「足元を見る。」とは

ドジヒコ

2012年02月26日 09:16

「足元を見る」と言う言葉がある。

今の時期は、
ロングブーツや滑走防止のための運動靴
スノウシューズ、長靴・・・・と様々。

しかしながら、顔や服装は良く見ていても
足元をジッと見ることは先ず無い。

山手線や総武線のような窓伝いに
横長に座席シートが置いてあっても
なかなか足元なぞ見ないものである。

しかしながら、遠い昔
街道筋や宿場などで、
駕籠屋や馬方などが、旅人の「足取り」を見て、
その疲れ具合によって、値段を要求をしていた頃
ジッと足元は注目されていたはずである。

そんな事から、
多少法外な値段を要求しても、
疲れていれば喜んで受け入れてしまうことも
「足元を見る」という「言葉」となった。

故人であるが
橋本龍太郎元総理は、
毎日自分で自分の靴を磨いている、
と大学時代の政治家になった先輩から
聞いたことがある。

橋本元総理、通称「橋龍」は
ポマードでビシッと決め込んだ
お洒落な政治家であった。

橋龍は、毎日靴の手入れをして
足元には気を遣っていたはずである。
しかしながら、橋龍の消費税の導入時期の過誤は
経済成長率の落ち込みを招き、拓銀の破綻や
証券会社がバタバタと潰れることの遠因ともなった。

結局自分の足元には十分に注意を払っていたにもかかわらず
ちょっとひどい言い方をすれば
大蔵省に「足元を見られ」、導入時期の判断を誤り
消費税のアップに突き進み
退陣はおろか、日本にとってもその後散々な目に遭うことになる。

これまた昔の話であるが
小布施橋を渡った「神農社」という小さな社の境内に
「脛石」という大きな平たい石がある。

越後から出稼ぎにやってきた農民たちに
脛石の上に「足」を出させ
その「足の状況」によって
何の仕事に配属させるか判断したという
言い伝えが残っている。

「足元を見る。」
なかなか注意が行き届かないのであるが
見ている人は見ている。
十分に注意を払った方が良さそうである。




昨日は飲みすぎてしまい
千鳥足とまで行かないが
「足元」がおぼつかなかった。











小布施橋を豊野方面から渡り直ぐに左折
神農社があり、そこに「脛石」はある。






脛石由来の看板

















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