「やたら」・・・信州の夏の素朴な郷土料理

ドジヒコ

2009年08月20日 03:05

残暑が厳しく続きます。
余りに暑いと、水分ばかり体が要求し、
水分の摂り過ぎで、ついつい食欲もなくなります。

そんなときに、いただきたいのが「やたら」
夏ならではの、おかずです。
山形県の「ダシ」が有名ですが、原理は全く同じです。

夏野菜を集めます。
きゅうり、丸ナス、ミョウガ、大葉、オクラ・・・・・。
これらを、細かく刻んで、麺つゆを入れて、冷蔵庫で冷やすだけ。
「やたら」の出来上がりです。

丸ナスは、あくが出るので、ちょっと刻んだ後、
水にさらした方がいいかもしれません。
オクラは、サッと湯がいて刻みます。

ポイントは、冷蔵庫に入れて、冷たくしておくこと。
ミョウガ、大葉など、香味野菜的なものを入れること。
トウガラシを細かく刻んでも、スパイーシーで、いいかもしれませんね。

簡単にできる「やたら」
名前の由来は、ご飯が「やたら」進むからとか、
「やたら」野菜を入れて使うからとか・・・・・。
とにかく簡単ではありますが、
夏場の食欲を増進させてくれます。

ご飯に掛けてもいいですが、
僕は、そうめんつゆに入れていただくのも好きです。
細かく刻んだ生の茄子が美味しいですし、
ミョウガがまた食欲を増してくれます。

長雨だったため、まだまだ残暑が続いて欲しいのが、農家の実情。
そんな残暑厳しい折に、「やたら」を食べて
もうヒトがんばりしたいところです。

地域によって、この「やたら」
入れる野菜の内容が、違うかもしれませんが
田舎の素朴な夏の味です。

酒のつまみにもいいかもしれません。
ただ、やたら酒が進んでは困りますけどね・・・・・・・。
信州の田舎の一光景でした。










ここに来て、残暑が厳しいせいか、
きゅうりが、ヤタラと元気になり、収穫が出来ます。
きゅうりは、細かく刻んだほかにスライスして入れてみました。








丸ナスは、細かく刻んで水に浸しあくを抜きます。
もちろん、長ナスでもかまいません。
茄子って、「生」でも美味しいんですよね。






香味野菜のミョウガ、大葉は多めの方が、
味にパンチがあって、美味しいです。






またそうめんか!!・・・・・とお嘆きの場合
「やたら」を麺つゆに入れてから、お召し上がり下さい。
いつものそうめんとは、違った味わいで、食が進みますよ。













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