QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
プロフィール
ドジヒコ
ドジヒコ
とよの町で桃・梨・リンゴといった「善光寺平のくだものたち」を作っています。
いわゆる「アラフォー」の世代となりました。
都内での百貨店でのアパレル勤めから、20年ぶりの故郷長野で日々悪戦苦闘しています。
桃・梨・りんごと善光寺平のくだものを中心に、自然にやさしい農業のことを中心に見習い修行中の感じた出来事を随時アップしています。
目下の悩みは、ちょっと食べすぎかなあ・・・・。
お酒も美味いから、ドンドン飲んでしまうし・・・・・・。
空気・お水・食べ物、信州のものは美味しいです。
オーナーへメッセージ
< 2012年06>
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
新規投稿

新規投稿するにはログインする必要があります。会員IDをお持ちでない方はIDを取得された後に投稿できるようになります。

2012年06月30日

栗の花アレコレ・・・・パート2

梅雨真っ只中、
とは言えなかなか雨が無い今年の梅雨です。
しかし、毎年後半の梅雨が非常に雨が多い。

そんな梅雨の雨に似合うのが「アジサイ」ですが
梅雨前半、雨が少ないので
アジサイもイマイチパッとしません。

6月の青空に映えて北信濃と言えば
やはり「栗の花」でしょうか。

先日栗の花のことはブログで書きましたが
改めて見ると、無数の雄花の中に
ほんのわずかの雌花。

実に女性優位な世界です。
晴天と適度な風が吹く今年
栗が豊作な予感です。



無数の花の「花穂」が垂れる栗の樹









調度中央、小さな「イガ」のようにも見えるのが
栗の雌花



「穂」のように垂れ下がるのが雄花。
風が雄花から雌花に花粉を飛ばせてくれます。




その花粉がたくさん舞っているせいでしょうか。
栗の樹の周辺は、ただいま
栗の花独特のにおいに包まれています。



梅雨前半、雨も少なく
栗の授粉にはもってこい?の今年、
栗の豊作が予感されます。




















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に




長野県オリジナルの桃 ・・・・・・・・・「なつっこ」ご予約承り中!!
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング




















  


Posted by ドジヒコ at 04:44Comments(0)

2012年06月29日

重さに耐えかねて・・・・・リンゴの樹折れる。

りんご「ふじ」の老木が
大きくなりつつあるりんごの実の重さに耐えかね
遂に、「ポキリ」と折れてしまいました。

かなりの老体であったようで
折れた箇所は、かなり腐食が進んでいました。

先日、南信の旧清内路村の
国の天然記念物の「ミズナラ」の樹が
過日の台風騒動の強風で
太枝が折れ、無残な姿になったと
テレビ報道でありました。

中日新聞より「おおまき折れる」引用http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120626/CK2012062602000023.html

我が家のリンゴは、天然記念物でもなく
何十本とあるリンゴの樹のうちの1本ですが
かわいそうなことをしてしまいました。

この時期、リンゴは実をどんどん日毎に大きくさせ
重くなっていきます。

何百と言うりんごの実をつけているわけですから
その重さもかなりのものなはずです。

5つほど実を付けている1つの果そうのかたまりから
選別し1つだけ残す「摘果作業」を早く行なっていれば
もう少し身軽になっていたでしょうが、
仕事が遅れてしまったことも
今回の原因でしょう。

昨年は、「王林」のリンゴの樹でも
今回のようなことが発生
十分に注意をして作業を進めたいと思います。







リンゴの太枝が「ポキリ」



2本の主枝のうちの1本でした。
かなり腐食も進んでいたようです。







りんごの実がドンドン大きくなるつつありますから
「支柱」をして重さを支えてあげなければなりません。













善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に




長野県オリジナルの桃 ・・・・・・・・・「なつっこ」ご予約承り中!!
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング




















  


Posted by ドジヒコ at 04:44Comments(0)リンゴ関係

2012年06月28日

何事も「適度」が肝要

ここ数日、夜中になると
無性に体中が痒くなることがありました。

何だろう??病気??アレルギー??
いくつか原因を思い浮かべたのですが
なかなか見当たりません。

何か薬飲んだっけ?
防除の農薬に触れた??
いずれも思い当たりません。

過去、薬でアレルギーが出たり
農薬散布でかぶれた事もありません。
自慢ではないのですが
結構、この体丈夫にできていると思います。

勤めていた頃、
お正月のおせち料理を正月3日に頂きました。
友人数人と頂いたのですが
暖かい部屋の中にずっと置いておいたせいでしょうか
そのおせち料理、傷んでいました。

友人たちは食べた後、
それはそれは大変な事態に陥りました。
僕はと言うと、1回戻して、後はケロッとしていました。

傷んでいるものを食べた場合でも
戻して終わりなんてことありませんか?
お前の体はデリケートに出来ていないと
散々からかわれましたけど。

さて、痒みの原因ですが
どうもここ連日山盛りに頂いている「玉ねぎスライス」が
原因ではないかと思い、
1日2個、生の玉ねぎをスライスして
水にさらしたものをサラダとして食べることを
止めてみました。

