「かんきつ類」から「思うこと。
農産物直売所「アグリ長沼」が
また賑やかになってきた。
地元産のリンゴ・イチゴに加え
みかん類が数多く並んできたのである。
それにしても「みかん類」と書いたが
「みかん類」という分類もなく
みかん、みかんと呼んでいる「みかん」は
正式には「温州みかん」という品種のようで
分類で言うと「かんきつ類」というのが正しいようだ。
更にその「かんきつ類」のなかにも
様々な分類があって、
清美オレンジ・いよかん・デコポン・ハルミオレンジ・ハッサク・・・・
挙げたらキリが無いほどの品種がある。
こうした数多くのかんきつ類は
僕にとっては、説明版がないと
全く分からないし、味の違いを理解し覚えるまでには
相当な時間がかかりそうである。
振り返って、今回のかんきつ類の分類を
我が家が生産栽培している梨やリンゴに当てはめたらどうか??
「リンゴ」や「梨」は、品種の総称であって
固有の名称ではない。
それぞれに「リンゴ」や「梨には、
それぞれの品種名があって分類される。
しかしながら、かんきつ類のときと同じ論法で
清美オレンジとハルミオレンジの見た目や味の差が
全く分からないと同じように
梨やりんごでも分類された後の
それぞれの品種の違いが
多くの消費者の方々に分かるであろうか。
栽培している我々は当然分かるものの
梨の「豊水」と「南水」の違い・・・・
リンゴの「シナノスイート」と「シナノドルチェ」の違い・・・・
と言ったら、消費者の方々には
名前こそ聞いたことはあるかもしれないが
味や見た目で判断するには実に難しいと思う。
「リンゴが食べたい・・・」
「梨が食べたい・・・・・」
というのが現状であろう。
秋にスーパーに出かけると
梨のコーナーの説明に「赤梨」と
付いているのを見かけるが
「赤梨」という品種は無い。
見分けが付きにくい
「幸水」 「豊水」 「南水」など
日本梨を総称して「赤なし」と呼ぶことが多い。
消費者の判断基準は
「幸水」や「南水」では無くて
「赤なし」だけなのかもしれない。
それを
「シナノスイートが食べたい!」
「南水が食べたい!」
と固有名詞で指定していただけるように
していかなければいけないと思う。
栽培する本人には当たり前のことが
まだまだ消費者にはご案内していないことや
理解してもらえていないことが
数多くあるような気がする。
今年も剪定がもも・梨・リンゴと始まり
4月末にはスモモから開花が始まる。
リンゴや梨の固有名詞で「指名買い」していただけるような
分かりやすい説明を
ブログでホームページで心がけたいと思う。
様々な名前のかんきつ類
「アグリ長沼」にて
いよかん・ハッサク・夏みかんは
昔から聞いたことはあるのであるが・・・・
お裾分けしていただいた「かんきつ類」
名前が分からずに頂き食べた。
瑞々しくやわらかく、非常に美味しくて
自分で購入しても食べたいと思ったが
「名前」が分からない。
「かんきつ類」としか言いようが無いのである。
そんなことが「りんご」や「梨」にも
言えないであろうか??
さあこのリンゴの名前は何でしょう??
どんな味でしょう?
いつ頃収獲できるでしょう?
正解は長野県オリジナルの「秋映」(あきばえ)です。
リンゴが欲しい・・・・でなく
「秋映が食べたい」と言われるように
なりたいと思います。
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