秋の日の「ぼたもち」

ドジヒコ

2008年11月16日 09:00

彼岸は、とっくに過ぎたのですが、今週末の
11月22日からいよいよりんごの収穫が始まりますので
忙しくなる前に今日は、「ぼたもち」を作りました。

「ぼたもち」は、秋の彼岸に仏前に供えますが、
我が家の周辺では、毎月の月命日に
お寺からお経をよみに来られた際には
必ず仏さんお前に合ったような気がします。

ですから「ぼたもち」は身近にあったのですが
月命日まえに頻繁にこさえていた祖母が亡くなり、
スッカリご無沙汰していました。

ネットで調べたり、いくつかの雑誌や歳時記なんかによりますと
春の彼岸には、「おはぎ」
秋の彼岸には、「ぼたもち」
をこしらえ備えるようですが、
まったく同じものと言う説もあれば、
違うものと言う説もあります。

こしあんを使うのが、「おはぎ」で
「粒あん」を使うのが「ぼたもち」 が通説のようです。

春の彼岸の「おはぎ」に使う
小豆は、冬越しの小豆を使うこととなり
昔は、冬越しの小豆は非常に固かった。
だから「こしあん」にして、
春は使ったという説が一般的なようです。

でもこのあたりでは、春でも「ぼたもち」と呼んでいます。
「おはぎ」というと何だか上品な感じがして
我が家でこしらえる「大ぶりなぼたもち」には合いそうもありません。

もち米に、通常米を混ぜて炊き
ちょっと「キネ棒」で突いて、
あとはあんこで包むだけ。

非常に素朴でシンプルなものです。
仏壇の中の祖母も「おはぎ」ですよ と言うより
「ぼたもち」こしらえました、と言ったほうが
喜んでいるでしょう。





大ぶりにちぎって、自家製の小豆をたっぷりと塗り出来上がり。


もち米に通常米を少し混ぜ、蒸かし、
キネ棒で突く。
ある程度は、「ご飯粒」の形を残します。


りんご畑から望む山々は、紅葉に染まっています。
りんごの収穫まであと少し。







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