田舎の味・・・・冬の北信濃の家食
朝晩の冷え込みがいよいよ厳しくなってきた頃、
食卓にも冬のものが乗るようになった。
冬のものといっても、「鮭」や「鍋物」ではなく
「田舎料理」である。
大きくなった煮大根とサトイモを煮た「大根の煮物」である。
肉じゃがでもないし、おでんでもない。
単純に、大根をおしょうゆベースで煮込んで
サトイモやら、牛蒡やら、にんじんやらこんにゃく
あとは、油揚げや豆腐を入れて
煮た「けんちん風」に大根の煮物である。
子供の頃から、食卓に上っていたが、
高校卒業と同時に、都内に出て、約20年間
ほとんど口にしなかった。
それが久しぶりに、昨年からこの煮物をいただいたのであるが
子供の頃の味は覚えているのであろうか、
非常に美味しくいただけた。
忙しい中、どうしても煮大根が大きくなって来たので
作って食べたかった。
今年初めての大根の煮物である。
決して、ご馳走では無いから
外食のメニューには、まず乗らない。
家食ならではの、田舎の味である。
よく言えば、シンプル・素朴。
悪く言えば、野暮ったい・・・。
でもまあ、田舎にいるのであるから
背伸びしてもしょうがあるまい。
田舎ならではの料理を作るのも
また味わうのも楽しいものである。
郷土食とまでは行かないまでも
信州の田舎には、その家庭家庭ならではの
素朴な味わいがあるのではなかろうか。
そんな、料理を味わえるのも、
これから冬の農閑期の楽しみである。
りんごの発送作業の真っ只中、
ちょっと一息入れて、田舎の味を楽しんだ晩であった。
大根もサトイモも自家製。
サトイモは今年、豊作であった。
今年の新物の黒豆を煮込んで・・。
ストーブの上に乗っけておくと、結構簡単に出来るものだ。
忙しがっていて、野沢菜はまだ収穫にいたっていない。
ちょっと野沢菜を抜いてきて、「時漬け」
おしょうゆとみりん、酢など・・
結構、霜が当たってきたせいか、やわらかくて美味しい。
田舎の味。
メタボ気味の僕のとっては最適であるかもしれない。
しかし、やはり信州だからか、
味は濃い口。
濃い口は、また信州の酒にもってこいである。
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