数日後、
夜中の痒みはピタッと収まりました。

玉ねぎの生食の「副作用」か
それとも玉ねぎの生食の「食べすぎ」か・・・・。

「サラサラ血液」効果を期待して
収獲したばかりの新たまねぎを
1日2個も食べていたのですが、
それがまずかったようです。
「食べすぎ」が原因ですね。

何事も、「適度」が肝心です。
たくさん食べると、より効果があるとは限りません。
それと、「過信」は良くありません。
「自分に限って、そんなことは無い」と
思ってしまうことです。

いつまでも「若い」と思っていては、いけませんね。
適度に、程々にいきましょう。

そう考えると
やはり大好きなお酒も
適度に程々にがいいのかもしれませんね。





血液のサラサラ効果を期待してのサラダ用玉ねぎ






善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に




長野県オリジナルの桃 ・・・・・・・・・「なつっこ」ご予約承り中!!
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング




















  


Posted by ドジヒコ at 04:37Comments(0)北信の名跡

2012年06月26日

桃の予約受付開始いたしました。・・・坂爪農園の桃

坂爪農園のホームページ「信州ギフト」にて
桃の予約の受付を始めました。

善光寺平の桃紀行。
8月上旬から9月上旬まで
善光寺平の肥沃の地を活かし
長野県ならではの桃を中心にご紹介しています。

トップバッターは、
8月上旬の信州オリジナル「たまき」。
正式な名前は、「ピンキッシュ・タマキ・ジェー」という
かっこいい名前の桃です。

小振りな桃ですが、
善光寺平の桃の始まりを伝える桃です。

続いて、「あかつき」
もうご存知の方もおられると思いますが
全国的にも栽培が多い桃です。

都内に居た頃もスーパーでよく見かけましたので
お馴染みの方も多いのではないでしょうか。

続いて、長野県オリジナル「川中島白鳳」
調度、月遅れのお盆前後に収獲が可能となりますので
お中元にも最適な桃です。

硬めの桃で歯ざわりが良いため
日持ちがしますので、お盆のお供えにも最適です。
硬い桃がお好きな方には、
ぜひお勧めいたします。

同じ頃に、収獲できるのが
これまた長野県オリジナルの「なつっこ」。

甘くて、最近大人気の桃です。
僕も、個人的には一番オススメしたい桃です。

最後に収獲できますのが
お盆明けから9月上旬頃までに収獲可能な「川中島白桃」

信州の晩夏の銘桃です。
大振りな桃で、甘く、
この「川中島白桃」を食べないと
夏が来た気がしないとも言われるほどです。

それぞれの桃
美味しい頃を見計らって、朝どりし
その日のうちに発送、
九州・沖縄・北海道以外であれば
翌日にはお届けいたします。

収獲順に、シリーズでお楽しみいただける
桃の頒布会もご好評を頂いております。

この夏も、信州北信濃 坂爪農園の桃のシリーズ
お土産に、お中元に、自家用に
どうぞご贔屓くださいませ。




8月後半月の桃「川中島白桃」






全国各地への発送を承ります。




こちらは、「川中島白鳳」

桃は一見するとどれも同じように見えますが
硬めで歯ざわりが抜群であったり、
柔らかめでシットリしていたりと
品種によっても様々です。


色々な信州の桃をお楽しみください。











善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 13:40Comments(0)信州 善光寺平の桃

2012年06月26日

夏野菜の収穫本格的に・・・・

丸ナスの収穫が可能になったと書きましたが
続いてきゅうりの収穫が可能となりました。

春に定植した夏野菜たちが
ドンドン収穫可能となり
食卓も賑やかになります。

きゅうりには「トゲ」があります。
「トゲ」と言っても
バラのように硬く突き刺さると
痛いトゲではありませんが。
獲れたて・新鮮な証拠です。

この後トマト、ズッキーニ、ニガウリ、ピーマン・・・・
挙げたらキリがありませんが
夏野菜たちが獲れ始めます。

今年の梅雨は今のところ
シトシト長雨タイプではないので
毎日陽の光を浴び、適度なお湿りで
夏野菜たちも大きく成長しているような気がいたします。

こう言った地物野菜は
農産物直売所で手軽に安価で手に入ります。

我が家は、野菜の出荷こそしていませんが
桃やスモモを出荷している
国道18号線アップルラインの「アグリ長沼直売所」
母校長野高校裏の「うえまつ農産物直売所」
安茂里駅そば「あもり農産物直売所」
などでは、溢れんばかりに
夏野菜が安価で販売されています。

夏の季節は、
お買い物は、スーパーと直売所
この2箇所に寄ることをオススメします。



緑が濃いきゅうり




ちょっとズームが余り良くなかったですが
「トゲ」、確認できますか??





勿論、野菜やくだものは
工業製品ではありませんから
曲がったものなど少々難ありなものも
たくさん収穫できます。

















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 04:26Comments(0)北信濃ならでは

2012年06月24日

リンゴの摘果作業進む

リンゴの摘果作業を行なっています。

5月上旬に咲いたリンゴの花、
一つのまとまりに4つから5つ位咲きますが
それがそのまま、
過日お話しした「マメコバチ」の活躍で
授粉が成功、シッカリと実が付きました。

今度は、そのリンゴの小さな果実を
真ん中の「中心果」とよばれる果実だけ残し
他は落としていきます。

それが摘果作業です。
この摘果作業、先ず今書きましたように
真ん中の中心果のみ落とす「あら摘果」を経て
次のステップで、残した果実のうち
更に選別して大きくて、形が良いものを残していきます。

