QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
オーナーへメッセージ
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
新規投稿

新規投稿するにはログインする必要があります。会員IDをお持ちでない方はIDを取得された後に投稿できるようになります。

2008年01月28日

微笑ましい土人形。

農閑期を利用して、県立博物館に、「信濃の人形-雛人形と郷土人形」展を見にいく。寒さ厳しいが、コンビニに行くと、「恵方まき」はいかがですか?と問われるようになった。「恵方まき・節分」ももうすぐ、寒さが厳しい北信濃にも春がやってくることを感じる。
春といえば、「雛人形」であり、須坂市の展覧会では、800体もの人形を飾った段飾りが展示されているそうである。また同須坂市内の田中本家の雛人形の展示も待ち遠しい。
でも、まあ「雛人形」といっても、段飾りが流行りだしたのは、大正期、デパートがその仕掛け人のようである。生糸輸出に代表される好況日本では、県立歴史館の田中平八の雛人形のような、余りにも高級な段飾り雛人形も当時から、流行こそしたものの、庶民の間では、所詮高嶺の花であったようだ。

私の母・叔母の女の子が二人誕生した、戦時戦後の我が家では、とてもではないが、段飾りの雛人形は購入できなかったようである。お雛様・内裏様と、裃人形等3人官女程度。それも、毎年少しずつ買い足していったものらしい。
祖父の妹夫婦が満州から引き揚げてきたり、戦後の混乱の中では、食べていくのが精一杯で、とてもそんな段飾り雛人形を購入する余裕は無かった。

庶民の間では、県立歴館でも展示しているが、中野市に近い、このあたりでは、「土雛・土人形」がもてはやされたようである。
中野市発祥のこの土雛は、安価で段飾りなどとてもではないが購入できなかった庶民にもてはやされた。まあ、単に「雛人形」としてもてはやされただけではなく、庶民の家庭での「置物・床の間の飾り物」の役割を担っていたようだ。

偶然だが、我が家にも中野の土人形があった。
恵比寿様と大黒様の土人形で、「奈良久雄」作。とあるから奈良家のものである。
そのほほえましい笑顔の人形に思わず「ホッ」としてしまう。
段飾りの立派な雛人形でなくとも、「土雛」といった素朴な土人形を愛でることにより、桃の節句を楽しみ、季節を感じ取った庶民の生活の仕方に敬服する次第である。

微笑ましい我が家の土人形。
インド・中国・日本の神仏混合の象徴の七福神信仰
を探ってみるのも面白い。
飯山市には、七福神巡りもある。
またご案内したいと思います。
微笑ましい土人形。


恵比寿様。
微笑ましい土人形。


大黒様
微笑ましい土人形。




善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 

「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト


Posted by ドジヒコ at 10:06│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。