昔も今も苦手なもの・・・・・団子汁
昨日、「食事の好みは年齢とともに変化する」という
ニュアンスのことを書いたが、
年齢を重ねても、どうも苦手のものもあった。
すいとんこと「団子汁」である。
信州は、粉食文化が盛んで
そば・おやきがいたるところで販売されている。
中山間地の標高が高い地域では
米の栽培が不可能であったり、ごく僅かであったりしたため
そばや小麦を原料にしたおやきなどを
旬の野菜などと一緒に、食べる食文化が
発達したものだと思う。
その「粉食」の一つが、
今回のすいとんこと「団子汁」である。
具沢山の味噌汁の中に
先に捏ねておいた小麦粉をちぎって入れ
火が通ったら、頂くのである。
僕は、戦中生まれではないので
サツマイモやこのすいとんに対しての
もう見るの嫌だといった「代用食アレルギー」では無いのだが、
どうしてもこのすいとんだけは、
子供の頃から現在に至るまで、食が進まない。
学生時代に、山梨県に
東京から中央道を使って友人らと
「ほうとう」をわざわざ食べに出かけたのであるが
どうもこの「ほうとう」にも
「団子汁の気配・ニオイ」を感じて
美味しいとは思えずに、食が進まなかった。
おやき専用の小麦粉で日本一の小麦粉とも
かつては言われた「伊賀筑後オレゴン種」が
スーパーに行くと現在でも販売されているが
そんな「上等な粉食用の小麦粉」を使っても
美味しく団子汁をいただけなかった。
米の栽培が不可能でもなく
米が無かったわけでもないが
団子汁は、いたって簡単であったため
朝炊いたご飯の量が、
夕食まで持たなかったような場合
夕飯の主役になったのである。
わざわざ夕飯時に
お米をとぎ、炊いて、さらにおかずまで作るとなると
忙しがっている農家の主婦にとっては
かなりの負担となってしまう。
子供の頃、今のように
コンビニが直ぐ近所に在ったわけでもなく
レンジでチンするご飯も無かった。
そうなると、
旬の野菜をふんだんに入れ
味噌味にした団子汁は、
作りやすく、非常に便利であったため
夕飯の「主役」として、食卓に上ったのであろう。
「なぜ嫌なのか・・・・??」
と聞かれると、返事に閉口してしまうのであるが
どうしても昔も今もこの
すいとんこと「団子汁」は
苦手であり、
これだけは年齢とともに好みが変化しなかった
料理の一つである。
煮干からダシをとり
かぼちゃを入れた団子汁
おやきにも最適な日本一の小麦粉「伊賀筑後オレゴン」を
使っても、どうしても敬遠してしまった。
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