この「仕上げ摘果」を経て
もう一度残すかどうか見直す「見直し摘果」など
何度もこうした摘果作業を経て
りんごの実になっていきます。

手間がかかる作業ですので
先日のような台風には、
非常に敏感になってしまいます。

台風・旱魃・異常高温など自然災害が無く、
美味しいりんごができることを願って
今日もリンゴの摘果作業を続けようと思います。





大きいものはピンポン玉くらいにまで成長したリンゴの果実












基本的に真ん中の果実が大きくて
ツルに出るサビ等の被害が無いため
中心の果実を残し後は、落果させます。











どの果実も「俺を残してくれ!!」
と叫んでいるようにも
見えますが、一つだけ残し後は落とします。




















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 04:32Comments(0)

2012年06月23日

丸ナスの収穫始まる。

今年初の「なす」が収穫できました。

信州では当たり前の「丸ナス」です。
丸ナス・長ナスと両方ありますが
何と言っても、丸ナスは信州ならではの「おやき」の
具材として使えますから、
栽培も丸ナスのほうがポピュラーです。

まずは、そのまま油で焼く「しん焼き」。
多目の油で、
1セントくらいの厚さに輪切りしたナスを焼きます。

お醤油を垂らしてそのまま頂きます。
何とも言えない「美味しさ」です。

子供の頃は
この「ナス」が全く食べませんでした。
食わず嫌いだったのです。

ナスをこうして、
焼いて美味しくいただけるようになったのは
東京から長野に戻ってきてからです。

東京でも勿論ナスは販売されていましたが
長なすが多く、
マーボ茄子や炒め物に使う程度でした。

ですから、「なす」そのものが
こんな美味しく感じられるようになったのは
ここ数年なのです。

農産物直売所「アグリ長沼」や「うえまつ直売所」などでも
地物のなすが出回る季節です。

ツヤツヤと光沢がある地物の丸ナス、
まずは、そのまま焼いて
「茄子」そのものを美味しく味わいましょう。




収穫が可能となった「丸ナス」







茄子の樹自体はまだ小さめですが
立派な実をつけてくれました。

茶色の箇所は、茄子の花ビラが変色して
そのまま付着しているからです。






お醤油を垂らすだけで、「ご馳走」に変身。




























善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 04:58Comments(0)野菜・農産物関連

2012年06月22日

「麦秋」をご存知ですか???

「麦秋」と聞いてどれだけの方が
ピンと来るであろうか?

「麦秋」・・・・・・・
ネットで検索すると
小津安二郎監督の映画の題名と出る割合が多いが
麦が稔り穂を垂れる初夏、調度6月上旬の初夏あたりが
「麦秋」である。

「初夏」と言えば、青葉が瑞々しく美しく
青一色のイメージが思い浮かぶ。
田んぼでも、最近では田植えが
随分と早くなってきたせいか
植えた苗がかなり生長し、青々としてきている。

そんなイメージとは、全く逆の黄金色・茶色の
「秋・晩秋」のイメージを彷彿させるのが
収穫間近の「麦」なのである。

我が家では、今現在麦は栽培していないが
遠い昔、二毛作の稲の裏作として
「麦」は、周辺地域も含め、散々栽培されたはずである。

母親や叔母もよく祖父に言われ
春に「麦踏み」をするよう言いつけられたと
話している。

その裏作の麦が
僕の子供の頃には、
より収入につながる「玉ねぎ」に移り
最近では、後継者不足や
流通網の発達により
安価な野菜が出回るようになり
二毛作自体が、行なわれなくなってきた。

「二毛作」という言葉も消えつつあるのである。
因みに、僕が中学生の頃
高知県など南国では米の「二期作」が出来ると習ったが
米価も低迷し、tpp問題などで揺れ動いている昨今
そんな「二期作」という言葉も
消えつつあるのかもしれない。

さて、その「麦秋」の黄金色の風景は
千曲市の屋代高校をしばらく進んだ田んぼや
須坂市の八重森・沼目地区周辺で
見かけることが出来る。

何とも、この季節に、「黄金色の田んぼ」とは
眼を見張ってしまうのであるが
「二毛作」が盛んな時代では、
当たり前の風景であったのであろう。

そう考えると
今当たり前の、秋の黄金色の稲刈り風景も
どうなるのか分からない。

何しろパンやうどんなどで
使われる日本の小麦の自給率が
今や14%という数字であるのだから。

なお、この数字は決して
後継者不足や農家の諸事情で
ここまでの数字に至ったのではないと思う。

あくまで、安価な輸入小麦に
国産小麦が価格面で、どう頑張っても
「太刀打ち」出来なかったせいだと思われる。

「麦秋」、そして「二毛作「二期作」と言う言葉が
いつまでも続く田園風景であって欲しいと思っている。














見事なまでの一面の小麦畑  千曲市屋代








高さ80セントくらいであろうか、小麦の穂。




まさに「黄金色」
須坂市八重森地区の小麦畑


















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング


  


Posted by ドジヒコ at 05:35Comments(0)

2012年06月21日

玉ねぎの収穫

玉ねぎの収穫をいたしました。

昨年晩秋に小さな苗を植え付け
長かった冬の季節を雪の下でジッと耐え
春の雪解けとともに
一気に成長しました。

そうたくさんは作っていないのですが
今年は、低温で雪が多かったせいか
非常に玉ねぎの「玉」が小振りです。

収穫した玉ねぎは、玉ねぎハウスに吊るし
乾燥させて、1年間いただきます。

特に、この時期の「新たまねぎ」は
柔らかくて、スライスして水にさらしておくと
「辛さ」も和らぎ、実に美味しくいただけます。

高血圧というわけではありませんが
都内での1人暮らしの頃
散々暴飲暴食で痛め続けてきましたので
新たまねぎの生食による「血液のサラサラ効果」に
期待したいところです。

