2008年05月15日
名勝つつじ山を歩く
豊野町の名勝「つつじ山」に出かけました。
「つつじ山」は、豊野町川谷地区にあり、ツツジが山肌を這うように群生している名勝です。
国道18号線を信濃町方面に北上して行くと、左手に今であれば
つつじの花で「朱色」に染まった山肌を見つけることが出来ます。
川谷地区の氏神として鎮座している「冨士社」という神社があり、
その裏手にツツジが咲き誇っています。
明治時代辺りから整備が進み、5月半ばの「冨士社」の祭礼日には、
つつじも花が見ごろのことから、「つつじ山祭り」が開かれ、
近隣からも大勢の花見客が、訪れたようです。
今年の「つつじ山祭り」は、5月10日に開催され、忙しがって行けませんでしたが
地元の主婦たちが「おやきの屋台」を出したり、好評だったようです。
つつじ山はそんな高い山では無いため、15分くらいで頂上まで登れます。その頂上への途上に、数々の石碑類が建っていて、多数の見物客が訪れたことを物語っています。
遠くは上杉謙信 田山花袋も訪れたようですし、松本出身の大陸浪人でかの川島芳子の育ての親 川島浪速の句碑、
はたまた、須坂の製糸匿名組合「山丸組」の石碑もあります。
山丸組は、須坂の製糸組合の一つで、いわば企業カルテルといってもいいのではないでしょうか、
須坂の町を岡谷に並ぶ製糸の町に押し上げた中核の一つです。
製糸王国信州の一翼を担った組織のひとつであり、
女工さんたちの朝から晩までの労働も製糸王国信州の担い手です。
製糸の町須坂のことは、また次回に譲るとして、
朝早くから夜遅くまで働いた女工さんたちが、日頃の疲れを癒せたでしょうか、遠足に訪れたりしたようですし、
つつじ山を整備するために、寄付までしてくれたそうです。
往時の繁盛こそありませんが、つつじ山は人気だったのでしょう。
僕が行った昨日は、既に「ツツジも終わり」であったにもかかわらず
思った以上の人出でした。
行政の合併により、こうした地区・地域の小行事に目が届かなくなりがちですが、いつまでも遠い昔から愛され、多くの訪れた見物客を楽しませてくれた小さな山をめぐっての人々の営み・喜びは続いてほしいと思います。
山肌に這うつつじ。明治に整備された際のツツジですから
樹齢100年以上。数々の見物客を和ませてくれます。

頂上には東屋が建ち、15分ほどの山道を登る疲れを癒してくれる。
ちょっとしたお散歩がてらには、最適な場所である。
この裏手には、「丹霞郷」に続く林道があり、新緑の季節、
林道を歩いて、森林浴をしつつ歩くのも楽しい。

山頂から、千曲川方面を望む。
善光寺平の向こうの山々は志賀高原。

山肌を覆うツツジ。一本高い木があるが、アカシデ。
この高木の木の下に川島浪速の句碑がある。
「男装の麗人」川島芳子の句碑も浅野正見寺にあるというから、
親子でこの豊野にゆかりが合ったということである。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
滴る果汁と濃厚な甘さ・・・・信州の銘桃「川中島シリーズ」
安心安全な無農薬の新鮮野菜の美味しさ・・・・お野菜セット
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
「つつじ山」は、豊野町川谷地区にあり、ツツジが山肌を這うように群生している名勝です。
国道18号線を信濃町方面に北上して行くと、左手に今であれば
つつじの花で「朱色」に染まった山肌を見つけることが出来ます。
川谷地区の氏神として鎮座している「冨士社」という神社があり、
その裏手にツツジが咲き誇っています。
明治時代辺りから整備が進み、5月半ばの「冨士社」の祭礼日には、
つつじも花が見ごろのことから、「つつじ山祭り」が開かれ、
近隣からも大勢の花見客が、訪れたようです。
今年の「つつじ山祭り」は、5月10日に開催され、忙しがって行けませんでしたが
地元の主婦たちが「おやきの屋台」を出したり、好評だったようです。
つつじ山はそんな高い山では無いため、15分くらいで頂上まで登れます。その頂上への途上に、数々の石碑類が建っていて、多数の見物客が訪れたことを物語っています。
遠くは上杉謙信 田山花袋も訪れたようですし、松本出身の大陸浪人でかの川島芳子の育ての親 川島浪速の句碑、
はたまた、須坂の製糸匿名組合「山丸組」の石碑もあります。
山丸組は、須坂の製糸組合の一つで、いわば企業カルテルといってもいいのではないでしょうか、
須坂の町を岡谷に並ぶ製糸の町に押し上げた中核の一つです。
製糸王国信州の一翼を担った組織のひとつであり、
女工さんたちの朝から晩までの労働も製糸王国信州の担い手です。
製糸の町須坂のことは、また次回に譲るとして、
朝早くから夜遅くまで働いた女工さんたちが、日頃の疲れを癒せたでしょうか、遠足に訪れたりしたようですし、
つつじ山を整備するために、寄付までしてくれたそうです。
往時の繁盛こそありませんが、つつじ山は人気だったのでしょう。
僕が行った昨日は、既に「ツツジも終わり」であったにもかかわらず
思った以上の人出でした。
行政の合併により、こうした地区・地域の小行事に目が届かなくなりがちですが、いつまでも遠い昔から愛され、多くの訪れた見物客を楽しませてくれた小さな山をめぐっての人々の営み・喜びは続いてほしいと思います。
山肌に這うつつじ。明治に整備された際のツツジですから
樹齢100年以上。数々の見物客を和ませてくれます。

頂上には東屋が建ち、15分ほどの山道を登る疲れを癒してくれる。
ちょっとしたお散歩がてらには、最適な場所である。
この裏手には、「丹霞郷」に続く林道があり、新緑の季節、
林道を歩いて、森林浴をしつつ歩くのも楽しい。

山頂から、千曲川方面を望む。
善光寺平の向こうの山々は志賀高原。

山肌を覆うツツジ。一本高い木があるが、アカシデ。
この高木の木の下に川島浪速の句碑がある。
「男装の麗人」川島芳子の句碑も浅野正見寺にあるというから、
親子でこの豊野にゆかりが合ったということである。

善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
滴る果汁と濃厚な甘さ・・・・信州の銘桃「川中島シリーズ」
安心安全な無農薬の新鮮野菜の美味しさ・・・・お野菜セット
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Posted by ドジヒコ at 06:09│Comments(1)
│北信の名跡
この記事へのコメント
うちが三水なので、小学校の遠足で行きましたよ!
懐かしい・・・・
あの頃はふもとから頂上までダッシュで登ったもの(笑)
また行ってみようかなぁ・・・
懐かしい・・・・
あの頃はふもとから頂上までダッシュで登ったもの(笑)
また行ってみようかなぁ・・・
Posted by ゆたか
at 2008年05月15日 12:47
