2013年11月03日
胡桃の樹はどこへ行った????
最近とみに見かけなくなったものに「くるみの樹」がある。
子供の頃には、各家の庭の片隅や道端に
よく植わっていたものである。
「遠い昔??」の記憶なので、あやふやなのであるが
確か、クワガタを捕まえるには絶好の採集箇所であったため
随分と、胡桃の樹にはお世話になったものだ。
もちろん、セミを獲るにも絶好の場所であったため
夏場の暑い時期には、
油蝉・ミンミンゼミとよく捕らえたものだ。
しかしながら、この胡桃の樹
毛虫には、いたって弱かった。
よく胡桃の樹の上部や端の葉っぱが毛虫に食べつくされて
禿げ上がっていた記憶もある。
その毛虫は、
今でも厄介な「アメリカシロヒトリ」と
「シラガ大王??」である。
「アメリカシロヒトリ」は、言うまでも無いが
「シラガ大王」??は、正式な名前ではないであろうし
はっきりとした名前もわからない。
ただ、この「シラガ大王」、
自身の身を守るため
我々子供たちが近づき、触ろうとすると
毒のついた「毛針」を放つといわれていた。
その「毒のついた毛針」が刺さると
猛烈に痛いので、むやみやたらに
触ったり、いじめないように「近づくな」と言われていた。
実際、毒のついた毛ばりに刺されたことも無かったし
友達でも、そんな負傷者もいなかったので
真実のほどは不明である。
とにかく周りからそう言った「刷り込み」が
散々なされたため子供たちに「恐怖心」を抱かせる毛虫であった。
そんなことから「シラガ大王」という「大王」の
名前を頂戴して、恐れられ、畏敬?されていたのだろう。
夏場に散々セミやクワガタ獲りにお世話になったり
「シラガ大王」の住処として、
子供たちに畏敬?されていた胡桃の樹であるが
本来の目的のちょうど今時分の、
胡桃が木の上から落ちてきた頃に
「くるみ」を拾った記憶があまり無い。
いまでこそ、
よく食べる胡桃であるが
子供の頃は、たくさん食べると「鼻血」が出るから
控えるように祖母から言われていたし
第一、食べても、甘いものが散々食べたい年頃であったから
美味しかったという記憶が無い。
従って、胡桃の「実」は大人のものであって
子供は、胡桃の実より
クワガタやセミが獲れて、恐怖の「シラガ大王」がいる
胡桃の「樹」に興味があったのである。
さて、大人になってみて
胡桃の実は、子女子(こおなご)などを食べる際には
欠くことのできないものとなったが
今度は、子供の頃に散々お世話になった
胡桃の樹をすっかり見かけなくなってしまった。
胡桃の実も欲しいのであるが
「シラガ大王」の正式名もわからぬまま
胡桃の樹が身の回りから無くなり
実に寂しいものである。
胡桃の樹は消えていってしまったが
「シラガ大王」だけは
どうも「大王」の名前を頂戴したまま
僕の記憶の片隅に残りそうなのである。
樹から落ちてきて
周りの皮がむけたくるみ

胡桃の実を包んでいた
周囲の皮が腐り
胡桃が簡単に獲れる頃となった。

りんご畑のそばにある大きな胡桃の樹
いかにも大王がいそうな大きな胡桃の樹であるが
今年、「大王」を見かけることは無かった。

夕陽のせいか、それとも紅葉か
「高井富士」こと高社山が赤く色づく頃となった。

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子供の頃には、各家の庭の片隅や道端に
よく植わっていたものである。
「遠い昔??」の記憶なので、あやふやなのであるが
確か、クワガタを捕まえるには絶好の採集箇所であったため
随分と、胡桃の樹にはお世話になったものだ。
もちろん、セミを獲るにも絶好の場所であったため
夏場の暑い時期には、
油蝉・ミンミンゼミとよく捕らえたものだ。
しかしながら、この胡桃の樹
毛虫には、いたって弱かった。
よく胡桃の樹の上部や端の葉っぱが毛虫に食べつくされて
禿げ上がっていた記憶もある。
その毛虫は、
今でも厄介な「アメリカシロヒトリ」と
「シラガ大王??」である。
「アメリカシロヒトリ」は、言うまでも無いが
「シラガ大王」??は、正式な名前ではないであろうし
はっきりとした名前もわからない。
ただ、この「シラガ大王」、
自身の身を守るため
我々子供たちが近づき、触ろうとすると
毒のついた「毛針」を放つといわれていた。
その「毒のついた毛針」が刺さると
猛烈に痛いので、むやみやたらに
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「くるみ」を拾った記憶があまり無い。
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よく食べる胡桃であるが
子供の頃は、たくさん食べると「鼻血」が出るから
控えるように祖母から言われていたし
第一、食べても、甘いものが散々食べたい年頃であったから
美味しかったという記憶が無い。
従って、胡桃の「実」は大人のものであって
子供は、胡桃の実より
クワガタやセミが獲れて、恐怖の「シラガ大王」がいる
胡桃の「樹」に興味があったのである。
さて、大人になってみて
胡桃の実は、子女子(こおなご)などを食べる際には
欠くことのできないものとなったが
今度は、子供の頃に散々お世話になった
胡桃の樹をすっかり見かけなくなってしまった。
胡桃の実も欲しいのであるが
「シラガ大王」の正式名もわからぬまま
胡桃の樹が身の回りから無くなり
実に寂しいものである。
胡桃の樹は消えていってしまったが
「シラガ大王」だけは
どうも「大王」の名前を頂戴したまま
僕の記憶の片隅に残りそうなのである。
樹から落ちてきて
周りの皮がむけたくるみ
胡桃の実を包んでいた
周囲の皮が腐り
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Posted by ドジヒコ at 05:31│Comments(0)
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