この後、ジャガイモが収穫できたら
肉じゃがやポテトサラダと
この玉ねぎの主役にはなりませんが
「名わき役」としての存在は
実に頼もしいところです。

夏野菜もかなり大きくなってきました。
食卓がこうした野菜たちで賑わうのももう直ぐです。















今年は、我が家周辺のお宅の玉ねぎはやや小振りな傾向。




こちらはサラダ専用「赤玉ねぎ」




玉ねぎを一つ一つ引っこ抜いて収穫します。



引っこ抜いた玉ねぎは、ビニール紐でまとめ
玉ねぎハウスに吊るし、乾燥させます。


















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 04:03Comments(0)北信濃ならでは

2012年06月19日

栗の花のニオイとは・・・・???

過日書いた芍薬、今盛んなバラにツツジ、
リンゴに、梨、桃・・・・・・
これらに共通するものと言えば
いずれも花が美しく、
実にきれいなことである。

動物のように己で交尾することが出来ず
植物は、虫や風または鳥たちによって
花粉を運んでもらい、
子孫を残すべく「受精」をする。

虫たちが、花の美しさが理解できるほど
目が良いのかどうかは、
僕には分からないが、
赤やピンク、真っ白はたまた紫などと
虫たちの気を引こうと
実にきれいな花を咲かせる。

しかしながら、小布施の街を中心に
今、千曲川の堤防沿いを
車を走らせたりすると
美しさで目を引くより
ニオイで目を引くものがある。

何ともいえない独特のにおい・・・
「栗の花」のニオイだ。

ニオイで気を引くといえば
これまた過日書いた晩秋のキンモクセイがあるが
こちらは、かつて盛んにトイレの消臭剤で
扱われたように、香しいニオイが特徴だ。

それに比べ、「栗の花」にニオイというと
男性の「あのニオイでしょ??な」どと
どうもマイナスイメージが先行してしまい
なかなか「香しいいい香り」とは
言えないのが実情だ。

鳥や虫が美しさに誘われて
花を訪れるように
この「栗の花」のニオイに誘われて
鳥や虫が訪れ、花粉を運び
栗の花の受精が行なわれるとは思えない。

恐らく、風の仕業に寄る「風媒」で
栗の花は雄花の花粉が雌花に運ばれると思うのだが
では、なぜあのようなニオイを出すのであろうか???

同じ、ニオイを放つのであれば
キンモクセイのように
「香しいニオイ」を放てば良かったのに。

ダーウインが言う「進化」のお陰で
現在のいずれの動物・植物が存在するのであるから
この「栗の花」にニオイも
長い年月を経ても淘汰されずに、
進化の結果、「良」として残ったものであろう。

ちょっとマイナスイメージが
先行してしまった「栗の花」。

独特の香りではあるが
毎年、この香りが漂うと
初夏の到来と季節の移り変わりが実感できる。

キンモクセイがトイレの香りのイメージから
無事「脱出」したように
「栗の花」のニオイも、
マイナスイメージから脱出できるの時期が
そろそろ来るのかもしれない。



咲き始めた栗の花


毛虫のような花を咲かせ、ニオイを放つ。






花を愛でると言うより
花のニオイを愛でて欲しくて
残ったのであろう「栗の花」にニオイ。
















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 04:47Comments(1)北信濃ならでは

2012年06月17日

地豆を作るとは・・・・・

豆類は、地上に実る。
ビールのお供の枝豆も
地上に実った豆を早採りし茹でるし
黒豆にせよ小豆にせよしかりだ。

しかし、地豆ことピーナッツは違う。
ジャガイモのように、
根っこの先に付いた殻つきの豆を捥いで
専用の「ほうろう」で炒ってから頂く。

我が家でも、
余りたくさんは作っていた記憶は無いのだが
祖母が片手間の仕事で、
この「地豆」を作っていたのが記憶に残っている。

今では、余りにも簡単に安価で
スーパーで地豆ことピーナッツは購入できる。

国産の本場千葉産のものは
安価な中国産と比較すると結構なお値段となってしまうが
手間ひまを考えると
決して高いお値段ではない。

掘り出した地豆は、
捥いで乾かし、ほうろうで炒り
いくつもの過程を経てようやく口に入る。

自分で手間ひま掛けて栽培するより
スーパーで購入した方が
安価で楽に頂くことが出来るのは
何もこの地豆に限ったことではない。

しかし、妙な意地を張るわけでもないが
今年も「敢えて」地豆を我が家では作った。

スーパーで購入した方が
ほうろうで炒る必要もないし
楽に手に入るのだが。

「食の安全」などと
難しいことは考えたわけではないが
敢えて、自分で栽培することで満足している。

そこには、「味」という視点以外に
自分で手間ひま掛けて作ったという
「自己満足」が存在する。

地豆に限ったことではないが
「自己満足」は、単純にお金や時間と言うものさしで
計ることは出来ない。
そんなものさしで計ることが出来ないものが
まだまだたくさんなあるような気がしてならない。






