信越線に思う
久しぶりに、長野市内に向かう際
列車を利用しました。
JR東日本では、長野以北は、信越線と飯山線があります。
その信越線は、昨年秋に、開通120周年を記念して
SLが、晩秋の北信濃路を走り抜けました。
飯山線は、沿線が唱歌「ふるさと」をイメージする
のどかな風景の中を走るディーゼルカーとして
有名になりつつあります。
今、長野新幹線の北陸までの延伸工事が
突貫作業で行われています。
長野・北陸新幹線開通時には、
信越線は、長野新幹線が開通した際
軽井沢~長野間の信越線が廃止され
しなの鉄道に移管されたように
長野以北の信越線は、しなの鉄道に移管の方向です。
飯山線は、現状維持の方向のようですが。
飯山方面への下りは1日16本の飯山線。
新潟方面への下りは、1日22本の信越線。
山手線など、都心の鉄道線と比べると
全く数が少なく、採算が合うかどうかで判断すれば
非常に微妙な両線です。
しなしながら、北信濃の町や村から、学生が通学に利用し
通勤にも利用され、生活には欠かせない路線です。
交通手段の歴史として、北信濃にはまず
千曲川の通船が通りました。
通船は、信越線、飯山線の開通とともに
その役割を終え、姿を消していきました。
大正期から昭和に掛け、鉄道駅を拠点に
細かくバス路線が発達しましたが
マイカー時代への移行とともに、網の目のように走っていた
バス路線は、ドンドン廃止されていきました。
車時代の到来とともに、長野道など、高速道路の開通発達により
いわゆる鉄道貨物が、民間の宅配業者による高速道路に取って代わられました。
そしていま、長野北陸新幹線が開業へ向けて
作業が急ピッチで続きます。
時代は日々変わりつつあります。
先に述べた、千曲川通船の頃からを見ても、
新たに登場するものもあれば、消えていくものもあります。
それが、歴史の流れでしょう。
しかしながら、今の時代
交通手段を持たないものにとって欠かせない
信越線と飯山線。
時代の波の中で、何とか地域の足として
より便利な形で残ってくれることを望みます。
真っ直ぐ伸びる信越線 豊野~信濃浅野間あたり。
北長野駅手前付近で。
下が信越線、左上の高架が延伸中の長野新幹線
停車中のしなの鉄道。
しなの鉄道が、長野~妙高高原間を
長野北陸新幹線開通時には
信越線に取って代われるのか。
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