秋の感謝と平穏無事を願う祭りに向けて
日本の各地で夏祭りが行なわれましたが、
ここ豊野町浅野地区では秋祭り(浅野神社秋の例大祭)が
9月24日に行なわれます。
浅野地区には、6つの集落があり、
伊勢社や諏訪社(伊勢神宮を本家とする神社信仰と長野県諏訪市の諏訪大社を本家とする神社信仰。近世の北信濃の神社信仰については、後日またご案内します。)など、それぞれ異なる神様を各集落ごとに信仰していました。
これが、明治の廃仏毀釈に伴い、
「浅野神社」として統一され今日に至っています。
秋の例大祭には、
五穀豊穣の願いと感謝の気持ちを込めて行われます。
以前にも書きましたが、善光寺平は、千曲川沿岸の肥沃の地ですが、「洪水」に常に悩まされ続け、戦ってきた歴史の側面もあります。
ですから、この例大祭では、
台風が洪水など多大な被害をもたらさないように
「水神様」の意味合いも含まれます。
こうした様々な「祈り」と「感謝」を年に1度祭りとして行ないます。
当日は、小学生を中心とする「お神輿」が出て、
浅野地区の全ての家にて、「神輿」が舞い、
各家庭の平穏無事を祈ります。
大人たちは、浅野地区の祭礼の保存会メンバーにより
「山車」を出し、事前に請われた家庭で「悪魔払い」という儀式を執り行い、獅子が舞いその家の災難を除難します。
こうした、9月24日に向けた浅野神社のお祭りの準備が、
夜になると、行われるようになりました。
子供たちが太鼓や笛などの吹き方を
浅野地区の祭礼の保存会メンバーの方々に教わるため、
毎日、公民館に集合して練習をしています。
僕も小学生の頃に、もちろん習いました。
その頃に、毎日太鼓や笛を習ったせいか、
今、練習で聞こえてくる太鼓の音や笛の音には、
長い間この地から離れてはいたものの、
体に染み込んでしまったのでしょうか、リズムを思い出します。
この夜中の練習で、「笛の音」や「太鼓の響き」が流れてくると、
本格的な秋です。
日中は、まだ厳しい暑さではあるものの、
朝晩すっかり涼しくなりました。
秋の味覚、梨「幸水」も収穫の最盛期を迎えました。
9月末に収穫予定の「シナノドルチェ」も
ピンク色に色づき始めました。
一方夏野菜とはそろそろお別れです。
キレイに咲いた「オクラの花」も見られるのはあとわずかです。
台風が接近していて、ヤキモキさせますが
何とか、被害が各地に及ばずに済むことを祈りたいと思います。
ハイビスカスのようなオクラの花。
夏もそろそろいいかなって感じの暑さが
まだ続きますが、朝晩は随分と気温が下がるようになりました。
こちらは茄子の花。
ナスは、まだまだ10月辺りまで収穫が可能です。
毎日幸水梨の収穫が行われています。
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