何だかクローバにも似ている「地豆」ことピーナツ




地中に殻つきの地豆が付着するのは
まだまだ先である。
























善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング

  


Posted by ドジヒコ at 05:14Comments(0)野菜・農産物関連

2012年06月15日

苦手なもの・・・・・ヘビの季節

この歳でしかも農業をやっていて
全く駄目なものがある。
「ヘビ」である。

ヘビが、子供の頃から
全くダメであり、今でも大の苦手である。

今日、桃畑で摘果をしていて
根元に藁を敷こうと藁束を積んである場所に行くと
長いヘビの抜け殻が・・・。
ヘビが、「脱皮」したのである。

もう、ヘビはいないのであろうが
その脱皮した「抜け殻」を見ただけで
近所にまだいるのではないかと
恐怖感に襲われてしまう。

子供の頃に、犬に噛まれて
それ以来犬が苦手になった・・・なんて話を聞く。
では、ヘビに噛まれたかと言うとそんな経験は無い。

ヘビを発見しようものなら
一目散で逃げてしまうのであるから
ヘビが僕を噛む隙など無いのだ。

ではなぜ・・・???
どうも、ヘビ嫌いの祖母に散々
「ヘビは怖いものだ!!」と教え込まれ
それが、いわゆる「刷り込み」のように
なってしまったように思える。

加えて、かつて祖母が健在な頃
鶏を飼っていたのだが、
産んだ卵を取りに行くようにと言われ行ったところ、
ヘビがその体長に似合わない大きな口を開け
鶏の卵を飲み込んでいるシーンに
何度も遭遇してしまった。

自分の実際の頭より大きな鶏の卵を
飲み込んでしまうなんて・・・・・・
恐ろしさに火がつくのである。

更に当時ポッチャン便所に行くときに
祖母がヘビの一種「地もぐり」に、
尻の穴から入られないように注意しろ!!
などと言うのだ。

ポッチャン便所の中に
ヘビの一種の「地もぐり」が潜んでいて
尻を出したら、穴の中から入り込み
内臓を食べてしまうから
十分に注意をして用を足せ!と言うのだ。

それ以来、便所に行っても
「地もぐり」がいないか気になり
尻の穴が心配でしょうがなかった。

まだまだ祖母が僕に「吹き込んだ」
ヘビの恐怖は挙げたらキリが無い。

それ以来である。
ヘビが大の苦手になってしまったのは。

今あるかどうか不明だが
県庁のそばの新諏訪町に
かつて「ヘビ屋」があり、
店内の水槽で山のようにヘビを飼っていた。

「怖いもの見たさ」という言葉があるが
もうその新諏訪町に行くこと自体が嫌で
とてもじゃないが、
恐ろしいヘビなぞ見れない「体質」に
変化していた。
「怖いもの」なぞ、
いくら安心な場所からでも到底見れないのである。

今日は、長野は真夏日
そして明日あたりから、雨が本格的に降る。
ヘビの登場にはもってこいの環境である。

この云わば、ヘビの季節
恐ろしい季節がやってきたものだ。

有難いのか、有難くないのか
ヘビへの恐怖感は、いまだに吹っ切れないでいる。

ヘビの皮を財布に入れておけば
金が貯まるとも言うが
とてもじゃないが、
今回もその「皮」は放置したままである。















藁束のそばに「立派な??」ヘビの抜け殻





「男の癖に・・・!!」と父親から馬鹿にされたが
もう云十年も「ヘビ嫌い」をやっているのだから
一朝一夕で苦手が克服できるものではない。








苦手だったピーマンや茄子は「食わず嫌い」であった。
しかし、ヘビだけは・・・・・・。


























善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング

  


Posted by ドジヒコ at 21:19Comments(1)ふとした光景

2012年06月14日

破竹と鯖缶の味噌汁

「破竹の勢い」ということわざで有名な
破竹をいただいた。

本来、北信地域では
「根曲がり竹」と呼ばれる
「笹」の一種のタケノコ?で作る
鯖缶とタケノコの味噌汁を
この破竹を使って作った。

根曲がり竹ほど
柔らかくシンナリはしないが
美味しくいただける。

最近では、この鯖缶の味噌汁が
かなり有名となり
根曲がり竹も結構なお値段がするようになったと聞く。

その点、破竹はお値段もお手頃で
簡単に手に入る。

露地物のイチゴが終わり
今年も鯖缶とタケノコの味噌汁を頂く。

暦どおりに季節が移り変わり
それに伴い、「旬のもの」も
移り変わってゆくことに
何だかホッとしてしまう。

ちょっと梅雨の中休みと言ったところであろうが
今年も、暦どおりに
季節が運んで欲しいものである。




破竹を薄く切って、根曲がり竹に代用




北信地域では、
鯖の缶詰がこの時期コンビにでも
レジ脇で販売されている。





















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング

  


Posted by ドジヒコ at 04:44Comments(0)北信濃ならでは

2012年06月13日

スモモの摘果

スモモの摘果を始めました。
枝伝いに、ビッシリと花が咲きましたが
実もそのままビッシリと付いています。

特に、一番早く収穫が可能な「大石早生」と言う品種は
来月には収穫となりますので
大急ぎで選別をし、
落とすものは落とさないと
適度な大きさのスモモにはなりません。

