櫻のころ。
桜の花が散り始めました。
櫻の季節は、何となく緊張します。
高校を出て、東京での学生生活をスタートしたのも
櫻のころです。
食事の用意など全くしたことも無く
一人暮らしは初めてでした。
やっと得た「一人暮らし」と最初は意気込んだものの
今まで一人暮らしなぞしたことが無く
妙に寂しかったのを覚えています。
男の子が毎日、実家に電話するのも恥ずかしく
本当は寂しいのに、実家から
「元気にやっているか?」と電話が来るまで
決して電話をこちらからしなかったのを思い出します。
下宿した東京の杉並区には意外と小さな公園がたくさんあり
そこに桜が咲いていたのを思い出します。
一人寂しく下宿の中にいるのもままならず
公園で日向ぼっこをかねて
桜の花を見ていた思い出です。
まだ東京という大都会の厳しさなんて全くわかりませんでしたが
その頃まず感じたのはは、
一人ぼっちの寂しさだたんでしょう。
社会人としての新生活のスタートも櫻のころです。
楽しかった学生生活とは打て違って厳しい社会。
最初は、「お客様扱い」だった会社も
そのうちに、厳しくなり
社会人の現実を目の当たりにしました。
社会に出るってこんなにも厳しいものだなあと
学生時代のとのギャップを感じたものです。
朝から晩まで拘束され、夜は上司と共に酒席へ。
「自分の時間なんてないじゃないか・・・・・・・」、
そんな言い知れぬ、不安も感じたのが櫻のころです。
デパートの婦人服に約15年ほど勤めていたのですが
配置転換で1年だけ総務部勤務になったことがあります。
華々しかった販売の営業の世界から
パソコンに向かい数字と格闘しなければなりません。
仕事の内容が全く変わり、畑違いの仕事をするのが
こんな辛い、キツイ、仕事を辞めたいと感じたのも櫻のころです。
今では、櫻の頃になると、
これから始まる新緑への期待など
胸が膨らむのですが
どうも櫻のころには、
いくつか抱いた「ブルーな思い出」があり
何となくソワソワしてしまいます。
櫻のころ、いくつもの新生活がスタートされているでしょう。
期待と不安、それが櫻のころなのかもしれません。
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