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プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
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2008年01月14日

ドンド焼き

豊野町の浅野地区の小正月といえば、「ドンド焼き」である。豊野地区では成人式は、お盆に行なう。長野市に合併しても変わりないようで、夏の帰省シーズに併せての成人式である。成人式のことは、次回に譲るとして、今日は、「ドンド焼き」。

ドンド焼きは、「三九郎」とか「ドウロクジン」とも呼ばれている。
ここ豊野町の東部地区では、専ら「ドンド焼き」。
三九郎は、信州の真ん中の安曇野あたり出の呼び名のようです。「ドウロクジン」は、「道祖神」が変化したもののようですが、豊野地区では、最北の「川谷地区」に道祖神が1つあるようですが、余り見かけません。道祖神は、そもそも村の境にあり、他村からの疫病神等の「災難・侵入者」を防ぐという意味から祭られたものですから、もう少し豊野の村にもあってよさそうだと思うのですが、見かけません。従って、「道祖神」を余り見かけない豊野町東部では、「ドンド焼き」と呼ぶ場合が多いようです。


さて、「ドンド焼き」ですが、「ジジ」と「ババ」という藁を主体にした「円柱状」のご神体を2つ作ります。そこに昨シーズンのダルマさんだとか、お札等をくくりつけ飾ります。「ジジ」と「ババ」のご神体は縄で結び、その縄には、ダルマさんをくくり付けます。
ドンド焼きのそもそもは、災難や疫病神が村に入ってこないようにという願いから行なわれる年中行事ですが、あくまで主体は、「子供」になるので、子供の頃から私は、
「ドンド焼き」で焼いた餅を食べると、風邪をひかないtか、お正月に書いた、書初めを燃やし、その燃えがらが高く上がったら字が上手になるという具合に、あくまで子供にとっての意義が強調され、「火」を扱うものの「子供の行事」でした。

かつては、この2つの「ジジ」・「ババ」のご神体も子供達が作っていたようですが、僕らの頃は、既に大人たちが前日の日にこの2つのご神体を作ってくれていました。

ドンド焼き自体を行なう場所がかなり減ってきました。路面がアスファルトの場所では、アスファルトが溶けてしまうので、どうしても路面が土で且つ、火を燃やしても安心な広さでなければいけません。

組の子供の班長が主体となり、子供中心の行事から、行事を維持しようとしなければならないため、「大人」がかなり入り込んだ行事になりつつあります。場所の面でも運営する面でも、地域における伝統行事の維持継承が難しくなるつつあります。
小さな伝統行事をいつまでも続けたいものです。

鳥居川の土手に作られた今年のドンド焼きのご神体。
ドンド焼き

6時半に点火。
ドンド焼き




善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 

「完熟」&「完熟」の 「完熟サンふじ」
信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト


Posted by ドジヒコ at 10:01│Comments(0)
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