リンゴのように鋏を使わずに
手で簡単に摘果作業が出来ますので
思った以上にスピーディーに出来ました。

来月には、
ちょっと酸味が強めの旬のスモモが
お届けできるかと思います。
ご期待いただけますようお願い致します。




ビッシリと実が付いたスモモ「大石早生」


ほんのりと色づき、ちょっと酸っぱいスモモです。






善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 03:51Comments(0)北信濃ならでは

2012年06月12日

「ドキョウ」・・・・蚕のサナギの佃煮

ゲテモノ食いという言葉があるが
何を持って「ゲテモノ」にするのか
判断が分かれるところだ。

今日ご紹介の「ドキョウ」も
そんな「ゲテモノ」と呼ばれている食品であるが
常に身近にあった人間にとっては
「ゲテモノ」とは全く思っていない場合もある。

「ドキョウ」は、蚕のサナギである。
信州でも南信地域で多く多食されてきた。

「されてきた」としたのは
既に「蚕」を飼育している養蚕農家は
かつて、「蚕糸王国信州」とまで言わしめた
長野県においても、今の世では
ほとんど無いと思われるからだ。

さて、僕が3歳の頃に祖父が亡くなったのであるが
その祖父は、大の釣り好き・魚好きであった。

その祖父が魚好きが高じて
山にあったため池に大量の「鯉」を放ち
養鯉を一時趣味だか本職だか分からないほど
夢中になって行なっていたらしい。

その養鯉の際に
鯉のえさとしてこの蚕のサナギ「どきょう」を
良く使っていた。

3歳の頃であるから
何しろ記憶はかすかなのであるが
この「どきょう」のニオイは
ハッキリと脳に記憶されているようで
今でもニオイだけでドキョウと判別できる自信はある。

甘辛く味付けしてあり、一口食べると
「ドキョウ」独特のにおいと味が思い出される。

3歳と言えば
チョコレートや甘いものが盛んに欲しい時だが
よく「ドキョウ」など口にしたものだと
自分自身のことにもかかわらず、
感心したりしてしまう。

祖父が亡くなり
ドキョウが手に入らなくなると
我が家の食卓に「ドキョウ」は
上らなくなった。

あれから云十年も経た今日でも
「ドキョウ」を口にすると
昔の味・ニオイが蘇るのだから
何とも不思議なものである。

現在ではゲテモノの「珍味」とし
お土産として扱われているが、
僕にとってはドキョウは
珍味であっても「ゲテモノ」では
無いのである。





珍味「ドキョウ」こと蚕のサナギの佃煮




甘辛く独特のにおい















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に




信州ならではの銘桃シリーズご予約開始・・・・・・・・・「なつっこ」「川中島白桃」 
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 長野情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村
にほんブログ村 企業ブログ 農林水産業へ
にほんブログ村





人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング





  


Posted by ドジヒコ at 04:48Comments(0)ふとした光景

2012年06月10日

キュウリの雄花の役割とは・・・・

春先に植えたキュウリが獲れはじめた。
キュウリには、もちろん雄花・雌花があり
ハチが飛び回り活躍することもあるが
「雌花」だけでも実が付く。

「単為生殖」と言って
キュウリは、雄花からの「授粉」という作業を経ずに
実が付くのだ。

西洋ナシなど、果樹でもそういった雌花だけでの
結実はあるのだが、「種子」が出来ないため
大きくならずに、
落果するか選別で除去されてしまうようだ。

その点、キュウリは最後まで
大きく成長し、我々の口に
雌花だけで成長した「実」が入る。

種子ができないと言うことは
キュウリを食べる人間にとっては
かえって食べやすいのかもしれない。

そんなことを言っていたら
キュウリの「雄花」の役割は
どうなってしまうのであろうか?

同じ「雄」として
キュウリの雄花のことが心配になってしまった。

人間の世も日本では
男女の役割がハッキリ分かれ
選挙権さえも無かった時代が長く
戦後になって「女性解放」と言っても過言でない
男女平等の世になった。

平等とは言え、それぞれの「役割」を
履き違えている事実はまだ多い。

男性は、台所に入らないとか・・・・
男性が洗濯をして干したらみっともないとか・・・・。

こういった、男性の女性のそれぞれ
「性から来る役割」と相反する事実は
まだまだ多々ある。

キュウリは、男性の力無しで
実をつけることが出来る。

しかし、「男性の力」が無いと
やはり子孫を残すべく「種子」を持った
実をつけることは出来ない。

男性の役割、女性の役割とは
こういったものだと僕は考えている。

仕事や生活において
男性の役割・女性の役割などは
無いと考えている。

もちろん、女性が重いものが持てないとか事実はあるが
男性でも重いものを持てない方はいる。

さて、何のために咲くのかとさえ思える
キュウリの雄花であるが
やはりキュウリの雄花にも「役割」があり、
必要なのである。

例え、男性の力無しで「実」が付こうが
子孫を残すためには
「男性の役割」が欠かせないのだから。









獲れ始めたきゅうり




雌花、その雌花の根元は
すでに「きゅうり」の形がハッキリと分かる。




雄花の力無しでキュウリは実を大きくして行くことも
可能である。












善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に




信州ならではの銘桃シリーズご予約開始・・・・・・・・・「なつっこ」「川中島白桃」 
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 長野情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村
にほんブログ村 企業ブログ 農林水産業へ
にほんブログ村





人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング





  


