おやきで思うこと。・・・・信州の名物
自家製の餡子を実際に使っておやきを作りました。
北信濃 豊野のおやきは、「蒸かす」おやきです。
同じ長野市でも以前ご紹介したように
鬼無里や七二会や小川では、「焼く」おやき。
また松本からお嫁に来た近所の奥さんは、
「油で揚げる」おやきを作ってくれました。
信州名物のおやきも、色々あるものです。
さらに、おやきは、旬の野菜などを具材にして、
1年中作れることが素晴らしい。
春は、野蒜のおやきも美味しい。
はたまた大量に漬け込んだ、信州名物の野沢菜が
春になると、酸味を増してくるので、それを炒めて具材にしても良し。
夏は、丸ナス。
丸ナスを大きく育て、それを輪切りにし、
味噌アンで挟む。
キャベツなど、色々夏野菜をミックスにして、
「野菜ミックスのおやき」も初夏の時期ならでは。
これで、秋になると、大きくなった煮大根が収穫できるので、
今度は、太もものような大きな煮大根を厚く輪切りにし、
これまた味噌アンを挟んで蒸かす。
勿論、味噌アンに使う、味噌は、大豆から育てた自家製です。
なんだかんだで、春夏秋冬の旬のものが具材となり
又それが美味しくマッチングしてしまうところが、
信州のおやきのいいいところ。
カレーにトマトやナスを入れたり旬の具材を入れるように
おやきも旬の具材を入れて、1年中いただけます。
野沢菜が信州ならではなら、その野沢菜を
信州名物の「おやき」に入れてしまうところが素晴らしい。
旬のものが余りにあるから、
それらを利用できるおやきが発達したのか?
江戸の頃より、盛んだった麦作のおかげで、
小麦が余りにできたからおやき文化が発達したのか?
粉ものが好きな信州人。
決してお米が出来なかったわけでなく、
戦国時代には、上杉勢の越後より、
信州のほうが米どころであったことは、有名な話。
にもかかわらず、お米を大事にしながら、
おやきやそばうどん、すいとんなど粉もの文化を
昇華させたのは信州人の素晴らしいところ。
なぜここまで粉もの文化が発達したのか
やはり信州のおやきは奥が深く
この冬こそ、是非調べたいと思う昨今です。
今年最後の丸ナスのおやきと自家製餡子を使ったおやき。
輪切りの大きな丸ナスの間には、味噌餡。
自家製の小豆は甘さ控えめ。
小豆本来の味。
丸ナスに使うナスも大きくダイナミックでした。
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