2014年02月17日
大根で思う。・・・・ここ数日の大雪から。
昨年映画「おしん」が上映されました。
予想以上のヒットはしなかったようですが
「おしん」と言えば、「大根飯」が思い浮かびます。
「大根飯」は、ご飯のかさを増やすために
米の中に大根を混ぜて炊いたようですが
果たしてどんな味だったのでしょうか??
大根は、貯蔵が利きますし
干せば更に貯蔵期間が長くなります。
詳細は調べませんと分かりかねますが
大根の収獲できる晩秋から春先に掛け
大根飯は食べられたのではないでしょうか。
僕が生まれた頃には
既に日本は米余りの状態。
「混ぜご飯」は食べたことがありますが
「大根飯」はありません。
我が家で「大根」で思い浮かぶのは
大根の煮物です。
大根の煮物と言うと
普通2センチくらいに厚く輪切りにして
鶏肉やイカと一緒に煮込んだものが思い浮かびます。
または、ゆず味噌など添えたりして・・・・・。
我が家の場合は、
5ミリくらいの薄い厚さで輪切りにして、
上品に面取りなどしません。
輪切りにした大根を
煮干や昆布と一緒に先ず煮込みます。
大根は、なかなか煮えませんので
1時間ほどダシで煮込み
その後に、がんもどきや厚揚げ、コンニャクの類を入れて
更に煮込みます。
ダシ醤油で味付けをし
コクを出すために、
「味噌」を入れて出来上がりです。
器にたっぷりと盛り
けんちん汁のように頂きます。
言い方を変えれば「もつ煮込み」の
「モツ」を取り除いた物に近いでしょうか。
田舎の庶民の味です。
先ほども述べましたが
冬場、雪の中で
野菜が不足している時
貯蔵が利く大根は重宝します。
子供の頃からこの「大根の煮物」は
冬のおかずの代名詞としてよく頂きました。
子供の頃は、亡くなった祖母が台所を担当し
大正生まれの祖母は、
洋食のレパートリーなぞ少なく
しょっちゅうこの大根の煮物を作ってくれました。
怖いもので、散々食べて
もう食べ飽きたというほど
食べたのですが、舌が味を覚えてしまったのか
しばらくすると、又いただきたくなります。
この数日の大雪で
車でスーパーに買い物に行くのも大変となり
久しぶりに、あり合せの物で
大根の煮物を作りました。
大根飯に、大根の煮物・・・・。
そして今回の大雪・・・・。
おしんの場面では米が不足しての「代用食」の
イメージが余りにも大きいのですが
「大根飯」も我が家の大根の煮物のように
雪に閉ざされた田舎ならではの
レパートリーとしての
知恵でもあったのではないかと推察します。
そして、それぞれの家庭ならではの
「大根飯」の味があるのだと思います。
故郷を離れて冬になると
母や祖母が作ってくれた
大根飯の味が思い出されるかもしれませんね。
調度僕が、都内に長くいた頃、
冬場「大根の煮物」を思い出したように。
おしんの時代、「大根飯」は一時辛かったでしょうが
きっと大根飯が貧しさの代名詞などと思わずに
ふるさとの母や祖母の味として
懐かしく美味しく、おしんの舌に
染み込んだと思います。
我が家の大根の煮物

長芋を摺って
たっぷりと日本酒を入れた「とろろ」と一緒に。

先ずは、大根を薄く切って煮込みます。

真ん中の白いものは「お豆腐」
豆腐を入れると又一味違います。

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予想以上のヒットはしなかったようですが
「おしん」と言えば、「大根飯」が思い浮かびます。
「大根飯」は、ご飯のかさを増やすために
米の中に大根を混ぜて炊いたようですが
果たしてどんな味だったのでしょうか??
大根は、貯蔵が利きますし
干せば更に貯蔵期間が長くなります。
詳細は調べませんと分かりかねますが
大根の収獲できる晩秋から春先に掛け
大根飯は食べられたのではないでしょうか。
僕が生まれた頃には
既に日本は米余りの状態。
「混ぜご飯」は食べたことがありますが
「大根飯」はありません。
我が家で「大根」で思い浮かぶのは
大根の煮物です。
大根の煮物と言うと
普通2センチくらいに厚く輪切りにして
鶏肉やイカと一緒に煮込んだものが思い浮かびます。
または、ゆず味噌など添えたりして・・・・・。
我が家の場合は、
5ミリくらいの薄い厚さで輪切りにして、
上品に面取りなどしません。
輪切りにした大根を
煮干や昆布と一緒に先ず煮込みます。
大根は、なかなか煮えませんので
1時間ほどダシで煮込み
その後に、がんもどきや厚揚げ、コンニャクの類を入れて
更に煮込みます。
ダシ醤油で味付けをし
コクを出すために、
「味噌」を入れて出来上がりです。
器にたっぷりと盛り
けんちん汁のように頂きます。
言い方を変えれば「もつ煮込み」の
「モツ」を取り除いた物に近いでしょうか。
田舎の庶民の味です。
先ほども述べましたが
冬場、雪の中で
野菜が不足している時
貯蔵が利く大根は重宝します。
子供の頃からこの「大根の煮物」は
冬のおかずの代名詞としてよく頂きました。
子供の頃は、亡くなった祖母が台所を担当し
大正生まれの祖母は、
洋食のレパートリーなぞ少なく
しょっちゅうこの大根の煮物を作ってくれました。
怖いもので、散々食べて
もう食べ飽きたというほど
食べたのですが、舌が味を覚えてしまったのか
しばらくすると、又いただきたくなります。
この数日の大雪で
車でスーパーに買い物に行くのも大変となり
久しぶりに、あり合せの物で
大根の煮物を作りました。
大根飯に、大根の煮物・・・・。
そして今回の大雪・・・・。
おしんの場面では米が不足しての「代用食」の
イメージが余りにも大きいのですが
「大根飯」も我が家の大根の煮物のように
雪に閉ざされた田舎ならではの
レパートリーとしての
知恵でもあったのではないかと推察します。
そして、それぞれの家庭ならではの
「大根飯」の味があるのだと思います。
故郷を離れて冬になると
母や祖母が作ってくれた
大根飯の味が思い出されるかもしれませんね。
調度僕が、都内に長くいた頃、
冬場「大根の煮物」を思い出したように。
おしんの時代、「大根飯」は一時辛かったでしょうが
きっと大根飯が貧しさの代名詞などと思わずに
ふるさとの母や祖母の味として
懐かしく美味しく、おしんの舌に
染み込んだと思います。
我が家の大根の煮物
長芋を摺って
たっぷりと日本酒を入れた「とろろ」と一緒に。
先ずは、大根を薄く切って煮込みます。
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冬の到来・・・・漬物の季節
晩秋から初冬へ・・・・・信州北信濃の一コマ
栗の花がクサイだなんて・・・・・・・それは「印象操作」ですよ!」
タガが緩んで甘くなるの???…渋柿
甘いごちそう???…アケビ
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Posted by ドジヒコ at 05:16│Comments(0)
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