Posted by ドジヒコ at 05:00Comments(1)野菜・農産物関連

2012年06月09日

芍薬アレコレ

各地でバラ祭り開催の情報が
ラジオ・テレビで入ってくる。

バラも色合いも様々で奥が深く
最近では、サントリーが青いバラを
育種開発したと言う。
バラは、花は人間を魅了し、栽培も育てる過程においても
その過程が人間を魅了する花であるが
美しい花の代名詞、「芍薬」をご存知であろうか。

「芍薬」と言うと
某製薬メーカーのCMで散々聞かされ
漢方薬として重宝されていることは
知っていたが
美しい花を咲かすことは、
長野に戻ってきて知った。

何でも、
「立てば芍薬、座ればボタン、歩く姿は百合の花」
と言われ、この「芍薬・ボタン・百合」は
美人を指す表現として用いられているそうである。

「ボタンのような・・・」
あるいは、「百合のような・・・・・」
は、何となく合点がいくのであるが
「芍薬のような・・・・」と言うと
漢方薬のイメージが定着してしまった僕には
何だかスッキリ来なかった。

調度、
秋に咲くキンモクセイが
香しい芳香を放つものの
余りに「キンモクセイ=トイレの香り」と
「刷り込み」がなされてしまったように。

そんな僕にとって「導入」が
漢方薬のイメージの芍薬であったが
花は実に見事である。

なるほど
「立てば芍薬、座ればボタン・・・」と
美人を指す言葉として用いられたことに
納得がいくのである。

「芍薬」のイメージが
いま一つだったのには
芍薬が「草」だったせいもあるかもしれない。

狭い庭で、その庭の中に
何種類も樹が植わっているのであるが
ボタンなどは、「樹」として
春夏秋冬定位置にある。

芍薬はというと、「草」であるため
春に地上に芽を出し、
花を咲かせ、秋には無くなってしまう。
「芍薬の樹」と言うのが無いのだ。

我が家のリンゴ畑の付近に
芍薬の畑がある。
春先に株から芽が出て
調度今、美しい花の終盤である。

キンモクセイは
最近では、トイレの芳香剤としては
用いられなくなり、
若い人には、「芳香剤のイメージ」が
そのお陰で無いそうである。

「芍薬」も漢方薬としてではなく
本来の「立てば芍薬・・・・」の
美人を指すような美しい花として
若者を中心にまた見直されことも
近いことも近いのかもしれない。









美しい芍薬







切花としての芍薬も終盤




サカタノタネの特集を見ると芍薬にも
様々な色や品種があるそうである。

ローズガーデンならぬ「芍薬ガーデン」を作ってみても
美しいであろう。









善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に




信州ならではの銘桃シリーズご予約開始・・・・・・・・・「なつっこ」「川中島白桃」 
地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 長野情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村
にほんブログ村 企業ブログ 農林水産業へ
にほんブログ村





人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング





  


Posted by ドジヒコ at 05:29Comments(0)北信濃ならでは

2012年06月07日

西洋ナシ「ラ・フランス」の摘果作業

こちらの不ぞろいの円錐形、
西洋ナシの「ラ・フランス」です。

ちょっと赤く色づいていますが
西洋ナシは、赤くはなりません。

我が家では、今年新たに「バラード」という
「ラ・フランス」より早く収穫が可能な品種が
仲間入りしました。

2つのラインナップで、
和梨とはまた違った味わいを
お届けしたいと考えています。

摘果を行い、
この後防除のを行い、袋を掛け
非常にデリケートですので、病気から守ります。

収穫は、
バラードが、10月上旬
ラ・フランスは、その2週間後くらい。

でも、西洋梨は、収穫後直ぐにはいただけません。
「捥ぎたて」の美味しさは
味わえません。
硬くて、食べられないのです。

収穫後、「追熟」作業を行い
実を柔らかくして
西洋ナシ特有の「トロッとした味わい」と
芳香が付いたら食べごろとなります。

まだ先の話ですが
西洋ナシ、僕は、この西洋梨が大好きです。
まさに「スイーツ」って感じですね。

9月半ば頃から、
様々な西洋梨が登場します。
「食わず嫌い」だった方
どうぞ西洋ナシの美味しさを
今年こそは、堪能ください。











巣の中のスズメの子が、
餌を求めて鳴いているような西洋ナシ「ラ・フランス」





上向きの果実は、ポキッと折れてしまいます。
風が吹いても、折れずに最後まで
シッカリと樹に付いていそうな
「向き」の良いものを一つだけ残します。





シロップ漬けとか焼酎などに
漬け込んだら美味しそうですが・・・・・。

残念ながら、摘果作業で落とした実の
使い道はありません。


















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング











  


