冬を前に・・・・北信濃のいささか変わりない風景
りんごの収穫を前に
冬支度を一気に進めています。
先日の梨畑の防鳥ネット外しは
雪が降ってしまうと
雪の重みで網が、梨の木にかかり
梨の樹が折れてしまったり
大変なことになるので
雪が降る前には必ずしておかねばなりません。
そんな、降雪を前に
しなけらばならないことは結構あって
今日は、その一つ「豆ハタキ」を行いました。
夏場、枝豆をいただく頃
播種した黒豆で
ちょうど今時分には、その豆の樹が枯れ
しばらく乾燥させた後
豆を取ります。
そのまま干しておいたものを殻から、
豆だけ取るのが「豆ハタキ」です。
我が家周辺の田んぼを回っていると
こんな豆とる作業「豆ハタキ」を
しているのどかな風景が見受けられます。
なんとも単純というか原始的な方法で、
豆の殻がついた「束」を
単純に叩き、殻から「豆だけ取り除く」というものなのです。
時代は、リニアの南アルプスの貫通、そして来年春には
北陸新幹線が開通、東京・金沢間が新幹線で結ばれまますそんな昨今。
スピーディーさやグローバル化が、叫ばれている中で、この「豆ハタキ」・・・・・・・・・、
呑気といえばそれまでですが
冬場に煮豆をストーブでコトコトに込むには
どうしてもやっておかなければなりません。
猛スピードで変わりゆく時代から取り残されそうな風景があるとすれば
今行っているのもそんな光景のひとつでしょう。
いささか近代化・機械化とは、おおよそ無縁のようにも思える
この豆ハタキは、おそらく江戸の頃より
冬の入る前に北信濃では行われていたはずです。
その方法は、江戸の当時と変わっていないかもしれません。
しかしながら、江戸の頃から、
その手法が変わっていないとすれば、
それが一番のベストな方法であるから
変わっていないのであって、
「昔からの知恵」ともいえるのではないでしょうか。
柿の実が熟し、山々の紅葉が
更に深まり、晩秋から初冬へ・・・・・・。
北信濃の田舎では、冬準備が急がれています。
豆の樹の束を叩き
豆粒を取り出す、原理は簡単な方法です。
叩いて、豆の殻から豆を取り出し
その豆を集めて、良いものだけを選りすぐっていきます。
黒豆、さやが乾燥して、叩くだけで
出てきます。
つい最近まで稲を掛けていたはぜかけの「ハゼ」を利用して
豆を乾燥させている風景。
こんな風景がまだまだ見受けれれます。
ようやく豆粒となった「黒豆」
結構手間がかかる作業です。
さすがに北海道のような量産している黒豆は
こんな呑気なことはしていないでしょうが
いささか手間隙がかかります。
冬を前にしての準備、リニア新幹線が全国区になってもあってほしい風景の一コマです。
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