スロウフード「こねつけ」・・・・・・・・・ご飯を炊きすぎたら

ドジヒコ

2015年10月23日 04:48

新米の美味しい季節となった。
TPPによるコメの輸入枠の今後の拡大や
おコメ自体の消費量の減少など
日本のおコメを取り巻く環境は
農家にとっては非常に厳しい。

消費者にとっては
供給過剰になるであろうから米価が安くなるということは
昨今の物価高や今後の消費増税の中
うれしいことであるが、
コメ農家にとっては、収入が減るのであるから
このTPP問題は実に微妙な問題である。

4人家族の我が家でも
ここ数日から新米を摺っていただいている。
新米ならではの味わいで
ここに大衆魚「秋刀魚」などが
卓上に乗ると最高のご馳走である。

今年は、気候変動に伴い日本近郊へサンマが回遊せず
また公海上で外国が大型船による一網打尽により
サンマは高級魚である。

ここにきて、ずいぶんとお値段も落ち着いてきて
いつものように、「大衆魚」として店頭に並んでいるが
脂ののったでっぷりと太ったサンマではないそうだ。

この季節4人しかいない家族であるが
夜の会合や飲み会など
出かける機会も、誰か誰か出てくる。

そうなると、せっかく炊いた新米も残ってしまう。
事前に、予定がわかっていれば
翌日炊くお米の量も調節するのであるが
結構、好き勝手とまでは行かないものの
急な用事や外出が重なってくるのだ。

そんな理由で残ってしまう「新米のご飯」
当初は、レンジで温めたり
チャーハンにしたりしていたが
最近では、冷蔵庫に入れてちょっと貯めておいて
「コネツケ」にしている。

「コネツケ」とは、残り物のご飯に
小麦粉を入れて「ツナギ」とし
お煎餅状に延ばして、甘く味付けした味噌餡をはさんで
油で揚げた食べ物である。

信州名物のおやきでは
様々な具材を入れるのであるが
「コネツケ」の場合は
味噌だけである。

ただ、その味噌も
砂糖とみりんを入れて甘くした「味噌餡」なのだ。

子供の頃はおやつ代わりに
散々食べさせられた記憶があるのだが
最近は、すっかりご無沙汰していた。

ここ数日自分自身が飲み会に行く機会が重なり
炊いたご飯が余ってしまったので
久しぶりにチャレンジしたところ
「コネツケ」、香ばしく、美味しくいただけた。

ご飯が余れば捨ててしまうそんな時代、
お米の消費も伸び悩み、
「お米を粗末にすると、目がつぶれる!!」などと
散々祖母に叱られたのは遠い昔となってしまった。
大量に生産し、大量に消費する「消費が美徳の時代」、
そんな時代、今年もお米はお値段が安く手に入るようである。

単に、お米を「消費」するだけでなく
米を使ったお料理などで
せっかく作ったお米を
大事に美味しく「いただきたい」ものである。









余ったお米で作った
ジャパニーズ スロウフード konetsuke








中には、信州味噌で作った味噌餡が入る。
油で揚げているので
実に香ばしくいただけるのである。














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