Posted by ドジヒコ at 04:50Comments(0)信州 善光寺平の梨

2012年06月04日

ヘビイチゴと勇気

昨日イチゴのことを書いたが
この時期、もうひとつの「イチゴ」を目にする。

「ヘビイチゴ」。
田植えの季節、畦を歩いて見かける小さな赤い粒である。
葉っぱは、確かにイチゴの葉に似て
のこぎりの歯のようにギザギザがある。

本体のヘビイチゴも
ツブツブが付いていて
調度、イチゴの表面にも似通っている。

子供の頃に、よく「蛇が食べるイチゴ」だと
だれ彼と無く聞き
そのまま思い込んでいた。

でも良く考えると
蛇は庭先で飼っていた鶏の卵を飲み込んだり
ツバメのヒナを狙って
物置の天井のむき出しのハリ伝いに
這っていたりした。

到底、イチゴなぞ食べる風は無かった。
まさか、食後のデザートを食べるほど
ヘビの食生活は充実しているのか・・・・??。

でも、よくよく考えると
畦など湿ったところにこのヘビイチゴは植生する。
そして、ヘビも湿ったところが大好きだ。

いつの間にか、
畦に生える「ヘビイチゴ」と
畦によく出現するヘビがくっついたのであろう。

しかし、これが日本だけかというと
学名はヘビイチゴ属の「ヘビイチゴ」で
分布している韓国や中国でも
「ヘビイチゴ」であるようだ。

さて、この「ヘビイチゴ」、
イチゴとは名のつくものの
採って潰してみると
簡単に潰れ、非常に水っぽい。

「毒があるんだぞ」という
これまた子供の頃、教えられ
食べずに遂に今日まで来てしまった。

調べてみると、毒は無いようであるが
いまさら子供の頃に信じきった「俗説」を振り払うために
敢えて、食味してみる勇気も無い。

そもそも毒なぞい無いのだから
「勇気」なぞ必要ないのであるが・・・・。

甥っ子たちがやって来て
このヘビイチゴには毒が無いんだぞ・・・・
と説明しても、
「じゃあ、おじちゃん食べてみて・・・」と
ススメられたら、いまだに躊躇しそうだ。

それならば、
「ヘビイチゴには毒があるんだ。
だから食べられないんだ!!」で
通した方が、こちらとしても都合が良さそうだ。

こんな風に考える大人がいるから
「ヘビイチゴには毒がある。」と
ずっと今日まで来てしまったのかもしれない。

これでは「ヘビイチゴには毒がある。」伝説が
また次の世代に伝わってしまう。

勇気がある
ヘビイチゴには毒なんか無いんだと
ムシャムシャと食べてくれる大人が登場し
この俗説を早く振り払ってくれることを願っている。


















ヘビイチゴ





表面は、ブツブツしていて
何となくイチゴに似ている。







小指の先ほどの小さな「イチゴ」である。












善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング



  


Posted by ドジヒコ at 04:41Comments(0)ふとした光景

2012年06月03日

ガラパゴスなイチゴ??

「大きくて甘くて・・ちょっとお値段が高いが・・・」
最近のイチゴはこんなイメージであろうか。

イチゴの本場栃木県と新興の福岡県などで
新品種の育種競争が行なわれ
遂には、1パックではなく
一粒1000円もする白いイチゴも登場。

今や、1年365日収穫が可能となったイチゴで
今述べたように品種も百花繚乱といったところだが
我が家のイチゴは、俗に言う「ガラパゴス」である。

我が家では、僕が子供の頃だから
かれこれ30年近くも前から
同じ品種を栽培している。

「宝交早生」という品種で
調べてみると昭和30年代に
育成された品種であるらしい。

新品種の育成ラッシュの中にあって
昭和30年代のイチゴをまだ作り続けているとは・・・・
しかもこの「宝交早生」、余り甘くない。
粒も大きくは無い。

子供の頃を思い出すと
イチゴにたっぷりと砂糖を掛けて食べていた。

イチゴは、甘いものであるはずだが
そのいちごに砂糖を掛けて食べるとは
何ともおかしなものだ。

それほど、この「宝交早生」、甘くなかった。
では、新品種ラッシュのイチゴにおいて
昔からの砂糖を掛けるほどの
糖度が高くない品種を作る続けているかというと
全くの無農薬で手間が掛からないからのようだ。

我が家のイチゴは、自家用であって
出荷など一切していない。

リンゴや桃・梨の栽培の合間に
株を植え替えて、水をたまに与えるだけで
後は、申し訳ないほど
何もしてあげない。

それでも、この「宝交早生」、立派に育ち、
毎年毎年梅雨の直前、5月月末には
実を付けてくれる。
手が掛からずに育ってくれるのだ。

ちょっと酸が強いが
毎年の「旬」を届けてくれる我が家のイチゴ。
今が「旬」である。



ところで、「ガラパゴス」化とは
ダーウインによると
独自の「進化」を遂げていることを言うらしいが
果たして、我が家のイチゴが
独自の「進化」を遂げていくかは
甚だ疑問である。

ちょっとガラパゴスのイチゴとは
修飾が過ぎたか・・・・・・・。












イチゴにたっぷりと砂糖を掛けて・・・・







我が家の露地イチゴ。
毎年5月末が「旬」である。








最近のイチゴのように大きくて甘くは無いが
イチゴの「旬」を届けてくれる。
















善光寺平のくだものたち リンゴ・桃・梨 
信州のくだもののある生活をご一緒に





地球に優しい、環境にやさしい農業を目指して・・・・・・・・長野県環境にやさしい農産物認証を取得しました。








美味しい信州ならではの産直サイト

長野の桃 梨 りんごの産直 信州北信濃 坂爪農園 信州ギフト





ランキングに参加しています。
クリックしていただけると幸いです。



にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村



にほんブログ村 グルメブログ フルーツへ
にほんブログ村

にほんブログ村 企業ブログ 農業(・林業・水産業)へ
にほんブログ村




人気ブログランキングへ

ビジネスブログランキング


  


Posted by ドジヒコ at 04:57Comments(0)野菜・農産物関連