2008年01月15日
アラレと干し柿
この時期になると、「ボタ雪」というより、厳しい風が吹き、サラサラした「雪」が吹雪くという感じになります。気温は非常に低いのですが、「乾燥」しているのがこの時季の特徴です。
こんな時季にふさわしいのが、お正月に飾った「お飾り」餅と「干し柿」です。
お正月に使った神棚に供える餅は、「お飾り」とこの辺りでは呼び、松が明けてから、徐々に、加工に入ります。加工といっても、ひびの入った「お飾り」を更に細かく砕くか、細かく乾燥するのを待ち、一口大にし、それを、油で揚げ、そのあと「砂糖醤油」でまぶし、「アラレ」にします。
子供の頃は、これが絶好のおやつでした。
祖母が中心となり、この「お飾り」を使った「アラレ」を作るのですが、砂糖醤油が万遍に、行き渡らず、どっぷりと「砂糖醤油」に浸かっている箇所もあれば、ほんの少ししかかかっていないところもあり、それが素人にいいところでもあるのですが、甘いものが食べたい子供には、味がしない箇所は、決して食べなかったような気がします。
毎日50円のお小遣いをもらっており、その50円もあれば駄菓子屋にいって、好きなお菓子が結構な量で買えた時代ですが、なかなか「物を買う」と言うことを許してもらえずに、自分のに家にあるものをなるべく代用するように祖母からきつく言われ、なかなか子供の僕にとってはそれが「不満」でした。
さておやつの代用の「アラレ」は、結構子供の僕に重宝され、何とか、お菓子を買わずにすんだのですが、「干し柿」はだめでした。どうしても、「干し柿」が好きになれずに、おやつに干し柿を食べるように言われても、食べなかった記憶があります。
結局、「干し柿」は食べず嫌いで今日まで来てしまいました。
今は、一歩外に出ると、季節を問わないお菓子がたくさん出回り、甘いものが大好きな僕にとっては、非常にありがたい限りです。
季節の風物詩というより、「珍しい」とまで言われるようになってしまったこの自家製の「干し柿」と「アラレ」。ご家庭でこしらえる方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
再度自家製の「干し柿」と「アラレ」を今年は噛みしめたいと思います。<自家製の干し柿とお飾り。
干し柿は、市田柿のように「奇麗に」粉がふいていません。
これも「自家製」のいいところ?



善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨
「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト
こんな時季にふさわしいのが、お正月に飾った「お飾り」餅と「干し柿」です。
お正月に使った神棚に供える餅は、「お飾り」とこの辺りでは呼び、松が明けてから、徐々に、加工に入ります。加工といっても、ひびの入った「お飾り」を更に細かく砕くか、細かく乾燥するのを待ち、一口大にし、それを、油で揚げ、そのあと「砂糖醤油」でまぶし、「アラレ」にします。
子供の頃は、これが絶好のおやつでした。
祖母が中心となり、この「お飾り」を使った「アラレ」を作るのですが、砂糖醤油が万遍に、行き渡らず、どっぷりと「砂糖醤油」に浸かっている箇所もあれば、ほんの少ししかかかっていないところもあり、それが素人にいいところでもあるのですが、甘いものが食べたい子供には、味がしない箇所は、決して食べなかったような気がします。
毎日50円のお小遣いをもらっており、その50円もあれば駄菓子屋にいって、好きなお菓子が結構な量で買えた時代ですが、なかなか「物を買う」と言うことを許してもらえずに、自分のに家にあるものをなるべく代用するように祖母からきつく言われ、なかなか子供の僕にとってはそれが「不満」でした。
さておやつの代用の「アラレ」は、結構子供の僕に重宝され、何とか、お菓子を買わずにすんだのですが、「干し柿」はだめでした。どうしても、「干し柿」が好きになれずに、おやつに干し柿を食べるように言われても、食べなかった記憶があります。
結局、「干し柿」は食べず嫌いで今日まで来てしまいました。
今は、一歩外に出ると、季節を問わないお菓子がたくさん出回り、甘いものが大好きな僕にとっては、非常にありがたい限りです。
季節の風物詩というより、「珍しい」とまで言われるようになってしまったこの自家製の「干し柿」と「アラレ」。ご家庭でこしらえる方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?
再度自家製の「干し柿」と「アラレ」を今年は噛みしめたいと思います。<自家製の干し柿とお飾り。
干し柿は、市田柿のように「奇麗に」粉がふいていません。
これも「自家製」のいいところ?



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Posted by ドジヒコ at 09:43│Comments(0)