣立っていったのでしょう。
そして、最後まで大雨のさなか、羽を雨でびしょぬれにし、
自分の子供の「ヒナ」に一生懸命、餌を与え
無事何とか、巣立たせた親ツバメ。
「親なのだから」といえばそれまでですが、
厳しい自然の社会の中でも
「弱いものを助ける」という「原理原則」があり、
無事巣立っていった弱いヒナと立派な「親ツバメ」に拍手です。
「競争」は、「蹴落とす」とか「勝ち残る」ではありません。
「競争」に参加したもの全員が、立派に一生懸命やった
一部の結果に過ぎないのです。
小学校や中学校の徒競走では、みんな一生懸命に
走り、1等2等はあくまで、その結果であり
全員が懸命に走ったことに意義があります。
我々人間も、何か不自由な方がいたら、
「ちょっと手を差し出し、助ける。」
助け合う気持ちが大切だと思います。
先に勝った「余裕があるもの」は、
そんな「余裕」こそ見せて欲しいと思います。
それこそが、「勝ち組」でしょう。
先週の大雨の中、餌を取れないヒナに餌を探して飛び回り
ちょっと羽を休める親ツバメ。

最後まで残っていた雛も巣立ち
今年の役割を終えたツバメの巣。

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Posted by ドジヒコ at 05:06│Comments(0)
│ふとした光景